それから、あちこち見てみると企画自体は比較的好意的に受け入れられているだろうか。9月8件、10月12件のサイトが API を使ったサイトができているようだが、現状では使ってみました程度のものが多い。これが半年、1年したらどうなっているのかが分かれ目。
カカクコム以外でも、公開されている API は多い。日本で公開されているAPI一覧などからもたぐることができるが、これに海外のものを加えていくと、かなりの数になるだろう。そのどれもが使ってもらえるようになるとは限らない。というより、公開はしているけれどもほとんど使われずに終わってしまうようなところも出てくるだろうし。
2大ウェブ地図サービス、API公開で「ハッキング」を呼びかけで Google や Yahoo がマップ API を公開したのが昨年の夏あたり。一年経つと、ある程度普及して(それなりに知られるようになって)という感じか。実際のところ、まだこれから本格的に使われるようになる段階。Google でもその程度の時間はかかるから、マイナーなものだと、もっと時間がかかるだろう。ここから本格化していく 2,3 年の間に新たな勝者が現れるかどうかがおもしろいところ。
たとえば Google API などはインフラを提供しているだけで、その使い方は利用者に考えさせるという方向。インフラを API としても提供しますということで、これを使えばお金になりますということではない。広告/アフィリエイト的なものは多少はお金につながるにしても、それだけで広がったとも思えない。
新しいものを取り入れると、それ自体が一種のステータスになるから、というところがまずある。だから、新しい API が公開されると、とりあえず使ってみました的なサイトが出てくる。ただし、とりあえず、というスタンスだろう。Google や Amazon のアフィリエイトが広がった理由の一つにお金が落ちるということ以外に、Google や Amazon のものを取り入れてやっているよ、というファッション的なものもあるし、純粋に便利(たとえば Amazon のアフィリエイトになって API を使えば読書録や書評を書いたときに簡単に画像が付けられる等)という側面もあるだろう。Google であれば最初は検索窓をつけるところから始まって、Google の広告もお金になるかもしれないし、クールだしというところもあっただろう。
提供されるサービスがしょぼければ、API があっても意味はない。しょぼいものを使ってもしょぼいものしかできないのだから使うメリットがない。やっぱり API の公開は強いモノがますます強くなるという方向になるのだろう。
使って嬉しい API ってどんなものがあるんだろう。何かおもしろいものを探して使ってみようかな。やっぱり楽天ブログだと JavaScript など使えずに厳しいし、プログラムを独自に置くこともできないから、外に居場所を確保しないとダメだな。楽天ブログは書くということでは楽なんだけれど、作る楽しみがない。