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kugutsushi

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2007.04.28
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カテゴリ: 考える
NEC、地方公共団体向けソリューション「GPRIME」を強化 を読む。

総務省が推進する「地域情報プラットフォーム」(PDF 版)の仕様 から、 電子自治体の推進 あたりも見てみる。

総務省では、平成19年3月に『新電子自治体推進指針』を策定しました。同指針では、「2010年度までに利便・効率・活力を実感できる電子自治体を実現」することを目標としています。

なのね。 「新電子自治体推進指針」の公表 のあたりも見てみる。

新電子自治体推進指針 (pdf) に、

国の行政機関への申請・届出等手続の96%はオンラインにより申請・届出等を行うことが可能となるなど、国民、企業等から国の行政機関等に対して行われる申請・届出等手続のオンライン化はほぼ完了している。

とある。理屈上はそういうことになっているのか。あくまでも制度上。実際に使われているかは別として。

平成18 年1 月にIT 戦略本部において決定された「IT 新改革戦略」では、その点政策の一つとして、「世界一便利で効率的な電子行政」をあげ、「国・地方公共団体に対する申請・届出等手続におけるオンライン利用率を平成22(2010)年度までに50%以上とする」ことを目標として掲げている。

利用率 50% 以上とは、かなり野心的な目標。数のマジックで大量にある少数の申請の利用率が高まれば可能性としてあるのかな。

手数料がある手続において電子納付が実現されていない場合には、窓口に行って支払う必要があったり、添付書類が電子化されておらず、申請時の添付書類を別途送付しなければならない行政手続等も存在する。

だから、Yahoo や 三菱 UFJ ニコス等をはじめとする最近のカードで公共料金等を支払えるようにする動きは、手数料の電子納付かの延長線上にあるわけね。

大阪高裁判事自殺か 住基ネットに違憲判断 大阪高裁判事自殺か 住基ネットに違憲判断 大阪高裁裁判官の自殺 なんて話もあるが)。

さらに、証明書等の自動交付機設置等も駅やコンビニ等で受け取れるようにすると。

電子自治体 「自治体セキュリティ支援室」 のあたりも眺めてみる。

いろんな形で膨大な無駄金が使われているのは間違いないんだろうが、あまりに膨大でよく分からんところがある。でも細かいところで見ていけば、例えば、 こういう資料 とか、いろんな団体に作らせて浪費しているとか、あるだろうし、 財団法人 地方自治情報センター (LASDEC) という存在そのものもあれだし。洗脳ゲームに関しては、例えば過去に こんなものとか あるみたいだし、いろんな形で金を使う。

まあ、お役人というのは、あれこれ作り出すもんだと、ほんとに感心する。独立行政法人、財団法人、特殊法人、各種公益団体をあれこれ作るもんだから、行政にいったいどのぐらいの人か関わって、どういうコストがかかっているか、誰も分からない状態にしてる。



官民そろって、とらなきゃ損ゲームをしているわけだけど、現状やりすぎてしまって、訳が分からんことになっている。

今、不当ともいえる利益を得ている人にしても、本当は、もっと社会システムが効率化されれば、さらに多くの不当利益を得られるにもかかわらず、それができないほど複雑化してしまっているというのが現状なような気がする。というか、分かっても、是正されるまでに時間がかかるから、不効率なままで、少なくとも低リスクで一定の利益が目先で得られる方を優先するんだろうなぁ。それゆえ社会システムは時間をかけて、少しずつしか進化しない。

電子化された政府というのは、革命がもはや通じない政府になる。というのも、政府が電子化されると、システムに対するダメージなしに社会システムの移行が不可能であり、移行コストが膨大になるから。システムの変更にコストがかかりすぎるため、いかなる革命であっても受け入れられないものになる。ゆえに10~20年かけた緩やかな革命と、パラメータの変更による革新しか実質的に許されないことになる。ゆえに上流、中流の人が革命に参加することはあり得ず、社会システムに絶望し、破壊を求める層のテロ活動が問題となる。

オンライン利用率が 50% 以上になったときの電子的なテロにどの程度、現状の延長線上にあるシステムは耐えられるのだろうか。テロリストが国家公務員等で行政に加わっている場合はどうなのだろう。社会保険庁などは、すでに、年金の加入記録の漏れなどという形でテロ行為を行った前科があるが。。。。。そういう意味では、都合の悪いデータを政府側が改竄する可能性というのも考慮しなくてはならない。内部犯行に対して、どの程度ロバストなシステムが作られているのだろうか。実際のところ、どの程度、安全なシステムかは作っている人たちも、よく分かっていないところがあるだろう。

実験状態を抜け出るのに、あと 20~30年ぐらいはかかるのだろうな。とにかく、やってみねぇと分からねぇというのが現状なんだろう。

矛盾 の時代。

なんだか分からない話になった。







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Last updated  2007.04.29 07:59:15 コメントを書く


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