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~数の世界の神秘



国語の授業で、普段「昔、私も数学が苦手だったよ。」と言っている私が、算数がおもしろいという話をするということは、算数の講師がそのおもしろさを伝えるのとはちょっとちがう受け止め方をしてくれて新鮮でよかったみたいです。

親御さんの昔嫌いだった科目、でもそれをおもしろいと感じた思い出とか、
理科をもう少し勉強しておげは、もっとおいしい料理を作れたかな~とか、
算数をもう少し勉強しておげは、もっと節約上手だったかな~なんて
話が意外と子どものやる気に火をつけるかもしれませんね。


数の世界の神秘って、なかなか興味深いですね。(以下は、NHKの「ゆるなび」で紹介されていたものから一部引用しています。)

142857 」の不思議。

142857 × 2 = 285714 ・・・最初の数字と答えの数字を見比べてみてくださいね。
                     「142857」の前の「14」が後ろに
                      並びかわったら答えになりました。


同じ数字に3をかけると・・・

42857 × 3 = 42857  ・・・また、同じ数の並びがかわって解となってます!
                      前の「1」が後ろに並んだ。

じゃ、次は・・・

142857 × 4 = 571428 ・・・今度は57が前に!また同じ数字の組み合わせです。

142857 × 5 = 714285 ・・・もいっちょ~!7だけ前にきましたね。

142857 × 6 = 857142 ・・・前半と後半が入れ替わりました。やはり数字の順が入れ替わっただけです。

さて、7をかけたら・・・どうなると思います?
ここにもびっくりがありますよ~。
答えは電卓をたたいてみてくださいね。




・・・
なんだか、数字が「ギブアップ!」って言っているように見えて笑ってしまいました。
数字の世界にも、なかなかおちゃめな生き物が住んでいるような気さえしてきます。
算数がキライと言い切ってしまうお子さんも、こういうのだと興味を持って聞いてくれかな。


小川洋子さんの「博士の愛した数式」に出てきた、
数の世界の神秘にもわくわくしました。
あぁ~、学生時代に出会いたかったな、もう少し数学のことを好きに
なっていたかもと思ってみたりしました。
この作品なら小学校高学年なら、大部分は理解できるのではないでしょうか。
活字が苦手な子なら、一度ビデオで映画を見てから読むと、親しみやすく、
また映像では気がつかなかった描写の美しさや意図にも
気がつくことができるかもしれませんね。

ハリーポッターにしても、ナルニア国物語にしても、
読書が苦手でまだ手をつけていないなら、まずは映像から入ってもいいと思います。
ただ、それだけで終わるのではなく、やはり一度本の世界ではそれが
どう表現されていたのかっていうのにもふれてみて、
その世界の広さとか面白さとかに近づいて欲しいなと思いますね。

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