モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.11.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(10月20日のブログに反貧困大集会のリポートを書きました)


間違えて、前半の文章を消してしまい、つじつまを合わせるために簡略化して後半につなげる。残念。

毎日新聞の5面の発言席で、農林中金総合研究所特別理事の蔦谷栄一氏の寄稿から、
農業の情勢変化を3つあげておられて、1つめの部分が消えてしまった。
1つめは、「食料余剰から逼迫そして反落という基調の激しい変化」ということで、

戦後の食料難の時代から、工業輸出国になって、輸入食糧で贅沢な暮らしを続けてきたが、
外国も、日本の大量のまだ食べられるものを廃棄してしまっている状況に怒ったり、
外国の異常気象などからの作物不足が生じると、外国は自国のほうの食糧供給を


それから、大部分消してしまって再現できないが、「偶然を生きる思想」野内良三(NHKブックス)を読んで、サルトルとボーボワールの契約結婚のような話題に対しては私としては
良い印象を持たないので、その部分が残念な本となってしまったが、偶然論を書かれた九鬼
周三も性的に揺らいだ印象のある伝記的な記述が残され、男女の出逢いもそういう揺らぎの
ある状況のようにも思えたりもした。

その本は、経済社会的にもヒントが書かれているように思い、今後その本やそういう縁について書かれている本なども読みたい。

南方熊楠の縁の思想について、わかりやすくかかれていて、

心と物の結束点が事となる。

というのはイメージの喚起されるような話である。

なぜか宇宙の中の地球に自然があり、その自然の中の物があり、それを加工して、
商品・付随するサービスとして、お金というものを仲介して(この仲介物が問題だ)
物が生活維持のための基盤となっていくのだが、心が介在しているから、事が生じる。


ことは基本的に大事で、その乱れが多くの問題を生じさせてしまっている。

そういうことを書いていたが、大部分消してしまい残念。

以下は、残りの半分である。つじつまのわからないところが出ていたら、
前半消してしまった影響があると思う。

***



司会の黒岩さんだろうか、野口さんの発言の時に、顔がこわばって見えた気がしたが、
マスコミも、そういう文句口調の多い場所であるように思う。

(このブログもつられて、そうなってしまうのか・・・。文句というのもつられてしまう。
批判した人に対する批判が連鎖してしまうからである・・・)

蔦谷さんの2つめの情勢変化として、高齢化した担い手のリタイアが相次ぎ、絶対的な後継者不足と遊休農地等の増加、限界集落化が加速している。

とある。この10年前にはすでに危惧されてきたことがいよいよ危機感を帯びてきたと
いえるだろうか。まだ国民全体は、豊富な輸入食料を大量に廃棄している中でいる。

勉強して、良い会社に入り、良い賃金を得て、そういう場所にいる人たちは、逆に、危機感を
提供している論文が新聞に出ていても、見ることは見ているが、流してしまっているのだろうか。

生産者が暮らすための商品交換としての食品が、消費者が安く、安くと買い叩いた状況の
延長上に、食品偽装なども見えてこないだろうか。中曽根内閣の時代には、消費者が
大いに農業生産者に対して攻撃性をもったことが、農民作家の記録などに記録されている。

3つめが、これが矛盾しているような難しいところだが、WTO(世界貿易機関)
交渉が、金融危機による世界不況を回避するため合意を急いで貿易自由化を推進しようと
する動きが強まっていると書かれている。

本当に国際分業のメリットとはどこまでも持続できるものなのか?

