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魔法科高校の劣等生 23
孤立編
佐島勤
魔法科高校の劣等生 23 孤立編 電撃文庫
佐島勤
今回は魔法工学の天才エンジニアであるトーラス・シルバーの正体が達也であるというのが暴かれるのと、達也と十師族「十文字家」の十文字克人との戦いがメインです。
アフリカで大亜連合による戦略級魔法「霹靂塔」が使用され、世界は更に混沌の度を増している中、達也が九校戦用に開発した魔法「アクティブ・エアー・マイン」も戦争に使用され、達也は世間の批判にさらさる。そんなさなかにアメリカから一方的に発表されたディオーネー計画(木星圏資源による金星のテラフォーミング)にトーラス・シルバーの参加を要請される。
表向きの国際的な魔法の非軍事利用プロジェクトという人類にとって素晴らしいと思える計画の裏側には大国による自分たちに不都合な魔法師を宇宙に追いやるといういかにもな陰謀が...
みたいな展開なんですけど、達也はいつもの如く良くも悪くも達也のまま。
ディオーネー計画参加を力ずくで説得に来る十文字克人とは「誓約」の魔法から解放された達也が全力で対決!今までにない物凄い対決を期待しましたが、いつもの戦いとの違いはそんなに感じませんでした。
ですが面白い戦いが繰り広げられます。
徹頭徹尾ディオーネー計画への参加を拒否する達也は世界から孤立するってことで、今回のサブタイトルが孤立編なんでしょうかね~?しかし、達也の仲間たちは期待通りに達也を見捨てることなく窮地に駆けつける熱い展開。次の巻(24巻)がエスケープ編になるらしいので、どんな内容になるのか楽しみったらないです。
物語は全体的に暗い方向に進んでますが、この物語は最初からそんな雰囲気の内容なので、これといって鬱展開ってこともなく面白く読んでます。
これだけ巻数が進んでも飽きることなく面白く読めるってスゲーと思います。
作品にもよりますが途中で
「もういいかな...」
となって読むのをやめてしまう作品もあったりはします。
本を読むのが好きなので、そういうことになることは滅多にないんですが、イロイロ読んでるとたまにはあります。で、そういう本は欲しいという知り合いがいたら迷わず譲渡。
本(ラノベを含む小説)を読む人が周囲に少ないので譲渡先も少なくなってしまうのが問題なんですけどね~。本って面白いので読む人が増えると個人的にはスンゴク嬉しいですが、漫画でも読者が減ってるらしいので小説の読者が増えることってまずなさそうだよなと。
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