気学・算命学＠あれこれ

石破 茂 1957 2 月 4 日生れ　が自民党総裁に選任されました。決選投票前は高市氏が票数ではリードしていたのを、逆転しての勝利でした。

一国の総理大臣となり、今後の日本の行く末を左右するわけですが、どんな命式をもっているのか、見ていきたいと思います。

寅卯天中殺で、生月中殺　と、丁と壬　の　　二重干合　を持っています。　干合すると（スイッチが入ると）すべてが木性になり、天干木性一気格　ということで守備本能一色になっていきます。

全てが守りに徹するということで、保守的で経済面（攻めよりも守り）への意識の強さを持ちます。また他の天干一気格に比して、最も ブレない 意志の強さを持っています。

五行すべてがそろうということで、バランスよく能力発揮する優れた人物でもあります。

月支の寅は木性の根っことなり、年月日の干を強く支え、三柱すべて身強となって、ことを進めていきます。

日干と年干が同じ丁火で、陰の火性（人工の灯）ということで、明るい昼間では目立たないながら、内に秘めた炎は熱く、周囲を焼き尽くすような大きな情熱を持ちます。

５回目の総裁選で最後の挑戦だと言ってましたが、その闘志は並々ならぬものがあったに違いありません。

強い批判力を持ち、一度決心したことはどこまでも貫くタイプです。自戒力が強く、信用と誠実を売り物にする人です。内面の短気を思慮深く抑えようとします。相手が自分の思い通りにならないと気がすまないところがあります。敵にすると怖く、味方につくとこんなに力強い人はめったにいない人です。

1986 年に衆議院議員に初当選しています。丙寅の年です。天中殺年にあたっていることが気になります。天中殺で始めたことは全うできないことになります。

過去に何度か自民党から離れたことがありました。生月中殺を持っているので、方針転換をせざるを得ないことが、生じてくるのは頷けます。また、生月中殺をもっているということは、本来は家業を継いではいけないということになります。

父親も議員でした。セオリー的にはやはり政治家を継ぐことは、宿命に合っていないことになりますが、注中殺されていることにより、同じ政治家にならざるを得なかったのだと考えられます。

そのような背景の中、自民党総裁になって動き出したということです。すでに、解散総選挙も決定されました。

今後、どのように自身や周りと折り合いをつけていくのか、前途は大変厳しいように思われます。