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中学受験の体験記。塾講師からの視点からの合格体験記・不合格体験記。私の体験したいろんな生徒のいろんな受験をもとに再構成して書いた物語です。名前のところをクリックすると記事にとびます。[トモ君編]塾ではおとなしめに頑張っているトモ君。実は学校では問題児らしい。塾友が出来て、彼は変っていった。[ユリナさん編]体験入塾で、周りの知識や意識の高さにプチパニックで泣いちゃったユリナさん。頭真っ白になってしまった彼女は・・・。[マサアキ君編]勉強は好きじゃない。友達とおしゃべりする時間が楽しくで塾には来るけど。5年生も半ばになると、周囲との温度差ができてぎくしゃくしてきて・・・。※学校名・氏名はすべて架空のものです。 カタカナのものは生徒、漢字のものは塾講師の名前だと思ってください。※登場人物のモデルとなった生徒さんには了承を得ています。※本文にメールの内容がありますが、本人の了承を得て、極力手を加えずに掲載してあります。ただし、個人名は仮名に、塾名は「塾」と変更しています。
2021年12月19日
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ことわざ・慣用句、少しずつ正しい意味を理解している人が減ってきています。全問正解できますか?これらの問題は、大学生でも正答率は低めです。1. 「石橋を叩いて渡る」( ) A) 非常に用心深く、慎重な考えで行動する様子。 B) 絶対に信用ができると保証すること。認めること。 C)大げさな言動で、周りの人を威嚇(いかく)したりする態度。2. 「海老で鯛を釣る」( ) A) 元手が大きいとその分利益も多いこと。手間や準備をしっかりしておけば得るものが大きい。 B) 小さい元手で大きな利益を得ること。少しの労力で得るものが大きかったこと。3. 「良薬は口に苦し」( ) A) いくら良い薬でも苦くて飲むのはつらいので、薬を必要とする前に健康を保っておくべきだ。 B) 忠告は聞くときにはつらいものであるが、その時はつらくても後々自分の役に立つものだ。4. 「情けは人のためならず」( ) A) 人に親切にしすぎると、かえってその人のためによくないことがある。 B) 人に親切にすることは、自分の利益にはつながらないものである。 C) 人に親切にしておくと、やがては自分のところにいいことがかえってくる。5. 「医者の不養生」( ) A) 相手のことを考えて、目上の人に忠告すること。 B) 人に立派なことを言っても、自分の実行が伴っていないこと。 C) 自分のことは後回しにし、どこまでも人のために親切なこと。6. 「木に縁(よ)りて魚を求む」( ) A) 高いところから状況を判断すること。 B) 手伝う人を広く募集すること。 C) 方法や手段が見当違いであること。7. 「怪我(けが)の功名(こうみょう)」( ) A) 多少の傷や失敗が、成功をより引き立たせるということ。 B) 大成功した人は、その失敗談すら誇らしく語り継がれるものだということ。 C) 失敗や大きな苦難は、立派な成功よりも広く世間の話題になりやすいこと。 D) 失敗や何気なくしたことが、思いがけずに良い結果をもたらすこと。8. 「論語読みの論語知らず」( ) A) 書物に書いてあることを知識として理解するだけで、実行にうつせていないこと。 B) 本を見ながらだったら言えるが、見なければ言えない程度のうろ覚え、自信のない記憶のこと。9. 「船頭多くして船山にのぼる」( ) A) 指図する人間が多いと、見当違いの方向に物事が進んでしまうということ。 B) 全員が自分の持てる力を出し合うと、奇跡のような結果も実現できるということ。10. 「昔取った杵柄」( ) A)過去に鍛えた腕前は、後々まで使えるということ。 B) 過去の功績をいつまでも自慢していても、役に立たないということ。[解答]1.A2.B3.B4.C5.B6.C7.D8.A9.A10.A
2021年02月14日
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入試を終えた子たちに話を聞いたら、だいたい入試当日試験開始前は、「今までいちばん緊張した。」「怖かった。」「ドキドキして、自分じゃないみたいだった。」という感想が多いです。これは大方予想通りですね。中には、「いよいよだ。この日が来るのが楽しみだった。」という強者もいますけど。「怖かった。」という子達に何がそんなに怖かったのかと尋ね詳しく聞くと、「不合格になること」そのものではないようでした。経験したことがないので、不合格がどれだけツライかということはあまり想像できないようです。この点は、合格もそのようです。周りの反応を見て初めて、それがどれぐらいすごいこととかうれしいこととか知ったというのが意外と多いのです。確かにそうかもしれませんね。受験で合格した人がすごーく喜んでいる姿を直接見たことがあるのは兄・姉がいる子ぐらいかもしれません。合格して初めて「こんなにうれしいことなんだ」「こんなに周りの人が誉めてくれるものなんだ」と知る方が多いようです。不合格がどれだけ悔しくて苦しいものか、リアルに想像できる子は少なく、子ども達が怖がっているのは「不合格」よりも「不合格になったときの親の反応」のようでした。「これだけやってきてもし落ちたらお母さんがどれだけ悲しむか。」「お父さん、お母さんをがっかりさせてしまう。」「お父さん、お母さんが恥ずかしいと思うかも・・・」お母さんが嘆き悲しむ表情ならリアルに想像できる。家族みんなが自分のせいで暗くなる。・・・友達にもなんて言おう・・・。不安はそこから膨らんでいく子が多いように感じました。もちろんそんな結果には終わって欲しくはないですが、少しでも不安を軽減してあげるために、当日少しでものびのびと問題に取り組むためにも、「たとえ不合格という結果になっても、愛する息子(娘)であることは変わりない。」「あなたの努力が0という意味ではない。」「君自身は何も変わらない。」ということを表現しておいてあげて欲しいと思います。先ほど、「入試当日が来るのが楽しみだ」と言った子がいると言いましたが、その子のご両親は、常々そういうことを伝えておられました。入試って、しない子もいるのだから、「受験に挑戦した」ということだけでも価値があるし、そのためにあなたは自分なりにできるだけの努力をして自分を磨いてきたのでしょう。そうやってがんばった自分のこと嫌い?好きでしょ?お父さんもお母さんも、塾へ通いながらお手伝いもきちんとやって、勉強だけじゃなくて、いろんなことにがんばれるようになったなぁ~って思ってる。すごく強くなったね。体も弱かったのに、少しの熱では平気になったしね。これで行きたい学校に入学できたら言うことなしだね。でも、もしも、行きたいと思っていた学校に行けなくても、今まであなたが一生懸命頑張った事実は、変わらないからね。お父さんもお母さんも塾の先生もみんなちゃんとわかってる。あなたが、「自分の力出し切れた!」って納得できたらいいんじゃない?それでもダメなら、それは、入学させたい人数が決まっている学校側の事情なワケだしね。そのときは、合格した学校で、今までの続きをあなたががんばっていけばいいからね。中学・高校が充実するかどうかは、結局は、あなた次第だからね。当日、自分らしく問題解けるように、後少しがんばれ!応援しかしてあげられないけど、ちゃんと見てるからね。そんな話をされたようです。もちろん、お子さんの性格によってかける言葉やニュアンスは変わってくると思います。中には、「落ちたら絶対に許さんからね!」ってプレッシャーをかけてあげることでプラスになる子だっていると思いますが。そして、できるだけ気丈に振舞ってあげてくださいね。焦っている大人を見て、落ち着いて勉強しろなんて無理ですよね。本音では、もういてもたってもいられないし、イライラしたり、情緒不安定になったり、親の方が気持ちの切り替えが難しい時期だと思います。講師をしているときの私もそうでした。毎年この時期は、寝つきも悪いし、いろんな情報が入ってくるとますます気が焦って、小さなミスをする生徒にいつも以上の反応をしてしまったり、お説教したくなる気持ちを押さえ込むのはなかなかの苦労でした。大切な子どものやり直しのきかない受験です。平常心でいるのは難しいですよね。ラストスパート、しっかりと詰めていくことは大切ですが、精神的に追い詰めるといいことはありませんから。そういうことを加味すると、気が焦る親と少し離れて受験のことも少し忘れ、友達とたわいないおしゃべりするとか、学校へ行っている時間は子ども達にとっては気分転換にもなっているし、規則正しく過ごすだけでも意味があるのかなと思います。中学受験という選択肢をあのとき、選んでいなかったとしたら・・・お子さんのこと想像してみてください。受験を選択したことで、なにか成長してる点があると思います。たくさんたくさん思いつくのではないでしょうか?知識が増えた、集中力がアップした、根性ついた、打たれ強くなった、考え方が少し大人になった、たくましくなった、友達が増えた・・・その成長している部分をいちばん把握できているのは、お母さんだと思うんです。本人よりも、塾の先生よりも。その成長したと思えるところをちゃんと評価してあげてください。その成長こそが、大きな価値のあることなんだと。中学・高校でその成長の続きをこれから描いていくんです。それは、どの中学へ進学しても変わりませんよね。大丈夫!どこでだっていい友達ができる!私の子なんだからね!(なんて。)
2021年01月11日
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今日、私立小学校の教育講演会のゲスト講師として小3・4年生の保護者を対象にお話をしてきました。進学校の高校生や勉強が好きではないまま大学生になった学生達も指導している中で、事例を多く挙げながらお話。「勉強」というよりも「勉強を通して磨く子ども達の力や魅力」を意識する毎日について。また子供の欠点は、何かをプラスするとそこが強みになるケースについても。「頑固・わがまま」と思われていた子が、学習を通して変化すると「信念貫く」人に成長したこと。「落ち着きがない・飽きっぽい」子が、成長していくと「周囲に配慮ができる」人に。アウェーな場所だったので、少々ヒヤヒヤしたのですが、感想には思いがけず嬉しい言葉が並びました。・先生の授業を私が受けたい。・定期的にこういう場を作って欲しい。・子供にもこういうのを受けさせたいです。というのが特に嬉しく思いました。自分の経験がお役に立てたのならぜひまたこういう機会を。こちらの教員の先生方にも「受験国語の問題の意図と解答解説・間違った生徒は何が足りないかの分析」という点で、研修をさせてもらいました。先生方、教科書国語とはまた別の視点での指導についてとても熱心にメモをとっていらっしゃいました。うちの子が通っている公立小では、塾に行く生徒を毛嫌いする先生もいるので、こんなふうに熱心に学んで一緒に応援してくれる先生方に出会える生徒さん達は幸せだなぁと思いました。
2020年10月31日
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今週の小5の国語、東大教授の竹内均氏の文章でした。宇宙の存在について、「すべてのものを含む」と考えるのは古くて、新しい学者は、「知的存在である人間が認識した範囲が宇宙である」と考える。そして「宇宙は一つではなく複数あるとも考えられる」というものでした。「わけわからん~」と笑いつつ、でも、筆者の述べる二種類の考え方をそれぞれ整理して解答にたどりつくことができました。1文ごとに生徒の理解を確認して進めました。ですから、今週、「先週の話、どんなんだった?」と聞くと、みんな口々に説明してくれました。こうやって染み込んだ文章は、教養にもなります。価値観の多様性を理解する土台にもなってくれるでしょう。そして、このぐらいの文章と次に出会ったときに逃げ腰にはならずにすみます。「わかった」事実が過去にあるわけですからね。こうやって丁寧に進んでいきますね。読解力は多読によって伸びるというのが王道なのですが、「完全理解」の力をつけてからの多読になって初めて意味を持ちます。5年生の間は、一見難解な文章も、じっくり取り組み、「そういうことか、なるほどね。」と筆者の主張をがしっとつかむ手応えこそが大切です。スピードは、理解の後につきます。先にスピードを要求すると、理解力不十分なまま読み進める癖がついてしまい、中学受験が終わった後に苦労をすることになりますから。しばらくは、難しめの文章であるので宿題は少なめ。その代わり何度も何度も読んだり、辞書で意味調べをしたりして、向き合ってくださいね。
2020年10月10日
