読書とアメカジの日々とetc.

前巻 の続きです。

仁義 零 9

立原あゆみ

仁義 零 8　秋田書店ヤングチャンピオン・コミックス


8巻で仁義零の主人公的人物だった猿山アキラが足を洗ってしまったので、今回は全然登場しません。昔の仁義に戻ったかのように神林仁がメインに。
そしてこういう漫画にはよくあるパターンで気の良い女性が闇の彼方に消えていく.....
だから極道モノって基本的に苦手なんですよね。
どう考えてもタチの悪いことしか存在しないので。
読んでて鬱になるというか気分が悪くなるというか。
何度か書いてますけど、立原作品だけが例外的に好きです私の場合。
これまた何度か書いてますけど、極道モノでも静かなるドンとか大紋TAKE2みたいな作品はまたちょっと毛色が違ってますよね。
片方はコメディー色が強く、片方はタイムスリップした極道。
ああいうのはああいうので嫌いではないです。
両方とも一時期はコミックスを買って読んでましたが途中で飽きて全巻まとめて売ってしまいました。でも今はまたちょっと読んでみたい気がしないでもないです。
そして同じような理由でヤンキーモノも苦手です。
たまにオモシレーって思えるのもありますけど。
そいうのってガチなヤンキーモノではなかったりします。
タイトルからしてアレなヤンキー烈風隊とか。
もとはしまさひで の絵って好き嫌いが激しそうですけど、昔週刊少年マガジンで連載してたコンポラ先生の頃から嫌いではなかったです。
そしてヤンキー烈風隊はイロイロ独特でした。
ひらすら押忍と言い続ける 永久の押忍 とか設定とか思わず心の中で
ヾ(-_-;) ｵｲｵｲ
って突っ込みいれたくなるようなことが多かったんですよねこれが。
ほとんど読み返したりはしないですけどコミックスも持ってます。
さてこの巻ではアキラが去って何かと空しくなった仁が一円会会長という立場にこだわらず、アレやコレやと動き回った結果こうなってますみたいな物語なんですけど、新しいチンピラも登場し次巻から新しい動きがまたでてくるのかなと予感させなくもない内容でした。このままアキラが消えていくとも思えないですし、先が楽しみなのには違いのない内容でした。
が、仁義もいんですけど私は「本気！」の続編というか新刊が激しく読みたいです。
立原作品を読むきっかけでもあり一番好きな作品でもあるので。
前巻でも本編よりも収録されてた短編の「火花」で活躍する本気が面白かったですし。
それにしても今も昔も変わらずTVドラマでも映画でも漫画でもアニメでもチンピラって何故にあんんなにスカジャンとかアロハを着てるんでしょうかね～？
しかも格好悪くダボダボサイズで。
ああいうのの影響でかなり印象が悪くなってますよねスカジャン・アロハって。
普通に面白い服なのに。

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