たぶんおもしろいので、よろしかったらどうぞ

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2021/11/07
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カテゴリ: 植物

​​  信州の冬は炬燵に入り、お茶と野沢菜。子供の頃信州人だった私は、それから60年近く経ってもこの習慣が忘れられない。信州に行く度に土産物屋で野沢菜漬けを買うが、何度買っても昔親しんだ味ではない。それなら自分で作るか! 
 転勤族ではあったが両親は松本に二十余年住み、土地の習慣もすっかり身に付いていた。毎年晩秋になると友人に手伝ってもらい、二樽だったと思うが漬け込んで冬に備えた。
 戦争が終わった頃、「野沢菜は信州以外では育たない」という地方伝説があり、何の根拠もないその伝説を母は頑なに信じて疑わなかった。

私「植物に県境が判るわけないでしょ」
母「とにかく信州以外では育たないんだから」

という訳で私は信じていたわけではないのに、宮城で種を売っているはずがないと思い込んでいた。
 今年ホームセンターで売っている種を見つけた。それ以来注意して探せば、その辺のホームセンターで普通に売られていることが分った。さっそく購入し原産地を見て驚いた。ニュージーランド、イタリア、長野県外で育たないどころか、外国が生産地になっているではないか。母が生きているうちに、見せてあげたかった。腰を抜かしたか?

 さて種を蒔こうとして困った。播種時期が良く分からない。8月中旬、ちょうと枝豆の収穫が終わったので、その場所で二毛作を始めた。
 8月中旬に播種した物は順調に成長した。ところが9月中旬以降に撒いたものはさっぱり大きくならない。ネット情報で育成方法を調べても、信州で作ることを前提で書かれており、他地域での栽培方法はどうも良く分からない。普 通の作物なら周辺の畑を見て回ればお手本がある。種が売っているからと言って野沢菜を事業規模で作っているところなんか宮城県にあるはずがない。
 場所の失敗もある。畑にしている場所は家の北側。夏の間中、太陽が燦々と降り注いでいたが秋分を過ぎると家の陰になってしまい、さっぱり陽が当たらない。今まで野菜つくりは9月までに終えていたので、秋の日差しなんて考えたことも無かった。

 野沢菜は茎が柔らかいようだ。9月の大雨、低気圧による大風で簡単に茎が曲がってしまう。その度に土寄せして修復するのだが、ひょっとするとこれが信州でしか育たないと言われる所以かもしれない。台風の直撃が比較的少ない信州は、暴風雨で作物にダメージを来すことも少ないのかも知れない。

 日当たりは悪かったが、10月末には60cm程に育った。さてここでまた収穫時期が判らなくなった。ネット情報によれば、霜に二三度当てると美味くなると書かれていたり、播種後70日が適期と書かれたりしている。仙台で初霜は11月中旬だから、11月末に収穫するとすればその70日前の9月中旬に播種するのが良いと言う事になる。ところが9月に播種した物はあまり大きくなっていない。古い葉が黄色くなってきたので、もうそろそろ収穫しようと思う。
今は収穫とその漬け込みに頭が向いている。それはまた後日続編で。

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家の北側の野沢菜畑 葉が黄色くなってきた

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野沢菜の試作 今日はこれだけ 家庭菜園では虫は必ずいる



初めはシンプルに。モノづくりの基本。






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Last updated  2021/11/08 12:55:06 AM
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