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これまで国語は安定して上位にいた生徒さんが、この時期にかくっと国語だけ成績が落ちるということは割とあります。まずは、下位~中位ぐらいの生徒さんが頑張ってきて、全体の層の幅が狭くなっていて高い偏差値が出にくいということ。もう一点、上位校向けの「深く考える」練習を積んで、ある程度自分の中で型ができてきたときに、塾の模試の傾向とズレが出てしまうというときです。下位~上位まで全員を対象にしている大勢が受ける模試、設問ごとに難易度が上がる算数なら、本人もどれが難しいかどれが簡単かわかるのですが、国語は難易度順に並んでいるわけではないのでつかみにくく、全部自分の志望校ぐらいに深くじっくり考えて答えを出すということをするためです。成績的には下がっているけど、進歩している、ということがありえます。単純に答えたらいいのまで、念のため他の可能性を考えてみたりするので時間切れとなってしまったり、要求されているのより多くのキーワードを入れて記述問題の解答を作ろうとして字数におさめるのに苦戦したり。そのため本文にさっと目を通して(理解せずに)線の近くしか読んでいない浅い解き方をする子に一時的に抜かれてしまうことがあります。長い目で見ると「自分が理解することを優先させる(時間切れになっての悔しさ、バランスの重要性に気づく)」感覚も必要です。プロ野球のスピードに慣れた後に、急に素人投手のボールがスローすぎてペースが狂うというか。やり直しで解けたなら、「時間内にその解答をすつっと出せるようにするには、どんな印をつけておけばよかったか、どんな練習をすれば時間短縮できそうか」本人が考えてみるのも大事です。時間切れで空白になった問題は、時間無制限でやり直しで、正解できているのなら全く問題ありません。あまり「時間」「スピード」というと、正確さを犠牲にするクセをつけてしまいます。それは長期的に見ると本末転倒になりますから、焦らずに。「時間がもう少し余裕できたら、○○点取れたはずだね。」と言ってあげてください。ここは、せめてはいけないところです(せめた方がいいのは、「記号問題、最初に書いていた方が合ってたわー。」という時。)
2020年09月15日
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ここのところ成績落ちています。心配で、個別指導もお願いできますか?という保護者の方もいらっしゃるのですが、逆効果かもしれません。疲れが理由であることが多いからです。夏期集中、かなりの多くの知識に触れました。点数が低いのは、「入っていない」のではなく、「入っているけど出すのに手間取った」というケースも多いのです。入れたものを脳が整理するためには、睡眠時間やぼんやりする時間が必要です。消化するための時間といいますか、しみこむ時間といいますか、とにかく詰め込んだだけでは、テストでアウトプットできません。昨年も、この時期に偏差値10近く落とした家庭教師先の生徒さんがいまして、一回思いっきり休息してみることを提案しました。2週間、塾を休み、たっぷり眠る時間を確保し、自分のしたいものだけ勉強しました。そして受けた、志望校別合否判定テストでは過去最高の成績が取れました。「頭の中にあったもやが取れたみたい」と本人は言っていました。疲れがたまっていて、鬱の一歩手前のようになると、理解できているはずのことまで間違うようになりますから。先日、塾の私のクラスで眠気と戦っている生徒さんがいました。テキストの中の文字も、呪文のようです。記号すらまともに書けていません。とりあえず埋めた解答欄の答えはすべてまちがっています。×です。それで、そのお子さんには教室を出てもらい別室で「一回机につっぷして、休みなさい。目が覚めたらおいで。」15分ぐらいして様子を見たら、寝息を立てていました。ちょうど他の生徒さんは、次の読解問題に取り組み始めていて、静かに集中しているタイミングでふと、起きて、先ほどの文章題に取り組みました。そこからは、正解の連続です。別人のようです。成績やテキストの○×は、本人の実力を常に示してくれるわけではありません。学力以外の理由もありますね。眠気と疲れには勝てません。無理に授業を受けるよりも、そこは本人の力を引き出すために、あえて、「休む」ということが必要なときもあります。他の生徒さんにも言いました。今日は調子よくない、眠くてしかたない、プールがあって疲れています、そういう情報も先生にちょうだいね。頭が動かないときに、動かそうとして動くときはいいけど、どうしても無理ってときもあるから、そのときは、国語の時間別室で休息して、次の算数はしっかり頑張るとか、そういうふうに考えていこうね。相談にのるからね。と
2020年08月31日
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塾で、元々1クラス8名の少人数クラスだから一人ずつじっくり見られるというのもある。それに加えて、それぞれのバイオリズムと得意不得意と性格ともあるので、最初の15分は「漢字・語句のプリント」を答え付きで配付して、各自学習。得意な生徒はテスト代わりに、苦手な生徒はこの時間に答えを見ながらインプット、そして、先週の宿題がまだできていなかった生徒はその時間に文章だけでも目を通してこの後の解説についてこられるように(その場合は漢字語句は少しだけして宿題になるけど)。早くできる子にはハイレベルプリントをさらにプレゼント。カスタマイズできるのが個人塾のいいところ。20年前なら「宿題していないとか中学受験生がありえない!」と叱っていたし、それで実際伸びた子もいたのだけど。今はそれぞれのペースでの学習の機会を気持ちよく共有できるように工夫する方向に。塾長が担当している算数でもそうです。「講義」の時間、新しい算数のルールのお話を集中して聴いた後、それぞれが問題演習に取り組みます。今習った例題の類題ができた後は、自分に合ったものを。単元別の問題集①~⑫になっているのですが、ある子は早く進んで⑩の問題集まで進んでいるし、ある子は②のまちがい直しをしてつまずいたら質問できる。目標も性格も今日の意欲もちがうけど、全員伸びる!そういう環境を作っています。
2020年07月12日
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5年生の国語の時間に、「ダニング・クルーガー効果」のお話をしました。一般的には、「初心者ほど大きな口をたたく。その道に詳しい人ほど慎重な発言になる。」ということを言います。勉強や物事に取り組む時の心理的なことにつなげてお話をしました。グラフの赤線のように、最初は楽しかったこと前向きになれたことが、取り組んでいく中で楽しく感じられなくなったりつらくなったりすることは君たちにもあると思う。でも、それは、「初心者ではなくなった証拠」でもあるんだよ。知識は一定のスピードで増え続けるのではなく、頑張れるときとそうでないときがあるから、波のように上がったり下がったりながら少しずつ上がっていく。でも、気持ちは、やればやるほどすごい人がいると気づいたり、もっと難しい問題に出会ったりして苦しくなる。スポーツ選手もそう。練習をやってもやっても強い敵が出てきたりする。苦しい。苦しいってことは、君らが力をつけている証拠だからね。そのとき「ダニング・クルーガーだ」ってこの言葉思い出してね。そして、一定のところまできたら、また自信がついて、今度は本物の自信になるよ。そうなると、知識の量と楽しい気持ちが同じ感じになってくるからね。できれば入試の前に「苦しい」から「楽しい」になるといいよね。今の頑張りは、未来の自分を楽しい気分にしてくれるために役に立つからね。****************コロナ禍で、塾・高校・大学の講義が様々な形で遠隔授業になり、それぞれ使うソフトやアプリが違い、それの使い方や効果的な伝え方、講義動画の録画編集アップロードなどにも時間を取られておりました。また、授業内容を理解するために課題を提出してもらいそれの確認、評価、採点、入力と、多いときは1週間で550名分あり、無限仕事の試練。こんな中だからこそ、「指導法」「伝え方」「別のアプローチ」をいろいろ模索することもできました。講義を自分でじっくり見返して、もっと強調してもいいところ、シンプルにした方が引き立つところも確認できた点もよかった。塾は、1クラス3~8名の少人数クラスですので、一人ずつの課題と得意分野とを見ながらタイミングを見て指導できる点がやはりいいですね。ちょうど休校時期あたりから他塾で伸び悩んでいると個別指導を申し込まれた方が、3ヶ月ぶりの模試で国語の偏差値23ポイントアップしました。ここ数ヶ月の特訓がちゃんと結果に繋がってくれ、いい勢いに乗れそうです。志望校の判定も前なら「志望校再考しましょう」から「合格圏内」となったと報告をいただきました。一人ずつの課題を分析し、伸びるポイントに絞ってトレーニングする。国語でもそうやって伸ばしていくことが可能です。
2020年07月11日
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web講義というと、一般的には、録画した授業を配信というところも多いのですが、少人数のmanaviでは、ビデオもマイクも使って、生徒さんに発問し、答えてもらうという普段の授業のやりとりも可能であることがわかりました。カメラを通して全員の表情や手の動きを1画面の中で確認できて、その反応に合わせてテンポの調整ができる点は、リアルタイムのweb講義の良さと言えそうです。操作に戸惑う友達に、すっと「あ、下の方にある○○さわるとできるよー」ってアドバイスしてくれたり、「先生 画面のプリントがどっかいってもーた」「あ、わかりました。一度消してまた表示しますねー」と、慣れていないなかでも調整しながら算数と国語の授業をちょっとやってみて、その感覚も味わいました。授業終わった後にも「まだ切らないでー」と残って雑談する子達、いつの間にか、手元でイラストを描いて見せ合うというプチイベントが自然発生したりもして、かわいらしかったです。モニターごしの雑談なら感染の心配もないですしね。これを機に、スマホのビデオ電話を利用した個別指導なども活用していきます。課題のページができた人から、画像で送ってもらう。その画像に書き込む形で採点をし、つまずきや伝えるべきポイントがあるときには、アポをとってその時間にビデオ通話で個別指導していけたら、短時間でも濃厚な学習ができそうです。
2020年04月30日
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休校に伴い、参考書が無料公開されています。これはなかなか思い切ったことですし、有難いことなんですけれども、なかなか中高生にはその価値がわかってもらえないかもしれませんね💦https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000011466.html?fbclid=IwAR1Zh8rK2zc1IjnYIYlZTMMq0W8TnPsDcaYkW40SNS2LW_RbDJmU1nQDjkg大学はもともと春の休暇中なのですが、今回の件で中高の春期集中講座の依頼も複数頂いていたのですが、すべて中止となりました。おかげで、教材研究やこれまで作成してきたテキストの改訂をする時間が作れています。中学受験生は、この期間語句や漢字などの知識分野の強化や普段なかなか取れなかった読書の時間に充ててもらえるといいですね。家での時間、自分でエンジンを書けて集中できる時間を少しでも積み重ねていきましょう。
2020年03月10日
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授業の中で、「勉強するということにどんな意味があるか」という話を入れるようにしています。小学生にも高校生にも、大学生にもしています。「未来が見えるようになりたくない?」という話をしました。料理上手な人は、冷蔵庫の中を見ただけで、何と何を組み合わせてどんな調理をすればどんな味の料理ができるかわかるようになる。それは、ぼんやりとした予想ではなく、確信として。スポーツの選手のコーチや監督は、メンバーの様子を見てどのぐらいのレベルまで勝てるか、もっと強くなるためにはどんな練習が必要かどうか見えるようになる。建築士さんは、図面を見たらその建物が立体で理解できるし、音楽家の人は楽譜を見るだけで、オーケストラの音色が耳の奥に響くようになる。そんなふうに、その道の「プロ」になると少ない情報だけで、けっこう確実な未来が見えるようになるんですよ。そのときに大事なのが「知識」と「経験」です。勉強はその「知識」の部分を鍛えます。算数・国語・理科・社会が複雑に絡み合って、未来を予想するための脳を鍛えていくことになります。
2020年02月17日
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年が明けましたね。関西の中学受験入試本番まであと2週間です。受験生とそのご家族にとっては、いつもとは違う雰囲気の年末年始。ラストスパートの時期です。知識分野の確認、志望校の試験問題と時間配分の調整、大事なことはたくさんありますが、もっとも大事なのは、睡眠時間の確保です。睡眠不足は、ミスを大きくします。しっかりと休んで、頭脳をベストの状態に働かせてあげるためには、うまく切り上げて、眠れるようにしてあげることも大切。緊張感で寝付けない場合は、親御さんと少し散歩やジョギングをしてもいいかもしれません。小さい頃のアルバムや映像を見返して、にこにこ楽しい夢が見られそうに誘導してあげることも効果ありです。
2020年01月03日
