2006/09/18
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カテゴリ: ママ事件簿
友人からの電話で、悪徳商法をしている友人から電話があった話を聞きました。



「久しぶりやね、高校卒業後何してる?」
と、にこやかな話から、夫の仕事が何かとか聞かれたそうです。
懐かしさもあって、友人は会う約束に了解して、会うことにしたそうです。

で、会って、お勧めのお店に連れて行かれ、
食事をして、高校卒業後の話なんかをしていたそうです。

いよいよ、食事も終わり、食後のコーヒーがテーブルに運ばれると、

「実は、私最近とっても良いアルバイトしてるんだけど、よかったら紹介しようか?」

とは言え、友人は小学生の子供がいる、二児の母。
アルバイトをしたくても、する時間も無いと、断ると・・・
「時間が無くても、本当に簡単な仕事で、凄いお金が稼げるよ~。絶対損は無いから、話だけでも聞いてよ」
と・・・返事をする間もなく、畳み掛けるように説明をしてくれたそうです。

絶対に損は無いと言われた時点で、怪しい話だとピンと来た友人。
話を半分も聞かないうちに、ねずみ溝だと気付いたそうです。

で、断るつもりで、友人の話が終わるのを待っていたのですが、
それがもう、しつこいぐらいに話が続いたそうで、
ひたすら、絶対に損はないとか、普通に働くのがバカらしくなる程楽に稼げるとか、
暗示をかけるように、説明が続き、いい加減うんざりしてきた友人は

「働く気はないし、本当に時間が無いから」

「本当に時間はかからんって、絶対損はないから、とりあえず、もっと詳しい人の話を聞いてみて!」
告げたとたん、電話を取り出し、いきなりどこかにかけると、お店の場所を告げて、来るように告げたそうです。
「私、今日もあんまり時間が無いから」
と、席を立とうとすると、
「そんなこと言わんと、話だけで聞いてよ」

「こんにちは」
と、スーツ姿の女性が現れたそうです。

思わず友人
「はや!」
と、言葉を漏らしたほど、電話してから女性が現れるまでの5分もかかっていなかったようです。


後は、もう、2時間ぐらい、ひたすら商品のよさと、楽に稼げると、それの繰り返し。
挙句の果てには、契約書を出してきて、サインを迫られ、
「購入するつもりはありません」
と、きっぱり断ると、
「どこが不満なんですか、こんなに得になる話は他ではありませんよ」
と、さらに畳み掛けてくる。
「それなら、他の人に紹介してあげればどうです?」
と、うんざりしながら返事をすると、
「こんな得な話、誰にでもできるわけないですよ。あくまで、○○さんのお友達と言う事で、お話させていただいているんです」
まぁ、そんな感じで、いい加減頭にきた友人は、
「買う意思はないですし、時間もありません。もう帰りますから」
告げて席を立ったそうです。
すると、友人の前に立ちはだかった、友人は
「せっかくここまで足を運んでもらったのに、このまま契約が取れなかったらこの人も困るんやで」
呆れる言葉をかけられ、
「私の方こそ、何時間も断ってるのにつき合わされ、いい加減うんざりしてるんやで。それに、もう帰らんと子供が帰ってくるから」
と、立ちはだかっている友人に告げましたが、
「それなら、サインだけでもして!」
と、血走った目で迫られたそうです。
「なぁ、どうしてもそこを帰るのを阻止するなら、警察でも電話して助けを求めるで」
強気で告げると、ようやく帰ることができたようです。

で、帰ってきてから、友人が私の家に電話をして、愚痴っていました。
中がよかった友人だけに、単純に会うのを楽しみにしていた友人にとって残念の事だったようです。
ちなみに、私もその友人と仲がよかったのですが、高校卒業後あったことが一度も無く、まだ電話はありません。
友人の話では、実家にかけて、結婚後の電話先を聞いてきたそうです

それにしても、ねずみ講をしているとは・・・
高校卒業後、音沙汰ナシの友人からの誘いに注意が必要だなんて、
なんだか、ちょっと切ない気分になりました。

そういえば、以前私も、中学時代の友人から電話があって、
実家の母がしつこく居場所を聞かれた事がありました。
母は、私から電話させるからと、電話番号を聞いたようですが、
とたんに、また今度電話しますとあっさり切られた事があったのを思い出しました。
もしかしたら、この友人も悪徳商法の誘いだったかも知れません。

悪徳商法をやっている人って、自分がだまされていると思っていないか、だまされたと解って負債を減らそうとしているのか、どっちかだと聞いた事があります。
あれだけ、テレビでも騒がれていたりして、悪徳と解るだろうと思うけど・・・無くなっていなんだなぁ。





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最終更新日  2006/09/18 09:34:07 PM
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