2010年01月14日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
ミステリーの中に複雑な兄弟の確執を描いた西川美和の秀作「ゆれる」
謎解きのおもしろさよりもいつの間にか、兄弟の心の葛藤に目がいってしまって、結局真相に気がつかないままにラストシーンになってしまいます。

カメラがとらえた現実の風景は実はその写真の裏に潜む目に見えない人間の心を移しだしていました。そんなミステリアスな心のドラマですが、この作品、実は嫌いな方もいらっしゃるようです。

淡々と進むにもかかわらずそのテーマは非常に醜い。だから嫌いだという。でもその不思議な魅力がこの映画には存在するからおもしろいのです。是非ご自分の目でこの映画が自分にとって好きな映画かどうか考えてみてください。





ゆれる

民放深夜1:40




製作国日本
製作年月日2006年
公開年月日2006/07/08
スタッフ
監督 西川美和
脚本 西川美和
撮影 高瀬比呂志
音楽 カリフラワーズ
出演
オダギリ ジョー
香川照之
伊武雅刀
新井浩文
真木よう子
木村祐一



ストーリー
東京で写真家として成功した早川猛(オダギリ ジョー)は、母の一周忌で久しぶりに帰郷する。母の葬儀にも立ち会わず、父・勇(伊武雅刀)とも折り合いの悪い猛だが、温厚な兄の稔(香川照之)はそんな弟を気遣う。稔は父とガソリンスタンドを経営しており、兄弟の幼なじみの智恵子(真木よう子)もそこで働いていた。智恵子と再会した猛は、その晩、彼女と関係を持つ。翌日、兄弟と智恵子は近くにある渓谷へ向かい、稔のいないところで智恵子は、猛と一緒に東京へ行くと言い出す。智恵子の思いを受け止めかね、はぐらかそうとする猛だが、猛を追いかけて智恵子は吊り橋を渡る。河原の草花にカメラを向けていた猛が顔を上げると、吊り橋の上で稔と智恵子が揉み合っていた。そして智恵子は渓流へ落下する ・・




















byくらのすけ映画社










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最終更新日  2010年01月14日 06時41分42秒
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