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今日は、「偏差値」について。「夏期講習もがんばった!最近もよくやっていると思う! でも、ちっとも偏差値が上がらない~!!なんで~?」私も、講師になりたてのころある先輩に教えてもらって、目からウロコでした。「がんばっていれば実力が上がる。成績が上がる。偏差値が上がる。」・・・と思っていますが、これがあてはまらなくなる時期がくるのです。どういうことかと言いますと、偏差値というのが、平均を50という基準にして、そこからの自分の位置を計る仕組みであるというのはご存知だと思うのですが、ここで見落としがちなのが、模擬テストを受ける子は、一人残らず中学受験を目指して勉強している子ども達である。ということ。公立中にいて、高校受験のための模擬テストを受けた場合と、ここが全く異なるのです。公立中にいて模擬テストを受けた場合、こう言ってはなんですが、あまり勉強していない子もテストを受けます。この間まで部活一色だったという子も受けます。ですから、勉強を少しがんばれば、偏差値は上がりやすかったのです。中学受験の場合はちがいますね。6年生は今、みんながみんなラストスパートで必死に勉強しています。最終的には、それぞれがおそらく限界に近い時間を使って勉強するわけです。模擬テストを受けにくる子ども、一人残らずが毎日すごくたくさんの問題を解いてきているわけです。ということは・・・毎日、すごい勢いで偏差値50の位置が上昇しているということ。イメージするとすごいものがありますね。「偏差値が前回と全く同じだ。上がらない。」というのは、『日々上がり続けている全体のスピードに負けず、しっかりと実力を上げている』と言えるのです。もっと言うと、実力は上がっても、その上がり方が緩やかだった場合は、力がついているのに偏差値は下がるという現象もありえるのです。4年生の間や5年生の前半は、基礎的な内容中心なので、その気になったら理解することも難しくありません。本気になっている生徒はまだまだ少ないし、昨日から塾に通い始めました・・・という受験生ビギナーさんもテストを受けているので、下位層がしっかりと存在していたために、偏差値は上がりやすかったんですね。その時期の下位層は、受験を考えていない子達の学力とさほど差はありませんから、塾に通って1年以上経っているお子さんなら偏差値もぐんと伸ばすことも可能でした。一度偏差値がぐっと上がった経験をしておくと、次にまたやる気が出てきますから、どんどんとよい循環が生まれます。中学受験で、スタート時期が重要というのはこういう理由もあるのです。出遅れると、すでに前を走っていく大きな団体の後ろを見ながら1からの基礎固めから始めないとといけないため、精神的にも負担が大きくなりやすいのです。5年生後半からは、そうもいきません。ほとんどビギナーはいませんし、6年生も今の時期となると、全員が本気。ですから、入試も近づいた6年の秋、もし、受験を考えていない小学生が、試しに模擬テストを受けたとしたらいくら学校でできるというお子さんでも、受験専用の練習量も経験値も0に近いのですから、科目によっては偏差値うんぬんというどころか数点とれるかとれないかでしょうね。全科目10点以上取れるでしょうか。問題見て泣き出す子もいるかもしれませんね。偏差値50の位置が、1年前の60の位置ぐらいまでに上がっているような状態です。止まっているように見えている偏差値の数字が、実は点差を表すものでした。野球やバスケットボールに例えて想像してみてださい。ライバル達が次々と点数を入れていく・・・。それに負けじと、攻めて点数を入れていく・・・。息を飲むシーソーゲーム!点差は0。同点だ。これが、偏差値が上がらない。前回と同じ。・・・という状態です。そのシーソーゲームの末に、志望者がみんな似たりよったりの実力でせめぎあい、最後の1分1秒まで考えた末に、ボーダーラインと呼ばれる点数より1点でも上回れば、『合格』がいただけます。今、戦いの真っ最中。上手に応援してあげてください!それでも偏差値が止まっているように見えて不安なときは、1年前や半年前の実力テストを引っ張り出してきてみてください。それもできるだけ成績の悪かったときの。今、やってみましょう。前よりスピーディにできるようになっている、前よりも正解率が上がっている。そういう実感を得られることが多いですよ。「実力はついてきている」「以前より多くの知識を身につけた」そういう本質的な部分をぜひ、言葉にして褒めてあげてください。(再掲)
2019年10月27日
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6年生、ここからは偏差値は気にし過ぎてはいけません。平均の位置が毎日上がっていくので、これまでの数字とは意味が変わってきます。全員がラストスパートをして、集中して取り組みますから。ちょっと気を抜いたりミスをすると、こんなに勉強しているのに偏差値は下がってしまいます。頑張っている生徒でも維持がいっぱいいっぱいのところとなるのも、そういうものだからです。だから、偏差値の数字で焦る必要はありません。それでも偏差値が上がっている人は、かなり自信を持っていいです。偏差値は、その模試での立ち位置を示すもので目安でしかありませんから、模試よりも過去問の正答率にこだわっていきましょう。ここからは志望校の過去問で1回目に何点取れたのか、2回目だと何点アップできたのか、それを時間内にどうやって獲得できるようにしていくか、分析と練習の積み重ねが合否を分けます。集中して、一問一問大事に解いていきましょう。
2019年10月27日
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運動会の練習など学校行事との兼ね合い、季節の変わり目でつかれやすくなっていますね。授業は基本的には80分なんですが、ぽつぽつ集中が切れたように見えるときには、「はい、2分休憩 無の時間」と言って、みんなで机の上に突っ伏しています。ふうっと緊張感を解いて緩めて、また「はい、頑張ろう、集中するよー。」と本文の内容に戻るときもありますし、まだまだきつそうなときには、「さんずいへんの漢字5つ」「木へんの漢字よーいどん」などのクイズを出して、脳トレタイムをはさむときも。高校生や大学生を指導するときもそうなのですが、「ちゃんと受け止める姿勢が取れているか、集中できているか」「そうでないときにはそれに働きかける」ということも大切な授業の技術の一つです。
2019年10月19日
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関西の私立中学校は、10~11月にプレテストという形で模試をするところが多くなってきました。ぜひ、受験してくださいね。いい練習になります。各塾が開催する模試は、その塾の色がありますからそればかり慣れても実際の入試とはまたちょっと別物です。五ツ木駸々堂は、これはこれで完全に独自路線でこれまたデータとしての信用度は高くなくなってきています。プレテストですと、いつもとちがう教室でいつもと違う顔ぶれで、入試に近い問題を解くことがうまくいってもいかなくてもいい練習になります。志望校ではなくても、場数の一つとして受けてみることをお薦めします。説明会が同時に開催されて、意外と候補の一つに入れてもいいかもという発見もあるかもしれませんね。イマイチ緊張感のない生徒さんには、「いよいよ入試が近付いている」という精神的なスイッチが入ることを期待します!→こちらのサイトに一覧があります。問題のバランス的には私は清教学園のプレテストが力試しにいいと特にお薦め。清風南海は、問題がちょっと難易度高めです。難関校を志望している人には、実践でどのぐらい解けるか腕だめしにいいですね。
2019年09月29日
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元教え子のJさん、彼女との出会いは彼女が10歳のとき。それはもう楽しそうに教室に来て、どんどんと言葉を覚えて、読み込む楽しさを知り、世界を広げてより複雑な考えを得ようとしていく姿に、新人だった私は多くの刺激をもらいました。彼女は今、私立中高で理系科目の先生をしています。結婚式で彼女のウエディング姿を拝見したときには、それはもう眩しくて、素敵で、オバになった気持ちでした。そこから数年、先日彼女が母になったというのを教えてくれたので会ってきました。生後2か月のお目目ぱっちりのかわいらしい赤ちゃん。あやすとにこっとしてくれて、抱っこしてゆらゆらしたらうとうとするその表情のまたかわいらしいこと。まだうちの息子がちっちゃかったときに、遊びに来てくれたことがあるのですが、そのときに抱っこしてもらった息子も連れて行きました。時間が経つのは早いものです。
2019年09月25日
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塾講師のアドバイスについて。もちろんその人の人柄や、仕事への情熱の具合、生徒への愛情などに左右されますけれど、一般的に・・・と保護者の方の頭の片隅に留めていただくといいのでは?と思うことを書きます。これは、複数の塾の講師と話をしたり、他塾から転塾してきた保護者の方からお聞きしたことから感じたことです。結論から言うと、塾講師1人の話をそのまま「中学受験界での常識(正解)」と思ってはいけないということです。大手塾の場合は特にですが、システム化がしっかりなされている分、各講師の守備範囲は深いかわりに狭いです。教室がたくさんあって移動する講師も多いとなると余計に。国語の講師は、その生徒さんの国語の成績については熟知していても、他教科についてはあまり知らないということもあります。なので、極端な例を出すと、国語の講師に「今回の成績よかったですね!太鼓判を押しますよ~」と言われても安心してはいけないということです。または、「今のままではかなり厳しい」と言われてもそれは、あくまでも国語という教科についてのことであるということ。あくまでも、その先生の『守備範囲において』という前提をお忘れなく。各中学校別の問題傾向については専門の部門に任されていて、授業担当の講師はそこまで詳しくないケースも多々あるようです。そういう場合は、教科担任ではなくて、進路指導に関わる講師にアドバイスをもらう方がいいですね。高学年になって、アドバイスを求めたときに、今の学習内容についてだけでなくて、志望校の名前やその学校の出題傾向をからめた課題についてのアドバイスが出るかどうか。懇談会などでお話する際には確認できるといいと思います。出題傾向に特徴がある学校の場合であれば、その部分が得意か不得意かは大きく明暗が分かれますからね。その点を把握してくれるとなるとかなり信頼できますよね。少人数制の塾の場合は、講師どうしの情報交換が密になされていることが多く、比較的その生徒の目標にしている学校の分析なども各講師が自分ですることも多いようです。その点ではいいですが、小規模な分、データの数は大手と比べてかなり少なくなりますからできるだけ講師と情報を共有できることを期待したいですね。個別指導の要素があるのでしたら、効率よく利用できるように、志望校がある程度数校に絞れている場合は、講師に学校名を出しておくといいでしょう。■また、塾講師の判断基準は『中学受験で合格する』という視点での大前提を忘れてはいけません。ま、当たり前っちゃ 当たり前ですけどね。人生とか進学後については考えていない人もいます。例えば、「習い事を辞めたほうがいい?」と聞かれれば、「やめて勉強してください。」ということが多い。合格の確率を1%でも上げたければ勉強時間を増やして欲しいにきまってますから。これは、化粧品売り場の美容部員さんに言わせれば、「洗濯物を干すだけでも日光に当たる以上はシミの原因になりますから、必ず日焼け止めを塗ってください。」というのと同じ感じ。お医者さんからすれば、「風邪引かないように冬場は人の多いところには絶対に行かないで下さいね。」といいますよね。もちろんそうできればいいけれど、できないこともあります。あくまでも塾講師は、『合格する』ということから逆算して今の状況を分析し、アドバイスします。ただ、そのアドバイスが『子育て・人の成長』という視点からは必ずしも正しいとは言えないこともでてくるということを、忘れずにいて欲しいと思います。『合格する』ことだけにピントを合わせて、公立中学をバカにする発言をする講師もいます。少しでも私学への執着心を持ってもらった方が勉強に力が入るからかもしれません。塾での友人関係を軽視する講師もいます。子どもたちにとって友達関係はすごく大きなことです。『塾は勉強する場所なんだから、そんなくだらないこと考えずに問題解け』と言うのは簡単ですが、塾講師がそう言ったとしても、家族はそうではいけないと思うんですよ。友達の発言に心を痛めたことを理解し、悩んでいることを認めてあげ、安心させてあげて、それでいて、自分の言動を省みたり、前向きに勉強に取り組めるように背中を押してあげて欲しい。『お母さん』までもが『塾講師』と同じ視点になった叱り方をしなくてもいい場合があるんですよね。お父さん、お母さんと塾講師は、役割がちがいます。お父さん、お母さんが、「お父さんお母さん」としての役割を果たしてくれるからこそ、塾講師も思い切って「塾講師」としてのアドバイスをすることができます。以前、できのいいお兄ちゃんと比べて、学習面で苦労する弟のことをずっとけなす保護者の方がいらっしゃいました。「あの子の母親をやめたくなることがある」とまで言われたことに私はショックで、彼には「塾講師」としてのアドバイスができなくなりました。元々お母さんが頑として譲らない目標校は現実的ではありませんでしたので、本当にそこを目指すのであればかなり厳しい課題とアドバイスが必要でしたが、あんなふうにけなされていると知ると、どうしてもやさしい言葉をかけ、彼の彼としての成長を認めては誉める。そして越えられそうな範囲での課題を与えるということになりました。塾講師としては、失格です。保護者の方のニーズに応えられませんでしたから。塾講師が塾講師としての仕事をするためには、保護者の方が、ちゃんとお子さんの様子を丁寧に見ていただく必要があるんです。健康管理もそうですけど、気持ちの揺れに敏感に察知して、相談して欲しいです。集中できない事情があるときに厳しい叱責は、届きません。やる気にあふれている時も教えていただければ、いつも以上の成長を期待した指導ができます。どんなこと習ったの?すごーい! 去年の今ごろからは信じられないぐらい賢くなったんじゃないの~?!たまには、小さい頃に幼稚園から帰ってきたらしていた会話のようなちょっと親バカな「わが子絶賛タイム」を作ってあげてほしいなと思います。そんなときには、叱る諭すのは講師に任せちゃってください。電話1本で承ります。→講師目線の「中学受験体験記」
