2005/07/27
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カテゴリ: ママ事件簿
自転車の前補助椅子に息子(1歳9ヶ月)を乗せて、踏み切りをわたっていました。


今日も、電車を指差しては手を振ったり、体をゆすったり喜ぶ息子。
私は、電車よりも、前から来る車の方が気になっていました。
踏み切りをわたっていると、いきなり息子が身を乗り出しながら、人差し指で駅に止まっている電車を指しました。

「危ないでしょ!」

私は思わず大声で怒ってしまいました。

それというのも、すれ違う自転車が横に並んだ瞬間に指を出したから、ヒヤッとしたのです。

指はギリギリで触れなかったようですが、もしもあと数センチ息子の体が乗り出していたら。自転車が接近していたら。

ましてや、人差し指。
すれ違ったおばちゃんの、ふらふら運転だったから、事なきを終えたかもしれませんが、スピードの出ているバイクや自動車だったら・・・

あまりの怖さに、怒鳴っていました。

怒鳴った私のいつもと違う怒り方(マジ怒り)を、敏感に察知して、大人しく前を向いて黙り込んだ息子。

私その瞬間、しまった・・・と、深く反省してしまいました。

怒った事を反省したのではありません。
怒って当然の事をしたのだから、怒らなくてはいけないことだと思います。
ですが、もう少し、息子の気持ちを考える余裕をもてなかった事に反省しました。

息子は私に、自分の好きな電車が止まっている事を教えてくれたのかもしれません。
なのに私は、前ばかり気にして、息子の気持ちに気付いてあげられなかった。
それどころか、助かった事を喜ぶよりも、頭ごなしに怒ってしまった。


スーパーについて、私は息子と視線の高さを同じにして、

「ごめんね。さっきは言い過ぎたね。
 でも、自転車で走っている時に、体を乗り出したら危ないのよ。
 指を差す場合も、ちゃんと周りを見てからにしてね。
 怪我でもしたら、痛いし、ママ泣いちゃうよ」



泣いたりしなかったけれど、息子は息子で、怒られた理由が解らなかったに違いありません。
いつもなら、怒った後は、抱きしめてあげていたので、それもしてあげられなかった。

私だって、怒らなくても良かったら、どんなに楽か・・・
まだ小さいからと、怒らない事もできますが、小さいなりにも、悪い事を悪いと理解できる心が育っていると信じています。

でも、もう少し、息子の気持ちを思いやってあげればよかったと悔やんでいます。
今度同じような事があった時は、今回の反省をいかせようと思います。





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最終更新日  2005/07/27 11:12:27 PM
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