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kugutsushi

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2007.09.20
XML
カテゴリ: Solaris10
Solaris 10 8/07 を SPARC のマシンにとりあえずインストールし直した。 Solaris 10 8/07 リリースの新機能

Solaris でオープンソースのパッケージを楽にインストールするには、 Sunfreeware.com Blastwave.com がある。どちらも pkg-get でインストールできるので楽。

Sunfreewareの方は依存性については考慮していないので、必要なものを自分で選択しなければならない。Blastwave の方は依存性をチェックして必要に応じてダウンロード、インストールしてくれる。というわけで、メンテナンスの点からは Blastwave が楽。 How To Get Started With Blastwave.org for Solaris 10 Users に手順がある。Blastwave のものは、/opt/csw に完全に独立した形でインストールされる。Sunfreeware のものは /usr/local にインストールされる。

Sunfreeware の方には CoolThreads (TM) Optimized Open Source Software Stack (Cool Stack) というのがあって、Apache, PHP, MySQL を Solaris 用に最適化した状態でひとまとめにしている。この部分に関しては、Cool Stack というのもありなのかな。試してはいない。



結局、パッケージが 3つに分散されて、だんだんわけが分からなくなってくる。

ちなみに、全部インストールされる Python のバージョンは 次のようになっている。無造作にインストールしていくと、ぐちゃぐちゃの状態になっていくので災いの元。


/usr/sfw/bin/python 2.3.3
/usr/local/bin/python 2.5.1
/opt/csw/bin/python 2.3.5


CSW (Blastwave) は楽だし、対応している数も多いが、バージョンが 2.3系で古いのが気に入らない。全般的にバージョンアップは保守的なのかな。SFW も古い。Sunfreeware が新しいものに対応しているのでうれしい。が、依存性については自分で注意しなければならないし、対応しているパッケージも少ない。

あれこれあるとディスク容量もオーバーヘッドがあって無駄になる。CSW の Python はバージョンが確認できたので、もう使わないし削除。邪魔くさいので /usr/sfw の python も削除してしまうことにした。GNOME2 のカテゴリになっているが大丈夫かな。。。。これで /usr/bin/python (2.4.4) /usr/local/bin/python (2.5.1) と少しすっきりした。ん、以前は /usr/bin/python なんてなかったのにな。

あまりに無造作にインストールしてしまったので、ほかにもこうした状況ができているかもしれないので、調べてみないといけない。楽するつもりがいまいち楽にならない。 Nexenta Operating System とか、 サン、「Indiana」プロジェクトの「OpenSolaris」支援に期待 とか、そのあたりがある程度のところまできたら、もう少し、そういう問題を気にしなくてよくなって広まるかな。





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Last updated  2007.09.21 06:00:09コメント(0) | コメントを書く
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