2019年09月23日
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中学受験の準備をしている生徒さんたち、うちの子も含めてですが、学校の成績は全く別物ですね。学校の教員をしている友人もいるので、そちらからの話を聴いてもそうですが、〇字が丁寧できれいな子が高く評価される。〇基本的な問題ばかりなので、そこでミスをしてしまうと大幅に評価が下がる。 →難問に燃えるタイプは評価されにくい。難問がそもそも学校では出題されないから見えない。〇挙手をして発表をする子が高く評価される。 ただし、全部の問題に手を挙げると当てられなくなる。 変な空気を読むようになる子も。ネット上では、数式的には合っているのに模範解答とちがう書き方だから×されたものや、白黒のプリントで「ピーマン」が模範解答のところを「パプリカ」と書いて×になったというものもありました。国語のプリントでも、正解にしていいと思われる解答まで×にされているのをよく見ます。あくまで「限られた問題」だけで判断した「担任の先生一人の個人的な感覚」においての成績であって、それが適切な評価である場合もあれば、ずれている場合もある、と割り切りましょう。
2019年09月23日
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とあるつながりから、私立小学校の先生とお友達になりまして、そこで私のこれまでの経験からのエピソードと、先生の小学校での悩みごとがうまくフィットしたことで、その小学校の校長先生・教頭先生ともお話する機会ができ、そして、先日その学校での教員研修の講師をさせていただきました。就職活動の大学生の指導もしてきている経験から、どんな学生が社会に求められているのか、どんな力を育てることが必要か、なかなかうまくいかない生徒はどこにつまずきを感じているのか、小学生時代にだからこそ、育てるべき点、国語とコミュニケーションスキルとを結びつける意識での授業、コミュニケーションスキルの育て方の具体的ないくつかの教材や手法、受験国語の読解問題の取り組み方、採点基準、読解ポイントと不正解の生徒の考え方、その矯正の仕方、中学高校になるとどんなふうに発展していくのか、小論文が書ける生徒の特長、など。皆さん熱心にメモをとっていらっしゃいました。「ぜひ第二回を」「生徒に出前授業を」「いや、保護者に聞いてもらいたい」というような声を先生方からいただけました。子ども達のためにクオリティの高いものを・・・という気持ちがある方とこういう時間が持てることはとても幸せです。
2019年08月28日
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夏休み中は、manaviでの夏期講習で中学受験生の授業をしながら、複数の私立高校の「夏期集中」をお手伝いしてきました。大学受験対策の現代文のクラスに、3校授業に行きました。だいたい4~10コマ授業しまして、最終日には生徒さんにコメントを書いてもらいました。「初めて、こう読むのか!!とわかった。衝撃。」「記号問題は運試しだと思っててきとうにしてきた過去の自分を怒りたい。ちゃんと根拠があって、その通りにやったらどんどんと正解していった。」「今までの自分だったら絶対に諦めるレベルの文章が、やり方習ったそのとおりにやったら、意味が掴めた。ほとんど正解して自分でもびびった」「ずーっとずーっと先生の授業がいい」「正直・・・もっと早く知りたかった・・・」という感じものが多かったです。いかに、国語は各自の感覚に任されてきたか。また、学校の授業の「教科書とそれに関する質問に答えるのは先生の話を聴いていたかどうか」で、「読解力」をつけるための授業がなかなかなされていないということがあるということだと思います。限られた時間で私の伝えられることを全力で伝えてきました。私の元教え子は、「予備校の現代文講座も受けたけど、先生が小学生に教えてくれた以上の新しいことはなかった。」と言っていましたね。文章が抽象的になったり、長くなったり、語句が難しくはなりますが、「読み方」と「設問の意図」のルールは同じです。小学生の皆さん、土台の部分を丁寧に理解しましょう。その理解は、未来の自分もずっと助けてくれます。
2019年08月28日
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作文系過去問の採点、小論文、履歴書、自己PR、志望動機など文章系の個別指導や添削を希望される方は、申込が可能です。※メールでの指導 1往復3000円~(ただし、文例として使用可の場合割引あります。)※対面でのアドバイス 1時間4000円~(交通費の半額を御負担いただきます。こちらの教室まで来られる場合は交通費は不要です。)※教室は、堺東駅から徒歩7~8分のところにあります。※申し込みは、→こちらの右下の申し込みフォームからどうぞ。
2019年08月23日
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保護者の方ができる教育効果UPのサポートです。〇授業後に、「今日何習ったの?」と質問をすること。 その返事には、「すごい!」「それで、それで?」「他には?」と興味があるように、相槌を打って、どんどん聞き出してください。 そうしてもらえると、脳が今日の授業を思い出そうとしていろいろと動きだしてくれます。「復習」効果があります。同じ内容を3回繰り返してインプット・アウトプットすると長期記憶の引き出しに入るそうです。 その1回を帰り道か翌日の朝に引き出してもらえたら、教育効果が上がります。〇脳が活性化する方法の1つに「楽しみ」という気持ちを持つことというのがあります。 お楽しみを用意してあげてください。デザートでも、旅行でも、気分転換のお出かけでも、なんでもかまいません。それを「楽しみ~」と思いながら、教室に向かってくれたら、今日のこの授業も頑張って乗り切ろう。そうしたら、お楽しみのあれが待っている~と前向きな気持ちになります。〇家族の笑顔は、ポジティブな感情や自己肯定感を高めてくれて、それが新しい知識を吸収するエネルギーともなります。つまり、がみがみモードは封印です。私は我が子にはガミガミ言ってしまうのがわかっているので、この夏めっちゃ仕事入れています。横についてイライラして怒ってしまうならいない方がマシだから、それでさぼってて、自業自得になったらなったで、それも子供の人生の勉強だからと。2か月前に、知り合いの知り合いという形で引き受けました家庭教師。6年生で、過去自己最低点を取ってしまったというその生徒さん、5回の家庭教師で偏差値19ポイントアップしました。[国語の公式]を説明しましたところぐんぐん吸収して使いこなせて、自己ベスト更新。志望校諦めなくて済みそうです、とのこと。同じ説明を、先日は高校3年生の大学入試対策講座でもしてきました。コメントに「もっと早く知りたかった・・・」「今まで感覚や運だと思っていたことに、ちゃんと裏付けや根拠があったのだと改めて理解しました。ちゃんと解きます。」「先生のやり方やったら、びっくりするぐらいセンター対策の問題集が解けた。ほんとにびっくり。間に合ってよかったー。」と。中学受験のときに、きちんと現代文の解き方を整理できれば、そのまま大学受験まで使えますからね。あとは文章が抽象的で小難しくなるだけです。頑張れ受験生。
2019年08月04日
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「爆笑」は、本来は「大勢が一度にどっと笑う様子」を意味していました。つまり、「一人で爆笑する」という使い方は間違いとされていたのですが、近年ではそのように使う人も増えています。以前は、このような使い方を「誤用」「誤り」として認識されていたのですが、最近の辞書では言葉のニュアンスは変化するという日本語の特徴を捉え、「~という使い方もある。」「近年では~という意味でも使われる」というような説明になってきています。そのような語句は、本来の正しいとされている意味を知っておきたいですね。その上で、近年の用法も知っておくと、相手によってどちらのニュアンスで使っているのかその真意を汲み取ることができます。こちらのサイトに、文化庁がまとめたものがあります。本来の意味と広がりつつ意味との両方があります。ぜひお子さんとの話題にしてください。→内閣府 政府広報オンライン 文化庁「言葉のQ&A」
2019年06月18日
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小4の国語の授業で、芥川龍之介の「トロッコ」の読解に取り組みました。設問になっているのは物語の一部だったのですが、昔話のような雰囲気と主人公良平の心理状況と情景の色味が重なるところが面白かったようで、「続き読んで!」とせがまれました。青空文庫に収録されていて無料で読めますから、少し補足説明を入れながら、最後まで読みました。「面白い!」「自分も風を感じた」「息苦しかった」「我慢していた涙があふれてくる感じ、わかる!」とそれぞれ五感を使って味わえたようです。トロッコに乗れて、うれしくて仕方がない時には、みかん畑。オレンジの〇とつややかな緑がたくさん目線より上にある感じ。そこからしばらくすると、竹林になり、遠く来過ぎたことに不安になるときには、線路にかぶさる落ち葉を見ます。視線の高さと色味の変化、ここを解説すると生徒達も感心していました。この次の問題は下村胡人「次郎物語」の一説。こちらも現代っ子にはなかなかなじみのない風景や設定です。「生みの親」と「育ての親」が別。大好きな育ての親のところから、生みの親の方へ帰されるシーン。ここも生徒達は大変興味を持って読み込み味わいました。「タイムスリップしたみたい。今、頭の中だけ時代がちがうところにいた、今、戻ってきたー。」という生徒さんもいました。少し古い言葉遣いで書かれた物語。全く違う人生を疑似体験して楽しめる。読書の醍醐味ですね。画像は、勤務途中で見かけた紫陽花です。
2019年06月08日
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授業前のちょっとお話。初心者とプロとの違いについて。例えば、「ちはやふる」という百人一首の映画が少し前にあって、漫画も人気ですね。上の句を聴いて、下の句の札を取ります。初心者は、和歌を下の句まで聞いて探します。和歌を知っている人は、最初の数文字で札を取ります。日本一を争うレベルの人は、一文字目が聞こえるか聞こえないかというときにすでに札を取っています。どこにどの札があるのか把握し、息遣い、研ぎ澄まされた耳の感覚、切れない集中力、戦い抜く体力などありとあらゆる角度から鍛えてそれを可能にします。「お花」という言葉も知らない人からすれば「お花」ですけども、ある程度知識のある人は、それを「チューリップ」「あじさい」「ひまわり」…花の名前で認識しますよね。「お花」という「お花」はありません。知識があれば、見える世界が変わります。より複雑なもの、より細分化したものを理解し、味わい、楽しめます。毎日、皆さんが勉強を通して「世界を味わい、楽しむための練習」をしています。
2019年06月05日
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授業内容を聞き流してしまわないように、少し気合いを入れるお話やくすっとくる面白い小話や、へぇ~という雑学などを入れるのは塾だとスタンダードなやり方で、私もよくやります。今日は、体験入塾中の生徒さんがテキストを見て「記述問題キライやわー」と大きな声で言ったので、それをきっかけに「脳をいじめる言葉、喜ばせる言葉」の話をしました。「苦手」「嫌い」「めんどくさい」「しんどい」というネガティブワードを聴いてしまうと、脳はストレスが入り込むのを防ぐためにブロックをかけて頭に情報を入れないようにするんだよ。すごくひどい経験をした人は、その記憶ごと消すこともできるぐらい、脳はその情報がその人にとっていいものか悪い者かを判断して覚えるか忘れるか指令を出すんです。「幸せ」「好き」「面白い」「楽しい」「知りたい」「わかりたい」と思ったら、ぐんぐん吸収しようとしてくれます。せっかくテレビやゲームなどの時間を我慢して、塾の教室で自分の力をつけに来ている君たちなのに、脳に「覚えないで」というサインを送ってしまったらもったいないね。「わからん」じゃなくて、「わかりたい!」ってつぶやこう。「難しい、無理」じゃなくて、「これを自分の力で解きたい!」って思うといいよ。
