その時の気分

その時の気分

2008.01.20
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カテゴリ: 伝統芸能
夜中、目覚まし時計で起き、子供達を起こし、防寒しすぎでペンギンの様な格好で


珍しく息子が最初から見たいと言うので、足早に歩きます。

祭りの舞台である神社に行く途中に長い階段があります。
寒いと言って、ダウンジャケットなどを着て登ると、汗をかきます。
それが少したつと、冷えてきて最悪な事となるので、気をつけましょう。

息を切らしながら階段を急ぎ登りますが、
大体このお祭りは、定刻より30分は遅れながら進行していくので、
多少遅れても平気です。(こんな所がステキです。)

(この時点ですでに30分遅れです。)


知り合いに挨拶しながらしばらく待っていますと、

突然「ランジョー!ランジョー!」と消防団の方達が叫びながら、
木の棒で壁を激しく叩き始めます。

今まで静まり返っていた、境内がざわつき始め、カメラのフラッシュが一斉に焚かれます。
20-ranjyo
知らない方から見れば、酔っ払った消防団がふざけているのだと思うかもしれません。
でも、これが始まりの合図なのです。
早く出て来いと催促しています。


ひとしきりランジョーをやった後、大松明に火を付けます。

船形に火を付け、紐で送りながら、松明へ点火します。
20-fune

20-taimatu
大松明に点火されると、いよいよ「庭能」の始まりです。


「幸法(さいほう)」 まで時間があるので、
「乱声」で叩いていた先ほどの壁を見てみると、
20-ana
ありゃまあ、こんな大きな穴が。でも良いんです。お祭りですから。
(こういうところもステキです)

などと感心していると、「幸法」が飛び出してきました。



今年の幸法役の方は、結構大柄な方で、迫力があります。
見物の方やカメラマンが取り囲んで、中々近づけません。
付き添いのおじさんが「おお、なかなか良い腰つきだな~」とはやし立てます。
(こういうところもステキです)

20-saihou

幸法はこの後、しばらくの間登場していますので、
ここで一息といいましょうか、一杯やりにテントへ向かいます。

20-yatai

この様に、入口をビニールで囲み、足元にはオキを置いてくれてあり
ヌクヌクしながら飲む酒はおいしいものです。
(こういったところも最高にステキです)

写真に撮るのを忘れましたが、「鳥の田舎煮」というメニューがあり、
これが最高に旨かったです。
豚汁の鳥番の様な感じ。熱くて最高。酒の肴にあう。来年も食べよう。

20-fire

ここでずっと飲んでいても良いのですが、そんな事していたら
ただの酔っ払いになるだけなので、お祭りの続きを見る事にします。

でも、行こうとすると、知り合いの方がお酒をおごってくれるのです。
いくら酔っていても、こういった場合遠慮してはいけません。
おいしくごちそうになるのです。
(こういうところもステキです)

さあ、お祭りの続きです。
茂登喜(もどき)」競馬(きょうまん)」などと神様が順番にでてきます。

20-kyoman
一番の花形「競馬(きょうまん)」
(この役に二人選ばれるが、一人はカミさんの同級生だった。)
本当にうれしそうに演じています。

雪祭りの詳細な順番は こちら からどうぞ。



このお祭りは朝までずっとやっているわけですから、

「ちょっと休憩したいなあ。ちょっと横になりたいな。足が寒くて凍りそう」

などといった方も出てきます。そんな時は、

20-kyukeijyo
境内のすぐ下に休憩所があります。
ここで暖を取ったり、仮眠する事もできます。

写真を撮った時は、それほどでもありませんでしたが、
結構な人数の方が利用されていました。
(ストーブの周りに寝袋を敷いて寝ていました。)



この雪祭りや盆踊りもそうですが、子供達の参加が多く、良いことだなあといつも
感じています。将来を担うであろう子供らに、伝えて行く。大事なことです。

現に、このお祭りに参加したくてしょうがない子供らが大勢いますし、
大人だってあの役をやりたくてウズウズしている方が沢山います。

そして、役を終えた後、皆で喜び称え、酒を飲む。素晴らしい光景です。
こうやって何百年と受け継がれてきたのでしょう。
20-kodomo

息子の従兄弟の出番は、朝8時頃の「志津目(しづめ)」です。
まだまだ、それまでには時間があります。
息子たちはというと、結構元気に走り回っています。
(地元の子供達もお祭りに参加している為、自分らの出番がない時には、
好きにしているし、子供の遊び相手になってくれる。)
自分のほうが、眠くて先ほどの休憩所で仮眠をとってしまいました。

20-asa
ちょっと仮眠して、外へ出てみるとすっかり夜が明けています。
見物人もだいぶ少なくなっています。

少したつと、従兄弟の出番です。
20-sizume
やっと登場しました。
「志津目(しづめ)」(言葉通り、祭りの興奮を鎮める。病害虫を防ぐ神様。)
祭りも最後に近いと知らせます。

最後に田遊びがあり、お祭りも終わりです。

子供らと一緒に、一晩中見た後の気だるい気持の中、
神社の階段を降りて行きます。

今年も良い作物が出来ますように。








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最終更新日  2008.01.21 00:54:19
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