2008年11月20日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
この時期のブライアン・デ・パルマ監督は、いわゆるホラー、サスペンスの世界での地位を築きつつある過渡期であった。
先日の「キャリー」の大ヒットからヒチコックの再来といわれ、ヒッチコック的である一方で最新の映像技術で作り出す独特のビジュアルが若者たちに圧倒的な支持を受けたのです

この「フューリー」もそんな過渡期の作品の一本。

ぐるぐる回るカメラワーク、スプリットスクリーンによる画面分割、長廻しによる流麗な映像表現などなど、ホラーサスペンスではいままであまり用いられなかったようなシーン数々が登場します。

物語はサイコキネシス、いわゆる念動力を持った主人公の物語、或る意味「キャリー」に似ていなくもありませんが、当時のパルマ監督の常連であったエイミー・アーヴィングがキーパーソンになって、目くるめく超常現象の世界が展開していきます

できばえの良し悪しはともかくも、徐々に熟練度が高まるブライアン・デ・パルマ監督の実力を知る上では欠かせない一本だと思います




エイミー・アーヴィングの作品

トラフィック



フューリー






[原題]The Fury(1978)
[製作国]アメリカ
[製作年]1978
[配給]20世紀フォックス配給
スタッフ
監督: ブライアン・デ・パルマ
撮影:  リチャード・H・クライン
音楽:  ジョン・ウィリアムス
キャスト
カーク・ダグラス 
 ジョン・カサヴェテス 
 キャリー・スノッドグレス 
 チャールズ・ダーニング
 エイミー・アーヴィング 
 フィオナ・ルイス 



ストーリー
1977年、アフリカのカサブランカ。ピーター(カーク・ダグラス)は、元アメリカ合衆国最高特務機関の諜報員であったが、妻が息子ロビン(アンドリュー・スティーブンス)を産み落して死んでからはアメリカの地を踏んでいなかった。

ロビンは高校を卒業後シカゴの大学へ進学することになっていたが、念力を駆使できる超能力をもつ天才であることから、ピーターの同僚チルドレス(ジョン・カサヴェテス)がロビンを諜報機関の活動に利用使用としていた。そのことにピーターが不賛成であることを知っていたチルドレスは、ある海水浴場に遊びに来ていたピーター親子をアラブ人に襲撃させロビンを誘拐する。

ロビンを追ってシカゴへ渡ったピーターはそのためにチルドレスとその配下に狙われる身となる。一方、この市にギリアン(エイミー・アーヴィング)という17歳の少女が母親と暮らしていた。彼女もまた超能力をもつ不思議な少女であったが、他人と肉体の一部を接している時、激しい怒りや嫌悪の情がおきると、相手の鼻や肉体の部分から血が噴出するという呪われた面をもっていた ・・


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最終更新日  2008年11月20日 07時01分17秒
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