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カンピオーネ！III

はじまりの物語

丈月城

丈月城

主人公・草薙護堂がカンピオーネになる切欠の物語が描かれてます。
1巻・2巻を読んで謎のままになっていた、なぜ？どうやって？カンピオーネになったのかって部分がこの巻でわかるので、読めば一気に話が面白く感じるようになるかもしれません。
カンピオーネ・草薙護堂の騎士・エリカ・ブランデッリとの出会いや、権能を簒奪した相手であるウルスラグナとの出合いと戦い。
アニメでは端折られている部分も細かく描かれてますから、アニメを見てからでも十分面白く読める内容になっていると思います。
ウルスラグナとメルカルトとの争いに巻き込まれるんですが、メルカルトって？と普通は？？？ってなりますよね。
作中では上手くそのあたりは説明されてるんですがとりあえず

フェニキアの神王で、地中海最強の神の一柱。真の名はバアル。
ヘラクレスとも関わりが深い神格。
遊牧民が崇めた雨季の嵐を司る天空神で、農耕民族が崇拝する海や大地の象徴たる竜を倒す竜狩人。
また、豊穣と旱魃をもたらす生命の神でもあり、その脅威の印である数十万匹ものイナゴを下僕として操る。
太陽神でもあるが、職掌の広さから属性としては薄いものとなっている。
武具は一対の棍棒ヤグルシとアイムール。
(Wikipedia・カンピオーネ! より抜粋)

聞き覚えのある名前がありますよね。
神・悪魔は表裏一体であの神はコッチの宗教では悪魔だったり、逆にあの悪魔はコッチの宗教では神だったってなことがよくあります。
そのあたりはややこしくてかなり面白い部分なんですけど、調べて書いてたらアッという間に文字数オーバーしてしまうので小出しに書いていこうかと。

自称草薙護堂の現地妻で魔女のルクレチア･ゾラなど登場人物に美女が多いハーレム展開なのはいうまでもないですが、そんなのが嫌いでなければ面白い本だと思います。

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