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真島医師の「食歴アンケート」で把握された
プラークの原因は『肉と砂糖』でした。
プラークそのものは過剰なコレステロールや中性脂肪を
白血球(マクロフアージ)が処理した残骸が血管に
へばりついたものといわれますので問題は
脂肪の過剰が原因ということです。
肉 肉や牛乳などの動物性脂肪
砂糖 一番目立つのが飲食物に使われる
砂糖ですが、広くは糖質です。
炭水化物=食物繊維+糖質ですから
食物繊維を排除した白米や白パン
白いうどんなども要注意です。
糖質が過剰に体内に入ると処理しきれない
糖質は脂肪に変換されます。
単純に言えば、砂糖の取り過ぎは脂肪を
増やすということです。
プラークを減らす食事療法について真島医師は
次のように言われています。
1.肉やフライ系の食べ物を極力控え、魚と野菜
中心の食生活にし、野菜や野菜ジュースを
薦めました。
またトコロテンやモズクなどの海藻類を
多く摂取していただくよう指導しました。
2.砂糖を使う料理や食品添加物(砂糖、水あめ)
何気なく口にする飴などにも注意するよう
指導しました。
(食事では肉もあまり食べないのに、飴を
毎日しゃぶっていてプラークが大きい人が
いたそうです。-飴製造会社の社員とのこと)
又身体にいい食材を取り入れようとするよりも
従来の間違った食習慣を改めることが、
より重要としています。
実際の食暦アンケートからすると
『健康に良いことをするするのでなく、健康に
よくないことをしないこと』という考え方の
人たちのほうが血管プラークが低かったと
いう事実があるそうです。
いずれにしても、従来のパン、牛乳、ハム
ハンバーグなどの欧米風食事を伝統的なご飯中心の
和食に戻すだけで血管プラークは防げるはずと
真島医師は言います。
『30年以上前の「マクガバンレポート」が提唱した
健康への提言を、いまこそ日本人は
見直すべきだと思います。』(真島医師)
参照 「脳梗塞、心筋梗塞は予知できる」
真島消化器クリニック院長 真島康雄著