カンボジア胡椒農園クラタペッパー 「アリの目、タカの目、クラタの目」

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May 9, 2010
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カテゴリ: 旅行・海外情報
「日メコン経済産業協力イニシアチブ」の為の第一回目の会議に出席する為ハノイに行ってきました。

「MJ-CI 第一回会合」

さて、「日メコン経済産業協力イニシアチブ」ってなんだろうと思われる方がほとんどではないでしょうか。

昨年10月26日にタイ・ホアヒンで行われた「第一回日メコン経済大臣会合」で日本の直嶋経済産業大臣より提案された「 ハード・インフラの更なる発展、貿易円滑化、中小企業の振興、サービスや新産業分野の発展、そして官民の対話に焦点を当てた 」(経済産業省ホームページより参照抜粋)産業協力の枠組みのこと。

それにともない、2009年11月に史上初めてメコン地域の首脳が東京で集まり「日メコン首脳会議」が行われたことは、記憶に残っていらっしゃる方も多いかと思います。

その中で採択された宣言( 第1回日本・メコン地域諸国首脳会議東京宣言(仮訳) )の一番最後に、「日メコン経済大臣会合は、日メコン経済産業協力イニシアティブ(MJ-CI)に基づく協力を促進するために定期的に開催される。日メコン高級実務者会合は、首脳会議及び外相会議のフォローアップ及び準備のために毎年開催される。」とあり、それに基づいて本年8月にベトナム・ダナンで「第2回日メコン経済大臣会合」が開催予定されており、それに向けての準備会議が今回の会議だということです。

なんかややこしいかもしれませんが、そんな会議になんで私のようなものが出席しとるのか?

実は、先月上旬にカンボジア商業省(日本の経済産業省に当たる)から「日本政府が支援の為の会議を企画していて在カンボジア企業の参加を呼びかけているので出席してほしい。」と要請を頂いたからでした。



1997年より細々(統計に乗る量ではなかったので輸入食品番号を取得していない)ながらも日本や世界に正規輸出(原産地証明取得・食品衛生検査の実施・残留農薬分析・菌数測定・ポジティブリスト提出など)をしていた実績もあり、2006年JETRO主催により東京で開催された「 メコン展 」への高品質なカンボジアペッパーの出展や、 2007年フランス・マルセイユでの弊社クラタペッパーによるカンボジア胡椒の出展 依頼などなど、渡航費用が実費がかかるものもありましたが、カンボジア農作物PRのためということで依頼を受けてきました。

その他にもカンボジア商業大臣やカンボジア開発評議会副会長兼上級大臣と一緒に 2006年 2009年 に行われた日本アセアンセンター主催の「カンボジア投資セミナー」にも、カンボジア日本人商工会を通じてスピーカーとして参加させていただきました。

話は予断ですが、その際に何度か訴え続けてきた「 JETROプノンペンオフィス 」も2010年3月5日についに開設されました。

JETRO事務所により、これからの日本・カンボジアの両経済産業界の活発な起業活動のために大いにバックアップしていただけることをこころより期待しております。

話を元に戻しまして、そういう経緯が過去にあった為、今回の会議出席の依頼が商業省よりあったのだろうと思います。

さて、会議の内容はいかがだったかというと、

1、ハードインフラの整備
2、ソフト面での物流の強化
3、中小企業・企業家の支援
4、新ビジネスの構築と発展
を4つを基本ピラーとして、参加5カ国のビジネス界から意見が交わされ、日本企業側からもメコン地域に今後期待する事業等の提案がなされました。



カンボジア・メコン地域・アセアン諸国と日本産業界という会議にはカンボジア日本人商工会として、また国連(IFC/ITC/UNDP)によるカンボジア官民会議、メコン地域会議等にもカンボジア農企業代表として幸運にも参加できる機会があり、この国の人の立場として意見や要望を発言してきました。

4月27日におこなわれた GPSF でフンセン首相が最初の挨拶の際「農産品、特に『ホワイトダイアモンド』である米とその他のポストハーベストの輸出を促進する為、現在抱えている問題を解決するための特別対策チームを作り、今から6ヶ月の間に問題解決策としての具体案を作成する」と宣言されました。

この提案は、3月25日に行われたカンボジア政府との答申会で我々農産業界の要請として提出したもので、首相の宣言によりこの提言が政府内に受け入れられ、官民一体となって問題に取り組んでいくこととなりました。

また、偶然にもこの「MJ-CI会議」の帰路で同日にビエンチャンで開催されていた「メコン川委員会」会議にカンボジア政府と出席されていた閣僚評議会の方(彼は「農産品輸出促進特別委員会」の担当もされている)と会い、互いの会議について情報交換しました。

叩き台として意見陳述した「カンボジア農産品輸出で現在抱えている問題点」と今回の「MJ-CI」で審議された点には、いくつかの共通点(物流の改善・輸出手続き等システムの簡素化)があり、ともに協力できれば大いに改善でき、今後の経済に大きく影響できるのではないかと再確認いたしました。

私の本業は、胡椒の栽培と販売ですが、そもそもの起業目標は「カンボジア経済の復興」であり、ようやくその本丸に近づくことができるようになったのかなと思います。

私は、「国は、その国民一人ひとりの主権により選出された政府によって運営されている。」
と信じており、その国民でない外国者がとやかく言うべきではないと思っております。

しかしながら、半面で、その国民に受け入れてもらえている間は、精一杯その国に貢献できるよう努力し、その国益のために帰属するのであれば、外国者による参入も有りではないかと思っております。

実際その恩恵を受けて私も家族も生活できているのであり、カンボジアの人々の寛容さへの感謝を常に忘れてはならないと思っております。

しかし私たち家族は日本人であり日本の国益も絶対に忘れてはならないと常に思っております。

経済・社会がグローバル化していく中で、〇〇人というくくりがどこまで必要なのか、生物多様性や地球温暖化の問題など国単位ではどうしようもない問題が今後大きくなっていこうとしています。

一国家という縛り(人間界・自然界も含め)にこだわらず、幅広くいろいろな立場や価値観から世界(今生きている空間や環境)を見れるようにならなければと思います。

今までブログでは、私の指針や心情を断片的にしかご紹介してこなかったのですが、発信しないと分かって貰えない部分(日本語なので日本のみへの発信になりますが…)もあるのだと思い、過去の私の経緯を今回大雑把に書かせていただきました。

カンボジアに関して、私の事業及び個人に関して、皆様のご意見ご要望等ありましたらどんどんお聞きかせ願いたいと思います。

今後とも、カンボジアとクラタペッパーをどうぞよろしくお願いいたします。







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最終更新日  May 9, 2010 06:49:28 PM
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