傀儡師の館.Python

傀儡師の館.Python

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

Profile

kugutsushi

kugutsushi

Free Space

設定されていません。
2007.10.06
XML
カテゴリ: Solaris10
iozones をダウンロードして、解凍、iozone3_283/src/current にソースが展開されるので、「make Solaris10gcc」または「make Solaris10」等でコンパイルする。「make」 だけで実行するとオプションが表示されるので、そこから適切なもの選べばよい。あるいは makefile の先頭を見るか。

コンパイルが終わったら実行する。(-g 4G のところは、4G を自分のマシンのメモリーの容量と同じにする)。

./iozone -a -g 4G > config1.out
./Generate_Graph config1.out

を実行する。Generate_Graph を実行するためには、あらかじめ GnuPlot がインストールされている必要があるので、

/opt/csw/bin/pkg-get -i gnuplot

でインストールしておく( Blastwave のパッケージを使っている場合 。Sunfreeware.com にも同じバージョンの GnuPlot があるが、Blastwave の方が依存パッケージをインストールしてくれるので楽。

おっと、考えてみたら iozone もあるかもしれないなと、見てみるとちゃんとあった。

$ /opt/csw/bin/pkg-get -D iozone
# (Descriptions from site ibiblio.org )
iozone - IO benchmarking tool

ゆえに上のようにわざわざソースをとってきてコンパイルしなくても一発でインストールできる。

# /opt/csw/bin/pkg-get -i iozone

ただし、グラフをまとめて書いてくれるスクリプトが付属していないようなので、ソースをとってきて、Generate_Graph を実行すればよいかな。

Generate_Graph は、gengnuplot.pl を引数を付けて呼び出しているだけ。gengnuplot.pl が read とか rewrite とかテストに応じて必要な箇所を取り出して gnuplot 用のファイルを作って表示してくれる。が、gengnuplot.pl の #!/bin/sh は、#!/usr/bin/bash に変更しないと、Solaris だと構文エラーになる。ksh だからか。


$ ./Generate_Graphs config1.out
./gengnuplot.sh: 構文エラー 行 28: `(' unexpected
./gengnuplot.sh: 構文エラー 行 28: `(' unexpected
...


iozone02.JPG
iozone01.JPG

もう一つ report.pl がついていて、これは次のように複数の条件でパフォーマンスを取っておいたものを比較するのに使えるようだ。

$ ./report.pl config1.out config2.out

実行すると上記の場合 report_config1_config2 というディレクトリに png ファイルが作成される。config1.out だけを引数として渡せば、report_config1 というディレクトリに単独の結果が png ファイルで作成される。これいいかもしれない。チューニングをしたときに簡単にパフォーマンスチェックができてよいかもしれない。

iozone03.JPG
iozone04.JPG

なかのひと






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.06 10:52:16
コメントを書く
[Solaris10] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: