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民主党がまた何か面白い事を始めていたみたいなので、ちょっと取り上げてみます。 旧麻生鉱業に外国人捕虜300人 厚労省公文書に記録 >戦時中、麻生首相の親族が経営していた旧麻生鉱業(福岡県)の炭坑に外国人捕虜が約300人いたことが18日、厚生労働省の保管する公文書でわかった。首相は同鉱業に捕虜がいたとの外国メディアの報道に対し、「事実関係は確認されていない」と反論してきたが、公文書が見つかったことで、改めて説明責任が問われることになる。 >公文書は1945年8月15日付で、旧麻生鉱業吉隈炭坑の捕虜収容所にオーストラリア人197人、英国人101人、オランダ人2人がいたとし、同年7月にはオーストラリア人2人が死亡したとの記述もある。陸軍省を引き継いだ旧第一復員省などが作成し厚労省が保管していた。民主党の藤田幸久参院議員の照会に厚労省が回答した。 >同鉱業の捕虜問題は、米紙ニューヨーク・タイムズが06年11月に取り上げ、外務省が在ニューヨーク日本総領事館のホームページ(HP)で反論していたが、状況が変わったとして17日に削除した。首相がかつて社長を務めた麻生セメントは同鉱業の流れをくむ。 >藤田氏が別途入手した米国立公文書館保有の資料にも、同鉱業が外国人捕虜に採炭作業をさせていたとの記述があるという。藤田氏は「これまで政府が認めてこなかった。首相には説明責任がある」と語っている。 (朝日新聞:08年12月18日) 首相の説明責任……? そんなモンあるか。バカじゃねぇの? と思いましたが、良く考えたら民主党の藤田幸久議員と言えば、国会議員でありながら911陰謀論なんぞにハマっているマジキチでした。それじゃ仕方ないな。 ……で終わるのも何なので、この問題についてちょっと考察してみましょう。 まず、捕虜を労働させる事については、当事捕虜の扱いについて定めていた「俘虜の待遇に関する千九百二十九年七月二十七日の条約」(ジュネーブ捕虜条約)の第三章以下、第二十七~第三十四条について定めがあります。 いろいろと定めはあるのですが、要約すると…… ・捕虜のうち、兵士クラスは戦闘行為に関わるものでなければ、労働させてかまわない。・ただし、あまりにも過酷で身体の危険を伴う労働は禁止。・使役者は労働させられる捕虜に対価を払う事。 当時日本はこのジュネーブ捕虜条約を批准してはいなかったのですが、交戦国からの問い合わせに関して「条約に準じた取り扱いをする」とは返答していました。 まぁ、この手の話にありがちな事として、必ずしも捕虜の扱いについては、完全に条約に則った扱いはされませんでした。でなければ、東京裁判でBC級戦犯が告発される事はないですからね。もっとも、これは日本に限った話ではなく、戦勝国である連合国側も褒められたものではありませんでした。シベリア抑留が一番わかりやすいケースですが、アメリカやイギリスでも日本人捕虜に過酷な労働を強いて、多数の死者を出したケースはざらにあります。 話が逸れましたが「捕虜を労働させる事」自体は、度を越さなければ国際法上認められた行為であり、それ自体が問題視される事はありません。では、麻生鉱業の場合はどうだったのでしょうか。 まず、麻生鉱業で労役に従事していた捕虜300人のうち、記録されている死者が2人。死亡率0.67%は現代の炭鉱と比較すれば高いものの、恐ろしく過酷な労働だったとは評価できないように思えます。 実際、この件で連合軍が関係者を戦犯として訴追したと言う話はないようです。本当に過酷な労働だったら、間違いなく訴追されて裁判にかけられたと思うのですけど。それがなかったと言う事は、少なくとも麻生鉱業に送られた捕虜の扱いに関しては、戦犯として訴追するに値する虐待等の事実はなかったと思われます。 仮にあったとしても、その時点で裁判で決着がつき、サンフランシスコ講和条約が結ばれた時点で、この件に関する法的な措置は全て終了しています。藤田議員は何を問題にしたいのでしょうか? 次に、麻生鉱業がこの件についてどの程度責任を負うべきなのか、と言う点についてですが、当たり前の話ですが麻生鉱業に捕虜をどうこうする権利はありません。民間企業ですから。もちろん、労働力が不足しているから捕虜を使わせて欲しい、と言うような陳情を軍に行った事は考えられます。ですが、それを受け入れるかどうかの決定権は軍にあります。麻生鉱業に責任なしとは言いいませんが、軍よりは責任がないと考えるのが普通でしょう。 そして、これが一番の問題なのですが……藤田議員が言うように、麻生総理はこの件について説明責任を負う必要があるのでしょうか? あるとはとても思えません。麻生総理は当事五歳の少年に過ぎず、麻生鉱業の経営にタッチしているわけがありません。当時の社長は父親の麻生太賀吉氏です。藤田議員は60年以上前の、それも本人ではなく親のした事に対して、息子に責任があると言うわけですか? 馬鹿すぎて頭がクラクラしますね。一体藤田氏は何時の時代に生きているのでしょうか? 半世紀以上前の親の行為の責任を子供が負うべきなんて事は、飛鳥時代ですら言いませんよ。 まぁ、百歩譲って麻生総理に説明責任とやらがあるとしても、麻生総理は「事実関係が確認されていない」と言っただけで、「麻生鉱業では捕虜を労役に使った事はない」と虚偽の説明をしたわけではありません。「事実関係が確認されました」の一言でオシマイですよ。これを何か総理自身が非道な行為に関わったと思う人は論外ですが、この人みたいに麻生総理(ついでに安倍元総理)が祖先の罪の責任を取るべきだとか言う人は、法治国家の住人である資格がないと思いますね。法も何もない原始社会に引っ越したらよろしい。 ところで、この件をNYタイムズも報じたそうなのですが、その記事がこちら。 >By NORIMITSU ONISHI ∧ /i, /| ヽ Y ∧ ,. | ,'// 'i | i ! / | i ' / i i ∧/ / / i / /. 'i ',ヽ ' / 〈 i / / | ' j | ヽ. V / ヽ、 i ! 〉 ./ ヽ,,; | // i:〉 ´''''''''゙'r ´`>. i´ : :,.,.,. :. ヘ/ !: : :,'r‐ァ : : ヽ /: : ,',. `´: : : : : ゝ、 ;;;;;;; : : : : : ,.;;; : : : : `‐ ., ヽ,_ : :_, 1:;:;'' : : : : : : : :ヽ.、 i': : : : : : : : : : : : : ;`‐- .,. |: : : : : : : : : : : : : : ,',',:',:',:ヽ、. | : : : : : : : : : : : ,;',;',;',;',;': :, '::.ヽ i: : : : : : : : : : ,; ; : ; : ;: ; : : : ; : 名前 マタオオニシカ 学名 Michelle Higgins Cervus 英名 Cervus of Akahi 分類 偶蹄目(ウシ目)シカ科売日属 分布 The New York Times 民主党と朝日新聞とオオニシ記者の華麗なコラボレーション。全く、こいつらは全員滅びるべきでしょう。
2009.01.02
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陸上自衛隊がサマワから撤退した後も、航空自衛隊の輸送機はイラクに派遣されて活動を続けていましたが、その活動を違憲として、市民団体が派遣中止や慰謝料の支払いを国に求めていた裁判の判決が、名古屋高裁で下されました。 空自イラク活動「違憲」 名古屋高裁判決 >自衛隊のイラク派遣は武力行使の放棄などを定めた憲法に違反するとして、元外交官や市民ら約1100人が国に派遣差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は17日、米軍兵士など多国籍軍の武装兵士を輸送する航空自衛隊の活動について、違憲との判断を示した。司法の違憲判断は初めて。慰謝料など請求そのものは棄却された。 (中日新聞 08年4月17日) これを受けて違憲判決が出た、国はイラクから撤退しろ! と叫んでいる人たちがたくさんいますが……というか国会でも例によって社民・共産両党が要求してたりしますが、最後の一文に注目。 >慰謝料など請求そのものは棄却された。 どこかで見た事があるフレーズだと思いませんか? そう、小泉政権時代に靖国参拝に関する裁判で連発された、傍論で違憲と言っておいて、原告の請求は却下する、という判決と全く同じ論理です。 念のため、判決要旨を見てみましょう。 イラク派遣訴訟控訴審判決要旨 名古屋高裁 この中で判決の主文、つまり裁判所がこの事件に関して下した判断は >【控訴人らの請求】>本件の違憲確認請求はある事実行為が抽象的に違法であることの確認を求めるもので、現在の権利や法律関係に関するといえず請求は確認の利益を欠き不適法だ。>本件の差し止め請求は防衛大臣による行政権の行使の取り消し変更またはその発動を求める請求を含む。このような行政権の行使に対し、私人が民事上の請求権を有すると解することはできず、訴えは不適法だ。>控訴人らの切実な思いには平和憲法下の国民として共感すべき部分が多く含まれるが、本件派遣によって具体的権利としての平和的生存権が侵害されたとまでは認められない。損害賠償請求で認められる程度の被侵害利益がいまだ生じているとはいえず、本件損害賠償請求は認められない。 と言う部分です。要するに「この訴えは法的に見て不適当なので棄却する」と言う意味で、原告(市民団体側)の敗訴です。法的拘束力を持つのはこの部分だけで、他の部分は裁判官の個人的意見としてしか扱われない「傍論」と呼ばれる部分になります。 今回の原告の訴えは「イラク特措法に基づく自衛隊派遣は違憲だから、国は派遣をやめて我々に賠償金を払え」です。裁判長は「空自の活動は違憲だ」として原告の訴えを認めているように見えますが、結果は「原告敗訴」。「貴方たちの意見は正しいけど、裁判は敗訴にしますよ」では意味がわかりません。原告の言っていることがその通りだとするなら、国の敗訴として原告の訴えどおりにするのが筋です。 逆に判決主文だけを見れば「空自の活動は違憲」という傍論部分が何故必要になるのか、全く意味不明です。 こうした主文と傍論が矛盾しており、相互に判決を貫く理論を補強する役に立っていない判決を「ねじれ判決」と言い、批判の対象になっています。ねじれ判決の問題は、傍論部分の存在によって世間的にはまるで敗訴したかに見える被告(今回は国)に反論を行う機会が与えられず、控訴や上告により上級審で再度審判を受ける機会も奪われることです。 控訴・上告と言う制度の存在は慎重・公正な判断をすることが目的であり、裁判官がねじれ判決を出すことで国から機会を奪うのは、司法の暴走であり、三権分立にも反します。今回の裁判の結果について、福田総理が「傍論に従う義務はない」と言っていますが、これは正しい反応です。主文で国の勝訴となっているのに傍論にしたがったりしたら、そのほうがよほど法を蔑ろにしています。 なお、肝心の自衛隊の反応ですが、空幕長が次のように発言しました。 「そんなの関係ねえ」 高裁違憲判断で空幕長>防衛省の田母神俊雄航空幕僚長は18日の定例会見で、航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決が現地で活動する隊員に与える影響を問われ、「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言した。(共同通信 08年4月18日) ふざけるな、と言う声も聞こえてきそうですが、そもそも判決がふざけているので、扱いはこんなもんでOKだと思います。私は小島よしおは大嫌いなので、もうちょっとセンスのいい引用をして欲しいとは思いますが……
2008.04.18
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百回に向けて再始動? な最低人2838観察記、第五十一回です。最近のマーサ氏はタイトルと日記の内容が違う、と言うようなミスを良くやっているようですが、あれは何か焦りでも感じているのでしょうか? ただ単に見直しが出来ないだけかもしれませんが。 と言う事で、今日も始めましょう。まずはこちら。証拠は無いけど言い切ります、と言う話。民主党の皆さん、自民党、公明党のこの様な暴力的支持者に屈しないでください。(加古川民主党候補ポスターへの放火事件) この放火事件、犯人はまだ捕まってないんですが、マーサ氏は犯人が自民・公明支持者といきなり決め付けています。とりあえず証拠は? と聞きたいんですが、この世の諸悪の根源はマーサ氏にとっては自民・公明両党なので、聞いても無駄でしょうね。 選挙ポスターの破損、放火など珍しくも無い事件で、自民・公明両党はもちろん、社民党や共産党もそうした被害はしょっちゅう受けています。 しかし、だいたい逮捕してみると単なる酔っ払いか、火を見るのが三度の飯より好きな変態かどっちかで、明確な政治的メッセージのつもりでポスターを破壊するような人間は滅多にいませんね。どうせ今度の事件もそんなオチだろうと思います。 >あなた方も政党を支持しているというのであれば、正々堂々と言論を持って、私たち民主党支持者に挑んできなさい。本当に自民党、公明党支持者の質、汚らしい!! 証拠も無しに、嫌いな政党の支持者を犯罪者呼ばわりするマーサ氏の根性の方が、よっぽど汚らしいと私は思いますが。 というか、言論で挑めといっても、自分に反対するコメントを問答無用で全削除するような人間相手が、言論で挑めと言っても空しいだけでしょう。安全なトーチカのなかで木刀を振り回しているようなモンですよ。かっこ悪いと思わないんですかね、自分を。 ちなみに、私の趣味はそのトーチカの周りに枯れ枝を積み上げて火をつけることですね(笑)。 この事件に関する日記はもう一つあります。知的レベルの低い自民党公明党に執拗に妨害される民主党岡田候補(絶対に屈してはいけない!これに屈すると言論より暴力の方が力がある事を認めてしまう事となる)>現在、加古川より立候補している民主党の岡田候補が、知的レベルの低い自民党、思い込み宗教政党のの執拗な執念からの妨害を度々受けている。「知的レベルの低い」「思い込み宗教」と言うのは全部マーサ氏にブーメランする言葉だと思うのですが、まぁそれは良いか。マーサ氏はどうも加古川の人っぽいので、地元の人の貴重な報告として見ても良いはずの日記ですが、主張にバイアスがかかっているので、この日記にはツッコミを入れて笑いのネタにする以外に何の価値もありません。 例えばこの主張。>私達は知っている。岡田候補が日々駅前等に立ち、地道に市民に訴えている事を。そして自民党の渡海がポスターを貼っているだけで、なんら運動もせず 現職議員、しかも内閣委員会の理事で、国会会期中の今は地元になかなか帰れない渡海(紀三郎)氏と、非現職で地元にずっといることの出来る岡田氏と、事情の違いも斟酌せずに語っても仕方ないでしょう、常識的に考えて。もっともマーサ氏が常識的に考えられるような人だったら、証拠もなしに嫌いな相手を犯罪者と決め付けるような、卑怯奇天烈摩訶不思議な日記を書いたりはしないですね。 お次はこちら。予想通り浮かれまくりましたね、と言う話。民主党は支持者を信じつつ世論調査を読み取れ(世論調査を正確に読み取れば動揺せずに済むはず)(支持率より支持者の絶対投票数を見よ) 河村たかし氏勝利を受けて書いた日記ですが……ソースも無いのに勝手な理論を振り回す代表例ですね。マーサ氏は全部が変数の方程式が解けるとでも思っているんでしょうか。 とりあえず、以下の主張には何のソースもありません。・河村たかし氏に投票した人の70%は期日前投票をした人だ。・期日前投票をする人は絶対に民主党を支持している。・自民党の支持者の5割は投票に行かない。 全部何の証拠も無い仮定の数字でしかない上に、前提条件やら計算やら数字のチョイスやら、全てが間違いきっています。 まず、投票率を40%と仮定していますが、実際の名古屋市長選の投票率は50・54%でした。この時点で前提条件が崩壊しているので、以後の数字は全部無意味として切り捨てても構わないのですが、せっかくなので検証を続けてみましょう。 まず、マーサ氏は期日前投票者を全体の7割と勝手に決めた上で、民主党の支持率22.2%の7割を計算しています。しかし、引用されている産経新聞の記事を見てもわかるように、最新の民主党の支持率は21.5%ですから、この時点でマーサ氏は少しでも民主党が有利になるような、都合の良い数字を選んで引っ張った事になります。 これで「世論調査を正確に読み取れ」とは、片腹痛いどころか腹筋がブレイブブレイクを食らいそうです。民主党に有利になるように数字を選び、支持者中の実際に投票する人の割合も民主党に有利なように決めているのですから、民主党に有利な計算結果が出てくるのは当たり前でしょう。 しかも、勝手に自民党支持者の5割は選挙に行かないと決め付けた上で>民主党支持者は、自民党支持者の様に、世論調査の時だけ言うだけで投票にも行かない、と言う(呆れ者)を軽蔑するものである。 と民主党支持者選民主義・自民党支持者差別と言ういつもの主張をやってくれています。脳内ソースだけでここまで自分を持ち上げ、嫌いな相手を罵倒できるとは、なんとも幸せな脳の持ち主ですね。呆れ軽蔑するのはこっちの方だ、と全力で言わせていただきますよ。 お次はこちら。ご都合主義な数字の見方の更に酷い版と言う話。 秋田県知事選挙民主党奮闘記(知事選挙では辛くも敗戦したが、民主党総選挙では善戦か) 秋田県知事選の話ですが、数字の見方が酷いとか言うのを通り越して、もはや引用している数字自体に意味がなくなっているという脅威の日記です。>これまで10万票差をつけられていた知事選挙において、小沢民主党にて1万票差に近づけて、次期総選挙の足固めが出来た事は、何をおいても小沢代表の功績ではあるまいか。 と書いていますが、上に今回の結果が引用してありますね。 >2009年>291150 佐竹敬久 知事 1万5000票差>234340 川口博 何故か15000票差としていますが、実際にはどう見ても50000票以上の差がありますね。小学生レベルの算数だと思うのですが、マーサ氏は一体何を計算しているのでしょうか。暗算でも間違えないと思いますが。 更に問題なのは、前知事の寺田典城氏を自民党系だと思っているところ。寺田氏は小沢民主党代表(当時は新進党)の肝煎りで秋田県知事選に出ていた、バリバリの民主党系です。 寺田典城(Wikipedia)>1997年、秋田県知事佐々木喜久治が県庁食糧費問題で任期途中に辞任したのを受けて、新進党小沢一郎らの懇願で横手市長を辞し(正確には、失職)、新進、社会民主党、太陽党、公明の推薦で知事選に立候補した。(中略)>この後、常に県議会の巨大野党・自民党との戦いを余儀なくされる。 今回佐竹氏に敗れた川口博氏は、事実上寺田前知事の後継者と看做されていた人物ですので、今回の知事選はマーサ氏が言うように「10万票差をつけられていた知事選挙において、小沢民主党にて1万票差に近」づいたのではなく、「自民党系候補が前回から計算すると15万票以上も多く取り返す圧勝を収めた」が正解です。 まぁ、実際に秋田県知事選に西松問題がどれだけ影響していたのかはわかりません。今回の秋田知事選では川口候補は民主党幹部や前職の寺田氏の選挙応援を全部断っていたと言う話ですし、佐竹氏は全国レベルの知名度がある人でしたからね。むしろ川口氏が善戦したとさえ言えるかも知れません。開票前は10万票以上の大差が予測されていた事もありますし。 でも、マーサ氏の日記にはなんら説得力を与えるものではありません。ここまで来ると、何のために数字を引用しているのかさえ意味不明なレベルです。 お次はタイトルの時点でお前が言うな、しか感想がない話。 同じ内容、それも新聞記事を貼り付けしか出来ない馬鹿な自民党支持者 同じ内容のマルチポストを何度も繰り返すマーサ氏には、そんな事を言う資格はないですね。マーサ氏独自の分析を書いても尽く間違っている事を考えると、まだ新聞記事丸写しのほうが1恒河沙倍マシです。 しかも、そんな事を言ってるこの日記が、ZAKZAKの丸写し(注:Internet Archive)なうえ、この日記と同じ内容と言う笑えないギャグです。 なんというか、マホカンタつかってる相手にメガンテを唱えてるようにしか見えません。DQファンにしかわからない比喩ですが。 と言った所で、定点観測です。5月1日の「政治について」トピックは100個中49個がマーサ氏の日記。重複投稿はありませんでした。 マーサ氏は議事録を読んでいるのが自慢で、実際マスコミのバイアスがかからない一次ソースに当たってブログを書くという努力をしてる人は珍しいんですが、努力の方向が斜め上に逝っている上に、本人がマスコミ以上にバイアスかかっているのがどうしようもないですねぇ……数字の引用なんてミスしようがないと思うのですが、それをやってしまうのが凄い所です。 もちろん褒めてません。
2009.05.01
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忙しくてちょっと日記を書く暇がありませんでした。こういう時は毎日妄言を書き散らせる佐原さんとかの限界おリベ様が羨ましくなります。あの人たち何も調べず思い込みで根拠レスな妄想をブログにアップできますからね。私なら恥ずかしくてとてもやれませんが。 という事で今日の日記をチェックしていきます。ヒマがあれば今週前半のも取り上げるかも。自民の「反撃能力」案、専守防衛と整合するのかhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205110000/>ウクライナの紛争に乗じて日本も「敵基地攻撃能力」を持つことにしようという自民党の策謀 策謀と言う言葉に底なしの悪意が滲み出ていていい感じです。それにしても、流石は三秒で自分の書いた事を忘れる佐原さんだけあって、今回の自民の提言をウクライナ危機に乗じたものだと歴史改変してますね。ウクライナ以前から自民党ではこれを提言し続けてますが。 まぁ軽く佐原さんの日記漁るだけでも、ウクライナ侵攻開始(2022/2/24)以前に、自民党からの敵基地攻撃論にキレ散らかす日記が出てきますね。「敵基地」よりコロナ論議を(2020/9/14)https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202009140000/『「敵基地攻撃能力」保有は憲法違反』がこれまでの日本政府の見解(2022/1/12)https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202201120000/ 遠く遡れば、一時期佐原さんが激推ししてた石破茂氏が昔こんな事を言ってたのを日記に取り上げたりしてます。平和憲法を守れ!(2006/7/25)https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/200607250000/>石破氏自身、防衛庁長官在任中の二〇〇三年、この敵基地攻撃論を「検討に値する」と答弁し、直後に小泉首相が「専守防衛に徹する」と打ち消された経験を持つ。 まぁこうやって私含む常連さんたちが、過去の失われた佐原さんの記憶を掘り返してはこんぺいとう一号のように投げつけるから、とうとう議論から逃げ出したわけですが。 さて、毎日の記事そのものは特に面白い事は言ってないので割愛します。佐原さんの感想はいつも通り根拠と具体例が皆無なのでそこにツッコミを入れていきましょう。>戦争放棄を世界に宣言した憲法を持つ日本が「反撃能力」を持つことと「専守防衛」と、どのように整合性がとれるのか、党内で精査した形跡が皆無であるのは、自民党が如何に知性に乏しい政治家の集団であるかということを如実に示している。 まぁ党内で精査した形跡が皆無だというのは、佐原さん自身が昔から自民の敵基地攻撃案を批判する日記を書いてる事で、自分自身で主張の根拠を破壊しに行ってるので構いませんが(笑)。 ジャンプの漫画「BLEACH」の名言で「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」と言うのがありますが、佐原さんはこれを地で行っていて、「自民党が如何に知性に乏しい政治家の集団であるか」などと主張する事で、自分の推し政治集団(共産とか)がそれにも勝てない、同じジャンプ漫画で言えば戦闘力5のゴミ(ショットガン持った田舎のおっさん)レベルの雑魚である事を強調してしまっています。自民がそんなんだったら長年政権与党を担えないでしょと思うのですが。>わが国憲法は国際間の問題は武力を当てにせず、平和的な外交で話し合って解決することを政府に求めているのであり、国民としては政府に対し、戦後70数年に及ぶ平和外交の伝統を堅持していくことを求めるべきと思います。 とはいうものの、抑止力ガーとか平和外交ガーとか言う主張は、佐原さん自身がロシアに「NATOの脅威に対抗するためウクライナを殴る事がロシア様には許される」という主張を公言しちゃったことで根本的に破壊されてるんですよね。 この分だとたぶん佐原さんはロシア様中国様北朝鮮様が「日米安保は脅威だから日本を殴る」と主張なされても、へへーそのとおりでございます、とコメツキバッタのように土下座するのでしょう。一般的にそれは奴隷の態度だと思いますが、まぁ佐原さんは昔からイデオロギーの奴隷なのでしょうがないですね。
2022.05.12
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限界おリベ様がロシア・ウクライナ戦争でロシアを応援してしまうのには色々理由があるのですが、ざっくり分類すると1.戦争によって守れるものがあるという事を実証されたくない2.ロシアが反米反日国家なので勝ってほしい という事になるでしょうか。佐原さんは後者です。「武器送っても平和訪れない」中国外相、米欧を批判https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205260000/>ロシアや中国、インドなど新興5力国(BRICS)外相のオンライン会合が19日開かれ、議長国・中国の王毅(わんいー)国務委員兼外相は「武器を送ってもウクライナに平和は訪れない。制裁で欧州の安保の苦境は解決しない」と述べ、ウクライナへの武器支援や対ロ制裁に動く米欧を批判した。 まぁ中国がそういう事言い出すのはわかります。なんだかんだ仲が悪い時期もありましたが、基本反米反日の仲間だからです。そこまで露骨ではないにしても、BRICS諸国は基本的にロシアとの対立を避けたい事情があって、国連でも対ロシア非難決議や制裁に対して棄権しているので、ロシアに勝ってほしい限界おリベ様はこれらの国を一生懸命持ち上げにかかっています。まぁ中国はだいぶ昔から彼らの心の祖国、魂の宗主国ですが…… しかしまぁ、いろんな国から武器援助してもらい武力で大陸中国制覇を成し遂げた共産中国がそれを言うか? とツッコミを入れざるをえません。インドだったら多少は説得力があったかもしれませんけど。>中国外務省によると、王氏は「国際経済と金融を武器として使い、他国に対してどちらの側につくかの選択を強いることに反対する」 スリランカでその台詞吐いたら石どころか手榴弾くらい投げつけられそうですね。99年租借地となっても中国を頼るスリランカ(JETRO)https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Eyes/2018/ISQ201820_021.html>スリランカのハンバントタ港が2017年7月より99年間にわたり中国国有企業・招商局港口にリースされることが決まった。このハンバントタ港をめぐる決定は中国による「債務の罠」の典型例と見なされている。すなわちインフラ建設などを行うために中国からふんだんに融資を受けたものの、施設が十分な利益を生むことはなく、借金が膨らみ、返済不能になり施設や土地を中国に明け渡さざるを得なくなった事例である。 ちなみにロシアもEU諸国に対し、ロシアに敵対すればガスや石油の供給を止めると脅迫し、「「国際経済と金融を武器として使い、他国に対してどちらの側につくかの選択を強い」ていましたが、中国外相ともあろう人がそれを知らないかのように振る舞うのは流石にどうかと思います。>武器を送っても平和は訪れないというのは、まったくその通りで、米欧は武器支援ではなく停戦のための話し合いにこそ尽力するべきと思います。 佐原さんは元ベ平連のはずですが、ベトナム人の前で同じ事言えますかね。ソ連や中国の軍事援助なしに北ベトナムが勝てたとは到底思えませんが……何ならソ連の軍事援助や中国の援軍派遣で滅亡を免れた北朝鮮でも良いですよ。 ウクライナが欲している平和は、自らの運命を自らの意思で決める事が出来る、自主自立の上での平和であって、ロシアの属国や下手すると併合された上での平和じゃないんですよ。平和と言う言葉をただ単に戦争がない状態程度に考えてるから限界おリベ様はダメ人間なんです。>しかし、ゼレンスキー政権が出現する直前までのウクライナは親ロシア派の人物が大統領を務め、ゼレンスキー政権成立と同時に国外亡命したというような話 親露派の大統領は先々代(第4代)のヤヌコーヴィチで、先代(第5代)のポロシェンコも親EU・NATO加盟派です。ポロシェンコはゼレンスキーとは対立関係にあり一時ポーランドに脱出していましたが、先日帰国してロシアへの抵抗を訴えており、ここ数年のウクライナ国民の意思は「ロシアの下には着きたくない」で固まってるんですよね。 そうした当事者の意思を無視して、自分の都合だけでロシアに事実上の屈服を求めるから、限界おリベ様はダメ人間なんですよね。大事な事なので二回言いました。
2022.05.26
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限界おリベ様は視野が狭いためか、目の前の事にとにかく拘泥し、それにどういう背景があるかという事をまったく気にしない傾向があります。先日その筆頭格の違法天下り斡旋パパ活おじさんが安倍元総理国葬の選曲に噛みついていましたが、沖縄タイムスの阿部岳記者もそれの後追いを始めました。ちなみにこの阿部岳なる人がどういう記者なのかと言うと、たかがひろゆき如きに勝てない能無しという事でお察しください。国葬会場に響く軍歌、「居直りの政治」象徴>自衛隊音楽隊が演奏する曲目に「国の鎮め」「悠遠(ゆうえん)なる皇御国(すめらみくに)」という文字列がある。明らかに軍国主義の響きではないか。この二曲は違法天下り斡旋パパ活おじさんにツッコミ入れた時も紹介しましたが、おさらいしておきます。國の鎮め:軍歌という以前に鎮魂歌。なお最近は歌わないで曲のみを使う。悠遠なる皇御国:参列者としての皇室関係者に敬意を払うための曲という事で軍国主義もなんもあったものじゃありません。というか「悠遠なる皇御国」は令和改元の奉祝曲ですが、当時文句をつけてる人を見たことがないので、よほど限界おリベ様は関心がなかったのでしょう。大魔王アベのために演奏されると聞いてにわかに邪教の供奉曲だと思い始めたみたいですが、どんだけもの知らずの世間知らずなんですかね。>無宗教で執り行うはずだった安倍晋三元首相の国葬。黙祷(もくとう)に合わせ、自衛隊音楽隊が日本武道館にこのメロディを響かせた。国家神道が戦争遂行を支えた反省から生まれた憲法の政教分離の原則を、正面から踏み破った。キリスト教系の鎮魂曲にも文句付けてください。でなければ神道に対する宗教差別と見做します、で終了。>もう1曲の「悠遠なる皇御国」はなんと現役の陸上自衛官が2019年に作曲した曲自衛隊員が作曲して何か問題あるんですかねぇ……>会場にそろった陸海空の自衛隊音楽隊のうち、これら2曲は陸自が演奏した。ちなみに「国葬反対。国民葬なら良い」みたいな事を言ってた限界おリベ様もいますが、佐藤栄作元首相の国民葬でも自衛隊音楽隊が参加してたりします。1975年 佐藤栄作元総理の「国民葬」 日本武道館で6400人が参列 儀仗隊に弔砲も(テレ朝NEWS:22年9月23日)>午後1時30分、佐藤元総理の長男・龍太郎氏に抱かれた遺骨は、妻・寛子さんに付き添われ会場へと出発します。自宅前では海上自衛隊東京音楽隊が葬送の曲を演奏します。さらに言うと首相経験者でない人でも、葬儀に自衛隊が参加してた事例があったりします。加藤紘一氏合同葬、青山葬儀所で。陸上自衛隊の儀仗で見送り(いい葬儀:22年2月2日)>開式に当たっては、元防衛庁長官だった加藤紘一氏に敬意を表するため、陸上自衛隊第302保安警務中隊による儀仗が行われました。演奏は、陸上自衛隊中央音楽隊です。参列者も起立し、黙祷を捧げました。ちなみにこの葬儀、自民党・加藤家合同葬です。内閣葬ではないんですね。でもこれに文句付けてる人は見たことがありません。よほど限界おリベ様は関心がなかったのでしょう。実に視野が狭いですね。ということで、有力政治家の葬儀に自衛隊を含め軍が参加するという事は普通にあり得ます。というか国家の機関で継続的に儀式向けの楽団を維持しているのって軍隊くらいだと思いますけどね。>他の軍歌とは何か違うのか、演奏して何か悪いのか皆が納得する、限界おリベ様特有の理論(笑)でない「演奏してはダメな理由」を挙げてもらいましょうか。>岸田氏も、国葬決定から強行までの2ヵ月半、「丁寧な説明を尽くしたい」と言うばかりで実際には法的根拠も必然性も、何も説明しなかった。「私には人の話を聞く気も無ければ、それを理解する能力も無いし、そんな誠意や知能や理性とは無縁のダメ人間です」という自己紹介はいりません。さて、尻馬に乗るお馬鹿さんの反応です。>安倍氏の国葬で軍歌が演奏されたことを、一般の新聞やテレビが批判しないのは問題だと思います。いかに大メディアがアホとは言え、流石にこれを問題視するほどアホでもなければ無知でもないというだけの話です。>現役自衛官が「悠遠なる皇御国」などという「天皇が国を支配する」ことを賞賛するような曲を作るというのは、個人的な趣味の世界であるならまだしもへえ……現役自衛官には表現の自由がないと言いたいわけですか。まぁ見事な職業差別ですね。ここまで露骨に他人の自由を踏みにじる人間がリベラル面とか、ヘソで硬ガンマ線バーストが起こります。というか、限界おリベ様って基本的に自衛隊を含む「軍隊」を侮蔑と差別の対象にしかしてなくて、しかもそれを当然の事だと思ってるので、今回の安倍氏に対する憎悪の発露と相まって、息を吐くように差別をまき散らす全自動レイシズム製造機と化した感があります。日本以外のほとんどの国では軍隊は国家の機関であり、その名誉と威厳を背負う存在でもあるため、国家の式典ではそれが祝典だろうと葬儀だろうと、軍が来て演奏や儀仗などで参加者に「国家として」敬意を表するのは普通にある事です。それを差別の対象にしてるから、この人たちは普段世界を見習えとか何とかいう割にはそこからずれてるんですよね。
2022.10.26
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テロリストがめでたく逮捕の運びとなりました。 グリーンピースの2人逮捕 鯨肉持ち出し、窃盗容疑(asahi.com:08年6月20日) と言うことで、自分たちをアニメや漫画の素人名探偵か何かと勘違いした自称環境保護団体・グリーンピースの活動家(と書いてテロリストとルビを振る)が逮捕されました。 この事件の発端は、2008年の4月16日にグリーンピースが「調査捕鯨船の船員が鯨肉を横領している」と主張し、その証拠品として船員が送った鯨肉を運送会社から盗み出して公表した、というものです。 (参考:グリーンピースによる宅配便窃盗事件まとめWiki) もう発端からして頭の悪さもここに極まれりとしか言いようがありませんが、グリーンピースは単なる環境保護団体であり、捜査権を持った公的組織などではありません。百万光年譲って横領が事実としても、それは警察が調べるべき事であり、グリーンピースが勝手に鯨肉を持ち出して良い訳がありません。 第一警察だって、家宅捜査を行う際には裁判所から令状を貰って来なければ、現場の物に指一本触れられないわけですが、そう言う認識は彼らにあったんでしょうか? あるわけ無いですね。 加えて、船員の鯨肉持ち帰りは慣例として認められており、全く非合法性は無いそうです。「当たり前」と言う言葉がありますが、この語源は「割り当て」と「分け前」を合わせたもので、漁師たちが獲物を分配したことが始まりだと言う説があります。語源由来辞典:当たり前 つまり、漁業文化では漁獲の一部を船員が給与の現物支給と言う形で受け取ることが長年の慣習でした。 マグロの名産地、三崎ではマグロ料理の発展した理由の一つに、船員が現物支給で持ち帰ったマグロを近隣におすそ分けした事が上げられており、テレビでもよく紹介されていますが、これを「マグロを横領している!」と騒ぐバカはいません。「当たり前」の話ですが。 実際、東京地検はグリーンピースに告発された船員について、嫌疑なしで不起訴と言う決定を下しました。 クジラ肉大量持ち出し、捕鯨船乗組員12人は嫌疑なし(YOMIURI ONLINE:08年6月20日) 水産会社が買い上げた分の鯨肉を船員に配分する事の、一体何処が横領なのか。グリーンピースの言ってる事はさっぱり理解できません。理解できるのは彼らが窃盗犯であると言うただ一点だけです。 とはいえ、グリーンピースの行動を「自爆乙」と嘲笑しているだけでは駄目でしょう。 おそらくグリーンピースは反捕鯨と言う世論を盛り上げるため、いかにも何か後ろ暗いことを調査捕鯨を請け負っている水産会社が行っている、と言う印象操作を行い、調査捕鯨=悪と言うイメージを作り上げたかったのではないかと思います。 調査捕鯨が何か後ろ暗いことがある、と言うイメージ作りに成功すれば、日本国内でグリーンピースが壊滅したとしても、IWC(国際捕鯨委員会)で調査捕鯨自体を禁止する方向に持っていけるかもしれません。そうなればグリーンピース自体は万々歳だと考えているのかもしれません。 また、捕鯨船に薬物を投げ込んだり、スクリューにロープを絡ませようとしたり、と言った危険な妨害行為を繰り返すシーシェパードが反捕鯨主義者から高く評価を受けていると言う事情もあり、ここでグリーンピースも一発派手に花火を上げることで、存在をアピールしたかったのかもしれない、とも考えられます。 いずれにせよ、グリーンピースやシーシェパードと言った環境テロリズム組織を野放しにしておくことは、本当の意味で環境保護の役に立つとは思えません。彼らの違法活動が徹底的に調査され、厳しく罰せられることを望みます。
2008.06.20
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選挙も終わりました事ですし、そろそろ何時もどおりのネタを書いていこうと思います。と言うことで、最低人2838観察記、第七十八回です。 民主党大勝と言う結果を受けて、マーサ氏は一度は撤退したかに見えた「政治について」に戻ってきたようなので、こちらも引き続き追撃を行います。ただ、マーサ氏の投稿しているトピック全てに、この本家へのリンクを出そうかとは思っていますが。 さて、調子に乗りまくるマーサ氏ですが、おかげで現実は見えていないようで、さっそくやらかしてくれました。自民党を歴史的大敗北に招いたお馬鹿自民党支持者(自民党支持者が賢明であれば、自民党議員石破茂は落選しなかった) 石破氏は落選などしていないわけですが。 【09衆院選】石破氏当選 逆風しのぎ8選 鳥取1区>鳥取1区は、自民前職の石破茂氏(52)=公明推薦=が党への逆風をしのぎ、民主新人の奥田保明氏(49)=国民新推薦=ら3人を破って8選を果たした。投票締め切り後、早い段階で「当選確実」の報が流れ、鳥取市内の選挙事務所に集まった支持者らの間には安堵が広がった。(MSN産経:09年8月31日)>民主党支持者の私から見ても石破茂が何故落選したのかが不思議である。 と書いていますが、何故マーサ氏がこんな間違いをするかの方が、私には不思議ですね。寝ないで選挙速報を見てたんじゃないのか……? >自民党支持者よ、いま少し賢くなれ。せめて議事録程度は読んで、薄っぺらいマスコミ報道だけで物を書くようなお馬鹿な行動は是正せよ。 マーサ氏は脳内ソースで日記を書くような、バカの極みとしか言い様がない行動を是正しましょう。 と、まずは小ネタ程度で。お次は少し大きなネタです。嫌がらせしてるのはどっちだと言う日記。幸せな野党自民党(民主党新政府は、これまで自民党にされ続けてきた政治的嫌がらせを、自民党にする事は出来ない)>考えてみれば、自民党はなんと幸せな野党なんだろう。これまで散々民主党に行ってきた政治的嫌がらせを受けなくて済むのだから。 昨今の政局を見ている限り、民主党が自民党に対して行った嫌がらせの数々のほうが、よほど目立っている気がするのですが。審議拒否、自分の提出した法案に反対、膨大かつ無意味な質問主意書の提出など、枚挙に暇がありません。 そういうのは見えない聞こえないらしいマーサ氏が「自民党の嫌がらせ」として挙げているのが、以下のようなものです。 >茂木元衆議院厚生労働委員長による長妻議員の発言を勝手に議事録から削除 これは、2007年10月の衆議院厚生労働委員会で長妻議員の「与党というものは一度でも(政府の)不祥事を追及したことがあるのか」という発言が、生労働委員長の茂木敏充厚生労働委員長(当時)により会議録から削除されていた、と言う事件です。 この削除に対し、茂木氏は長妻氏の当該発言が国会の本会議先例集にある、「発言者は、私語に応酬することができない」と言う先例に触れたため、削除したと回答しています。実際に長妻氏が当該議事録の削除前の記録を残していますので、見てみましょう。 衆議院厚生労働委員会速記録(議事速報)>○長妻委員 当然、五千万件の処理というのは、これはどんどんやっていただく、これは当然ですよ。しかし根本解決策を逃げているんですね、政府は。期限も言わない。(発言する者あり)ですから、もう一回、今与党席から私の質問はしつこいしつこいと言われましたけれども、確認しないと逃げるんですよ、政府はこれまで。与党というのは、一度でも不祥事を追及したことがあるんですか、政府の。何がしつこいんですか。きちっと確認しないと被害者の補償が進まない、逃がすわけにはいかないんですよ。(赤字:削除部分) 確かに、与党側の野次に答える形で該当発言がなされたようですね。まぁ野次る方もどうかと思いますが、それに対する長妻氏の発言も相当に品位を欠いていると思います。 そもそも、民主党自身、割と議事録の削除要求は出しているんですけどね。例えばこれ。 野中・自民幹事長「白々しい」発言=議事録から削除>25日に開かれた衆院議院運営委員会の理事会で、民主党は鳩山代表の小渕前首相に対するお見舞いを野中広務自民党幹事長が本会議で「白々しい」と中傷した問題について、議事録で「白々しい」を「遺憾である」と修正するという大島議運委員長の見解を受け入れることで合意した。 (民主党HP)亡国への道―民主党のポピュリズム>民主党は1日の衆院議院運営委員会理事会で、麻生太郎首相が先月29日に行った所信表明演説で同党の国会運営を「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」などと批判したことについて、「(行政府の長である)首相が口を挟むことではない」と反発し、議事録から削除するよう求めた。これに対し自民党は、「(首相は)事実を指摘しながら合意形成のルールを打ち立てるべきだと言った」として拒否した。(たむたむの自民党VS民主党・元記事時事通信:08年10月8日) 個人的には、議事録削除、またはそれを要求することは良い事だとは思いません。しかし、それを自民党の専売特許のように言うマーサ氏は、例によって「悪い事は全部自民党に押し付ける。民主党のそれは見ないフリをする」と言うダブルスタンダードをしているに過ぎません。 お次はこれ。 >衛藤元衆議院予算委員長による理事会で認められた資料隠し これについては、マーサ氏が別に日記を書いているようなので、そっちを参考にします。 自民党が資料を隠して強引に補正予算を通過させようとしているの事(何故自民党は資料を隠さなければならないのか) このやり取りを見て、どこを見れば「衛藤氏が資料隠しをしている」と読めるのか、さっぱり理解できないわけですが。むしろ民主党側が官僚側に「もっと資料があるんだろう」と詰め寄って、官僚側が誤魔化そうとしているのに対し、江藤氏は「ちゃんと答えるように」と誤魔化さず答弁することを求めています。 >○衛藤委員長 経済産業省大臣官房総括審議官瀬戸比呂志君、明快に、簡潔にお答えください。>○衛藤委員長 経済産業省大臣官房総括審議官、委員長から申し上げますが、質疑者に対しての答弁は、明快に、正確にお答えください。>○衛藤委員長 総括審議官に申し上げますが、委員は一枚かどうかということを聞いているわけですから、そこを明快に答えなさい。 こういった部分ですね。 この後、瀬戸氏が一枚ではない事を認めますが、これに対し質問者の川内議員は「だましたんですか」「おかしいですよ」と言った相手を指弾する発言をし、その度に衛藤氏に「この答弁に基づいて、委員として質問をしてください」と注意されています。衛藤氏は資料隠しの擁護をしているのではなく、川内議員の感情的な発言に対し注意をしているわけです。 他の項目については、いまいち詳細が不明です。 >原田元財務金融委員長による(ボケたふり)の委員会進行 原田元財務金融委員長というのは原田義昭氏(福岡五区)の事だと思いますが、過去に原田氏について触れたマーサ氏の日記は見つからず、何の事か不明です。まぁ、人をボケ扱いする時点で失礼かつ不謹慎極まりないと思いますが。 >省庁への資料を野党に渡す前の検閲>野党への資料隠し おそらく汚染米問題の際に、自民党の国対から各省庁に「民主党がどんな資料を要求したか」について相談するよう求めた件の事だと思いますが、これが検閲などと言うものではなかったことは、第三十八回で指摘しています。 >会計検査院等院への圧力 これも何の事か不明。マーサ氏が会計検査院を取り上げる時は、会計検査院の活躍で無駄遣いが発覚した(そして大体誤読)と言うのが多いのですが、圧力がかかっているところが無駄遣いを暴くことができるというのは、どう考えても矛盾しています。 >そして何より三分の二条項の乱用 法律で決まっていることを「乱用」と言われても困るわけですが。だいたい、マーサ氏は民主党が与党になったら三分の二条項を使えと主張してたはずですがね。自民党のこれまでの政策に対しての(国民裁判)を実現しよう。 しかも、問責決議案、議員辞職勧告決議案をこの条項で可決する事で、自民党議員を政界から追放しようという主張。乱用と言うのはマーサ氏が主張するようなことです。 しかしまぁ、見事なまでに図に乗ったものだと思います。民主党が勝利したとは言え、それはマーサ氏の正しさを担保するものではありません。どれほど民主党が勝ったとしても、それとは無関係にマーサ氏の主張は間違いだらけなのです。 今後も引き続き、マーサ氏が調子に乗り続けている限りはソース付きで彼の主張を叩き潰すことに躊躇は有りません。
2009.09.01
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デンパさんの主張から政界が見える、最低人2838観察記第三十四回です。 小沢氏の秘書逮捕を受けて、多少は大人しくなるか、それとも逆にヒートアップするか、さぁどっちだろうと思っていましたが、正解は後者。まぁ、前者の反応を示すようなしおらしさがあったら、大連立失敗後のやめるやめる詐欺の時にとっくにしおれたままになってますよね。 というわけで始めます。まずはこちら。その金銭感覚はどうなってんの? な話。自民党での疑惑は立件出来ない、との発言が結果的に、これまで毎年の12兆6000億円プラス随意契約からの自民党への献金(受託収賄)に繋がっている 12兆6000億円と言えば、国が特殊法人などの天下り先と指摘されている団体に支出したとされる額ですね。 うーむ、意味がわからない。この問題と漆間発言と、一体何の関係があるのでしょうか? 民主党を擁護して自民党を叩くために、関係のない問題を無理やりリンクさせてるようにしか見えないのですが。こんな稚拙な方法を使っては、自分の論の説得力を無駄に低下させるだけでしょうに。まぁ、マーサ氏の説得力なんぞ最初からゼロもマイナスも虚数も通り越して量子論レベルの「無」と化してますが。 さて、天下り先への支出を指弾するのはまぁいいとしましょう。この問題はマーサ氏の関心が深いようで、いろんな日記で取り上げています。例えば自民党がこれまで何をして、私達が自民党を見放したか(10年200兆円の税金の垂れ流し) )(自民党は私達の税金200兆円を返せ!その200兆円が今、どうしても必要なのです!) この辺がそうですね。 ところが、なぜかマーサ氏の世界ではこの額が12兆6000億円から20兆円に増えているようです。これは一体?>そしてその法人に省庁の役人を天下りさせ、その法人に随意契約で90パーセントと言う高い入札率で税金の垂れ流し、その各法人から献金を受けているのです。つまり自民党は(献金を受けるためにこれらの法人を残し12兆6000億円+随意契約での丸投げで合計約最低20兆円もの税金を流用しているのです。) 日記の中を見ると、12兆6000億円にプラスして「随意契約分」がある事で20兆円になっている、と言う主張のようですが……その「随意契約分」の7兆4000億円は、一体どこから来た数字なのでしょうか? 一切根拠が書かれていないので、全く不明です。 実際にこの12兆6000億円の内訳はどうなっているかと言うと、国が発注した事業の契約額が5兆8000億円で、補助金が6兆8000億円です。どっちかの数字を重複してカウントしても7兆4000億円に到達しません。相変わらずマーサ氏の金銭感覚は謎です。 で、さらに言うとこの謎の20兆円を元に、政府・自民党が10年間で200兆円のお金を無駄遣いしてきたと主張していますが、この主張が20兆円の謎を抜きにしてもおかしいのは、すぐわかると思います。マーサ氏は特殊法人等に支出された金額が全て無駄だったと主張しているのと同じだからです。 実際には、全て厳密に査定して見なければ、どこまでが無駄な額だったか把握できません。一律に全部を無駄だと言い張るのは、どう考えても無理のある主張です。中には有用な支出もあった事でしょう。 幻の20兆円を元に幻の200兆円の損失を想定し、それを嘆くと言うのは不毛極まりない行為だとしか言いようがないと思うのですがね。 さて、お次は小沢氏問題に関する日記です。まずはこちら。どれだけ神聖視してんだ、と言う話。それほど温い不況がお好きなら、小沢代表を潰せばいい(あなたはまだ、公明党と言うダニ付政権を許容しますか) 小沢代表が責められてるのは、景気のせいではなく不正献金があったかもしれないからなんですけど。小沢代表を神聖視するあまり、ニュースの意味も理解できなくなっているようですね。また「20年間の温い不況」とか訳のわからん事をのたまっていますが、過去20年間で不況だったのはここ半年ほどの世界同時不況と、いわゆる「失われた十年」の間だけで、その他は好況が維持されていました。 まぁ、企業に恩恵が集中したので一般市民が景気を実感する事ができなかった、という側面があるのは確かですが、バブル崩壊から平成不況に至る時代の負の遺産を清算し、企業の体力を回復させる事に重点が置かれた時代ですから、仕方のないことと言えます。 マーサ氏も含めてそこらにいるやたら大企業を敵視する人々は、法人減税や研究開発税制などを批判しまくってますが、不況時に富を生産する業界を優先し、国の黒字を維持するのは当たり前の政策です。それが無かったら企業の倒産が相次いで、もっと強烈な不況が来ていたでしょう。 小沢氏から話がズレましたが、この不況下に特定国への国対国支援だの、外為特会の半減だの、全世界にダメージを与えかねないアホ政策案を撒き散らす政党の党首が「力ある政治家」とは何の冗談かと思います。 小沢問題の反応その2。バカが嬉しそうですね、と言う話。いよいよ西松献金の本丸(二階ルート)捜査開始!(二階は小沢代表の様に説明が出来るか!?)これ以降自民党森、尾身議員のどれくらいの秘書が聴取されるか 二階俊博経産相に検察のメスが入りそうだと言う事で大はしゃぎしてますが、金額と言い優先度と言い、どう考えても本丸は二階氏ではなく小沢氏ですから。残念(古)。 マーサ氏は陰謀論を持ち上げないところはマシなのかと思っていましたが、残念な事に次のような事を書いています。>小沢代表のように説明が出来るか!? つまり、マーサ氏は小沢氏が「これは不当捜査だ」と言い張った事を「ちゃんとした説明」だと思ったのですね。ダメだこいつ。早く何とかしないと。 なお、小沢氏と二階氏の釈明の比較はこんな感じです。・小沢代表「何らやましいこともない。適法にきちんと処理し、届け出て公にされている」・二階氏「政治資金規正法に基づいて適切な処理をしていると信じている」 どう見ても大差ありません。小沢氏の釈明が「ちゃんと説明できている」と思うのなら、二階氏にも同じ感想を持って当然でしょう。不当捜査だとか言わないだけ、二階氏のほうがマトモに見えます。 なお、この小沢氏の釈明については、次のようなアンケート結果が出ています。小沢代表辞任、61%が求める 説明納得せず78%(47NEWS:09年3月8日 共同通信社アンケート)小沢代表「辞任を」53%、8割「説明納得できず」読売調査(読売新聞:09年3月8日)急変:ダミー献金事件 毎日新聞世論調査 民主支持層、小沢離れ>調査結果を政党支持別に分析すると、小沢氏の事件に関する説明に納得できるかどうかを尋ねた質問への回答は、自民支持層では「納得できない」が89%と圧倒的。「支持政党はない」と答えた無党派層も83%が「納得できない」と答えた。また、民主支持層も「納得できる」は27%にとどまり、「納得できない」の64%が大きく上回った。(毎日新聞:09年3月8日)「小沢代表辞任を」57% 朝日新聞緊急世論調査>朝日新聞社が7、8の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、西松建設の違法献金問題で、小沢民主党代表の説明に「納得できない」が77%、代表を「辞める方がよい」57%と、小沢氏に厳しい見方が示された。 各新聞の社説もほぼ一様に「納得できない」と言う内容でした。さすがにマスコミも庇い切れないと見えます。良い事ですね。 お次はこちら。いやそれ間違ってんのあんたの定義だから、な話。民主党の採決容認には野党としての姿勢では確かにおかしい。しかし(修正を加える)与党としての姿勢からは、特に間違っているものでは無い。 この辺、マーサ氏だけでなく日本の野党の大半が勘違いしてる事なんで取り上げますが……野党の仕事と言うのは与党のやる事に反対する事ではありません。対案を出す事です。まぁ、これは与野党問わず全ての政党の仕事ともいえますが。 対立するA党とB党でも、出した案がほぼ同じなら手を組んで成立させる事もあるでしょうし、緊急を要する事案に対しては、先に出した党の案に対して賛成する、と言うケースもありえます。今回の世界同時不況に対して、アメリカやイギリスなどでは一時的に与野党対立を棚上げして、緊急対策法案をスピード成立させる、と言う光景は良く見られました。 で、日本の民主党はどうだったかと言うと、政府案にとことん反対し続け、法案の成立を妨害しまくりました。それ以前からも自分で出した法案が自民党も納得するものだった場合、審議妨害を目的として自分で反対するというフザケた光景が良く見られました。 例としては……・ソマリア問題で、海自派遣を言い出したのは民主・長島議員だったのに、政府が海自派遣を検討しだすと反対開始・共謀罪関連で、政府が民主党案をほぼ丸呑みにすると、政府が奇策に出たと難癖をつけて自党案に反対 と言った辺りが有名です。マーサ氏は民主党を擁護するために、民主党が賛成に回ったのを「与党の姿勢としては当然」などと訳のわからない理屈をつけてますが、ようやくマトモな政党としての仕事を思い出しただけの事。褒めるような話ではありません。 と言った所で定点観測です。3月10日夜の「政治について」トピックは、100個中38個がマーサ氏の日記。重複投稿は7組16個(3個重複2組)でした。 小沢氏の問題と言う大きな変化が現れても、マーサ氏は依然平常運転中です。これに大きな変化が現れるとしたら、小沢氏本人の議員辞職か、逮捕くらいのビッグイベントが起きないとダメかもしれませんね…… 議員辞職といえばこんな日記もありましたが。 小沢代表に議員辞職を迫るのであれば、麻生総理を筆頭とする自民党議員全員と公明党太田代表も議員辞職せよ!>小沢代表の辞職云々を、犯罪者予備軍及び疑惑議員の公明党、自民党議員に言う資格無し! 相変わらず、一が全部に拡大される無茶論法ですね。これ、小沢氏の存在を持って全民主党員に辞職を迫るのにも使えるロジック(?)なんですけど。民主党のお家芸ブーメラン自決を会得しているとは、さすがマーサ氏です。 あ、褒めてませんよ。
2009.03.10
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最近、その言動に注目している興禅氏ですが、またしてもその不毛な思考法を露呈しています。 興禅氏の思考法の特徴は、とにかく自民党や天皇陛下は「悪」である事と結論付け、それに合った資料だけを捜してくる(なければ自分の印象だけでそう判断する)というものです。当然、自分の結論に合わない資料や証言は、意図的に無視します。こうした認知異常の事を、前者は「確証バイアス」、後者は「信念バイアス」と言います。信念と言うと良い言葉ですが、間違った信念は間違った結果しか生まないものです。 最新の日記では小泉総理と昭和天皇を取り挙げていますが、全面に渡って認知バイアスのオンパレードです。>香田氏のときに、小泉首相はこう言い放ちました。「テロには屈しない」と。そして何の交渉もできず香田氏は見殺しにされました。 香田さんの事件に関してはまとめサイトに詳しいですが、政府は香田さんが拉致されたと言う一報が入ったその日に対策本部を設置し、現地に外務副大臣を派遣するなど、迅速な行動を取っています。結果的に香田さんは殺害されてしまいましたが、政府の動きは「見殺し」というには当たりません。 また、これも同まとめサイトでわかりますが、政府が交渉の仲介役として期待した現地の宗教組織や聖職者たちも犯行グループに接触できず、犯行グループ側で交渉を拒否しており、これを「首相の責任」にするのは筋違いも甚だしい行為です。>今回、自衛隊の撤退を武装勢力に求められた場合、小泉首相はまた「テロには屈しない」と言い放つのでしょうか。そして同じように見殺しにするのでしょうか。「テロに屈しない」と言うのを「言い放つ」と批判的な言い方をしていますが、興禅氏は香田さんを助けるためにテロリストに譲歩し、イラクから手を引くのが正しかったと思っているのでしょうか? この場合、小泉首相の発言は満点とは言えませんが、テロに譲歩しないと明言している事は正解です。「イラクへの自衛隊派遣」と言う一国の政策が「テロと言う非民主的な犯罪行為」によって左右される事はあってはならないからです。 テロリストの脅しに屈せず、交渉ないし物理的強硬手段をもって人質の身柄を奪還するのが国家の義務であり、国民の代表でもないテロリストの要求に応じて政策を曲げるのは、民主国家としては自殺行為に等しい暴挙です。>小泉首相は立派なアメリカの傀儡であり、傀儡政党=自民党の主流派ですのですのでぶっ壊すことなどできないでしょう。憲法よりも邦人の命よりも、アメリカの命令が絶対なのです。こういう人が人質をたすけることは非常に残念ながらできないと思います。 何の根拠もなく小泉首相を「アメリカの傀儡」と言い切るあたりが恐ろしいですね。興禅氏は議員志望だそうですが、政敵に対してレッテル貼りをして全人格を否定するのが、彼のスタイルなのでしょうか? それが議員として正しい行為だと思っているのだとすれば、彼のような人に議席を与える事は認めるべきではないでしょう。 何の根拠もなく、自国民の一員や近隣諸国の人々を「劣っている」と決め付けて大虐殺に走った人間もいますからね。そう、20世紀最大の悪人の一人とされるチョビ髭のあの人です。 次の昭和天皇に対する論には、興禅氏の思考法の問題点が如実に現れています。興禅氏はNHKスペシャル「御前会議」内の近衛文麿首相の秘書官だった牛場冬彦氏の発言を引用していますが、この引用に問題があります。私も引用してみましょう。僕はね、近衛さんがもっと、もうだれが反対しようと天皇に会って、ほんとうに気持ちを、ぶちあけたらどうだと・・統帥権というものを何とか一時中止にさせてもらう。 何で(戦争を)やめさすことはできないか、そういうことを言うべきだったと思うですね。 近衛さんに言う勇気がなかったとすりゃ、その点だけですよ、私の不満は・・・・ ・・・陛下も戦争をやる気がないのなら、歌(※)を詠まれるかわりに「戦争はやめよう」と一言言われれりゃ、それきりなんですがね・・・。 まず、牛場氏は御前会議のメンバーではありません。御前会議に出席できるのは天皇、閣僚、元老のみであり、秘書官に過ぎない牛場氏は資格を持っていません。牛場氏の発言から分かるのは、彼が近衛首相と陛下の行動に不満を持っていた、ということだけであり、この牛場氏の証言を持って>当事者の言葉でもって、御前会議の性質を明らかにしてくれています。 というのは完全な事実誤認です。 次に、牛場氏の発言自体が重要な問題をはらんでいる事に、興禅氏は気付いていないか、あるいは無視しています。>「統帥権というものを何とか一時中止にさせてもらう」 とありますが、統帥権は大日本帝国憲法第十一条に定められたものであり、これを停止するとは、すなわち改憲をすると言う事です。大日本帝国憲法では第七十三条において改憲の手続を定めており、天皇の勅命において帝国議会を招集した上で、議員三分の二以上の出席と、出席者三分の二以上の賛成が必要です。 近衛総理と陛下の独断で「何とか」できるようなものではない(議会の召集は出来たかもしれませんが)のです。牛場氏はこの事を無視しています。>「陛下も戦争をやる気がないのなら、歌(※)を詠まれるかわりに「戦争はやめよう」と一言言われれりゃ、それきりなんですがね」 この発言に関しても、興禅氏が引用したサイトの中で、天皇陛下自身の発言として、それができなかった事情について説明されています。その部分を引用してみましょう。 開戦の際東条内閣の決定を私が裁可したのは立憲政治下に於る立憲君主として已むを得ぬ事である。若し己が好む所は裁可し、好まざる所は裁可しないとすれば、之は専制君主と何等異なる所はない。 つまり、陛下は「専制君主にならないために」疑念はあっても開戦の決定を覆さなかったのであり、興禅氏が天皇陛下を専制君主と思い込んでいるのは事実に反します。しかし、その思い込みがあるため、興禅氏は>やはり、昭和天皇が戦争をやめようと言えばやめることができたのです。 と、誤った理解をしています。これは確証バイアスの典型例です。また、牛場氏の証言のみを引用し、私が上で引用した陛下の発言を(同一サイト内にあるにもかかわらず)引用しなかったのは、信念バイアスの典型例です。 その興禅氏の認知バイアスの最たるものは、陛下が読まれたという明治天皇の御製(明治天皇が自ら詠まれた歌)「四方の海 みなはらからと思う世に など波風の立ち騒ぐらむ」 に関して>昭和天皇が詠んだ歌は対米英開戦反対を訴えるものではなく、少なくとも消極的に容認したものであるということが理解できました。 という部分でしょう。このエピソードは41年9月6日の御前会議における出来事で、天皇陛下は予め懐中にこの短歌を持って会議に出席し、歌を読んだ後で「余は常にこの御製を拝誦して、故大帝の平和愛好の御精神を紹述せんと努めておるものである」 と発言されています。これを聞いて、東条陸相は自分の秘書官に「聖慮は平和にあらせられるぞっ」 と叫んでおり、実際短歌の内容についても「四方の国が同朋であるべき世の中に、なぜ戦争が起きるのか」という嘆きを示したものである、と解釈するのが定説です。これを「開戦容認」と解釈したのは、おそらく興禅氏が最初でしょう。少なくとも、私はこのような珍説を聞いたことは、寡聞にしてありません。 興禅氏の平和・反戦への情熱に関しては一定の評価を与えても良いと思いますが、前提となる事象の認知能力がここまで極端に偏向しているのでは、おそらく努力が実を結ぶ事はないでしょう。 思い込みを捨て、自分を省みる努力をするよう、彼にはお勧めしたいところです。
2005.05.11
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国会で、また民主党が対決路線を強めています。少し前までは「解散を早めるために審議を素早く済ませる」と言っていたのですが、麻生総理が早期解散はない、と宣言すると、途端に対決路線に逆戻り。さすが「非」民主党。身勝手な態度は相変わらずです。 その象徴というべき一件が、17日の党首会談でした。 民主:「党首会談17日中に」自民に申し入れ > 民主党は17日午前、小沢一郎代表らが党本部で幹部会を開き、政府は追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案を今国会に提出すべきだとの認識で一致、2次補正予算案に関する小沢氏と麻生太郎首相の党首会談を同日中に行うよう自民党に申し入れることを決めた。>幹部会の後、鳩山由紀夫幹事長は記者団に対し、自民党が党首会談に応じなければ、18日予定の参院外交防衛委員会でのインド洋給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案の採決を先送りする考えを示した。>鳩山氏は「2次補正予算案を提出しなければ重大な決意がある。採決前に会談が実現しなければ、それ以降の審議に大きな影響があるということだ」と強調した。(毎日新聞:08年11月17日) この記事には書いていませんが、17日と言うのは麻生総理がワシントンで行われていた金融サミットから帰ってきた翌日です。疲れているし、対談に臨む準備も十分ではないはず。これまで小沢党首は散々「体調不良」を理由に党首討論を拒否してきたのに、相手の事情は斟酌しない……と言うより、あからさまに相手が不調な時を狙いにいくとは、実に見上げた卑怯っぷりです。しかも、重要法案の審議を人質に取る始末。 こういう真似を平然とする政治家を擁護したり支持する人は、目が節穴を通り越してブラックホールなんじゃないかと思いますが、まぁそれは置いておいて……肝心の党首会談の中身も、小沢氏の言いっ放しで終わったようです。 麻生首相、2次補正提出明言せず=民主、新テロ法案採決撤回-初の党首会談平行線>麻生太郎首相(自民党総裁)は17日夜、首相官邸で民主党の小沢一郎代表と約30分間、会談した。小沢氏は2008年度第2次補正予算案を今国会に提出するよう要求したが、首相は明言を避けた。この後、自民党の大島理森国対委員長は民主党の山岡賢次国対委員長に電話で、2次補正予算案を来年の次期通常国会に提出するとし、小沢氏の要求を拒否する考えを伝えた。(時事通信社:08年11月18日) 麻生総理が小沢氏の要求を蹴り、補正予算案の今国会提出を見送った件について、民主党やその同調者は「経済重視と言う方針と矛盾する」と政府を攻撃しています。しかし、補正予算案の重要性は当然としても、テロ特措法や金融強化法案も同じくらい、あるいはそれ以上に重要な法案です。そうした法案を人質に取った上で何かを要求するような政党が、本当に信頼できると思っているのでしょうか? 麻生総理の「小沢氏は信用できない」と言う主張は当然です。 こうした民主党の行動には他の野党も批判的で、特に共産党の穀田恵二国対委員長の発言は痛烈でした。 会期延長に反対=新テロ法は廃案に-共・社 >共産党の穀田恵二国対委員長は22日、取材に対し、麻生太郎首相が今国会の会期を延長する考えを示したことについて、新テロ対策特別措置法改正案などの廃案を目指す立場から、「会期延長は反対だ」と強調した。>また穀田氏は、民主党が第2次補正予算案の今国会提出を求めていることに関し、「定額給付金は白紙撤回すべきだと言いながら、それを含む2次補正を出せというのはおかしな話だ」と同党を批判した。 共産党には共感できないことのほうが多いですが、これは全くの正論。特に「廃案を目指す立場」と言うところが良いですね。私は特措法賛成派ですが、共産党のほうが民主党より遥かに筋が通っているし、政策論争という行為に対して真摯だと思います。重要法案を政局の具にしかしない民主党の幹部連は、共産党の姿勢を少しは見習うべきでしょう。
2008.11.23
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ネタは尽きることなく。十七回目の最低人2838観察記です。なんか一日2400ヒットになったそうで喜んでますが、「政治について」含めて五つのトピックに毎日十何回も投稿してれば、そりゃ回数くらい増えるでしょう。 それでは始めましょう。まずはBGMは「必殺仕○人」な話。管直人が行く(国民の税金を無駄に食う者、許すべからず) 江藤新平の「司法省の方針を示すの書」を引用してますが、四民平等を唱え、厳格な法治主義を旨としていた江藤が、自分の嫌いな相手を徹底的に差別・侮辱しているマーサ氏の日記を見たら、真っ先にマーサ氏を批判すると思います。 この後の菅直人氏礼賛に至っては、お茶吹きそうになります。ほとんど時代劇のスーパーヒーロー扱いですね(笑)。 まぁ、冬柴氏に関しては、私も無能だと思ってるので別にどうでもいいですが、古賀誠氏、二階俊博氏、大江康弘氏に対する扱いは酷いですね。あと、誰かわかりませんが知事に対しても。 この人たちは地元の利益を代表してくれ、と言う理由で選出されています。その政治手法の是非はともかくとして、多くの得票を得て当選している人に向かって>地元住民の困窮を他所に、自らの欲のためだけに走る>なんら地元の利益とならず、自らの名前を残すためだけの橋を架けた>真に県民の事を考えている知事はこの様な場所に来る暇は無い とか罵倒しても、負け犬の遠吠えと言うやつでしかないでしょう。本当にそうだったら、この人たちは当選してないわけですから。 ところで、菅氏は古賀・二階両氏を「利権顔」と言って、場合によっては告訴するとか言われてましたが、アレどうなったんでしょうね。その後も武藤日銀総裁候補に同じ事を言ってましたし……反省はないようですね。平然と人格批判をするような思慮の足りなさでは、逆にたたっ斬られるんじゃないでしょうか。 お次はこちら。不良なのはどっちだよ、と言う話。ダニ(不良建設会社)が張り付く巨大な甘い蜜の棟(政権を持つ自民党)建設会社自民党への献金リスト さすが菅氏を無条件に礼賛するだけあって、マーサ氏もいきなり根拠もなしに相手を全否定することは得意です。自民党に献金しただけでダニ扱いとは、まさに外道。とりあえず、ダニ扱いされたこの51社は、マーサ氏を名誉毀損で訴えてよろしいかと思います。一部倒産してるところもありますが…… 建設業者は自民党にだけ献金しているわけではなく、民主党にも献金しているわけで、政治資金収支報告書を見ると、地方の建設業者や建設業界の労働組合が献金してたりします。 で、何故建設業界だけを目の敵にしてダニ扱いなんでしょうね? 他にもいろんな業界が政治献金を行っているわけですが。建設業界以外には癒着問題など無いと思っているのでしょうか? 基準が全くわかりません。 わかるのは、いきなり他者をダニ扱いできるマーサ氏の思考回路のほうが、よほど不良品ではないかということです。 お次はこちら。日本語理解できてませんね、と言う話。繰り返される金融機関に予備的な公的資金注入と自民党への献金(今度の金融機関への公的資金注入で自民党はいくら儲かる?) >衆参のホームページで確認下さい。自民党は常に公的資本注入のたびに、全銀協からの多額の献金を受けています。言い換えれば多額の献金を受けるために、公的資本注入を利用していると言っても過言ではないでしょう。 公的資金を受けた銀行が、その中から献金を行ったかのような主張ですが、引用されている記事や議事録を見ると、この主張は全くの虚偽であることがわかります。 まず、時系列を整理するために、下の方の共産党・日森議員の発言を見てみましょう。>全銀協に加盟している大手銀行、これは公的資金の注入を受けて一九九八年から政治献金を自粛してきたという経過があると思うんです。 これは事実で。98~99年にかけて多くの銀行が業績不振に陥り、公的資金による救済を受けてから、銀行業界は政治献金を自粛しています。つまりマーサ氏が言う「自民党は常に公的資本注入のたびに、全銀協からの多額の献金を受けています」と言う主張は、全くのデタラメです。というか、引用している議事録と真反対の主張をしているようですが、やはりマーサ氏は日本語が理解できないのかもしれません。 2007年になり、一部大手銀行が公的資金の完済と業績の黒字転換を達成。これに対し、経団連が献金再開を要請したのは事実。ですが、これも引用している記事に顛末があります。>大手銀が政治献金の再開を検討していた問題で、安倍晋三首相は06年12月19日、自民党の銀行からの献金受け取り自粛を決めた。 この後にパフォーマンスだ何だと批判が書いてありますが、受け取らなかったのは紛れも無い事実。ここでもマーサ氏はデタラメを書いています。 で、マーサ氏は一体何を言いたいのでしょうか? 公的資金が「還流献金」になるから、公的資金投入には反対だとでも主張したいのでしょうか? それとも自民党が金に汚いと言う印象操作がしたいだけ? いずれにしても前提条件が完全に間違っている以上、この日記自体が全く無意味な存在としか言いようがありません。 お次はこちら。妄動だらけですが何か? と言う話。民主党が待つものとは(民主党は王道に徹し、妄動は好まない。なぜなら妄動は国民に対し多大な迷惑をかけるからである。) >民主党がはっきりした行動を取れないのは何故か。>現在の自民党政府の態度、情報を隠蔽し、情報が出れば開き直る。本来であればとっとくに審議拒否をしているのに。何故か。 解散総選挙しか頭に無いからでしょ? その証拠に、麻生総理が年内解散見送りを決断したとたん、民主党はそれまで早期成立に協力すると言っていた二つの重要法案について、採決拒否に方針転換しました。給油、金融法案の月内成立困難 野党硬化で>与党側は同改正案について、28日に委員会採決、29日の参院本会議で野党の反対多数で否決された後、30日に衆院本会議で再可決、成立させる日程を描いていた。しかし当初は早期採決に応じる方針だった民主党が態度を変え、麻生太郎首相が月内に衆院解散を決断しなければ11月も審議を続行する構えとなったことから月内の成立が厳しくなった。(47NEWS:08年10月27日) ここまで露骨に党利党略で動く民主党には呆れるしかありません。これを妄動と言わずして何と言うのでしょうか。株価や為替がジェットコースターのごとく乱高下し、経済界が国の一挙手一投足を見守る中で解散総選挙を主張する民主党はバカなの? 死ぬの? こういう時は、外国の野党の質が羨ましくなります。英保守党首「市場の安定を優先する」>英国の野党・保守党のキャメロン党首は1日、バーミンガムで開いた党大会の演説で、米国発の金融危機への対応について「事態の深刻さを認識しており市場の安定を優先する」と発言し、対策関連法案の整備などで与党と協力する姿勢を打ち出した。下院が金融安定化法案を否決した米国を念頭に「(政治的得点稼ぎによる混乱を)英国では繰り返さない」とも述べた。(NIKKEI.NET:08年10月1日) とりあえず、民主党の幹部連はキャメロン党首の爪の垢を煎じて飲め。 お次は露骨過ぎるトリミングの見本。全国貸金業政治連盟(全政連)によるパーティー券購入事件念のため魚拓 ずらずらと自民党議員の名前が書き連ねてありますが、このリストの元ネタは「しんぶん赤旗」にあります。サラ金業界 パーティー券リストの面々 自民67、公明2、民主5人 見ての通り、マーサ氏は明らかに意図的に岡田克也氏、中川正春氏、武正公一氏、家西悟氏、海江田万里氏の五名の民主党議員をリストから外して転載しています。 卑劣にも程があります。民主党が好きなのはわかりますが、こうまで露骨に工作をしてまで擁護するとは。しかも>全政連のパーティー券購入リスト (現職議員分 金額は万円。自=自民、民=民主、公=公明、由=自由、保=保守新、無=無所属) 転載したリストのトップから「民主」を消し忘れているため、思い切り足がついてしまっています。 バカの極みです。 工作をするなら、もう少しエレガントにやってほしいものです。零点。もっとがんばりましょう。 では定点観測です。10月29日深夜の政治についてトピックは、100個中40個がマーサ氏の日記。重複投稿は10組22個(3個重複2組)でした。 と言うことで、今回は予想のはるか斜め上を行く展開となりました。これまでも麻生総理ホモ疑惑とかで稚拙な工作をしていましたが、経験をつんで工作の腕が上がるならともかく、退化してどうするのか。マーサ氏は虚数世界に生きている人なのかもしれません。 そういえば、しつこくこの日記を再アップしているようですが……(重複3個)今、自民党が作ってきた議事録も理解出来ない馬鹿な(惰性的自民党支持者)によって、国は滅びる マーサ氏が愛してやまない、小沢代表の聖なるお言葉を紹介しましょう。小沢氏、ネットで若者に政権交代アピール>民主党の小沢一郎代表は19日、インターネットのテレビ番組に出演し、「政治の細かいことを知る必要はない。自分たちの1票で政権を代えることができる。それだけを分かってもらえたらいい」と述べ、若者向けに政権交代の必要性をアピールした。 どうやら、本当に愚民化政策をしようとしているのは、自民党ではなく小沢代表のようです。マーサ氏は典型的な犠牲者ですね。かわいそうに( ´,_ゝ`)プッ
2008.10.29
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歴史を見るときに、しばしば「歴史を現代の価値観で批判してはいけない」と言われます。例えば、現代において奴隷制度は悪とされていますが、過去には奴隷制度が肯定されていた時代があった。それを今の価値観で批判してもしょうがない、というものです。 個人的には、私はこの意見には賛同しています。ただし、それは歴史に対して無批判である、と言う事を意味しているわけではありません。歴史は現代に生きる私たちにとってさまざまな教訓を与えてくれますが、教訓を得るということは「歴史を現代的な価値観で判断する」事に他ならないからです。当然批判的に見ることもあります。 一見矛盾した態度に見えますね? ですが、別に矛盾しているわけではないんですよ。 何故かと言うと、今私がこうして判断基準として使っている「現代の価値観」は、歴史的な数々の事件・事象が起こってきたその延長上に存在するからです。つまり、過去に存在した全ての人々が、当時彼らが体験した出来事――現代の我々が「歴史」と呼ぶもの――の結果として、彼らなりの価値観を作り出し、それを連綿と伝えてきた結果、「現代の価値観」というものが形成されてきたのです。 一例として戦争をあげましょう。戦争は現代において概ね「悪」として認定されています。例外的に、国連のお墨付き――総会や安保理の決議を大義名分として得た場合にのみ、戦争の発動が許されます。 しかし、歴史上では戦争が肯定されていた時代の方が、ずっと長いのです。肯定されていた、と言い切ってしまうと言い過ぎになるかもしれませんが、少なくとも紛争解決の最終手段として戦争に訴える事への心理的・法的ハードルは現代よりずっと低かったというのは確かです。 ですが、一方で人間には「生命を大事にしなくてはならない」と言う価値観も存在し、戦争を肯定する価値観とぶつかってきました。戦争の結果あまりにも悲惨な事件や事態が引き起こされると、生命重視の価値観が前に出て、戦争における残虐行為を規制する方向に価値観を変えるという事がしばしば行われてきたのです。 例えば、欧州では十字軍時代までは肯定されてきた異教徒相手の全面戦争(聖戦)は、それが三十年戦争によって当の欧州人同士でも戦われるようになり、あまりにも悲惨で破壊的な結果をもたらしたために否定され、例え価値観の異なる相手でも非戦闘員をむやみに殺戮してはならない、と言うルールが戦争に付け加わるようになります(未だにしばしば無視されますが)。 第一次世界大戦では毒ガスのもたらした戦場の悲惨が化学兵器禁止への動きにつながり、第二次世界大戦では都市爆撃や原爆の使用が問題視されて、それらを禁止しようとする運動が起こっています。最近では地雷やクラスター爆弾の規制が一定の実現を見ました。 こうして、戦争は「それが起きた当時の価値観」によって既に検証され、その結果それらの価値観が進歩したり、戦時国際法や国際人道法といった「新たな価値観」が生み出される事に繋がりました。そして、戦争は悪であり可能な限り避けるべき、と言う「現代の価値観」が形成されてきました。 さらにこれらの価値観が進歩していけば、将来的には国連が何を言おうがあらゆる武器の使用や戦争が完全に否定される時がくるかもしれません。 冒頭に上げた奴隷制度も同じで、かつては「当時の価値観で」自分たちより「野蛮」「未開」な民族を人間扱いせず、奴隷として酷使する事が許された時期が人類の歴史の中に存在しました。しかし、奴隷の悲惨な境遇に対する使役側の反省があり、奴隷制度を支えていた野蛮や未開を判断する価値観自体が変化し、ついには奴隷制度自体が良くない、とされる価値観が生み出され、それが現代の我々にも「継承」されています。「歴史を現代の価値観で批判してはいけない」と言うのは、現代の価値観においても批判されるような歴史上の出来事と言うのは、その当時から現代に至る時系列上のどこかで、既に批判され済みだからです。 法廷に例えるなら、史実(歴史上の事実)は被告。当時の人々が弁護人であり検事であり裁判官。そして、そこで生み出され継承されてきた価値観は判例に例えられると思います。 判例はそれ以降の事件を判断する場合の参考にはなります。しかし、それ以前の確定済みの事件をその判例を参考に裁くことはできません。新資料を見つけた上で再評価、とか再審と言う可能性はあるのでしょうが。 が、世の中には歴史に教訓を得ると称して、ただ単に過去を断罪したいだけの人がいたりします。具体的に言うとこの人なんですが。 この人は毎日のように過去の日本の蛮行、悪行を取り上げて、それを批判するのに余念がありませんが、それによってこの人が何らかの成長や新たな価値観の創造に成功しているかと言えば、私にはさっぱりそうは思えません。 むしろ、自分が刷り込まれた価値観に安住し、それから外れる存在をひたすら罵倒し、勝手に断罪して、自分は正しい、自分は正義だ、と言う歪んだ優越感を得たいだけにしか見えなかったりします。 過去に「異教徒は皆殺しだ!」と叫んで十字軍に出征していった騎士たちや、「黒人は劣った生き物だ!」と主張して奴隷制度を創始した人々と、この人は本質的には同じものだと私には見えます。「歴史を現在の価値観で批判してはいけない」と言う言葉は厳密には間違いなのですが、多分に「こういう人間にはなるな」と言う教訓が含まれているのだと思います。 自分たちの価値観は何故、どのようにして形成されてきたのか、と考察し、その原因を歴史上のさまざまな事実に求め、それによって自己の価値観を確立し、その価値観を持って現在自分の周りにおきているさまざまな出来事を検証する。そして、その結果としてさらに自己の価値観を進化させたり、新たな価値観を「創造」する。それが「歴史の教訓に学ぶ」と言う意味だと、私は考えます。
2010.10.07
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先日はどこぞの自称ジャーナリスト団体が、どう見ても反原発煽り記事を書いてデマを飛ばしていたと言う話を紹介しましたが、政党レベルで反原発と言えば、共産党と社民党です。 社民党は福島瑞穂党首がこんなアホな申し入れを中部電力にしていたようです。 ファイル:東日本大震災・福島第1原発事故 社民・福島氏「浜岡原発停止を」 >社民党の福島瑞穂党首は17日夜、首相官邸を訪れ、東京電力福島第1原発の事故を受けた緊急要請を行った。福山哲郎官房副長官に対し、東海地震の予想震源域にある中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を停止させるよう申し入れた。また、屋内退避指示が出ている福島第1原発から半径20~30キロの範囲の住民について、30キロ圏外に避難させることなども求めた。(毎日jp:11年3月18日) この時期に言う事かそれが、と言うことまで頭が回らない辺り、流石の社民党クオリティです。今は無事だった中部以西の産業をフル回転させて東日本の復興に当てなければならない時期で、電力はいくらあっても足りないと言うのに。どさくさに紛れて普段の政治的要求を通そうとするとかアホか。 一方、共産党の方ですが、今回の福島第一原発事故を事前に予見していた、と言うような話があちこちで紹介されています。それが本当なら大した慧眼だと言わざるを得ませんが、実際はどうだったのでしょうか。引用されていた共産党福島県議団の、東電に対する申し入れ書はこんな内容です。 ちなみに、共産党はこの申し入れ書を政府も東電も無視したと主張しています。 福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ >東電柏崎刈羽原発の中越沖地震への対応は、福島県民に大きな衝撃をもたらしたばかりか、多くの国民にも疑問と不安をもたらしている。東電がこれまでどんな地震にも大丈夫という趣旨の主張を繰り返してきたことと裏腹に、消火活動が出来なかったり、放射能を含む水が海に流出したり、放射性物質が3日間も主排気筒から放出されたり、原子炉建屋などの地震の波形データが大量に失われている。(中略)>今回発生の中越沖地震で柏崎刈羽原発を襲った揺れは、設計時の想定を最大3.6倍と大きく上回った。これまで兵庫県南部地震の事実を突きつけられても、原発の耐震性は大丈夫としてきた政府と電力会社の説明は完全に覆されていることを率直に認め、以下の対応を早急に取るよう求める。……初手からツッコミどころだらけで、どうしたら良いか困ってしまうのですが……まぁ、順番に片付けますか。 まず、柏崎刈羽原発で発電所外に放出された放射性物質による被曝量は、最大1000万分の2ミリシーベルトであったと報告されています。これは人間が一年間に受ける自然放射線被曝のほぼ1000万分の1の線量に過ぎません。また、火災発生は変圧器が燃えたものであって、原子炉自体の火災ではありませんし、自力消火をしなかったのは、原子炉の緊急停止を最優先で行ったためです。 原子炉自体は想定以上の揺れを受けたにも関わらず安全に停止し、その事は国際原子力機関(IAEA)の報告書でも次のように記載されています。 新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所への影響に関するIAEA調査団報告書(結論部分)の発表について(PDFファイル)1.運転中の炉は安全に自動停止し、全ての炉は地震中及び地震後安全であったこと、3つの基本的安全機能(止める、冷やす、閉じこめる)は確保された。2.極めて微量な漏洩があったが、これによる個人の被ばく量は規制値に比べて大変低いと評価。3.安全に関連する構造、システム及び機器は大地震であったにも関わらず、予想より非常に良い状態であり、目に見える損害はなかった。この理由として、設計プロセスの様々な段階で設計余裕が加えられていることに起因していると考えられる。(後略)(経済産業省) つまり、柏崎刈羽原発の耐震性は、国際的に高く評価されており、「政府と電力会社の説明は完全に覆されている」と言う共産党の主張は明確に誤りです。今回の震災でも、福島第一をはじめとする被災地の全原発は緊急停止までは全て成功しています。 ちなみに、共産党は中越沖地震の後、こんな事を言っていたようです。 風評被害が深刻 共産党 救済・支援申し入れ >新潟県中越沖地震の影響で新潟県内の観光地は、大きな風評被害を受けています。日本共産党は二十三日、県との交渉で、被害の実態をつかみ、間接被害を受けた業者に対する救済・支援を行うことを申し入れました。(しんぶん赤旗:07年7月25日) どう見ても悪い風評を垂れ流してるのは共産党だと思うのですが。彼らは自分のしている事をちゃんと理解しているのでしょうか? では、続きを見ていきましょう。 >中越沖地震から教訓として何を取り入れて対応したのか、また対応しようとしているのか。その上に立って、福島原発10基の耐震安全性を総点検すること。>東電は、柏崎刈羽原発の設置許可申請時におこなった海底調査で、今回発生した中越沖地震を引き起こした断層があることをつかんでいたことが判明している。>これまで福島原発立地周辺の断層調査の全容と安全審査の対象にしたのはどの断層で、対象からはずしたのは何かを明らかにすること。 ・耐震性に関する資料・耐震性向上の取り組み(東京電力)・活断層調査に関する資料・東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(6号原子炉施設の変更)に係る安全性について東京電力(株)福島第一原子力発電所3号機の耐震安全性、高経年化対策及び長期保管MOX燃料の健全性について(経済産業省) 国も東電も、柏崎刈羽の教訓から原発の耐震性を強化し、活断層の調査もやってたようですが……「無視された」ねぇ……ふーん…… まぁ良いでしょう。次行きます。ある意味、この申し入れ書で最大の問題点なのがこれ。 >福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。>柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。……そうか、共産党的には津波で海水が引いたら、それは未来永劫戻ってこないと言う想定なのですか……ってアホか! 津波で一時的に水が引いたとしても、それは一時的なものなので、原発が爆発するほど長期に渡って二次冷却水の取水が停止すると言う事態は考えられません。この主張にはあまりにも無理がありすぎます。例えば、スリーマイル島原発事故は二次冷却水の循環系統停止が引き金になった事故ですが、それでも燃料棒が露出して破損が起きるまで二時間以上かかっています。 加えて、スリーマイル島事故は安全装置の欠陥や、非常用炉心冷却装置の操作ミスなどの人的エラーも要因となったため、今回の福島第一原発に当てはめる事はできません。 福島第一事故は、あくまでも想定以上の大津波が押し寄せたために、安全装置の非常用ディーゼル発電機燃料タンクが流出するなど、安全装置が万全に働かない事態に陥ったもので、共産党の主張していた状況とは全く異なるものです。海水が取水できなくなっただけで原発が爆発するなら、今頃福島第二も女川も爆発しています。 実は、共産党は福島第一だけでなく、同第二や女川についても、津波によって取水が出来なくなりメルトダウンや爆発の恐れがある、と主張しているのです。 チリ地震が警鐘 原発冷却水確保できぬ恐れ(しんぶん赤旗:10年03月1日) これを見ると、43基の原発が津波で取水不能になる、国はそれを改善していないと主張していますが、それはただ単に「津波で取水できなくなる」だけなら致命的な欠陥ではないからです。取水が停止しても、電源が生きていれば安全に停止できることは、女川や福島第二が証明しています。 今回の福島第一も、津波の被害が小さければ非常用電源で炉心冷却を行い、福島第二、女川同様安全に停止できたでしょう。問題はあくまでも「津波の規模が想定を上回った」と言う点にあります。 津波と原発の関連を問うのは良いのですが、実際に共産党が上げた可能性と、実際の事故プロセスは全く異なるものであり、ただ単にキーワードが一致しているだけで「共産党が事故を予見していた」と主張するのは、明確に誤りです。共産党福島県議団のこの申し入れ書は、今回の福島第一で起きた事象を予見したものではなく、その可能性を事前に低減できた可能性を持ったものではありません。 正直な所、この申し入れ書を持ち上げるのは、災害に乗じて「共産党凄い!」「自民党と東電はクソ!」 と言いたいだけで、全く建設的でない不毛の主張です。こんなものを今持ち上げる事の意味が私には全く理解できません。 今後、原発の対災害性向上に関しては、津波に対する対策も含め、この事故を教訓として洗い出されていくでしょうし、それにより原発がより安全になることを期待しますが、その過程でこの共産党の主張が科学的に省みられることは、まずありえないでしょう。 共産党には、もう少しマトモな文句の付け方と、文句を言うだけでなく代案を出す努力をする事を期待します。
2011.03.21
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「日本で生まれ育った、全ての人類に報告させて頂きます。 私たちは護憲派。憲法第九条を所有する、私設武装組織です。 私たち護憲派の活動目的は、この日本から改憲派を根絶することにあります。 私たちは自らの利益のために行動はしません。改憲派根絶という大きな目的のために、私たちは立ち上がったのです。 只今を以って、全ての日本人に向けて宣言します。領土・宗教・エネルギー、どのような理由があろうとも、私たちは全ての改憲行為に対して、武力による介入を開始します。 改憲を幇助する国、組織、企業なども、我々の武力介入の対象となります。 私たちは護憲派。この日本から改憲派を根絶させるために創設された武装組織です」 「ハハハハハ! コイツは傑作だ! 平和憲法を守るために武力を行使するとは…… 護憲派、存在自体が矛盾している!」 と言うことで、のっけからネタ(「機動戦士ガンダム00」第一話・シュヘンベルク宣言のパロディ)に走りましたが、何でこんなネタを書きたくなったかと言うと、こういう記事を見たからです。 「憲法守れ“9の日”行動」>憲法改悪反対の国民世論を広げ、改憲派の息の根を止めようと九日、憲法九条にちなんだ「9の日」宣伝行動が全国数百カ所でくりひろげられました。(しんぶん赤旗 08年4月10日) もう、お前らは正気なのかと小一時間問い詰めたいわけですが。 別にしんぶん赤旗……というか、共産党が護憲を主張するのはかまいません。九条の会をはじめとする護憲団体も同様です。好きなだけ護憲を唱えたらよろしい。 しかし「改憲派の息の根を止めよう」とは一体どういう意味でしょうか? どう考えても、この主張は二つの意味にしか解釈できません。すなわち―― ・改憲を主張する事自体を非合法化する・改憲を主張する人々を物理的に抹殺する――この二つです。 例えどれほど護憲派が勢力を拡大し、世論が圧倒的に護憲を支持したとしても、改憲と言う政治的意見をゼロにすることなど不可能です。それを可能にするとすれば、改憲を主張することを違法とし、それを唱える人々を片端から政治犯収容所にぶち込むか、処刑するしかありません。 かつては日本にも、思想が弾圧された暗い時代はありました。治安維持法が制定され、ある特定の思想を持つとされた人々が、次々に逮捕・拘留され弾圧された時代です。 その「ある特定の思想」とは、共産主義に他なりません。もっとも、この当時の共産主義といえば、国家転覆のための武装闘争……要するにテロリズムを肯定しているような思想でしたから、当局に弾圧されるのも無理はないですが……それを置いても「思想ゆえに弾圧される事の悲惨さ・恐怖」を日本で一番良く知っているのは、共産党のはずです。 その共産党が「改憲派の息の根を止めよう」と主張する……これはもう唖然とするしかありません。言って良い事と悪い事の区別くらい付かないんでしょうか? 国政レベルではともかく、地方政治レベルではまだ賛同できる部分もある共産党ですが、今後はその主張は眉に唾をつけて聞かせてもらうことにします。この記事で、共産党は「気に食わない政治的主張は抹殺する」と宣言しているのも同然なのですから。 現在の日本で言論の自由、信条の自由を保障しているのは、憲法の存在です。その憲法を守ろうと主張している人たちが、言論弾圧も辞さない……などと言うのは、ブラックジョークにすらなりません。 ♪無数の逆境を越え 改憲に立ち向かう護憲派 守りたまえ My constitution in freedom of ideology 省みず蹴散らせ 九条だけを信じて 敵の息の根を止めろ その主張は そりゃ有り得なーい(本歌:L'Arc~en~Ciel「DAYBREAK'S BELL」/「機動戦士ガンダム00」第一期主題歌サビ部分)
2008.04.11
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このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。 と言うのはジブリの名作「となりのトトロ」のキャッチコピーですが、楽天にもマトモに日本語が理解できないにも拘らず、日本語でブログを書いているへんないきものがいます。と言う事でへんないきものこと最低人2838観察記、第六十五回です。 ああ、でも日本語なのかなぁ……日本語と文字が共通の未知の言語で書かれていると言われても、割と信用してしまいそうなくらい、日本語力を疑われてならないのがこちらの日記。 麻生総理が国民を排除「票のない人前に来ないで」と、麻生総理の言葉を聞きにきた都民外、未成年者を排除か(これが麻生、いや自民党の本音である。) 麻生総理が「票にならない人」を排除したと主張するこちらの日記ですが、全文を引用すると、明らかに変な事がわかります。 >(麻生太郎首相は19日夜、東京都議選の応援のため三鷹市の自民党立候補予定者の事務所を訪れた際、報道陣に向かって「しょうもない人はちょっと来ないでくれる。票を持っている(地元の)人だけ前に来て。票を持ってない人が前に来られると」と述べた。>事務所に入った首相が台に乗り、あいさつを始めようとすると、中に入れない支持者が多数いるのを発見。入口に戻りかけたため、事務所内の報道陣も動いたところ、首相はやや笑いながら発言した。次期衆院選を控え、内閣支持率急落など情勢の悪化にいらいらが募っているようで、思わず報道陣への嫌みが出たようだ。 ) これは時事通信の記事が元になっていますが、見ての通り麻生総理が「票を持ってない人は来るな」と言った相手は報道陣ですね。自分にくっついてくる報道陣が邪魔で、支持者たちが事務所内に入れないので報道陣に「動くな」と言ってるわけです。 この文章を見て「麻生総理は票にならない人間を排除しようとした」と解釈する人間は、普通はいないでしょう。麻生総理への憎悪で認識能力が歪みまくっているため、悪意にしか取れないだけですね。さすがマーサ氏。こんな短い日記でも全てが間違いきっているとは、他の誰にも真似が出来ません。 ニュースを見ても間違うだけあって、ニュースを見なければ余計間違えるのも無理が無い、と言うのはこちらの日記。 麻生内閣は速やかに自民党政権最後の仕事として、何故偽造旅券使用にて入国した北朝鮮の金正雲を逮捕しなかったのか、明確に答弁せよ! 珍しく民主党ではなく、新党大地の鈴木宗男氏が提出した質問主意書を使って、政府を攻撃する日記です。これによると、6月6日に各報道機関で金正雲氏が欺騙旅券で入国した事が報道されているとありますね。では、その記事を見てみましょうか。 金正雲氏、92年ごろ極秘来日 警察当局が入管法違反容疑で捜査>北朝鮮の金正日総書記(67)の後継者に内定したとの見方が出ている三男の金正雲氏(26)が1992(平成4)年ごろ、日本に極秘入国していたことが5日、警察当局への取材で分かった。別人に成りすまして入手した真正旅券(欺騙(ぎへん)旅券)を使っていたため、警察当局は当時、入管法違反容疑で捜査したが、正雲氏らは既に出国しており、来日目的などの解明はできなかったという。 要するに、捜査開始時には既に出国済みだったので逮捕できなかったと、報道にしっかり書いてあります。 >二 一が事実ならば、政府として、当時金正雲氏を逮捕、拘束できなかったのはなぜか。 こんな質問をするムネオがアホ過ぎるという事でFAで構わんと私は思いますが。もしくは「ググれカス」でもOK。ついでに言うと、この事件が起きた1992年と言えば、まだ先代の金日成初代主席が生きていた時代です。金正雲氏も王朝の一人であり、重要人物には違いありませんが、1984年生まれの彼は当時八歳に過ぎません。当然、次期指導者になる事など考えられもしない時期です。 欺騙旅券で入国したのが事実にしても、何らかの重要な密命を帯びての入国とか、そう言うことは有り得ませんよね。何しろ八歳の子供ですから。まぁ、一緒に入国した側近なら逮捕して取り調べる価値があったかもしれませんが……いずれにせよ1992年当時の金正雲氏と言うのは ・逮捕する価値のあるほどの重要人物ではない。・そもそも出国済みなので逮捕できなかった。 と言う状況だったわけで、この質問主意書はムネオが恨み重なる外務省に向かって投げまくっている、常識も何も無視した嫌がらせ的質問主意書の一つに過ぎません。そんなものの尻馬に乗るマーサ氏はもっとアホですが。 お次はインネン付けにも程がある、と言う話。 麻生総理が民主党鳩山代表の誘導にかかり、党首討論で、これまで決して語られなかった防衛施設庁の内幕を暴露した。 防衛関連の事業に随意契約が多いことを批判する内容です。ここでも、マーサ氏は徹底的に民主党に都合よく考えているため、全く持って現実と合っていない事ばかり書いてしまっています。例えばタイトルからして大嘘。防衛関連事業における契約状況について、随意契約が多くなる事情はこの党首討論の数日前に、既に細田幹事長が公開質問状で書いています。 公開質問状 鳩山民主党新代表殿>「防衛関係」とは、防衛関係装備等の調達金(1.5兆円)ですが、貴党はこれを「随意契約」として批判していますが、現実問題として、事柄の性質上随意契約とならざるを得ない(防衛機密、ライセンス生産等)支出であるとわが党は考えます。したがって、いたずらに大きい数字をあげつらうのではなく、これは「随意契約で仕方のないもの」と注釈をつけるのが、政党・政治家としての矜持であると考えますが、この点についての貴党の見解を明らかに願います。 防衛関係では特殊な商品や設備の購入が多く、競争原理が働くほど業者がいないこともあり、自由競争入札は広報などでしか行われません。例えば、戦車は事実上三菱重工でしか生産できませんし、潜水艦は三菱重工と川崎造船の二社しか技術を持っていません。 加えて、国防上の観点から、その会社が持つ技術を維持・保護するため、潜水艦なら上記の二社に交互に発注し、二社に自由競争させるという事は行われないようになっています。 そう言った事情で防衛関連事業は自由競争入札が出来ないケースが多いのですが、民主党はそう言う事情をまるっと無視して批判の対象にしています。 次はこの部分。 >(世間一般で言われる随意契約というもんだと思います。これが約2兆円ありますが、そのうちの約半分が防衛施設庁関係の、防衛庁関係のものだという点でありますんで、)これを民主党は知りたかった。 嘘付け。既に予備調査で調べておいて、なおかつ随意契約は六兆円なのか四兆円なのか、まるではっきりしてないのが民主党でしょうが。マーサ氏は自分が応援している政党が何を知っていて何を知らないのか、まったく把握していないことが良くわかります。 続いてはこの部分。 >今までは(非常勤の理事長は元防衛施設庁次長、常勤の常務理事は元防衛施設庁総務部付き、非常勤の監事は元防衛施設庁労務部長)のような人事の為、会計検査院を入れても、麻生総理が明確に語るような内容が、委員会で語られる事はなかった。 はい、これも大嘘です。防衛省、防衛施設庁共に随意契約の内容については全てネット上でも公開しています。 防衛省・自衛隊:随意契約の公表について 防衛施設庁:随意契約に関する情報 こうした情報に基づき、会計検査院はこれまでも防衛施設庁に警告や勧告を行っており、その事はちゃんと国会の会議録にも残っています。いくつか例を挙げてみましょう。 第164回国会会議録 本会議 第32号(平成18年6月9日)>中島眞人君>5 防衛施設庁において、同庁幹部が特定の建設業者に業務を受注させるため、当該業者と共謀して他の業者に高い入札金額で入札させて公正な価格を害し、刑法の競争入札妨害罪で逮捕されるに至ったことは、極めて遺憾である。また、同庁所管の公益法人「防衛施設技術協会」に多数のOBがいったん再就職し、自衛隊法で営利企業等への再就職を規制している離職後二年間を経過した後、関連建設業界に次々と天下っている事実が明らかになったことは、看過できない。>政府は、防衛施設庁の官製談合のみならず、日本道路公団や新東京国際空港公団が発注した工事における官製談合事件の摘発が相次ぎ、官製談合の排除の徹底が強く求められている現状を踏まえ、一般競争入札の一層の拡大、公益法人への天下りの自粛など、抜本的に官製談合の再発防止策を講ずべきである。 第166回国会会議録 決算委員会 第1号(平成19年2月21日)>○国務大臣(尾身幸次君) >次に、防衛施設庁を始めとする官製談合の排除につきましては、防衛省において検討会を設け、特別委員として部外有識者の参加を得て、精力的な議論を進め、防衛省の行う建設工事につきまして原則として一般競争方式による入札を実施すること、財団法人防衛施設技術協会への自主解散を要請すること等を含め、平成十八年六月に再発防止に係る抜本的対策を公表し、その着実な実施に努めているところであります。また、政府は、入札談合の排除の徹底等を図るため、同年二月、公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議におきまして「公共調達の適正化に向けた取り組みについて」を取りまとめ、これに基づき、一般競争方式の拡大と総合評価方式の拡充を柱とする公共工事の入札契約の改善に取り組んでいるところであります。「語られる事はなかった」ねぇ……会議録を精読していると主張しているのは、何処の何方様でしたっけね? 思うに、本当はマーサ氏は民主党を応援してなどいないのだと思います。随意契約の額などを見ても、実際にはマーサ氏は民主党の言う事をほとんど理解していません。代わりに彼のブログで語られるのは、会議録を誤読・曲解した末に生み出される数々の珍説だけです。 マーサ氏が本当に好きなのは、「会議録を精読したつもりになって、色々な事実を発見しているつもりの、自分では頭が良いと思っている自分自身」でしょう。それはマーサ氏が好きな虚構の民主党よりもさらに儚い、虚構の自分に過ぎません。
2009.06.23
