モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.11.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今朝の毎日新聞では、5面に、26日に開かれた全国町村長大会で、麻生総理のあいさつに、


市町村とは、住民が追い詰められた時に救ってくれるところなのだろうかという疑問が
ついてまわる。もし助けてくれと頼めば助けてくれる機関なのかも知れないが、なにか
後ろめたさのような、恥ずかしさのようなものを感じてしまい、気軽なイメージがもてない。

ほとんどの人は、勤務先の企業などからの賃金によって助けられているだけなのでは
ないかと思えてしまう。

民主の鳩山幹事長が、その場で、給付金に当てる2兆円を全市町村に10億円ずつ支給するように最後に提案したところ、大きな拍手が起こったと書かれているが、

その10億円ずつがすべての住民に得をするような流れになるかもはっきりわからない。



もし、その場で、誰か市町村長が、ベーシック・インカムという方法があるというような
ことを総理に問いかえるような場面があるくらいなら、すごいと思ったのだが。

市町村長たちが総理にやじを飛ばしているようでは、なにか欠落を感じる。

かといって、こう書いている自分のほうは、段違いにそれよりも欠落している。

無力に書き込みしているだけで、市町村長たち以上の愚痴の場に過ぎないことを
している。

注意してみなかったので、漠然としているが、昨夜だったと思うが、爆笑問題の学問のすすめという番組で、早稲田大学の先生や学生たちと討論をしていたが、太田さんが、政治家では
なくお笑いで新しい政治を動かすようなことができれば、というようなことを言っていたような気がするが、どうすれば、政治家でもなく、お笑い芸人でもない、私みたいな立場の人でも
なにかが動くようにもっていける方法はないのだろうか。などと無力なことと思いながらも
考えたりする。

その番組のホームページで、格差社会についての研究もされている、橘木先生が39回に出演していて、そのプロデューサーが、経済学を学んできた人で、現代思想に掲載された、「マルクス・貨幣・言語」という、柄谷先生、岩井先生、浅田先生の共同討議のことが書かれていて、浅田先生の「逃走論」の中に収録されていた記憶があり、再び埋めてしまった本を探し出し、はじめだけ読んだら、柄谷さんが「テレンバッハが、うつ病というのは本来なら順序が

書かれてあった。

同じプロデューサーだと思うが、ニート問題などを研究されている、本田先生もその番組に
出ていて、本田先生が、ニートは本人のせいではなく、社会構造が変化しているところからの
問題提起の表れとみるべきではと言っているような記述が出ていたと思う。

本人だけで解決のつかない問題は、周囲の視点が変化することで、周囲が思いなおしてくれる

壁になり、助からない人を生じさせてしまうというように思うのだが。

社説には、「派遣切り」というタイトルで、派遣労働者が突然、明日で終わりだと派遣元から
告げられたり、そういうことが書かれている。当事者の「派遣はいつ切っても平気な道具としか思われていない。年末年始をどうしのげればいいのか」と憤りの言葉が書かれている。

報道されている大手企業だけで17000人以上の突然の解雇が予定されていると言う。

企業もまた、すべての人を守ってくれる居場所では無い場所なのだとしたら、それは国や
自治体が作ってくれなければならない場所がなければならないはずなのだが。

もし、鳩山幹事長の言うように、10億円が各市町村に配布されたとしても、すべての
人を守れるような構造に費やしてくれる市町村はないように思える。過去のことから推測
すると。しかし、金額が少ないのが難点のひとつだろうが、個人への直接のお金の配布の
ほうが少しでも助かる方向に近づくと感じる人もいるのではないだろうか。

家族や共同体や企業が、すべての人を守れるという構造だったなら、お金そのものに
対する感覚も違うが、どれもが破壊されてきてしまった今日では、応急措置として
お金の分配がセーフティーネットとなり、その先に新たな、家族、共同体、企業との
関係が個人と個人の間に生じてこないのだろうか。

社説には、「仕事と住居を一遍に失ってしまうケースが多い。インターネットカフェで寝泊り
したり、そのまま路上生活に移行したりする人も出始めている。」

「まさしく使い捨てだ。非正規を正社員よりも安い賃金で働かせ、巨額の収益を上げてきた
製造大手が先行きに不安を抱くや、千人単位でばっさり切ることが許されるのだろうか。
増益を見込んだり、多額の内部留保があったりする企業も少なくないのに、である。」

と書かれている。

これが現実なのだ・・・。

こういうことが解決されないまま、何十年も犠牲者を出しながら過ぎてしまうのは、
実は、政治家や自治体以外の他の国民の関係の無さからも生じているのだとしたら。
真冬に、芸人が海パンいっちょうで「そんなの関係ねえ」と言っていた不思議な情景
以上に、真冬でホームレスが寝ている公園のそばを親子がキャッチボールしていたり
することが現在進行形でなされてしまうのだ。

いったい人間ってなんなのだろう?

