セルパン「何じゃお主は」
ヴォレ「王子様」
ミアン「ヴォレ王子~」
エレク「何が王子様よ。 格好つけちゃって。 助けるならもっと優しく助けるのが王子よ」
ヴォレ「何だ~助けてもらってそりゃねーだろ」
エレク「別にヴォレに助けてなんて言ってないし」
ヴォレ「ふざけんな! 俺が助けなきゃどうなってたか考えてみろ」
エレク「別にどうにか出来たもん」
ヴォレ「てめー何なんだその態度。 しもべのくせに殺されてーのか?」
エレク「やってみなさいよ」
ヴォレ「カッチーン! フォーマット・火・・・」
ミアン「ちょ、ちょっと! ヴォレさん落ち着いて!
あなたも助けてもらったのにその態度はどうなのかしら?」
エレク「(ヴォレの奴、裏切ったのに助けなんて) 裏切り者」
ヴォレ「あ? 何か言ったか?」
エレク「別に」
リューム「何だ? 仲間割れか?」
セルパン「主らで勝手に争ってくれるなら邪魔はせんぞ」
ヴォレ「あー? ごちゃごちゃとうるせぇな! 殺すぞ」
セルパン「血の気が多い生き物じゃな。 主に殺せるか? ワシを」
ヴォレ「こんなに機嫌が悪ぃのは久しぶりだ」
エレク「ちょっとヴォレ。 邪魔しないでよ」
ヴォレ「・・・どけ」
エレク「あんたがどきなさい!」
ヴォレ「チッ死んでも俺はしらねーぞ。 フォーマット・火 燃え上がれ! "竜の翼" 」
セルパン「ほう。 風だけでなく火まで起こせるのか。 "撃拳" 」
ヴォレ「!」
ドゴーン!
ギリギリでセルパンの拳を避けたヴォレ。
セルパンの拳はそのまま壁に激突し壁が粉々になった。
ヴォレ「何だこの威力。 壁がぶっ壊れやがった。 おいお前らどっか隠れてろ」
ミアン「了解ですわ。 ヴォレさん」
エレク「・・・」
ヴォレ「おい! お前もいい加減・・・」
エレク「・・・」
ヴォレ「クソが。 何だ、てめー今のウティか?」
セルパン「壁を砕く事ぐらい造作もないわ。 主もウティなぞ使うレベルには及ばん」
ヴォレ「ギャッギャッギャッ。 言うじゃねーか! フォーマット・火 燃え裂けろ! "竜の爪" 」
セルパン「遅い。 "撃脚" 」
ヴォレ「ギ!」
ボカーン。
ヴォレの爪を容易に避けたセルパン。そのままヴォレを蹴り飛ばした。
エレク「ヴォ・・」
ミアン「ヴォレさん!」
ヴォレ「ガフ。 ゲホ。 ハァ・・・効いたぜ中々。 (クソ! 重ぇな)」
エレク「 "鎌鼬" 」
セルパン「!」
ヴォレ「おい! 止めろ! 標的にされるぞ!」
エレク「何よ。 おもいっきりやられてる奴が」
ヴォレ「お前!・・・!!? フォーマット・火 燃え裂けろ! "竜の爪" 」
エレクに向かい走っていくセルパン。
それを見て追いかけるヴォレ。
セルパンの背中に向かい爪を突き出した。
セルパン「まだ動けるとはタフじゃな。 "昇撃脚" 」
その場に仰向けに寝転び避けたセルパン。
自分の真上にヴォレが来た所で右手を上に突き出した。
殴られたヴォレはそのまま天上にぶつかった。
ヴォレ「グギャー!!」
エレク「ヴォレ!」
ヴォレ「何・・・だよ。 ハァ。 心配して・・・くれんのか?」
天上から落ちてくるヴォレ。
セルパンはその下で待ち構えている。
エレク「下!」
ヴォレ「ハァ・・・ハァ・・・チッ」
セルパン「飛ぶ力もなくなったか? 最期じゃな。 "撃拳" 」
落ちてきたヴォレ目がけ思いきり殴り飛ばした。
ヴォレ「ガ! グギャ。 グファ」
リューム「終わったな」
エレク「ヴォレ・・・」
ミアン「ヴォレさん」
ヴォレ「・・・ハァ・・・ハァ・・・(体が動かねぇ。 何てレベルだ。 クソ野郎)」
セルパン「まだ意識があるとはたいした奴じゃ。 少し眠っていてもらおうか」
ヴォレ「!」
セルパン「 "墜撃拳" 」
横たわっているヴォレに拳を振り落とした。
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第66話「王子様」 2009.06.05
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