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糸井重里氏も顔負けの勢いで「埋蔵金」探しに熱中している民主党ですが、本格的に「駄目だこりゃ!」と言うニュースを見てしまいました。 民主党議員が財務省で埋蔵金探し 「かなりある」>菅直人代表代行ら民主党議員は2日、財務省で政策財源として活用を主張する特別会計の積立金など“埋蔵金”の実態調査を行った。>菅代表代行らは埋蔵金の一つとされる外国為替資金特別会計の実態を把握するため、同会計の資産を運用する財務省の資金管理室に実際に入って調査し、同省幹部とも外為特会について意見交換した。>菅代表代行は視察終了後、記者団に対し「(埋蔵金は)かなりあります」と述べ、財源として活用できるとの認識を改めて示した。>また同日記者会見した大塚議員は、外為特会が抱える100兆円規模の外貨準備の国内総生産(GDP)比を現在の約20%から「少なくとも半減ぐらいを目指すべき」と主張した。同GDP比を10年間で10%に低下させることは可能とし、財源に活用できるとの考えを示した。>“埋蔵金”は与野党が活用を主張しているが、財務省幹部は「すべての特会に使用目的がある」としており、どこまで財源として活用できるかは不透明だ。(MSN産経:08年10月2日) このニュースを見て私はお茶を吹きそうになりました。民主党はバカだバカだとは思っていましたが、ここまで血迷っているとは予測の範囲外です。 外貨準備というのは基本的に「為替変動に対する安全弁」です。例えば、円高が進行した際に、円安に誘導するために国が介入すると、円を売ってドルを買うために外貨準備高が増大する事になります。 日本は昔に比べれば比率が減ったとは言え、輸出によって大きな利益を稼いでいますので、国際競争力を落とす事になる円高の進行を嫌い、しばしば大規模な市場介入を実施してきました。日本が膨大な外貨準備を持っているのは、その積み重ねの結果と言えます。 この時買われる外貨というのは、国際基軸通貨であるドルです。外為特会ではこのドルで金や米国債などを買って運用しています。 良く反米の人に誤解されていますが、日本政府は税金で米国債を買っているわけではありません。ここ数年の外為特会は黒字続きで積立金が増えて行っており、一般会計からの繰入額はゼロです。そこで、この運用益を一般会計に繰り入れて使おう、と言う検討はされており、民主党が言うところの「埋蔵金」というのは、この運用益の繰り入れだと思っていました。 ところが、大塚議員は「外為特会が抱える100兆円規模の外貨準備の国内総生産(GDP)比を現在の約20%から「少なくとも半減ぐらいを目指すべき」」「同GDP比を10年間で10%に低下させることは可能」 と言っています。これはどういう事かといえば、外貨準備の大半を占める米国債を売って、その利益を財源にしよう、と言う事に他なりません。ここで先に書いた事を思い出してみましょう。 「例えば、円高が進行した際に、円安に誘導するために国が介入すると、円を売ってドルを買うために外貨準備高が増大する事になります」 と私は書きました。民主党がやろうとしている事は、この逆……つまり50兆円を使って大規模な円買いドル売りを行い、円高ドル安を誘導すると言う事です。 ご存知のように、アメリカ経済は今サブプライムローン問題を発端とする金融危機を必死に解消しようとしているところです。そんな時に「10年間5兆円ずつ日本が持ってる米国債を売ります」 などと主張したらどうなるか。少なくとも、日本の輸出産業は間違いなく大打撃を受けます。ですが、問題はそれだけにとどまりません。 米国債大量売却時に起こる事態を想像するに十分な材料として、故橋本龍太郎氏が首相在任中の1997年、渡米中にコロンビア大学で行った講演があります。この時橋本氏は「日本は何故長期的に米国債を保有し続けるのか?」と言う質問を受けて、 「大量の米国債を売却しようとする誘惑にかられたことは、幾度かあります」 と発言しました。実際にはこの後に米経済の影響力等を理由に挙げて 「米国債を売却し、外貨準備を金に変えようとしたい誘惑に、屈服することはない」 と続けたのですが、市場は前半部分に敏感に反応。ニューヨーク証券市場は一時1987年のブラックマンデー以来という19.2%もの暴落を引き起こしました。 この時は「日本が米国債を売る事はない」という政府声明もあって騒ぎは沈静化しましたが、日本が米国債を売ると言う主張をする事は、それだけインパクトのある発言だと言う事は、この事件を見ても明らかです。 今、世界中が協調して米経済立て直しのためにドルの買い支えをしているのに、「選挙に勝つ」と言う目的だけで「米国債売ります」と宣言している菅代表代行と大塚議員は万死に値します。要するに「選挙に勝てさえすれば、世界大恐慌が起きても知ったこっちゃない」 と言ってるのと同じだからです。大塚議員は日銀出身だそうですが、少なくとも国際経済はまともに勉強してなかったようですね。 それとも、選挙に勝つためだけに実行できるはずのない空手形を切ろうとしているのでしょうか? それはそれで十分許しがたい、国民を馬鹿にした行為ですが。 どこかの誰かは「民主党は経済のプロ集団」とか言ってましたが、これにツッコミを入れる人間がいない辺り、プロ集団の実力とやらもたかがしれてるとしか思えません。と言うか、プロはプロでも経済じゃなく詐欺のプロだと思います。 仮にわかってたとしても、選挙に勝つためだけにいい加減な事を代表代行が言ってるのに、反論の一つも言えないのなら、そんな議員は政治家の資格がないのでとっとと辞職してください。
2008.10.04
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八十回目を迎えました、最低人2838観察記です。最近マーサ氏の日記は「自民党支持者のお馬鹿」ばかりでバリエーションに乏しいです。こんな事ばかり書いていて、本物の馬鹿は、実は自分ではないのかと少しは自省するところが見られないあたりが、マーサ氏のマーサ氏たる所以でしょう。普通の人なら恥ずかしくてこんなことはしませんね。 さて、今回はかつてのマーサ氏の日記で、予想通り完璧に大外ししたものが一つありましたので、ちょっと取り上げてみたいと思います。 自民党が根拠無しに毎年減税している(ナフサ減税)3兆円。国民から毎年徴収している消費税2兆6000億円 この日記はかつて第五十六回で取り上げたものですが、マーサ氏は議事録を誤読して、ナフサ減税は自民党が還流献金を受け取るために行っている不当な減税であると勘違いし、ナフサ減税を止めて財源にしろと主張していました。 これに対し、私はナフサ減税は石油化学業界の国際競争力を維持するために必要なもので、国際的に見てもごく当たり前の措置である、と指摘しました。 そしてこの度、民主党は常識的に考えてナフサ減税を継続すると言う決定を下しました。 民主、租税特別措置3割廃止で1兆円超捻出>民主党も政策的意義や効果があると判断すれば、措置の継続や恒久化を検討する考えだ。石油化学製品の原材料となるナフサへの免税措置(3兆7890億円)については、プラスチックなど幅広い製品価格の上昇にはね返るため、すでに免税の継続方針を示している。(読売新聞:09年8月7日) 何故か読売新聞もナフサ減税の規模が三兆円以上だと書いていますが……ともあれ、流石の民主党も、租税特別措置の中に手を付けられない物があることは理解したようですね。それはそれで、自分たちの財源論の根拠が怪しいものであったことをどう説明するのか、と言う問題に直面するわけですが。 なんにせよ、ナフサ減税が継続されることになったのは非常にめでたいことであり、マーサ氏の幻想財源論のひとつが、彼が支持する民主党の手によって根本から覆されることになったのは、大変素晴らしいことです。同時に、本物の馬鹿、新聞を読めない馬鹿が一体誰であったのかも明らかになりました。 情報を下さった「さささん」、誠にありがとうございました。 では、ここからは何時もどおりのツッコミを入れて行こうかと思います。まずはこちら。それ周知の話だから、と言う日記。 高速無料化の経済効果 国交省、一転試算認める(CO2、310万トン削減も同時に国交省認める) 9月6日の朝日新聞の記事を引用した日記ですが、こんなものは別に新事実でも何でもありません。国交省が高速道路無料化の試算を行った事は国会でも既に話題にされており、民主党が高速道路無料化を主張する際の根拠の一つとなっています。 まず、今年の二月二十日、衆議院の予算委員会で馬渕“渋滞するところは有料にします”議員が次のような質問をしています。 第171回国会 衆議院予算委員会 第17号 平成21年2月20日>○馬淵委員 これは、先ほど来申し上げているように、走行便益というのは最も費用対効果の中で大きいんです。その便益を算出した、これは推測の計算結果なんですよ。これを否定されるのは全くおかしな話なんです。>今お話で、なぜそのようになっているかわからないとお話しされました。私もこれは不思議だなと思ったんです。>そこで、この資料について私も丹念によく見てみましたが、この資料、これは国総研から入手をいたしました。もう一つ、同じ書類名の資料がございます。この国総研の報告書とこれと違う点は、グラフの線がこれは一本多いんですね。>どういうことかというと、この一本多い線というのは、これは十割引きの検討を行っておられるんですよ。この十割引きというのは、つまり無料化じゃないですか。無料化の検証を行っておられるんですよ。 この後、三月に国交省は無料化時の試算も加えた資料を民主党側に提出しています。民主党はこれを元に高速道路無料化時の経済効果を出してきたので、最大七兆八千億円と言う一番大きな数字を出してきました。マーサ氏もこの数字は引用していますね。 シンクタンクによる高速道路無料化による7兆8000億円の経済効果(ドイツ、アメリカで実証済み)衆議院国土交通委員会平成21年3月27日議事録 この時点で「国境賞が資料隠しをしていた?」事実は明らかになっているわけですが、何故今更新しいニュースのように報道されたのでしょうか? むしろこの時点で民主党は国交省をもっと攻めるべきだったと思うのですが、何故かそうしていませんね。 思うに、この資料自体、相当に出来の悪いものだったと考えるのが自然でしょう。引用されている記事内にもありますが、この資料は「道路建設の費用対効果を判断する際に用いる走行時間短縮、燃料費などの削減、交通事故減少の三つを金額に換算して合計している」 程度のものに過ぎず、「鉄道やバス利用からマイカーに切り替えたりすることによるCO2の増加量」 が試算されていなかったり、それらの公共交通やフェリー等の減益等、高速道路無料化による影響が心配されている件については一切触れられていません。もし資料が正確なものだったら、馬淵議員が「渋滞するところは有料」などと逃げ口上を言うはずがないですからね。 いずれにせよ、議事録を読み込んでいる事を自慢にしているマーサ氏にしては、この議事録のやり取りに気付かず、朝日新聞の記事を新事実のように扱ったのはマヌケとしか言い様がありません。 お次はこちら。いやそれが普通ですから、と言う日記。 自民党自ら(事前通告)という墓穴を掘り野党として臨む委員会ってどうなんだろう(更に昨年自民党が振り回した委員長職権と衆議院規則の始末をどうつけるのだろう)>つまり(個別的、具体的な質問は、事前通告を願います)と言う事であるが、もし野党自民党が、民主党政府にこれをした場合どうなるか、恐らく民主党政府は各専門議員が政務官となっているわけであるから、これら(事前通告)に全員が官僚を手足に使い、細部にわたるまで解析し、さらにその解析資料が今までの様に(いかがわしい資料)であるか無いかを検証し、委員会に臨むであろう。 この日記を読むと、マーサ氏が国会での質問や答弁と言うものを全く理解していないことがわかります。 国会での質問は、する側が政府に対し事前に内容を通告するのが常識で、これは答弁する大臣にも考えを整理して準備する時間を与えることを通じて、効率的な議事の進行と議論の内容を向上させるために定着した慣例です。 マーサ氏自身「細部にわたるまで解析し」と書いているように、国会でいいかげんな答弁は許されません。例えばうろ覚えで間違った事を言えば、虚偽の答弁をしたとして糾弾される恐れがあります。 そう言う事態を防ぐため、また政府が質問に対して後日回答として逃げることを防ぐため、事前通告というのが慣例化されているわけです。とはいえ、法で決まっているわけではないので、戦術としてぶっつけ本番で質問をする事もあります。やってるのは主に野党時代の民主党でしたが。 しかし、この戦術は大臣を格好悪く見せようとする単なる嫌がらせに過ぎませんし、それすら大臣の対応次第では無効化されます。一例を挙げましょうか。 第166回国会 衆議院本会議 第12号 平成19年3月8日 この日の本会議では、民主党の田名部匡代議員が当時の柳澤厚労相に事前通告無しの質問を行いました。これに対し、柳澤大臣はスマートに答弁を返しています。 >○国務大臣(柳澤伯夫君) 田名部議員にお答え申し上げますけれども、実は、きょうの御質問については事前のお話が全くない上に、この議場における声も、必ずしもそちら側でうまく聞こえるという構造にないわけでございます。(中略)>あとの御質問がもしありとすれば、それはまた再質問をいただくか、さらには委員会等で御質問をいただくかしてお答えを申し上げたいということを申し上げます。(拍手) このように、事前通告なしで質問をしても、「改めて再質問するように」で終わりです。戦術として全く意味がありません。マーサ氏は民主党の議員が全部ぶっつけ本番で質問をしていたとでも思っているのでしょうか? だとしたらアホ過ぎます。議事録のどこを読んでいるのでしょうか? 答えはもちろん「マーサ氏の都合のいい部分だけ読んでいる」ですけどね。ともかく、自民党側も与党の頃には「官僚を手足に使い、細部にわたるまで解析し」て、答弁を作成しているわけです。別に民主党の専売特許というわけではありません。 日記の内容はさらに混迷を増していきます。 >そして自民党さん、昨年は特に委員長職権と衆議院規則を振り回していましたが、与野党逆転した今、自民党はこの委員長職権と衆議院規則を民主党が使用した場合、自民党はどうするのだろう。 そりゃ、自民党が使った時には散々非難したくせに、自分たちは平気で同じ事をするのか、とダブルスタンダードを批判するだけだと思いますが。マーサ氏は何を言いたいのでしょうか? と言うか、マーサ氏の認識では「委員長職権と衆議院規則を振り回す」のは質問から逃げる行為だと言うことのはずですが、民主党がそこまで自民党に追い込まれると考えているのでしょうかね、マーサ氏は。まぁ、最近の馬渕、長妻ら各議員の体たらくを見てると、そうなる可能性は十分だと思いますけどね。 最後はこれ。短いですが、マーサ氏の人品が良くわかる日記です。 議事録も禄に読まず理解出来ないお馬鹿自民党支持者が一人前に政策批判。これほど滑稽な話は無い。 >その答えは委員会の自民党議員の質問を見ていればよく分かるでしょう。そうだ、自民党支持者のお馬鹿は議事録を読まないのだ。すまん。 ものすごく勝ち誇った文章ですねぇ…… 確かに、私は観察記を書くときくらいしか議事録を読みませんし、そうでなくても国会の議事録をほとんど神聖視して、これさえ読めば政治の全てがわかるように思っているような人間は、自民党支持者に限らずほとんどいないと思います。 しかし、大事なのは議事録に書いてあることを読み取る読解力と、理解する知識であり、そのどちらもマーサ氏には徹底的に欠けています。だから、ナフサ減税が自民党の悪行だと勘違いしたり、ゼネコン八兆円丸投げ説や長崎方式で国家予算半減説、浄化槽で四十兆円財源説といった珍説のオンパレードを作ってしまうんですよ。 ここで改めて言いますが、「議事録も禄に読まず理解出来ないお馬鹿」と言うのは…… マーサ2838さん、あなたの事です。
2009.09.07
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さて、今日もどうしようもない限界自称リベラルのアレっぷりに触れて行こうと思います。という事で格好のサンプルである佐原さん。 独裁者は戦争をする https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202203180000/ まぁのっけから引用文が元官僚の違法天下り斡旋パパ活おじさんな時点で、まだコレを有難がっているのか……という気分になりますが、これでもまだ佐原さんよりは多少はマシな事を言ってるのが救いがありません。>1931年の日本軍閥による満州事変や39年のヒトラーによるポーランド侵攻にも匹敵する侵略戦争が、まさかこの21世紀に堂々と行われるとは思わなかった。 実際今のロシアがやってる事って、傀儡政権(ウクライナ東部二州及びクリミアの親露政権樹立)からのウクライナ侵攻という事で、見事なまでに戦前日本の満州事変→日中戦争のトレースをやっていて、先日は欧州評議会脱退により「我が代表堂々退場す」まで再現してくれてるので、この辺のパパ活おじさんの認識は間違ってはいません。 では佐原さんはどう認識してるかと言いますと。>実は、アメリカは2003年に、ありもしない大量破壊兵器を隠し持っているなどと難癖をつけてイラクを堂々と侵略してフセイン政権を倒すなどという蛮行を働いている。 まぁこのへんコメント欄が開いてる頃にさんざんツッコミが入ってるのですが、イラクが大量破壊兵器の査察を拒否し自ら国連による武力制裁容認を招き寄せたと言う事実は佐原さんの目には入っていません。アメリカはイラク攻撃のために国連での根回しは周到に行っており、大義名分(国連決議)を得るという努力はしています。 一方、ロシアは国連決議などまったく得ていませんし、極めて根拠の弱いウクライナの大量破壊兵器保有疑惑や東部での親露派住民へのジェノサイドなどをウクライナ侵攻の口実としており、当たり前ですが国際社会はこんなものに同意も合意も与えていません。 このように米露の立場は全く違うのですが、反米感情を拗らせるあまり佐原さんは天下御免の武力行使であるロシアの行動を是認すると言う、平和主義者の風上にも置けない、風下においてイペリットガスでも流すべき暴論を吐いてしまっています。平和主義って何なんでしょうかね……? >プーチン大統領は独裁者だから戦争を始めたわけではなく、NATOに追い詰められて挑発に乗っただけであり、後で糸を引いているのがアメリカ帝国主義なのだ。 追い詰められて挑発に乗った事で戦争を始めた事を免罪できるなら、太平洋戦争に踏み切った日本だって免罪できます。このお馬鹿さんは何を言ってるのか自分で理解できているのでしょうか? アメリカ帝国主義が糸を引いている、というくだりについては全く意味不明。ウクライナをロシアに攻撃させ、世界経済を混乱に陥れ数百万の難民を発生させる事で、アメリカが何を得するのでしょうか? 結局、佐原さんはわかりやすい絶対悪を設定し、それを攻撃する事で平和に貢献した気になってるだけの愚か者なんですよね。権力持ってないだけでプーチンとやってる事が変わらないのですが……ああ、同類相哀れむってやつですね、コレ。
2022.03.18
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さて、今日も限界おリベ様佐原さんの観察日記です。武力をたのむ国は自滅するhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202203290000/ 引用しているのは東大教授の加藤陽子氏。こんなマトモな文章が毎日新聞に載っているのか……と感心します。 ウクライナ戦争について、日中近現代史から教訓を見出し、軽率に武力に訴えた日本のようにロシアも世界を敵に回して自滅するしかないだろうと警告する文章ですが、佐原さんの受け取り方は明らかに間違っていそうです。>私たちは第二次世界大戦について、学校教育で一通り学んだ積もりになっているのだが、ここに引用したような記事に触れると、その知識はほんの表層に過ぎないことが実感されて、驚きます。 佐原さんの場合表層ですら理解できてなさそうな気がするんですけどね。>「武力をたのむ国は自滅する」という格言は、日本人にとって忘れてはならない座右の銘です。 この文章を読んで「日本への警告」だと受け取る辺りがもうダメです。加藤氏はウクライナを当時の中国、ロシアを日本に見立てているのですが、日本が常に邪悪で侵略の好機を伺い続けている、血に飢えた殺戮と破壊を司る大悪魔であるという信仰を捨てられない佐原さんにとっては、そう言う見方が出来ないのでしょう。>満州国は、日本の安全感の増進に役立たない。武力をたのむ日本は古代のカルタゴのように自滅するしかないと この部分を強調してるのがその証拠ですね。ここだけ見て日本への警告だと受け取ってそうです。 現在のウクライナ、かつての中国の如く武力行使のハードルと倫理観が低い国の攻撃を受けかねない立場にあるのは日本である、という事が理解できない佐原さんは今後もあらゆる分析を読み間違い続けるでしょう。せっかくの良い文章も豚に真珠では意味がありません。
2022.04.05
