Solaris 10 のファイルシステム ZFS は、書き込み時にトランザクションログ ZIL (ZFS Intent log) を使っている。通常は Main Pool から動的に必要なブロックを取り出してログを書きこんで、使い終わったら解放してということが起きているが、このログのための領域を別途確保してやることによって、書き込み速度が向上するらしい。これについて、slog blog (or blogging on slogging)に書かれている。加えて、そのログ領域に NVRAM や SSD (Solid State Drive) などを使えばさらに速くなるという実験結果が書かれている。