2019年06月04日
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小学生が、自宅で集中して勉強に取り組むのがこんなに難しいものかと、我が子を見てつくづく思い知りました。でも、働く私にとっても自宅はリラックスの場所。大人でも自宅で100%仕事モードになれないのに、生まれたときから自分が甘やかしてもらえて好きなタイミングで好きなことができた自分の家で子供が100%勉強モードになんてなかなかなれないのは自然なことですね。そんな中で、しっかり集中できているお子さんは、本当に素晴らしい。叱りつけて機嫌が悪くて、いやいやしぶしぶテキストに向かってもなかなか勉強の効率も上がらないなら、家庭教師や個別指導を利用するというのも手ですね。しかし、そうなると次は費用的な問題が発生・・・。費用は抑えつつ、自分で学ぶ時間と質を確保したいという方は、ぜひのぞきにきてください。私が国語で関わっているmanaviでは、日曜日の個別コースで他塾の生徒さんも1時間1500円で個別指導が受けられます。日曜日限定ですが、10:00~18:00の間、好きな時間だけ利用できます。各自が問題に向かい、質問したいタイミングで塾長先生含む数人の先生にわかるまで丁寧に個別指導してもらうことが可能です。そして、月18000円を超えた分の費用はノーカウントです。1か月12時間までは、1時間1500円でカウント。毎月12時間を超えた分は定額制、何時間利用しても18000円までです。3時間を4回の日曜日とも行けば12時間。それ以上は費用負担なし。自分で問題に取り組んで、自分で答えを出すことも大切です。でも、質問したいタイミングにすぐに尋ねることができる環境も大事です。一般的な個別指導だと60分や80分の自分の購入した時間帯しか質問ができないということもありますし、費用も高め。それがこの形式だと、普段塾で学んだことが定着しているか課題に取り組んで自分で勉強して気づくことができます。それでつまずいたり、応用問題と向き合うタイミングで先生のアドバイスを受けて、ステップアップすることができる。塾の授業を受けた生徒さんにとって、効果的な日曜日の使い方ができます。私立中学入学後に定期テスト対策などでの利用も可能です。→https://www.manavi-osaka.com/privatelesson
2019年05月28日
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AIによって職業の半数近くがなくなるかもしれないというお話も出てきていますね。コンピュータ、AI、lotなどがますます身近になることで、ますます人のコミュニケーション能力は今後重視されていくことでしょう。コミュニケーション能力というと、会話や対話をいちばんに思い浮かべますが、「表情」「しぐさ」も大きなポイントであると、お子さんに教えてあげてください。同じ「ごめんなさい」という言葉でも、しょんぼりした表情で涙を浮かべながらであるのと、目線を合わせずに、急いだような口調で言うのとでは印象がちがいますよね。大人であれば、この違いはすぐにわかるのですが、「客観的な視点」をまだ獲得していない子どもさん達は教えてもらえないとなかなか難しいのです。「上の子に比べて妹・弟が要領がいい」という子育てあるあるがありますが、これもきっと、下の子は上の子と親のやりとりを見ることができているからですよね。サンプルがある。実際にやりとりを自分で見て学習することができている。長女・長男さんはそれが難しい。「目は口ほどにものを言う」ということを例を挙げて説明してあげられるといいですね。授業中、たとえ、自分が指名されなくても挙手をする。それで、先生に「私はこの問題について考えて答えが出せたということ」が伝わるから意味がある。お友達が悩みごとを言ってきたら、いい解決方法が思い浮かばなくても、いっしょに悩んでいっしょにため息をつけば、伝わることがあるよ。■作文力UP作文の力を伸ばしたければ、まず「分析の目」を育てましょう。そして、「気持ち」は、「だからどうした?」と考えて、できるだけ「行動」で説明しましょう。(例1)「ほしかったスニーカーを買ってもらえて嬉しかった。」「ほしかったスニーカー」を分析して言葉にしましょう。「青色に銀色の線が入ったスニーカーにあこがれていました。とってもかっこよくて、あれをはいたら足が速くなるように思えました。誕生日にお父さんに買ってもらえました。夜寝る時に、鏡の前で履いてみました。枕元に置いて寝ました。大事にはきます。」(例2)「一生懸命そうじをしました。」と書いたところを、「分析の目」と「行動」をポイントに書き直します。「1年間お世話になった教室をきれいにします。床についた絵の具がなかなかとれなくて、ぞうきんを指に巻いてごしごししました。ぞうきんを洗って絞ったら水が真っ黒になりました。ゆかがつやつやになりました。」
2019年05月22日
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5/18 4年生の理科の授業は、塾長先生の実験教室。塩と氷でジュースを固めるぐらいまで温度が下がることを体験しました。割り箸をさして、キャンデーにして、みんなで食べました。理科を楽しむ、そして感覚で理解する。大切な勉強です。
2019年05月18日
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小4の授業で、説明文の読解の解説をした後、物語文の読解のトレーニングの意味も込めて、読み聞かせをしました。講師の声に集中し、イメージを膨らませて物語を立体的につかむ。風景や状況、登場人物の関係、主人公の心情の変化とその理由、直接説明されていない行間を汲み取れるかどうか、いろいろ試せます。自分で文字を読むのではありませんので、聞き逃しても戻ってもらえません。ぐっと集中し、「言葉」を「世界」に変換する練習ができます。今回は、子供たちも大好きな『窓ぎわのトットちゃん』の前半のいくつかのエピソードを。読み聞かせにすると、文字で読み込んで解く時よりもリラックスするのか、生徒たちも表情豊かにリアクションをもって聞きます。これもいい効果なんです。そういう聴き方を褒めることで、自分が一人で読解問題を解いていてもどこかで声で再生して、つい口元が緩んだり、眉が動くぐらい、その世界に近づけると読み取れることが増えますから。今回も、「トットちゃんは、誰もいない校庭を通って教室に向かいました。」という一文から、生徒たちは、「学校にいちばん乗りだった」「楽しみ過ぎて早起きをしたんだね。」「わくわくして速足(はやあし)で来たと思う」と主人公の気持ちを掴んでいました。
2019年05月18日
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大学でのレポート作成、大学入試や就活の際の小論文講座、小学生の読書感想文などの講師もしています。先日、私立高校の小論文講座の指導に行ってまいりました。私立高校ですので、中学受験か高校受験を超えてきている生徒さん達が対象。受験勉強の際に、ある程度説明文や論説文の解き方を学んできた生徒さんは、少しのコツを説明するだけでここまで文章が書けるのかという驚きを改めて感じました。個別に添削していますが、予想以上に良い出来です。大学生も教えていますが、AO入試や自己推薦入試での入学者が多い学部だと、なかなかこうはいきません。語彙も文法も論理展開もまっさらな学生に小論文やレポートを書かせるのは、素人の富士登山みたいなものです。その点、中学受験である程度日本語運用能力に自信を持てた生徒さんは強い。自分の意見を伝えるための語彙や論理展開のサンプルを数多くインプットしてきたようなもの。これまでの経験値によって、一歩の大きさが全然違います。春期集中講座、毎日おつかれさま。「今、頑張っている自分が未来の自分に自信をつけてくれます。今日の1問正解は、未来に10問の正解する大事な鍵となるものです。さ、集中していきましょうね。」と言いつつ、花粉症で辛そうな子がたくさんいます。薬を飲んだせいで眠そうな子もいます。涙目、くしゃみ。ときどき顔洗う?鼻かんでくる?と声を掛けて、応援しています。
2019年04月05日
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「塾に通っているのに成績がまったく伸びない。」それは、本人の能力不足のせいではありません。本人の理解のペースが塾のカリキュラムと合っていないミスマッチが大きな理由です。少し早めてもらった方が伸びる子もいますし、もう少しゆっくりの方が伸びる子もいます。また、一方通行の授業で力がつく子は少ないです。指名されたり、先生が採点したりなど、「かまう」方が教育効果は上がります。manaviでは、3~12名生徒の理解度・学習のペースに配慮して丁寧に指導していきます。宿題には解答をつけておりません。講師が解説しながらその理解度を確認しつつ、解説の度合いを微調整していきます。算数は、塾長が全員分一人一人一問一問採点して、個々の力をはかっています。力がついてきたら、速度を上げ、難度を上げます。つまずいたりスランプになったら、ゆっくり説明し直したり、横について復習します。「面白い」「わかる」「解ける」という手応えのためには、ときどきマンネリ化する学習の中で手抜きになったり、わからないからと空欄にしたり、投げやりになる生徒さんに厳しい言葉をかけることもあります。その後の「不正解の連続による自身喪失」の方が怖いからです。小言は、「不合格」よりずっとマシです。ぴりっとして集中のスイッチが入ったら、その後格段に正解が増えます。そうしたら「すごい!さっきと全然ちがうね。集中してからの正解連続、かっこいいね。この調子!」と褒められます。そうして軌道修正していきます。わかっていない、集中していない、ぼんやりしている、そういうのを放置しません。わかってきた、集中している、理解を深めた、そういうのを見つけて声を掛け、評価し、次の授業に繋げていきます。「育てていく」という感覚を持って授業をしています。消化不良や自信喪失の呪いにかかると、成績を伸ばすのに2倍以上の時間が掛かります。伸びる可能性や能力を充分に持っていながら、その塾の進度があっていないがために、成績不振となっているケースも多々あります。春から夏は、スピードよりも、「本人の理解」をまだまだ優先すべき時期だと私は考えています。→進学教室manavi 大阪府堺市 堺東駅から徒歩7分 熊野小学校近く。
2019年03月22日
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2月から新学年の授業が始まり、manaviでももうすぐ2か月となります。少し慣れて来た頃ですね。6名~8名の少人数ですので、生徒さんのペースに合わせて昨年よりもずっと早い進度ですすめていけているクラスもありますし、つまずいているようなのでじっくりゆっくり同じ問題の復習なども挟みながら、自信の核となる部分を大事にしているクラスもあります。今日、弟さんの送迎にいらっしゃった保護者の方から、manaviで学んでこの春から中学生となるお兄ちゃんが、卒業間近の小学校での作文課題のテーマ「感謝」でこの塾の話と私の話を書いてくれたのだと教えてもらいました。「すごくコワいときもあるけど、すごく力を伸ばしてくれた」と。友だちの間では、「あの先生、マジ、神やで。」とまで言ってくれていたとか。ぜひ、その作文を読ませてもらいたいと思ったのですが、お母様もそのように言ってくれたのですが、「添削されるからダメ」と拒まれてしまいました。笑。残念。「でも、その気持ちわかる。」と周りの講師が言っていました。6年生になってからめきめきと頭角を現して偏差値70台まで国語の成績を伸ばしました。このクラスの生徒さん、みんな本当に良く頑張りましたが、「歯を食いしばって耐えた」という感じではありません。受験に近づくにつれ、「面白さに気づいてのめり込んだ」「文章の内容に没頭した」という感じになって伸びていきました。最初から偏差値70台の子向けの授業を彼にしていたら、ここまでは伸びなかったと思いますし、国語の文章題を楽しむというところには連れていってあげられなかったと思います。スピードも正確さも同時に要求できるようになったのは6年生の秋ごろからでした。6年生の夏までは、スピードは度外視し、正確さ、読み取りの深さの方を重点的に指導して、コツがつかめてからスピードも要求するようにして伸びが加速していきました。「面白い」「わかる」「そういうことか」の積み重ねがあって、初めてスピードに乗れます。以前は苦手だと思っていた科目が、得意になり、その面白さに目覚めてから中学に進学できる。そうなってくれたことが嬉しいです。
2019年03月22日