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さて、今日も限界おリベ様佐原さんの観察日記です。戦争をさせないことhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202204050000/ このタイトルからして自称おリベ様の病理が明らかですが、説明は後にしてとりあえず続けましょう。まず引用文ですが、今日は専修大学教授の山田健太氏。とはいえ掲載先が東京新聞な時点でレベルについてはお察しですが。>世の中には「良い戦争」と「悪い戦争」があるといわれる。米国のイラク侵攻は正義であり善で、ロシアのウクライナ侵攻は侵略であり悪 はい、ここで既に間違いです。前者と後者の違いは国際社会が納得できる大義名分の有無に過ぎません。 戦争に善悪があるとしたら、今回の場合は善なのは明らかに何の落ち度もなく殴られたウクライナの防衛戦争です。>戦争を知らない政治家、財界人が多数を占める中、徐々に「戦争は必要悪」とする考えが広がり、戦力(軍)の保持は主権国家として当然との声が大きくなりつつある。 こういうの見るたびに毎回思うんですけど「戦争を知らない政治家や財界人は戦争をしたがる」と考えるのは何の意味があるんでしょうね。 戦争を知らないと戦争を始めてしまうというのが正なら、戦争抑止のために定期的に戦争を行って戦争体験者を一定数維持しなくてはいけない事になり、そもそも矛盾するので成立しえない主張です。 というか世の中には百年以上戦争をせず、にもかかわらず戦争に備えた抑止力の維持に余念がないスウェーデンのような国もあるのですけどね。>同時にジャーナリズムの究極の目的とされる「戦争をさせないこと」……そんなのジャーナリズムの目的でしたっけ? ジャーナリズムの目的と言うのは真実を伝える事になると思っていましたが……>いまだに多くの行方不明者がいることも、自宅に帰れず避難を余儀なくされている人が多いことも、ほとんど知られないまま歴史的事実として年表上の出来事になっている。 この人テレビも新聞も見てないのでは?>戦後の日本では「悪い原子力」と「良い原子力」があって それは自動車について人を轢くのが悪い自動車で、人を運ぶのが良い自動車だとするような全く意味のない主張だと思いますけどね。どんな技術も使い方次第でそれ自体に善悪などありません。>3・11を国内のみならず世界に向け伝え続け、共有化する行為や姿勢そのものが、戦争をさせないことにつながっていく。 東日本大震災と戦争反対がどう繋がるんです? 9.11(アメリカ同時多発テロ)と間違ってません? という事でツッコミどころしかない大変すばらしい駄文でした。こんなのを発掘してくるとか東京新聞の負の人材を探す能力の高さには毎度頭が下がります(褒めてません)。 では佐原さんの感想を見ていきましょう。>とかく大企業は、効率よく利益を上げるには大きな国家予算を投入する大規模事業を担いたがるわけで、その最たるものが「戦争」である。 いやぁ、コメント欄が開いてた頃にたぶん私含めて百回以上指摘があったんじゃないかと思いますが、そろそろ「わるいぐんじゅさんぎょうがせかいをしはいしているんだ!」というエ〇ア88とかサイ〇ーク009とかガ〇ダムSEEDみたいな世界観を現実のものだと思い込むのやめてくれませんかね。世の中にはプロジェクト4もブラックゴーストもロゴスも実在しません。>今後は平和憲法のありがたさを再確認する機会を多く持ち、憲法改悪の策謀を阻止する闘いを進めていきたいと思います。 結局のところ、佐原さん含む自称おリベ様方の何がダメって、「日本は戦争を引き起こす側にのみ立っている」という思い込みが強すぎる事なんですよね。 日本は常に戦争をしたがっている、邪悪で血に飢えた殺戮と破壊を司る大悪魔であり、それを聖なる九条のマントラの霊力によって封じ込めているというのが彼らの信仰であり、日本がウクライナと同じように侵略を受ける立場に立つとは全く考えていない。だからロシアとウクライナの戦争を見ても、九条さえ守っていればいいという思考停止から逃れられないのでしょう。
2022.04.07
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さて、佐原さんを代表例とする日本の自称おリベラル様、自称平和主義者様の思考で一番のコアな部分が「この世で侵略戦争などを企む邪悪な国は日本とアメリカくらいしかない」 というものです。まぁそうはっきり明言はしてないですが、語らざる本音と言う奴ですね。そして、その裏返しとしてかつて日本の攻撃を受けて酷い目にあった国についてはまるで水洗便所の如く清らかな存在だと信じ込みます。邪悪な日米と、神聖不可侵の絶対正義国家である中露朝韓。これが彼らの基本的な世界観です。 なので、その絶対正義で侵略などと言う悪い事をするはずがないロシアが侵略戦争をおっぱじめた事で、彼らはバグを起こし始めました。憲法9条は邪悪な破壊と殺戮を司る大悪魔である日本を封じ込めるマントラであると同時に、日本を他国の攻撃から守るバリアであるというのが彼らの信仰でしたが、後者をぶん投げて無かった事にするとしたのでした。 ”便乗”改憲議論に批判https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202204160000/>産経新聞が書いたという「憲法9条が日本への軍事侵攻を止める『拘束力』になり得るはずがない」という屁理屈は、頭の悪い右翼がよく使うワナのような言い掛かりである。 いやぁ、産経新聞がなんでそう言うツッコミを入れるかと言うと、9条こそ日本攻撃を防ぐ抑止力だというのは自称おリベ様とその思想的お仲間の常套句だったからなんですけどね。産経新聞はそれを覚えています。護憲派の論客も続々と産経に登場! 某紙のように護憲派だけではいけません 憲法シリーズ総集編https://www.sankei.com/article/20140429-7BACRDOZJJLYNEWUTXZJ7KDNGU/2/ これによると、平成24年に>○憲法9条(8/31)>福島瑞穂・社民党党首×櫻井よしこ・ジャーナリスト という記事が掲載されました。残念ながらこの記事ネット上に残っていないようなのですが、転記したサイトがあったのでそこから引用します。>福島瑞穂氏>●9条守れば攻撃されず>--他国からの攻撃にはどう対応するか>「9条で『世界を侵略しない』と表明している国を攻撃する国があるとは思えない。攻撃する国があれば世界中から非難される」 これは福島氏が旧社会党から引き継いできた非武装中立論の先にある主張なんですよね。福島氏に限らず、9条を持つ日本を攻撃するはずがないというのは日本の自称平和主義者の中ではかなり根強く語られてきたものでした。ちなみに同党幹事長だった又市征治氏の主張。憲法9条の改悪を許さないhttps://www.s-mataichi.com/message/20060200.html>そもそも、日本が他国から武力攻撃される条件はあるでしょうか。>憲法9条によって、日本が挑発しない限り、他国から攻撃される要件はないのです。 が、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、共産党がまずこの主張を投げにかかります。志位委員長「他国へ侵略できないようにするのが9条」…「外国攻めてきたらどうするの」と批判 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220225-OYT1T50235/>ロシアによるウクライナ侵攻を受け、共産党の志位委員長は24日、「プーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」とツイッターで訴えた。ツイッターには、「外国が攻めてきた場合はどうするのか」などの批判が寄せられている。 まぁ……そもそもプーチンみたいのが台頭して来たら、速攻で憲法停止してると思うんですけどね。佐原さんや志位氏たちがさんざんそうするに違いないと安倍氏に投げつけた罵声のように。憲法守れる独裁者なんてそんなの独裁者とは言わないでしょうよ…… 結局、九条の聖なるマントラには霊力があり、改憲しない限りプーチンですら封じ込められるという超自然的存在に対するような信仰に依存してるから、こういう温い事を言っちゃうんでしょうね。 さて、こういうアレな言動を支える佐原さんの真骨頂がこれ。>冒頭の「ウクライナ危機に乗じ、自民党や維新の会などは、「力には力」「核には核」とばかりに、軍備増強論、米軍との核共有論を主張。それと矛盾する9条改憲を叫んでいます。」という文で、「それ」とは何を指すのであろうか。自民党や維新の会などは「力には力」「核には核」で対抗するべきだから、そのためには憲法改正が必要だ、という「理屈」には特段の「矛盾」はないように思われるのだが、私は白神氏の意図を(または文意を)読み違えているだろうか? 普通に考えたら それ=「力には力」「核には核」と言う主張 9条=「それ」とは矛盾する存在 と素直に読めると思いますが、佐原さんは何故か それ=「力には力」「核には核」と言う主張+9条改憲 と読み取っちゃうんですよね。こういう読解力虚数だから常時大恥をかいてると思うのですが、聖なる9条を信仰する事はそれだけでいかなる恥をも気にしなくて済むほどの有徳の存在になれる行為だと信者は思い込めるようです。度し難いですね。
2022.04.16
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何か物事に反対する時は、それに対する正しい知識が必要だと思うのですが、嫌悪や憎悪が先に立つあまり、正しくない知識でとにかく大声で罵倒すれば良いという、一般人からドン引きされる(お仲間からは喝采される)ダメな方向に行きがちなのが限界おリベ様です。 ここまで物事に無知でどうやって生きてきたのだろうと思いますが、とりあえず今日も見ていきましょう。 「明治の日」は嫌だhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205030000/ 違法天下り斡旋パパ活おじさんは今日も恩を仇で返しまくっています。懲戒免職でもおかしくなかったのに退職金までくれた国になぜそこまで憎悪を燃やしているのでしょうか。>野蛮な国は戦争をするが、文化的な国は戦争をしない。 はい、ではこの言葉を覚えておきましょう。>「明治の日」制定の策動は、天皇を神格化し「神国日本は個人を超越する」という観念を国民に植え付けようとするものだ。そんな祝日は嫌だ。「文化の日」を守ろう。 で、今回の大声罵倒。いやたかが明治の日ごときになぜそこまで悪辣な陰謀の存在を嗅ぎ取っているのでしょうか。鼻かんだ方が良いと思いますが。 で、これを見た佐原さんの反応です。>江戸時代とそれ以前の日本は、戦争をするのは武士と呼ばれる人々で、一般庶民は戦争の被害を受けることはあったが戦闘に動員されることはなかった。 なんかまた馬鹿な事言ってますが、そもそも兵農分離(兵士と農民の分離)が完成したのは、戦争が無くなり平和になって農民が兵士として動員される事が無くなった江戸時代の話です。それ以前の日本は基本的にありとあらゆる階層の人々が武装しており、農民もおらが殿さまから一声掛かればすぐさま兵士に早変わりする存在です。こうした半農半兵の代表格が、土佐長曾我部家を支えた一領具足たち。 戦国大名の軍勢においては、武士は単なる兵士ではなくそれを率いる足軽大将や侍大将と言った指揮官格であり、それぞれの領地にいる農民を兵士として動員し戦場に赴いていました。戦争をやれるのが農繁期以外の時期だったのはそれが理由です。 ですが、農民含め武装している人間があまりにも多いことは、治安の悪化を意味し統治者にとっては頭痛の種。まぁ今の銃社会のアメリカみたいなものですね。戦国末期に刀狩などで庶民の武装を取り上げ、兵農分離を進めたのは社会の安定のために必要な政策でした。……という事は高校生くらいまでに習う事だと思うのですが、佐原さんは日本史の授業の時にはなちょうちんでも作ってたんでしょうかね。まぁ「せんそうをやるのはわるいしはいしゃ」「きよくまずしくただしいしょみんはせんそうなんかしない」 という幼稚なイデオロギーに基づく脳内歴史改変でしょうけど。ちなみにこの手の事をやる限界おリベ様を歴史修正主義者と呼ぶと、三ヨウ化窒素並みに簡単に爆発しますので、煽るのがとても楽しいです。>それが、明治になると徴兵制と称して一般庶民も戦争に動員されることとなり、江戸から明治になって日本は「文化的な国家」から「野蛮な国家」になったわけである。 お前それ文禄・慶長戦役の時の日本に言えるの? 天下御免の海外侵略戦争であり、「一般庶民を戦争に動員しない文化国家日本」と言う脳内日本と完全に矛盾する事象なんですけど。 自分の思い込みだけが大事で、引用した文章すら正しく読めてないから、こういう馬鹿な事を言っちゃうんですよ。わざわざ太字強調して賛同した事を自分で破壊し始めるから限界おリベ様はダメ人間なんです。
2022.05.03
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限界おリベ様の病理の一つが、自分たちは絶対に正しく、一切過ちを犯さないと信じている事なのですが、そのため実際にはいろいろ過ちを犯して世間から白い目で見られているにも関わらず、それが理解できないので白眼視してくる世間を愚民と見下し、余計に自分たちは正しいという思い込みに逃げ込み、反省をしなくなります。 労働問題にもそれが表れているのが、ここ数日の佐原さんの日記です。連合誕生で弱まった労働組合の力https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205210000/赤字を口実にした国鉄民営化が「労働運動」を潰したhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205220000/労働基準法と労働組合法は、人間社会の必須要件https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202205230000/ この3本の日記は元ネタが同じでして>長年にわたって連合東京のスタッフとして汗をかき、また東京都労働委員会の労働者委員を16年も務めてきた水谷研次氏は、月刊「マスコミ市民」2022年4月号で戦後日本の労働運動の変遷と今後について、インタビューに応えて次のように述べている だそうですが、そう言えば最近佐原さんがよく取り上げるこの「マスコミ市民」ってどんな雑誌なんだ? と思って調べたところ、編集委員の高野真光と言う人は池袋暴走死亡事故の加害者の息子が安倍元総理の秘書だった、と言うデマを拡散し、上級市民と言う不愉快な造語を世に広めるきっかけを作った奴らしいです。なるほど雑誌もろとも産廃ですね。 でまぁこの水谷研次氏のインタビュー自体はなかなか面白い内容なのですが、まぁ労働運動の衰退の原因を経営との野合だとか、政府の運動つぶしの陰謀だとかに求めてる時点でダメだなとしか。 日本の労働運動が衰退したというか、元からダメだった理由は労働運動じゃなかったからです。だってそうでしょう。賃上げ交渉とか待遇改善そっちのけで憲法九条守れとか、反戦平和だとか、基地撤去だとか叫ぶ事のどこが労働運動なんでしょうか。 もちろんちゃんとした労働環境改善を真面目にやる組合もありますけど、そうじゃない、労組の皮を被って政治闘争する連中があまりにも悪目立ちしすぎて、労組や労働運動自体が胡散臭いものとしてそっぽを向かれてしまった事に対する反省がこのインタビューにも、読んだ佐原さんの感想にも全く読み取れません。まぁ学生運動とかの末路と一緒ですよね。 そうやって「正しい自分たちが理解されないのは大衆が愚かで政府の陰謀のせいだ」みたいな責任転嫁を続ける限り、彼らが評価される事は永遠にないでしょう。
2022.05.23
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そりゃ視界も歪みまくりますわな。 7月17日の日記(https://plaza.rakuten.co.jp/kurukku2004/diary/202207170000/)でも書きましたが、佐原さん含む限界おリベ様方が振りかざす謎の理論(笑)が「国葬をすると、個人を否定できなくなる」 です。葬儀をする事が故人の絶対化・神格化に繋がるというのは共産圏、特に北朝鮮で顕著な傾向ですが、自由主義圏国家でそうなっている例を見たことがありません。 そもそもどんな人間でも、それこそ死刑囚とかだって遺族が葬儀をしたいと思えばする事が出来ますし、密葬にしなければ主催者(遺族とか)が故人の生前の行為を肯定したものだとか言われないと思うのですけど、安倍元総理に限ってそう言おうするのは何故なんでしょうね?決定は性急 功罪の検証をhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202208020000/>国葬というものは様々な考えを持つ国民に対して特定の人物への追悼を強要する危険性をもつ 持っていません。国葬してようとそうでなかろうと、批判は好きにしたらいいと思いますよ。別に佐原さん含む限界おリベ様方にまで参列し弔意を示せと言ってるわけでなし。 ただ、批判するなら正当な根拠を示せと言ってるだけなんですけどね。ただのお気持ち(安倍氏が憎くて仕方がない)を何とか理論武装しようとして、その能力も無いから主張が破綻しまくってあなたたち自身が批判の対象になってるだけです。>個人の自由を尊重する戦後の日本では「あり得ない行事」ということで、国葬の実行を想定した法律は存在しない。もしあれば、それは憲法違反の悪法ということになる。 岸田総理は内閣府設置法に基づく「国の儀式」として行うと言っていますので、それを「憲法違反の悪法」だという事にするなら、同法に基づく全国戦没者慰霊式も行えなくなります。>首相としての評価はおおむね定まっていた。 何年もかけて実証すらできない疑惑(笑)に拘り続けている限界おリベ様とその推し政党の皆さんだけだと思いますけどね、評価が定まってないと言ってるのは。 というか限界おリベ様方の評価は「この世のありとあらゆる悪事の根源たる大魔王」という感じに定まっているんじゃないですかね。>昭和天皇も死去直後は称賛一色だったが、その後さまざまな資料が出てきて評価が変わった。 そう思うのなら安倍氏も「さまざまな資料」とやらが出て来てから評価したらいい。別にそうするなと喪主(国)は言っていません。まぁ生前の様子を見ても、限界おリベ様が脳内の安部氏のイメージに反する資料(関与がなかったとする改竄前の近畿財務局資料など)については存在すら認めないだろうというのは明白なので、こんな主張は耳を貸すだけ意味がありませんが。>世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題は、今後の検証によっては戦後の自民党政治全体の問題につながりかねない。 と言う願望でしたとさ、という事にしかならないと思いますけどね。カルトと関与がある事を追求しだしたら、自身がカルトである共産党を含め全ての政党が問題だらけになるというのがオチだと思いますけど。 自分や自分の推しだけはカルトなんて関係ない清廉潔白なはずだ、というのはアイドルはトイレ行かないと言い張る昭和のドルオタ並みの愚かな信仰に過ぎません。>政府は、事件の直後から現場となった大和西大寺駅前の献花台に長蛇の列ができたり、葬儀が行われた増上寺に多くの人々が弔問に訪れたりしているのを見て、たとえ反対の動きがあっても多くの国民は支持すると踏んだのではないか。 というかこれが「首相としての評価はおおむね定まっていた」傍証じゃないの? としか。そんなに賛否両論ある事にしたかったら、自分で祭壇に火でもつけに行けばよかったんじゃないですかね。安倍氏を撃った犯人ですら擁護してもらえるんだから、きっと誰かが英雄視してくれますよ。 さて佐原さんの反応。>法律に規定のない「国葬」であっても許容されるという国民的合意 まず法律に規定がないというのが間違いですし、国民的合意と言っても限界おリベ様方が反対してる限り「国民的合意は無い」と言い張るの目に見えてるので、そんなものに拘る事に意味はありません。>政治を私物化し国会では118回もウソの答弁を繰り返したことの「検証」 限界おリベ様はよくこの「118回」を振りかざすんですが、これは検証が済んでいて「3つの同じ質問を合計118回繰り返したので、それに対する回答も118回になるのは当然」という事が分かっています。実際には「嘘の答弁」となるのは3つだけで、それも調査の結果虚偽であったことが分かったものについては訂正しています。 この国会答弁と言うのは厳密性が要求されるので、内容については官僚が精査し閣議決定するものです。安倍氏が記憶で答えてるのではないので、精査結果によっては新資料の発見等で変わることがあります。まさに >さまざまな資料が出てきて評価が変わった 例なんですが、限界おリベ様とその推し政党の目的は「118回繰り返した」と数を水増しし、訂正が無かったように見せかけて安倍氏を実態以上に悪く見せかける印象操作なので、新資料の発見に意味を認めません。安倍氏を悪く言えるのに都合のいいものだけが重要です。>間髪を入れずに「国葬」を強行する目的は、上の記事が指摘するように「あらゆる安倍問題」を封印する目的であろうことに疑いの余地はありません。 で、この「国葬をしたら故人は神格化され文句が言えなくなる」について理論的説明をしてくれないですかね? あんたがた国葬された故人に文句言いまくってるでしょうに。昭和天皇とか。 結局、「憎みても余りあるアベについては一切のポジティブな評価を許さない。我々がネガティブな評価を批判される事なく好きなように言いまくりたい」と言いたいだけなんですよね。国葬が故人へのポジティブな評価だと思ってるから存在を許せず、自分たちが全体主義者だから、国からポジティブな評価を強要されると思っている。 この問題は本当に限界おリベ様の世界観の狭さを象徴するものだと思いますよ。
2022.08.02