そして、案も書かれている。こういうところが大切だと思う。

「企業には再考を求めたい。派遣元も含め、再就職先のあっせんなどにも手を尽くすべきだ。
雇用の不安定は消費低迷を招き、景気悪化に拍車をかけ、社会不安も引き起こす。企業には重い社会的責任があることを自覚してほしい。」

政府についても、

「全国の実態を早急に調べ、問題あるケースがないか監視を強めるべきだ。就職先紹介や
あっせん、失業給付金などにも万全を尽くしてもらいたい。」

と書かれている。

ハローワークなどで、当事者も精一杯サービスをしてくれているが、その尽力以上に、
状態が悪化させてしまっているのは、企業の側の構造の問題か。

社説には、2004年の、相次ぐ規制緩和での、派遣先の対象が製造業にも広がった
ことが、雇用の調整弁に使われるとの懸念があったことがまさに現実となり、今日の事態を
招いたのではと書かれている。派遣先を専門業務に限るなどの労働者派遣法改正が抜本的に
必要で、政府が今国会に提出した改正案ではそこまでなっていないという指摘で結ばれている。

こういう重大なことが外でなされているのだが、新聞の読者としては、ただ目を通した
だけで、古新聞にしてしまうことが、とてももったいないことである。
自分にはせめて、ブログで、誰か読んでくれる人にパスすることしか出来ない。
それも新聞そのものより、私の偏見が加わり、弱くなってしまうような内容をである。

3面の発信箱には、与良正男さん(論説室)が、元厚生労働次官宅連続襲撃事件の容疑者に
ついて以下のように書かれている。

「インターネットには今回の犯行を賞賛するかのような意見も見受けられる。書き込むのは
少数の人だと思うし、本気で書いているとも信じたくない。」

「勝手気ままに話すのが、言論の自由ではないのだ。」

「無責任な発言ばかりになれば、かえって時の権力者により、言論は制限されていくだろう。
その点も含めて、民主主義が危機にあることを、私たちは今一度、確認しておく必要がある。」

与良さんの指摘のように、民主主義というのは、一人一人の国民が作るものだから、その
一人一人が良心的であり、正しい社会や生き方を目指そうという前提で成り立つものだ。

言論の自由というのも、それが踏まえられていてこそ出来るものである。

それを取り違えてはいけないのだ。

せっかくの自由を、防いでしまうようなことが、無責任発言であったり、他人を誹謗中傷
する発言であったり、悪いことに便乗してしまうような発言であるのだ。

そういうことをしてしまう人の心理的動機はいったいなんなのか。
それも本当は他の人にも与えられている課題なのかも知れない。

ひどい立場であっても、より良い社会にしようと思い、生きてきた人が多く、
紹介されているのだから、ひどい立場にいたからひどいことをするのは
言い訳にはならない。

そういうひどい場所を無くして行くような、言葉の通じ合いが必要である。

そういう気づきや方針を与えてくれていると思えた2つの記事だった。

ベーシック・インカムもそうだが、昔の高度経済成長した時代と違い成熟したところに
いるのならば、企業という物を拡大産出しようとする機関以外の機関ももっと考えられる
ことが、生き方を求める人間として必要な面もあるだろう。

あと、トフラーさんが、あらゆる時間にいろいろなことをしている人が増える時代に
なるだろうと書かれていたと思うが、なぜ工場などが夜までやらばければならないのか
という疑問もあるが、逆にたとえば9時5時の時間に縛られていることもないように
思えるし、もっとうまく考えられれば、自宅勤務する人を増加させることもできるかも知れないわけである。

立場によって人は違うのだから、干渉しては変な状況になる場合もある。

しかし、派遣労働者の突然のリストラなどの悲劇については、セレブな層であっても
そういう不具合について、どうにか直したいと考えてくれる人が出てくれることが、
問題解決につながるのではないかと思う。

とにかく、現在進行形で、ホームレスやネットカフェ難民になってしまっている
人がいるのであるから、それが十年も二十年も解決できないまま時間が過ぎているのだから、

その変な状況にもっと多くの人が気づいて発言するようになれば、

なにが社会のより良い状態であるか、違ってくるのだと考えたい。

あと、現在、ブログのコマーシャルに、「銀行のカードローンだから安心」と
書かれたものが出てきているが、なにをもって『安心』といわれるのか。

住信IBSネット銀行からのコマーシャルだが、本当に、安心できるのですか?
生活を安全に流通させてくれるのだろうか?

そういう一生のめんどうを見られるためには、もっと総合的な貨幣の移動だけの
話ではなく、総合的な仕事も含めてのコンサルティングがなければ、完全に近づけないのでは
ないだろうか。

銀行が貸し渋ると、企業家がひどい状態になったり、いろいろな現実的な難しさが
あると思うが、安心したお金に対する、どこまでも通じるセーフティーネットの
考え方と啓蒙と方法があれば、もっと助かる人が増えているはずだと思われる。

銀行などももっと、新時代の発明的な構想がなされれば、セーフティーネットが
強まる機関なのかも知れない。

私のような素人ではわからない。プロの新発明に期待するしかない。

銀行が、生活総合コンサルタント業みたいに、人の生活の保障をどこまでも
かかわってくれるような、そういうことが出来ないだろうか。

占い師とか心理カウンセラーとか、それだけでは、実際の問題解決としては欠けすぎて
はいないだろうか。

どこかとどこかと融合がなされないと、今の現存する機関では不完全が生じている。















































































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Last updated  2008.11.27 14:30:22


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