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私は現在大阪堺市のmanaviという中学受験専門の個人塾で授業をしています。ここは、4~15名までの少人数クラスですので、授業中生との集中や理解を把握しながら、演習の問題量や難易度を調整していますので、教育効果は高いです。他塾で息切れしてしまってこちらに転塾してこられた場合には、その「自分にぴったり合う授業」がよりわかっていただけているようです。少ない生徒さん達、このメンバーが理解できれば、次に進めますから、無駄も消化不良も起こらないのです。さらに個別指導を加えていただけると、その生徒さんだけの目標設定と難易度で授業を組み立てできますから、より効果は大きくなりますね。志望校が決まったら、それに合わせてプロデュースします。他塾に通いながら、私の個別指導を2~3か月に1度受けているAさん。ここしばらくお互いのスケジュールが合わずに4か月も間があいてしまって、Aさんまた国語に自信がない、成績落ちて来たと相談がありました。久しぶりの授業ですし、新6年生になるということで、文章はシンプルだけど段落構成の意図に気づかないと難しく感じる随筆文を用意していきました。やはり、てこずってしまい、授業の前半では不正解ばかりでした。丁寧に解説し、類題を練習しました。「あー!そうか。わかった。わかった。面白いっ。」と笑顔でした。時間を少し過ぎましたがきりのいいところまで進みまして、終わりを告げると、「え?もう?」と時計を見て驚いていました。そのぐらい集中できていましたね。後日、お母さまから連絡をいただきました。「国語の模擬テスト2000人中50位以内に入りました。先生のおかげと本人が報告してって言っています。5年生の間勉強そんなにしていなかったので、どうなることがと思いましたが、モチベーションアップできたようで良かったです。」ですって。いやいや、それがAちゃんの実力なんですよ。実力の種が渋滞しちゃっているのを交通整理するのが私達の仕事です。ちょっと理解が深まれば、この爆発的な伸び!こういうのをどの子にもプレゼントできたらいいなぁ。教室での授業でも80分で文章1つをじっくりこってりと解説する日もありますし、びゅんびゅんスピードに乗って何題も進めるときもあります。それも、生徒さんのモチベーションや目標や経験値に合わせて調整します。ちょっと中だるみや意欲不足のときには、励ますことも、軽く雷を落とすこともあります。そして、「先生やおうちの人からの注意で集中できたのは素晴らしいけれど、できれば、今度は自分でその状態にできるように練習していきましょうね。」とプチ目標としてお話します。
2019年03月08日
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関西の入試の結果が出揃いました。 お父さんお母さんも、本当にお疲れ様でした。 呑気な本人よりもずっと気を使っておつかれのことと思います。 まだ小学生の子ども達にとって、緊張の中自分の持っている力を出し切るというのは大変難しいことです。 あれだけ世界中から「金メダルに最も近い選手」と言われていたフィギアスケートの浅田真央選手も、 金メダルは取れませんでしたね。相当のトレーニングを積み、ありとあらゆる分析をして、それでもうまくいかないこともある。その悔しさはいかほどか、私のする想像よりもはるかに大きいものだと思います。 翌日のフリーでは、見ている方が涙があふれてくるような素晴らしい演技で世界を魅了しました。 その気持ちの切り替えについてのインタビューで、真央さんが言っていました。 「実は前日の失敗を引きずってしまって、朝の練習ではジャンプが一度もまともに跳べませんでした。自分の体を自分でコントロールできないまま、フリーの直前の時間まできてしまいました。 音楽が鳴るというその瞬間、最初のポーズを決めるその瞬間、しーんとした会場で、いつもなら誰も声を発しないその瞬間に、『真央ちゃんがんばれー!』応援してくれた方がいました。静かな中で声を出すことにその人も勇気を出して声を出してくれたのだと思います。そのあと何人かも続けて『がんばれー!』と。それが耳に届いてた瞬間、すべての鎖みたいなのが解けたように、すっと体が軽く自由になりました。もう好きなようにやろう。思い切ってやろう。と思えたのです。」 自分にできることをやりきった後、人の声を素直に自分の中に受け入れて力に変えることができる。 声を出した側について「勇気を出してくれたと思う」と言える。 「フリーで納得のいく演技ができたのはなぜか」と聞かれて、自分がしたことではなく応援の声について話をするというそういう視野の広さというか、周囲を大切にしている姿勢。 見習いたいです。 生徒さん達も、この受験を通して皆さんお持ちの力に多角的に磨きをかけました。 論理的な考え方、 多くの知識、 積み重ねることの意味、 複雑なものを楽しめる感性、 つまずいたときに教えてもらって理解できた体験、 油断するとまんまと下がってしまった成績、 「解きたい」「できるようになりたい」という前向きな気持ち 磨いてきた力が、先生や友達と出会うことでさらに開花していくのでしょうね。 多くの実りある日々となりますように!
2019年01月28日
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今日、関西で一斉に中学受験の入試が始まりました。生徒全員が、全力を出せますように。昨日の最後の授業では、改めてポイントの確認をしていきました。各科目のポイントの説明だけでなく、気持ちの部分についても。緊張してきたら、それは「いつもの自分よりもできること」を考えているからかもしれない。そうじゃなくていいよ。「いつもの自分でいい。いつもどおりに。これまでやってきたことをここでもやるだけ。」そう思ってリラックスできるといいね。皆は、ちゃんと合格できる知識も技術も磨いてきました。新しい技は必要ありません。ちゃんと持っているので、おちついて、手順を思い返そう。ただし、できそうだからと粘ってしまうのだけ注意ね。少し悩む問題は、後回し!先にできるところを埋めてから残った時間で考えても十分だから。そこでしがみついてしまうと後の簡単な問題を取り損ねてしまうからね。ちょっと難しいけどできそうな問題のときは、意識して「にこっ」と笑って。笑顔を作ると脳のスイッチが入り直すから。1科目終わるたびに「できたー。」とつぶやいてね。前の科目を引きずらないために。次の科目に気持ちを切り替えようね。周りが答え合わせし始めても気にしないこと。今日の夜眠れなかったら、「落ちたらどうしよう」というマイナスの自己暗示をかけないこと。「受かったら何部に入ろう」と楽しいイメージをたくさん作ることね。どうしても落ちたらどうしようって思ってしまう?落ちたら「僕の実力を引き出せないテストを作ってしまった学校が悪いのだー」でいいよ。笑。先生たち「そうだよ、君を不合格にするなんて見る目ないなぁ」っていうから、そのときは塾の教室においでね。次の入試まで密着特別特訓授業してパワーアップの手伝いするからね。なんて、ことも頭のすみっこに置いといて。ほんとにここまでよく頑張りました。これまで頑張ってきたけど、ここ10日ぐらいの伸び方はものすごかったよ。めきめき音が聞こえるぐらい力がついてる。それ、発揮しようね。全部出し切っておいでね。後は、先生たち「おめでとう」を言う準備して待っていますね。講師全員から、それぞれにメッセージを書き込んだカードをお守り代わりに渡しました。
2019年01月19日
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例えば第一志望校として挑戦するA中。 (本人の平均偏差値+7)第二志望校として実力的に妥当なB中。 (本人の平均偏差値±0)第三志望校として余裕の合格圏C中。 (本人の平均偏差値-5~10)以上3校を受験を考えるとします。「第一志望校」と「挑戦校」を別に考える。「第一志望校」を「挑戦校」と呼び、「第二志望校」を「第一志望校」と呼ぶ。挑戦校として挑戦するA中。 (本人の平均偏差値+7)第一志望校として実力的に妥当なB中。 (本人の平均偏差値±0)第二志望校として余裕の合格圏C中。 (本人の平均偏差値-5~10)生徒さんが精神的に少し楽になります。不合格になる確率が高いときには、「挑戦校」と言って、もし不合格となっても「挑戦」したことを誇りに思えます。「失敗」というのではなく前のめりになったことを賞賛してあげてください。後に引きずりにくくなります。通学時間という物理的なものもそうですし、部活動や行事についての取り組み、コース編成、説明会での先生陣の印象・・・いざ、進学先として、大切なわが子を6年間(3年間)預ける学校として、偏差値以外にも様々な項目が出てきますよね。現実的に進学するであろう学校を「第一志望校」と呼んでおく。「ダイイチ志望校に不合格になってしまったから不本意だけど、こっちに来た」という気持ちで入学式を迎えるのは賢明ではありません。変にプライドが前に出てしまうと友達も作りにくくなります。挑戦校に合格した場合。それは子供にとって大きな大きな自信になることでしょう。しかし、現実的なことを言うと、自分よりも成績がよい生徒がほとんどの中に、なんとかぎりぎり滑り込んだような合格の場合、その環境で伸びる性格の子か、苦しむタイプの子かしっかり見極めましょう。極端な例を言えばA中の最下位で6年間苦しい思いをするのなら、D中のトップの方が本人にとっては快適ということもありえます。私立の中学のカリキュラムは、かなり早いです。上位で合格してもついていくのがやっとということもおおいにあります。また、B中は部活は趣味程度。あくまで勉強中心の進学校。C中は、コーチなども熱心で全国大会常連の運動部もある。という場合、成績的にはゆとりを持って入学できるC中で、運動部に入り学生生活ならではの厳しい部活動でしか学べないことを学べることがあるかもしれない。いろいろな角度から考えて収穫の多い学生生活を過ごすことを考えてあげるのも大切なことです。塾は上位に合格してもらいたいのでいろいろいいます。それこそ最下位だろうがなんだろうが合格は合格です。でも、通う本人にとってのベストは何か。(大学の指定校推薦枠を意識するのなら、余裕をもって上位をキープできる学校がお勧めです。)過去の教え子さんの例でいいますと、ある子は、A中に合格したけど通学がしやすいC中へ進学して、部活も勉強も一生懸命、全国模擬テストでは成績上位者の常連になっていました。入試では1位だったそうですが、定期テストなどでは油断するとベスト10を逃すこともあり、また気が引き締まって次はまたトップ・・・といい刺激もあるようです。お母さんは、「もしA中に進学していたら、よくても半分ぐらいのところだと思うんです。450人中220位とかでは次にがんばって10位あげても210位。それだと少しずつパワーダウンしていただろうと思う。」とおっしゃっていました。小学校では「賢い」と一目置かれていた彼女は周りの期待に応えたいというのがエネルギーになっていた。それに近い環境という点では、あえて余裕のある中学への進学が功を奏したと言えるでしょう。ある子は、最初は予定になかった挑戦にA中を受験してみごと合格。成績的にはちょっと背伸びをしてA中に進学。それによって、のんびりほんわかしていた彼女が、きりっと芯の通ったというか、自分の意見をしっかりと持って表現できるようになったとお母さんがおっしゃっていました。「先生、周りはみんな自分より賢いから、手を抜けへんよ~。大変やけど、みんなと肩並べられる自分になりたいから、必死にがんばってる。がんばり続ける自分て、ちょっとかっこいいかな~と思ってるからこの学校に来てよかった~!」この子の場合は、挑戦校に進学してよかった。こつこつ取り組む努力家の性格、自分を磨き続けることに前向きな彼女は、周りがみんな自分より上というのは絶好の環境だったようです。お子さんの性格を加味する必要があると思います。こんなはずじゃなかった・・・そういうエピソードも結構耳に入ってきていませんか?私自身が、高校進学の際、偏差値だけで決めて失敗しました。ですから、私の教え子については、できるだけ性格や本人の描いている中学生活も配慮して進学先について話し合ってきました。少なくとも成績だけで自動的に進めるようなことはしてきていません。こういう塾や講師は少ないようです。勉強してきた人にしか得られない「合格」はどれも全てに大きな意味があります。ですが、塾にとっての価値と、お子さんの人生にとっての価値は必ずしも一致するとは限りません。一致していればいいんですが、そうでないとき、判断できるのは、親しかいません。進学先として中学を見たとき、性格と校風を見比べて、判断できるのは生まれてからずっとお子さんを見続けてきた親だけです。学校の持つイメージや風評、見栄、ブランド・・・揺れる気持ちはわかりますが、大切なのはお子さん本人。6年間、結構長いです。学校に照準を合わせて無理にお子さんをねじこむとどこかで無理が生じます。「なにかのまちがいでもいいから合格させて~」なんて拝むように中学を見上げるのではなくて、お子さん側に基準を合わせて学校を選択していく。せっかくここまでがんばってきたお子さんです。「この学校に入ってよかった!」毎日楽しそうに学校に通ってほしいですね。しかく
2018年12月11日
