
火葬にしようか土葬にしようか、そんなことを考え穴を掘っていましたが、いざ居なくなると予想外に応えます。とても穴掘りなんぞする気になれず、火葬の手配をしました。
家に来て16年半、天寿を全うしたと言って良いのでしょう。近所のライバル共はみな先に去り、一番最後になってしまいました。
12kgあった体重は今年になってみるみる減り、最後の一週間では7.3kgが6.3kgまで落ち、骨と皮ばかりで見るに堪えない姿でした。
良くここまで頑張ったと褒めてやりたい。
去年の暮れからは居間で介護を受け、その彼が居たスペースが空しく広がっています。
地震、雷、花火が大嫌い、地震の時は私のベッドに潜り込んで来ました。
車でのお出かけが大好きで、エンジン音を聞くや否や、「僕もつれて行け、いつも留守番は嫌だ」と吠え立てます。
仕事する傍らで、居間の日溜りで外を眺めているのも大好きでした。
名前は「ゴン」、日産のあの人が救世主みたいに思えた頃に生まれました。
長きにわたり、彼の話をご愛読いただき、ありがとうございました。
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