ハチマキから噴出している火を見ながらショーシがつぶやく。
ショーシ「何だ? あっちぃな。 このハチマキどうなってんだ」
・・・
グラン・アルブル頂上。
ラルク「まずは見つけないことにはどうにもなんねぇよな・・・
ウティがあればこんな葉っぱ燃やして探すんだけど・・・」
ビクトリア「そんな事は止めて頂戴! 物騒な事言うわねラルクちゃん」
ラルク「だからビックリさせるな! おりゃ~!」
ポンッ。 ガサガサ。
ラルク「待て! もう見失わねーぞ。 おりゃ捕まえた! て、あれ? 何か違うぞ」
ビクトリア「それわね! 私の娘の "ニュー" よ」
ラルク「さっきの奴か。 あと2匹いなかったか?」
ビクトリア「あと2人は息子 "サウス" と "ウェールズ" の事ね」
ラルク「そうそう・・・(逃げる割によく出てきて喋るな)」
ビクトリア「それじゃあラルクちゃん頑張って」
ラルク「じゃなくて待て!」
・・・
ビクトリア「さぁ行くのよ! "コアラズ・ヒップドン" 」
?「ウゴ!」
ラルク「うわ! 何だ! お前か!」
ウェールズ「ウゴ?」
ラルク「違うか・・・ ってうわ! 尻で攻撃するな! お前か!」
ニュー「ウゴゴ?」
ラルク「痛! どいつもこいつも尻で。 お前か!」
サウス「ウゴ? ウゴ?」
ラルク「だー! どこにいるんだ!・・・イッタ!
だから止めろって・・・ん? お前じゃねーか! 待て!」
ランド「ウゴゴゴゴ」
パサパサ。
ラルク「隠れられちゃきりねぇな・・・! そういえばここが住処らしいけど家とかもあるのか?」
ビクトリア「それわね!」
ラルク「ニッ」
ビクトリア「あっちに私達家族で葉を寄せ集めて作ったフワフワの・・・あれ?
ラルクちゃん! 人に聞いといて何処に言ったのよ!」
「樹登りしてる間、暇だったんだよ。 帰りは話し相手になってくれ」
ガシ。
ビクトリア「ラルクちゃん! 人に聞いといて足元から出てくるってどういう事!
人の話はちゃんと・・・ってあれ? 父ちゃん!
何やってるの! 足つかまれてるじゃない!」
ランド「ウゴ? ウゴ・・・ウゴゴ」
ラルク「つかまえたぞー! これでいいんだよな?」
ビクトリア「ハァ~捕まっちゃたわね・・・ラルクちゃんの勝ちよ」
ラルク「ヨッシャー! 勝ったぞ!」
ビクトリア「久しぶりいい運動になったわ」
ラルク「ん? おばさん動いた・・・ぶへ」
ビクトリア「いい運動になったわね。 父ちゃん」
ランド「ウゴゴ! ウゴ! ウゴ!」
ビクトリア「アハハそうね」
ラルク「何だって?」
ビクトリア「お前は動いてないだろ! だって」
ラルク「おー俺もそう言おうと・・・ぶは」
ビクトリア「全く父ちゃんはいつも辛口ね」
ラルク(? ? 何で俺だけ殴られたんだ?)
ビクトリア「さてと。 捕まっちゃたから父ちゃんたち、ちょっと行って来るわね。 下まで」
ニュー&サウス&ウェールズ「ウゴ?」
ビクトリア「大丈夫よ。 ちゃんと帰ってくるから。 いい子にお留守番しててね」
ラルク「じゃあ下まで戻るか。 おじさんたちありがとな!」
・・・
まだ上を見ると葉がすぐ見える地点。
ビクトリア「ラルクちゃん。 息はどう?」
ラルク「息? そういえば最初より楽になったかも」
ビクトリア「上であれだけ動いたからね。 今までより体力がついたんじゃないかしら。
下に行ったら体が軽くなった気分になるわよ」
ラルク「そうなのか? 体力か・・・」
ジジジ。
ショーシ「ラルク!」
ラルク「おー! 捕まえたぞ! 今降りてる所だ」
ショーシ「何! やるな。 ビクトリア、手加減したんじゃないか?」
ビクトリア「してないわよ! ラルクちゃんのじ・つ・りょ・く。 ちゃんとユーカリの葉もらうわよ!」
ショーシ「分かってる分かってる。 そうそうラルク。
お前のハチマキから火が噴き出したんだがどうなってるんだ? これ」
ラルク「あーそのハチマキ、火のウティだからな・・・え・・・火が出たって!!?」
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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