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「大学の学科図鑑」イマドキのキャラクター設定されたイラストで、気楽な気持ちでページをめくれますね。将来こういう世界に関わりたいなぁと漠然とイメージができれば、そこに近づくために今できることをきちんと丁寧に取り組むことの意味がより深まると思います。例えば、「試験の出題範囲が非常に広範囲におよぶため、大学に入るとひたすら勉強。心の準備はしっかりしておこう。」というような特徴だけでなく、その後どんな業界や仕事に関わる人が多いかというところも参考になります。そして、その学科の学費も説明されています。国立ならいくら、私学だといくらからいくらの範囲内とか、具体的な数字で気持ちも引き締まるかもしれませんね。興味は惹かれるけれど、その後の就職に結びつきにくいというような現実的な説明もありがたいと思います。オススメです。楽天ブックス私は、夕方からは塾の教室ですが、昼間は大学で文章・国語読解問題・語彙力・就活の自己PR文章などの講座を担当しています。たくさんの就活関連の本にも目を通しましたが、バブル時代の古い手法や考え方のものもまだまだ多い中、大学ジャーナリストの石渡嶺司さんのものに共感することが多く、以前からメッセージのやりとりをしておりました。『キレイゴト抜きの就活論』が昨年に出版されているのですが、その後日大のあの件依頼テレビでもよくコメントされています。日本中あちこち飛び回っていらっしゃる忙しい方ですが、先週関大キャンパスでようやくお会いして直接お話を聴いたり、学生へのアドバイスを共有したりすることができました。質問に残った学生と一緒に食事もしました。先生の著書の中でもこれは小学生でも楽しいと思えるものがあるので紹介します。
2018年12月09日
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担当の大学生に、毎週範囲を決めて語彙のテストをしています。えぇ、日本人に日本語の単語テストをしているような感じです。びっくりするぐらい正答率が低いのが「ことわざ」。( )の中に言葉を入れさせると、大喜利みたいになります。意味も信じられないぐらいテキトー。月夜に( )。←「うさぎ」とか「団子」入れるとかするんです。「濡れ手で粟」ぐらいもアヤシイ。聞いたこともないし、見たこともないから要らないとか言う学生に、「大人が普通に使います。使われたときにキョトンとしたら、幻滅されたり軽蔑されるレベルだよ?君ら風に言うとドン引きされるよ?常識レベルだから覚えて、と文例いくつも出したりして説明しました。」うちのクラスの金髪ピアス男子が、授業終わってわざわざ控室まで来て、「先生、オレまじで、勉強頑張るわ。本当は〇〇大行きたくて落ちたからちょっといじけてたんスけど、今日ことわざやったときに、じーちゃんの言っていた言葉が出てきたんですよ。何回も言ってて、イミフで聞き流していたんスけど。今日意味がわかって。愛感じました。」「意志表明しにきてくれたの?嬉しいなぁ。 で、何回も言われたその言葉は何だったの?」「朱に交われば、なんとかって。」「・・・よくない仲間とつるんでたのか・・・。」「なんでわかったんですか!?」「そういう言葉だからね。」「あ、そっか。当時悪いやつとつるんでいたのを心配してくれていたんだって、今日、あのページの意味見て初めてそういうことかと繋がったんですよ。雷に打たれたみたいになって。知識得たら、わかること増えるんだ!って思いました。英語だけ頑張ればいいわって思っていたけど、全部頑張りますわ。それ言いに来ました。今からじーちゃんに電話してお礼言います。今はいい仲間もいるでーって言います。」おじいちゃん、何年か越しにようやく伝わったようですよ。
2018年11月27日
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受験生の息抜きに見るなら、ぜひ、『ビリギャル-学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話-』ストーリーは、タイトルからしてだいたい予想がつきますね。大人なら、ストーリーの裏側の情報なんか(実は「ビリ」と言っても名門中間一貫校のビリだった。試験科目以外は学校で寝ていた。入試科目が2~3科。タイトルでは1年って書いているけど1年半。)もネットで目にしてしまっているかもしれませんし、塾講師が筆者なので宣伝のにおいも感じとってしまうという人もいますけども、映画、ぜひ見てください。よくできています。やってみないうちに諦めない。自分の可能性を信じて精一杯のことはやってみる。支えてくれる友達、家族。言葉一つで印象が変わること、自分の本心を言葉にして行動に移すこと、そういうことやるだけやったら、たとえ結果は理想と違ってもちゃんとその経験が積み重なって意味ある日々となること。親の立場で見ると、涙ポイントが多かったです。父親も母親もちょっとやりすぎでは、甘やかしすぎでは…と思うこともありますが、幼い頃病気がちだった娘に対してそうなってしまったのも理解できますし、子どもを信じる、子どもの人生を良くしてあげたいと根底にある部分は共感できます。『ちはやふる』映画3本になっていますが、コミックスは40巻あるので、できれば圧縮されています映画がいいかと。これも精一杯取り組む姿にぐっときます。知識があると理解が深まること、突き詰めて突き詰めてやれることやって自分が成長できること、それを支えてくれる人がいる喜びを再確認できます。どちらも見終わった後、「自分も頑張ってみよう」「限界と思っていたところを超えたくなる」と思います。
2018年11月27日
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先日は、1日で3つの大学をはしごして講義をしました。○午前中、A大学で日本語表現法。読解問題、ドラマの1シーンを使ってしぐさや風景の描写の読み取り方ににも触れます。 二人で歩いていてエスカレーターに向かうA。階段を昇るBを見て驚く表情。物語の後半、階段を掛け上がるA。振り替えると見える広い景色。靴底の減っている靴のアップ。↑何が表現されていたか言葉で説明してみましょう。表情やしぐさ、行動から真意を読み取ることは普段からしていると思うけれど、その感度を上げましょう。 ○午後、B大学でレポート作成について。客観的根拠と考察、問題点の指摘→成功事例の紹介や提案をする演習です。テーマはそれぞれ。「和菓子のおもてなし」「児童労働」「インバウンドの今後」「テーマパークの光と影」「商店街の活性化とスポーツ」など。習わないと「コピペ」してしまう学生も多いので、丁寧にレポート作成の仕方を説明します。 ○夕方、C大学で就活支援講座。18:15~の講座で、始まる頃には外は真っ暗。そんな中、出席した学生さん達ですから、こちらもより有意義な時間をと緊張感ある話から笑えるネタまでいろいろと。講義後は一言二言挨拶なり感想なりを言ってから退室する学生ばかり。後ろから見ていたコーディネーターも「素直さが後ろから見ていてもわかりました。かわいらしいというか、まだまだ伸び代がありそうな応援したくなる感じ」と言っていましたね。 どこの学生もうたた寝やスマホを触る学生など一人もいなくて、メモを取り、考えて書き込んで集中している様子でした。大学生を指導していると、小学生に指導するときのヒントも多く得られます。読解問題への苦手意識は、コミュニケーションに関するコンプレックスにもつながります。語彙力不足は、文章の完成度に関わります。小学生時代に鍛えておくことで、大きな差が開きますね。分度器の1度のちがいが、延長線上で大きくなるように、10年後のコミュニケーション能力につながります。
2018年11月26日
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中学受験生、「家で勉強しない」ということに保護者の方が悩まれます。が、20年見てきて(その中にはわが子も塾長の息子くんも含まれます)、理想としては家でも集中して頑張ってもらいたいというのが親としては共感いたしますが、結論として「そういうものです。」塾で頑張っているからこそ、家は休息の場となるのも自然なことだという考え方もあると思うのです。生まれてから育った自分がもっとも素直な気持ちのままでいられるのが家です。そういう愛情あふれた幼少期を過ごせた子だから、家では甘えっこモードになることで、バランスをとっているのかもしれません。塾では背伸びして、集中して難問に取り組んでいます。職場で真剣に取り組んでいるお父さんが自宅では部屋着でリラックスしてビールを飲むみたいなもの。自宅が「職場」でもあるお母さんには、受験生であるわが子のリラックスしている姿しか見えないと不安になられることもあるかと思います。塾での真剣な表情も見えませんし、いつもだらだらしているように見えてしまう。「そんなぐうたらしている時間があるのなら漢字の一つでも覚えなさいよ!!」と私も何度牙を剥くかのごとくわが子に怒鳴ったかしれません。経験から申し上げます。・・・怒鳴ったって何の効果もありません。そんな状態で机に向かってもイライラして頭に入らないし、夢見も悪くなって睡眠の質も下がるし、私の肌も荒れるし、一つもいいことありません。反省。最後のラストスパートの時期に保護者の方がにこにこしていること。これがもう効果大です。サプリや点滴のような効果があります。メンタル的にはかなり大きな意味があります。これがこれまで歴代で印象に残るような子たち、成績をぐんと伸ばされたご家庭の共通項であったということも申し加えたいと思います。「万が一不合格だったとしても、得たものは大きいし、いい、いい。それも人生。」みたいなどーんと構えた雰囲気。「塾で頑張っているんだから、家でぐらいゆっくりしたらいい。切り替えろ。」「そんなにしたいなら家で勉強してもいいけど、1日2時間以内な。それ以上は家族に迷惑がかかる。家族団らんの時間を犠牲にすることは許さん。したいなら早起きしてやりなさい。」とおっしゃっていたご家庭もありました。不思議なものです。2時間しかしちゃいけないというルールを設けられると、2時間したくなる。その2時間でいろいろやりたくなって、結果的に集中する。そうやって、「リラックスする場と時間」をしっかりと確保してくださっているから、塾の教室で少々スパルタ気味の授業にも耐える力がついて、ぐんと伸びている気がします。不安な顔、怒られた後味の悪さ、その空気はうちの息子の場合には負のスパイラルを引き起こしただけでした。数問であったとしても解けた問題があること、昨日の自分よりも成長したことがあること、そういうプラスを見つけて言葉にして、ほめたたえて、自身の種に水を与えてあげるように接することができたときには、すんなりといい感じにもっていっていくことができました。「家で勉強しない」。ありです。その分、塾の教室で頑張ってもらいます。集中した時間をこちらで過ごしてもらいます。塾でも家でも頑張りすぎて疲れ切ってしまうよりもずっと効率的に吸収してくれるでしょう。フルスイングでリラックスする場所としての役割をご家庭が担ってくれる。これは大きなサポートです。大阪堺市堺区 進学教室manaviのHP
2018年11月14日
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6年生は、それぞれ志望校の入試問題やその傾向に似ている学校の問題に取り組んでいます。記述問題ですが、manaviの生徒は得意としている生徒さんが多いのです。4年生から容赦なく記述問題に取り組んできています。国語の記述問題においては、個人塾はかなり有利だなと実感しています。以前は7校ぐらいある一つの校で指導していました。その頃よりも今の教室の方がより濃い指導ができていると言えます。複数の教室がある塾だとカリキュラムが「〇日に〇ページまで」と厳密に決まっているのです。ですから、ほとんど抜き出し問題に「から。」「こと。」をつける程度の記述問題しか取り組めないのですね。その方が授業を速く進められるからですね。記号問題と抜き出し問題を主にすると、解答解説がシンプルで済みます。記述問題の解き方の説明や採点基準に基づいて一人ずつ採点するのも、国語講師の中でも相当入試問題研究をしている人しか明確にできる人は少ないのです。もちろん6年生の担当の先生なら当然ご存知だと思いますが、4年生5年生でそのトップクラスの先生の授業を受けられるかどうかは大きいですね。(私が中学時代に通っていた塾では、模範解答どんぴしゃでないと正解にしてくれなかったなぁ。今思えば学生のアルバイトさんで、たぶん採点基準の理屈を知らなかったのだろうなぁ…。)手前味噌ですが、manaviの国語講師は大学入試問題の作成の経験もあります。大学の必須科目のテキストも作成している日本語のプロです。そのテキストを複数の大学で採用してもらっています。模範解答がどうして作られているのか、どのパーツが不足すると減点されるのか、というロジックを生徒の書いた解答を見て一人ずつにアドバイスしています。一般的には、入試の記述問題はほとんど「部分点ねらい」となるのですが、「満点正解」をねらえる生徒がうちの教室には複数います。というか今年はほぼ全員が満点ねらってトレーニング中です。採点のときに「△」とつけたとき、生徒さんには、「何を足すと正解になるでしょうか?」と尋ねます。「あ!!やってしもた!◇◇という言葉を入れないと!」と言えるようなると、次のときには正解がねらえるようになりますね。自分で採点基準者の目で見直しができるようにもなりつつあります。記号選択問題は、記述問題が答えられるようになれば自然に正解率が上がります。むしろ選択肢を読んで惑わされる前に「この問題が記述問題だったら」と答えをイメージさせて、それにそっくりなものを選ぶようにすると大人が作った絶妙なひっかけ選択肢にひっかからずに済むようになりますね。そして、こういう指導をしていると、各中学の先生方が本当に良く似たポイントを毎年そっくりに設定して問題を作られていることにも気づきます。志望校の入試問題を繰り返し解くことで、その求められるルールを徹底的に定着させて、入試本番で文章は変わっても同じルールで解けるようになる確率はぐっと上がります。(中学受験進学教室manavi)