3つの情勢変化から蔦谷氏は日本農業の抱えている構造問題をあげる。

「40%と先進国の中では最低水準にある食料自給率(カロリーベース)」

「すでに限界にある米生産調整」

「アメリカで生産されたトウモロコシの上に成立しているわが国畜産の実態」

豚肉などの栄養源となる豚の飼育に必要な飼料の90%を輸入に頼る日本。
その83%を占めているのがトウモロコシなのだそうだ。そしてその93%
がアメリカからで、バイオ燃料の原料としてのトウモロコシの栽培などで、
穀物相場が値上がりし、畜産経営を直撃してしまっている。

それを蔦谷氏はこういう。蔦谷氏は当事者でありながら、言われているのだから、
いよいよ危機感が高まり、言葉が行為、改善へと向かう時期にきたのだと信じたい。

「飼料穀物等土地利用型農業の多くを海外に依存して、国際分業によるメリットを
最大限に享受してきた一方、米生産調整による転作を食料自給率維持につなげることが
できず、食料自給率の低下を招いてきた。まさに食料余剰基調を前提に展開されて
きた農政のツケが一気に噴出したもので、真の意味での戦後農政の転換、構造改革
が急がれる」

そして、蔦谷さんは、改善策として、米を畜産飼料として使うことや、米粉による、
米麺、米パンなどの用途を増やすことを提案しているようである。

「筆者は非主食用米生産を米生産構造再編のテコとして位置づけていくことが
必要と考える。食料自給率向上と食料安全保障の確保を課題に、水田の多角的
利用と畜産の自給飼料基盤の確立をはかっていく。」

さらに具体的に実施するために、

「このために相対的に価格の安い非主食用米の再生産を保障する『水田維持直接支払い』の導入をはかり、品目横断的経営安定対策では不十分な農地集積による規模拡大メリットを創出していくことを提言したい」

で締めくくられている。

蔦谷さんの発言により、農業の大規模化、企業化の問題も生じてくると思うが、
私は小さくても家族や仲間で暮らせるような農業イメージにもっていければと
思うが、なかなか理想的な発言に出会うためには、もっと調べなければならないし、

蔦谷さんの言われるように、国内で飼料生産を増やすというシフトで、解決の道筋が
あるのかも知れないというような情報はもっと流れて伝達されて欲しいものである。

裁判員制度にしても、全員ではないが、通知が来た人にとっては、国主導の義務みたいな
意味あいになってしまい、そういうことが出来るのなら、国は、もっと農業衰退を、
工業国としての人の飽和と照らし合わせて、産業のシフト化、工業国から、農業国に
揺り戻すような設計図を描いて指導してくれないのかどうかと思わせられる。
意外に、工場の生活から、田畑の生活に、太陽の下で働きたいと思う都会で生活して
きた人もいるかも知れない。

「鉄腕DASH」のような、アイドルタレントが農業生活をずっと紹介するような番組
もテレビで行われてきている。

生まれる前から家でとっていた新聞が毎日新聞というのも縁だと考えると、
図書館に行くなどしてほかの新聞も見られるのではあるが、なかなか毎日そういう
ことをするのは難しく、毎日新聞の感想みたいになってしまうことが多いが、
また、ネットニュースでもそういうこともできるかも知れないが、今日の毎日新聞の
トップニュースは、社会保険庁が年金改ざんを組織的にやっていたという、国の詐欺
というようなニュースになってしまっていて、悲しいことである。国という基盤が
信じられなくなると多くの人がぐれてしまうかも知れない。社会保険庁で勤めていれば
多くの人より安定した身分なのだろうに。こういうことを考えても創造的になれない。
そういうことを調査して明らかにできている修正機能のほうを評価する。

「偶然を生きる思想」の中で、

「出逢い(偶然)を実りあるもの(目的的必然)とするか不毛なもの(偶然のまま)
にとどめるかは、ひとえにそのスタンスにかかっている」と書かれている。

先に購入してざっと読んだことのある、『偶然性と運命』木田元(岩波新書)が引かれていて、この本も再読してなにかヒントを得たいのだが、

偶然がやってきた時にそれを掴めるための力を持っていることも大切だとある。

そして、私がそれを読んで思うのは、それぞれの人の個性を活かせることの出来る、
周囲の用意されている場所の多様化ということである。

いくらなんらかの力を備えていても、その力を発揮できる場所が用意されないと
それが存在することないまま終えてしまう。

だから、それぞれの人は得意なところが多様化しているのだから、多様化した力を発揮できるための、多様化したさまざまな行為が用意できる場所の設定、創出が必要なのだと思う。

















































































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Last updated  2008.11.30 11:19:26


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