2018年11月09日
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過去の生徒さんとのエピソードを物語にしたものです。名前は架空のものです。タイトルをクリックorタップしていただくとそのページに飛びます。中学受験塾物語第1話中学受験塾物語第2話中学受験塾物語第3話中学受験塾物語第4話中学受験塾物語番外編(第5話)中学受験塾物語第6話中学受験塾物語第7話中学受験塾物語第8話中学受験塾物語第9話中学受験塾物語第10話中学受験塾物語第11話中学受験塾物語第12話中学受験塾物語第13話現在は、方針が変わったこの教室を離れ、独立した杉中先生と一緒に大阪府堺市の進学教室manaviで授業をしています。→ホームページはこちら。。
2018年11月08日
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ここのところ大阪の私立中学で複数プレテストが行われています。試験の練習になりますし、五ツ木駸々堂よりも比較的解きやすい問題もあり、自信につながることも多いので、まったく興味のない学校でないのならぜひ受けてもらいたいですね。教え子くん達も、第2志望校、第3志望校の候補になるかもしれないと受けたプレテストで高得点が取れて非常にいい笑顔で報告してくれました。「A判定」とか書いてあるときもあり、モチベーションも上がりますね。第一志望校の場合、大変緊張してしまって焦ったり時間配分のミスがあったり、いつもならすんなり次の問題にいけるのに正解にこだわってついもう一度考え直してみたりして、いつもの成績よりも低い点数になってしまうこともしばしばあります。そうなった場合、心配な気持ちもわかりますが、「これが本番でなくってよかったね。本番ではどうしたらいいか考えてみよう。ピンチはチャンスだよ。」と前向きな取り組みを引き出してあげてください。問題と解答がもらえるところであるなら、改めてチェックしてみて、もう何点アップできるか確認してみましょうね。似た傾向の問題が入試当日出題される可能性大ですから、繰り返しやりこんで「全部わかった」という事実を作っておきましょう。きっとその記憶は当日緊張を緩めてくれます。私の指導している教室 大阪堺市 中学受験進学教室manaviのホームページができました。もしよかったら、こちらものぞいてみてください。manavi →https://www.manavi-osaka.com/
2018年11月07日
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21年前に小4だったJさんとは3年間一緒に勉強しました。彼女は、今私立の高校の教師をしています。また別の私立高校で教師をしているKくんとも今回一緒でした。K君も6年生のときに日曜特進コースや夏期集中講座で指導していました。そして、ここ数年塾の教室で教えた子が、JさんのクラスにもKくんのクラスにもいるとのことで、教え子に教え子を託すということになったのかぁと、そりゃ私も白髪が出てくるわーと思いました。経験値も浅くて未熟だっただろうに、二人が本当によく当時の授業や前後の話を覚えてくれていて、胸が熱くなります。「教師という仕事をしてみて、改めて先生たちにどれだけ大切に育ててもらったか感じました。」と言ってくれたのは宝物にします。経験値が上がりましたが、体力は正直落ちています…。でも、生徒の未来を大事に考えて少しでも意味のある時間を提供するというこだわりは、少しずつレベルを上げていきたいという気持ちを新たにしました。受験まであと2か月ちょっと。これまでの生徒たちがたくさんのヒントをくれました。それを思い出して適切な指導ができるように勉強を続けます。今年関わる生徒にも受験を通して多くのものを得られますように。過去の生徒の中学受験のエピソードを塾講師の視点から物語にまとめたものです。→「中学受験塾物語 第一話」
2018年10月29日
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中学受験の勉強をしていて、算数は高得点が取れるのだけど国語が悪くて…という方、けっこういらっしゃいます。もちろん子どもの性格や好奇心の方向などで興味を持てる持てないということから教科のバランスがうまく取れないというのは小学生ならよくあることです。ですが、国語には「公式」があります。採点基準にもルールがあります。それをきちんと順序立てて説明されて、活用するための練習問題であるということがきちんと整理されて指導してもらえている子は少ないようですね。数多く国語の読解問題に取り組んで、採点していくうちに、読解力は自然発生的に育つような感じだと思われている。読書量も確かに関係するのですが。例えばM塾に通う生徒さんが、算数と差がつきすぎているような気がすると数回だけ国語の個別指導を申し込まれました。比較的読みやすい随筆文で、試しに解いてもらいました。(赤ペンでの採点が1回目という印です。)「×」が目立ちますね。国語の「公式」を理解していない子が陥りやすいパターンです。彼女にはこの不正解だらけの答案はまだ見せません。問2「イ」に〇も×もついていないのは、そのときには空白だったからです。そして、この文章の解説は一つもせずに、随筆文における「公式」を説明しました。本文の内容には一切触れていません。随筆文というジャンルに共通する公式の説明です。もし、これを理解できれば、随筆文ならなんにでも応用が効くわけです。この説明をしてから先程空欄のままだった問2を解いてもらうと彼女は「イ」と書き込みました。改めてポイントを使ってさっきの問題をまっさらなプリントで解いてもらいました。(この段階で問2「イ」が正解か不正解かも言っていません。)2回目の方は青ペンで採点しました。全問正解できましたね。そうなんです。国語の講師の中には答え合わせのときに「この文章」の「この設問」の解説ばかりに注力する人が多いのですが、生徒たちが未来に出会う問題に使える技術や考え方についての説明がきちんとできるかどうかが大切です。↑の生徒さんは、次の模擬テストで順位100番上がったー♪と喜んでくれていました。5年生の春の時点では、要求される「公式」が少ないのでこうやって急激に成績が上がることもあるのですが、6年生になると様々な約束事が絡み合ってきまして、そう単純ではありません。その複雑な要求に応えられて、さらに時間内に「読み解く」ことと「設問に合う解答を作成できる」こととを迅速にこなせたときに、初めて納得いく点数に届くようになります。正しい理論とそれを叩き込む千本ノックのような練習が必要です。(目先の得点上昇だけなら、―線部の周辺だけを拾うとか、設問を先に読むとかそういう手法もあるのですが、先々を見るとこのやり方が一旦しみ込んでしまうと平均点程度しか取れなくなってしまうんです。相当苦手意識が強くて平均点が最終目標の人以外にはお勧めしません。)とある6年生の模擬テストの国語の部分だけを抽出しました。第3回は7月、第4回8月末、第5回9月末でした。夏休み前は、暗中模索という感じですね。でも、一問一問正しいルールを叩き込み、点数は気にせずとにかく自分の理解を深めて、武器を増やしていきました。⇓「つながった!」という瞬間が来ました。彼は第一志望校に合格できました。偏差値50前後の平均的な成績から、偏差値70を超える生徒さんもいます。初年度のAくんは、灘中に合格できました。(そうそう前の塾で関わって灘中に進学したY君は、先日医師として活躍していると聞きました。)たまたま、そのばーんと上がる成績になる前に入試を迎えてしまう生徒さんもいます。毎日の学びには自信を持ってもらいたいです。前進している。必ずつながるときがくる。そして、様々な物語に出会って疑似体験して心が揺れる震えるという時間を大切にしてもらいたいです。様々な論説文に出会って多くの考え方や物事の分析の仕方を学んでいることに誇りを感じてもらいたいです。→ホームページ 進学教室manavi(大阪府堺市)
2018年10月29日
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6年生の保護者の方々受験の日程をそろそろ組まれていますでしょうか。もし、以下のような疑問をお持ちでしたら、進学教室manaviでは他塾に通う生徒さんには有料ではありますが、「進路指導のセカンドオピニオン」でお手伝い致します。例えば、うちの子の成績ぐらいの場合、受験日程の組み方のスタンダードを知りたい。うちの子の性格に、その学校の方針は合っているか心配になってきた。志望校選び、失敗したくないけど、具体的にはどこが現実的なの?第一志望校は選んだ。第二志望として受験するのはどこがいいの?そもそも2校とか3校とか受験するメリットは?デメリットは?ホームページの情報や説明会での話は、いいことばっかり。ぶっちゃけ、どうなの?学校の印象が自分が学生の頃で止まっているけど最近はどうなんだろう?社会の受講は続けて4科目でいく?算国理の3科目に絞る?今の成績で志望校を受けるときに、残りの時間でどんな勉強をしていくべき?第三者の立場だからこそ、率直な意見を申し上げます。ネットには書けない本音や最近の動向も交えて。manaviを立ち上げる前から約30年間以上、中学受験の指導をしてきて、大阪府下の私学には塾対象説明会や参観日など足を運んで集めた情報の蓄積がございます。また、小さな塾だからこそ生徒とは強い関わりを持ってきましたので卒業後にもいろいろと生徒達の素直でときには辛辣な意見も耳に入ってきています。過去には、せっかく合格した第一志望校だけど合わずに転校した生徒さんもいます。第一志望校に合格をいただけずに泣く泣く第二志望に進んで、そこで花開き大学で難関校に合格した生徒さんもいます。もちろん入学してみないとわからない部分も多々あります。友達関係などは受験前には予想もできません。それでも、お子さんの未来を考える際の材料として、少しでも我々の持つ情報がお役に立つのでしたら幸いです。まずはメールにてお問い合わせください。manavi-suginaka@ymobile.ne.jp 件名に「セカンドオピニオン希望」と入れてくださると助かります。 場所:大阪府堺市堺区 熊野小学校近く。 地図はこちら。多くの塾では説明会に行くのはそういう部門の担当者で、授業は学年ごとに担当者が決まっていて、ハイレベルクラスの講師は原則ハイレベルな生徒だけを担当するといったように部分的に担当していることが多いのですが、manaviでは、杉中塾長が情報を集め、算数・理科は学年・レベル問わずに全員の生徒を指導して入試まで指導してきています。その中には灘合格者もいます。だからこそ、現在どの段階にいて残された時間でどこまで伸びるのか、合格を確かにするためにどういう課題をクリアする必要があるのか、コメントできます。manaviは、その子の課題と得意分野と目標を分析して確かな学力を育てていくことを大切にしています。模擬テストではずっと志望校F判定だった生徒さんがその中学に合格しているということもあります。模擬テストの傾向ではなく、その志望校の傾向に合わせて絞って指導してきたからこういうことも起こります。また、模試で6年生になってから偏差値20ポイントUPする生徒さんもいます。各学年多くても12~20名しかいませんが毎年います。志望校の対策が模試でも活用できるようになってぐんっと伸びる生徒さんは、一気にそんな上昇を見せてくれます。保護者様と塾長の時間の合うときに予約を入れてもらう形で面談を行います。(授業時間や内部生との懇談の時間を除きます。ご了承ください。)だいたい90分間までの枠をお取りします。模擬テストの結果(どこの塾のものでもかまいません)、最近のテキストやノート、受験校を決める際の優先順位などの資料をお持ちください。入塾の案内・勧誘は致しませんのでご安心ください。まずはメールにてお問い合わせください。manavi-suginaka@ymobile.ne.jp 件名に「セカンドオピニオン希望」と入れてくださると助かります。 場所:地図はこちら。(大阪府 堺市立熊野(ゆや)小学校近く)→ホームページ 進学教室manavi(大阪府堺市)(日曜日の個別指導(他塾併用コース)についてのご案内を必要とされる方は、おっしゃってください。 manavi講師による家庭教師は本年度は空きがございませんため受け付けられません。ご了承ください。)
2018年10月26日
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