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限界おリベ様にとって自民党と言うのは悪の権化です。たぶん彼らにとってはイブを誘惑して知恵の身を食べさせたのも自民党ですし、荒野で修業中のブッダを誘惑したのも自民党ですし、クックロビンを殺したのも自民党です。 このようにあらゆる悪の属性を軽率にぶち込むせいで、限界おリベ様はある出来事について、それの何が悪いのか理解できなくなっている事があります。旧統一教会と政治家の癒着https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202208130000/>自民党の議員と旧統一教会の癒着問題について、元文科事務次官の はい、違法天下り斡旋パパ活おじさんですね。こいつが味方に付いてるというだけでその勢力の信頼度がダダ下がりする辺り、現代の源行家と言うかリアルキングボンビーみたいなやつなんですが、限界おリベ様はいつまでこいつを重用する気なんでしょうか?>末松信介文科相は、旧統一教会にメッセージを送ったことやパーティー券を買ってもらったことを認めながら「何らやましいものは一切ない」と開き直った。所轄庁だという自覚が欠如している。即刻辞任すべきだ。 さて、統一教会にメッセージを送ったことやパーティー券を買ってもらったことの何が問題なのでしょうか? メッセージを送ることが悪い? でも限界おリベ様も割と大好きなオバマ元米大統領もメッセージ送ったりしてますね。 パーティー券を買ってもらった事? いやそれ政界では一般的な資金調達法ですよね。というか割と知られてないことかもしれませんが、どうやって開催するかと言うプロトコルが政治資金規正法第八条の二で規定されてたりするので、これに違反しなければ合法です。政治資金規正法(E-GOV法令検索)https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC1000000194>第八条の二>政治資金パーティー(対価を徴収して行われる催物で、当該催物の対価に係る収入の金額から当該催物に要する経費の金額を差し引いた残額を当該催物を開催した者又はその者以外の者の政治活動(選挙運動を含む。これらの者が政治団体である場合には、その活動)に関し支出することとされているものをいう。以下同じ。)は、政治団体によつて開催されるようにしなければならない。 まぁ要は「旧統一教会に関与した事」が悪いと言いたいわけですが、では統一教会の何がまずいんでしょうか? いやもちろん色々マズいのは知ってます。霊感商法とかやってましたし。しかし、この手のヤバげな資金調達はいろんな宗教団体がやっていて、立民の支持団体である立正佼成会は法華宗系らしい闘争性や、信者向けの金融商品(保険など)のトラブルで有名です。 こういう事言いだすと、何を基準にして関わるのが良くない事なのかわからなくなってきます。何かしらの社会的トラブルを起こしてる事を基準にしたら、おそらく政治家と関係を持てる基準をパスできる宗教団体は無くなります。>明覚寺や法の華三法行のように、霊感商法が詐欺罪で摘発され、解散を命じられた宗教法人はある。現在も被害者を生んでいる旧統一教会がなぜ摘発されないのか。 というかまぁ、そもそも統一教会をそれほど邪悪で何とかすべき団体だと思ってるんだったら、申請不受理とかの温い手段じゃなくて、文化庁を動かして解散に追い込むまで戦うとかすりゃよかったんですよ、違法天下り斡旋パパ活おじさんは。こんな綽名付けられるようなアホな所業してるうえに、不受理とかで逃げるだけで面倒に立ち向かわなかったくせに正義感ヅラとか、ツラの皮何で出来てんですかね。縮退物質か何かですか?>統一教会の名称変更の認可は文化庁の部長が一存で出来るものではないこと 違法天下り斡旋パパ活おじさんの武勇伝(笑)が正しければ、名称変更なんぞ文化庁生え抜きでもない課長の一存で不受理にできるみたいですけど。なんで認可の時だけ部長から大臣にお伺い立てるような話になってんですかね? こういうアホの言ってる事の矛盾に気付かないから、佐原さんはダメ人間なんですよ。同じようにトウイツキョウカイガートウイツキョウカイガーと泣きわめいてる限界おリベ様方の戯言なんぞ、田舎の夜のウシガエルの合唱より聞く価値がありません。
2022.08.13
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限界おリベ様の推し政党と言えば立民と共産ですが、政党と支持者が共依存の関係に陥って、互いを無限に甘やかし合い、実際はとても功を奏しているとはいいがたい戦術――つまり与党のやる事に全て逆張りし、些細な事を社会がひっくり返るほどの大スキャンダルとして扱う事で、逆にどんどん自分を袋小路に追い込んでいる事はこれまでも良く指摘して来ました。 普通はそれをやって選挙で支持を得られなかった時点で、失敗でありこれをやっても勝てないと自覚した上で、違う戦術を模索していくはずですが、限界おリベ様はそれを「推し政党の失敗」ではなく「対立政党が何か卑怯な事をしている」「社会が右傾化している」と他責にしてしまい、彼らに支持されている政党もそれに慣れてるから反省をしなくなります。 まぁ良く限界おリベ様は「与党支持者は与党に騙されている。肉屋を支持する豚」と言いがちなんですが、何のことはなく自分たちの関係を相手に投影してるだけなんですよね。 が、たまには限界おリベ様が推し政党を見限る事もあります。いや、たぶんそう見えてるだけですぐそんなこと忘れるんでしょうけど……選挙支援 恩恵大きくhttps://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/202208260000/ という事で今日も統一教会の話です。>共同通信が衆参両院の全国会議員712人に対して、旧統一教会の会合に出席したり祝電を打ったり選挙協力をしてもらったりしたことがあるのか、アンケートをした結果、106人の議員が何らかの接点があったと認める回答をしたらしく、顕著な事例や本来あるべき姿について、14日の神奈川新聞は次のように書いている「旧統一教会の会合に出席したり祝電を打ったり選挙協力をしてもらったりした」とありますね。ちょっと前まで少しでも接点があれば叩く、という態度でしたが、神奈川新聞はこれをやり続けると自分たちも、自分の推し政治勢力も両方死ぬことにようやく気付いたようで、とりあえず「祝電」「選挙協力」辺りを問題視する方向に逃げるようです。 まず雑に「接点」を問題にしちゃうと、神奈川新聞が外信記事の提供を受けている共同通信が死にます。統一教会系の世界日報やワシントンタイムスと契約してるからです。同じ理由で時事通信もアウト。 まぁマスコミの皆さんは、自民党の政治家については「世界日報のインタビューを受けた」事を問題視してぶっ叩いて来ましたからね。高市氏、旧統一教会系の月刊誌で対談 「関わり知らず」(毎日新聞:22年8月10日)https://mainichi.jp/articles/20220810/k00/00m/010/481000c>高市氏は「旧統一教会と関わりがある雑誌だとは知らなかった」と釈明した。 世界日報のインタビューを受ける事は「釈明」に値する悪事だと認定してたわけですが、今度は自分たちが同じ理由で殴られる事になるってわけです。檜の棒をロトの剣だと言い張って振り回してたら、本当にロトの剣に進化して自分が一発で死んでしまうような武器に育ててるのは流石に大草原ですね。何とか武器の威力を弱めないと、という事なんでしょう。>「電話作戦を手伝う」などとするボランティアの申し出を安易に受け入れていた実態が浮かび、リスク管理の甘さを指摘する声も上がる。 いやまさか・元総理が暗殺される・犯人が統一教会のせいだと言い出す・犯人より元総理が憎い連中が統一教会を敵を殴る棍棒に使いだす・結果、統一教会が僅かな接点でも叩かれるようなリスクと化す なんてピタゴラスイッチを予測してた人なんていないと思いますけど。だからこそ選挙ボランティアにも使えば、与野党の政治家がインタビューを受けてたんでしょうし。 さて、佐原さんの反応です。>統一教会と言えば、名称変更したとは言え現在も霊感商法の被害を訴える裁判を抱えた、れっきとした反社会的団体である。 統一教会は反社会的団体ではないです。反社と言うのは基本的には暴力団とそれと繋がりのある集団、またはそれに類似した存在(いわゆる半グレ)などを指します。>数年前には吉本興業のあまり売れてない芸人が、反社会的な団体の宴会の場で「裏営業」をしたという あれは振り込め詐欺グループが営業相手なんで天下御免の犯罪組織であり反社です。 にしても、「あまり売れてない」って何言ってんでしょうかね。あれは結構な売れっ子も関与してたから大問題になったんですが。世間知らずと言うか、犯罪者とその関係者ならいくら軽んじても良いと思っているというか……佐原さんの人間性のアレさを感じますね。>立憲民主党の枝野元代表も接点があったことを認めているが、立憲民主党としては枝野氏を含む「統一教会との接点を認めた」議員を一旦議員辞職させた上で、与党である自民党に対し、同じ対応を取るように迫るべきである。 おっと、昨日「立民は自分に駄々甘な事言ってるが、こんなこと許してくれるのは佐原さんとそのお仲間くらい」と言いましたが、佐原さんは立民を統一教会絡みで叩く事は良いらしいです。まぁ本命は共産党ですもんね。がしかし。日本が動く時 政界キーパーソンに聞く15年 ラジオ放送15周年特別記念版(世界日報社)https://honto.jp/netstore/pd-book_26134746.html>あらゆる分野で民主的改革を具体化 志位和夫 述 と、世界日報の刊行した本に共産党の志位委員長が登場します。まぁこれ世界日報自体がインタビューしたものではなk、ラジオでの対談をまとめたものなのですが、本にするという事は当然掲載許可を志位氏は出してるわけですね。 いやぁ、限界おリベ様基準で言えば「ズブズブ」だし「反社の本に志位氏がお墨付きを与えた」という事になるんじゃないんですの? これ。 共産推し限界おリベ様がどんな顔をするか見物ですね。
2022.08.26
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自分にとっての常識が他人にとってはそうではない、という経験は結構あると思います。分かりやすい例で言うと「秘密のケンミンSHOW」なんかそんな感じですね。自分が幼い頃から慣れ親しんできた文化が地域ローカルなもので、よその土地には無い事を知って驚くというアレです。まぁ一般人なら笑い話で済むと思うのですが、中には「自分の常識は他人にとっても常識であるべきで、そうではないのは許せない」と考えだすダメ人間がいます。まぁ限界おリベ様はだいたいそのクチですね。さらに学者がそれだったりすると割と深刻な問題かもしれません。「反日」「嫌韓」乗り越えてと言う事で限界おリベ様の推しメディアで「自分の常識は他人も常識とすべき」と考えがちな東京新聞です。寄稿するだけあって学者もダメっぽい感じです。>著者のハン・ミンさんは韓国の文化心理学者。多様な視点で日本人と韓国人を比較しています。ええー? 本当でござるかぁ?>ハンさんによれば、韓国人が持つ反日感情は、日本の植民地支配を直接経験した人がまだ生存しているからです。まぁこれは良く言われますね。でも同じく日本の植民地支配を直接経験した台湾や、より過酷な占領政策を受けたフィリピン、ベトナム、シンガポール辺りが割り切って日本と付き合えているのを見ると、韓国独自の文化的な何かがあるんじゃ? と思うわけですがその辺意識してるんでしょうかね?>また、一度謝罪した内容も内閣が代わると一瞬でひっくり返ることがあるため、真実性に疑いを持つと言います。うーん……自己紹介かな? と思ったんですが、おそらくこれは「日本では内閣が代わると謝罪がノーカンにされる」と考えてるパターンですね。実際にはノーカンにしてるのは日本人に一人でも過去の反省が無いように見える人間がいる事が許せない韓国側と、その尻馬に乗る日本の限界おリベ様の側なのですが。>一方で日本の嫌韓感情については、過去の歴史や領土の問題にダダをこね、感情的になる韓国を「子ども」「弟」と見ているからだ、と分析しています。あー駄目ですね。この人は多様な視点を全く持っていませんね。長幼の順を重んじ、年齢が上の人間は下の人間から無条件で敬意を持たれるべき、と考えそれを国家間にも持ち込むのは韓国儒教の特徴です。韓国では中国>韓国>日本の順で長幼の順があり、文化を教えた韓国に対して日本は無条件で敬意を払うべきという発想がありますが、この人はその韓国の常識が日本にも当てはまり、日本が韓国を見下す(ように見える)理由を長幼の順にあると思ってしまっています。ぶっちゃけそんな事で他国を見下すという発想は日本にはあまりないのですけどね。まぁ気合の入った駄目な右翼に良く神武以来二千六百余年の~みたいな発想で他国を見下すアホがいますからゼロではないとは思いますが、それが日本の常識かと言えば明らかに違うわけで。>日本にとって、確かに韓国が弟に見えた時期がありました。その弟が「なまいきにも兄に逆らうのはもちろん、弱者が強者に向かって謝罪と補償を要求するなどということは到底受け入れることができないのです」これも自己紹介ですね。韓国は日本を「弟の国」と思っているから、長幼の順で下にいる日本が自分たちに従わない事が許せないのです。その発想を日本に当てはめるからこの人はダメなんですよ。まぁ、尹大統領がこういう悪癖にあまり染まっておらず、台湾などのように現実主義ベースで話ができる人だというのは同意ですけど……その後の日本の分析がやっぱり駄目ですね。>この宣言は、日韓両国間で最高の外交文書とされ「両国が過去を直視し、相互理解と信頼に基づいた関係を発展させていくことが重要」との文言や、日本の過去の植民地支配に対する「痛切な反省と心からのおわび」が盛り込まれています。たぶん理解してないと思いますが、日本政府ってずっと「日韓共同宣言を継承する」と言い続けてます。しかし、この人含めかなりの韓国人が「日韓関係の正常化」を「日本は"韓国人が本来あるべき姿"と考えている儒教的秩序観に基づき、韓国の言う事に従うべきだ」と認識してしまっています。なので平気で日本に無茶苦茶な要求を行い、それが拒否される事が我慢ならず「日韓共同宣言が無視された! 日本は政権が変わると約束を反故にする国だ!!」と考えてしまうのでしょう。>岸田首相は宣言の内容には直接言及せず、「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいることを確認いたしました」と述べました。岸田総理は外相時代に慰安婦問題の合意に関わった後、それを反故にされる事で自分のやった事から面子に至るまで韓国に踏み躙られた事のある人です。尹大統領に対しても懐疑的なのはしょうがないでしょうね。それでも「従来の日本政府の立場を維持する」ことは曲げていません。残念なことに、この駄文を書いてる自称学者にはその態度は通用しないと思いますけどね。この人や付和雷同する限界おリベ様方が日本に認める態度は「全面服従」だけですから。>尹大統領は慶応大学での講演で学生に「韓国の責任ある政治家として、両国の若者世代の素晴らしい未来のため、勇気を持って最善を尽くす」と語りかけました。でも多分日本政府は「尹大統領が退任した後、また左派政権が韓国にできたら振り出しに戻るんだろうな」と溜息をついてると思いますけどね。さて、自分の常識から出られない学者に付和雷同する、自分の中に常識という物差しが無いウミユリの反応です。>そのような歴史を考え合わせれば、自ずとどっちが兄でどっちが弟かが分かるというものでしょう。上にも書きましたが「国家とは対等であるべき」で、どっちが兄でどっちが弟みたいなカビが生えて風化し粉になった中華主義秩序を今の時代に当てはめられても困るんですよ。まぁ心の祖国、魂の宗主国様に日本を従属させて悦に入りたいというアホみたいな願望はわかりますけど。>近年は「戦乱」を免れた状態が長く続いたおかげで、東アジアの秩序も本来あるべき姿になりつつあるこの人が言う本来あるべき秩序とやらが中国様が頂点に立ち、周辺諸国を従属させるべしという中華思想なのが困るんですよね。そんなのごめんであるとしか言いようがないのですが。>韓国の大統領はスケールの大きい政治家であると言えます。 ぶっちゃけ「過去の歴史問題をいつまでも引きずらない」というのは韓国と北朝鮮以外のほとんどの国がやってる事なんですよ。それをできる人がたまたま大統領になれた、というのが進歩に感じられる時点でダメですし、スケールが大きいとまで言ってしまうのは論値です。
2023.04.17
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今日は「どうせ興味なんかないんだろ?」というお話です。「深い反省」不動の思い全国戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉をネタにした東京新聞の記事です。全国戦没者追悼式はとても不憫な式典で、毎年総理をはじめとする各界の代表が参列し、戦争の反省と平和への思いを表明する国家としての公式の行事ですが、限界おリベ様はこの式典に何ら興味を持っておらず、そこで行われる事には全く意味がないと考えています。なので限界おリベ様は毎年総理が戦争の反省を口にするにも拘らず、街頭で極右団体が何か言うだけで一瞬にして「日本人全体が」全く戦争を反省していない扱いとしてノーカンとし、いかに日本人が駄目であるかを嬉しそうに語り、自分たちが真に戦争を反省し平和を愛する選ばれた民である事を得意気に騙ります。彼らがこの行事に興味を持つのは、今回みたいに総理や日本政府を攻撃するネタになる時だけです。ではさっそく中身を見ていきましょう。と言ってもまぁ記事自体はそんなに突っ込むところはなくて、限界おリベ様のサンプルたる佐原さんの見解を見て行く事になります。>保阪正康氏が解説する通り、天皇は過去の戦争への深い反省と平和への願いを改めて述べたもので、平和を希求する国民を統合する「象徴」として立派で、適切な発言であったと思います。へー……佐原さんに陛下のお言葉が理解できるだけの知能はあるんでしょうかね? 非常に疑わしいのですがその証拠が次になります。>ところが、同じ日の同じ式典で政府を代表して発言した岸田首相の場合は、同じ新聞の前のページに大きく取り上げられているのであるが、なんとその発言は、去年の発言と9割がた同じ文言であったとのことで、岸田首相の誠意の無さ、無関心さが如実に表れているとのことだ。あいさつが似たような文章なのは誠意がないとか無関心の現れだ! だそうですが、この手の主張は安倍氏が総理だった頃から赤旗が使い始めたもので、まぁ神の御託宣を平信者が意味も分からずに振り回している構図ですね。ではここで佐原さんが絶賛した天皇陛下の全国戦没者追悼式でのお言葉を、即位以来の五年分見てみる事にしましょう。2023年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、 全国戦没者追悼式に臨み、 さきの大戦において、 かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来78年、人々のたゆみない努力により、 今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、 誠に感慨深いものがあります。これからも、私たち皆で心を合わせ、 将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。ここに、 戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、 過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2022年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来77年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による様々な困難に直面していますが、私たち皆が心を一つにし、力を合わせてこの難しい状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2021年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来76年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の厳しい感染状況による新たな試練に直面していますが、私たち皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。 2020年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来75年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。2019年本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来74年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。という事で、2020~22の三年間は新型コロナウイルスの事に触れられている以外は、実は陛下のお言葉もほとんど毎年同じであったりします。そもそもこの手のスピーチは総理や陛下が自分で考えるものではなく、スピーチライターが考えるものですし、それ以前に式典で話す事にそれほど毎度毎度独自性を入れる必要はあるでしょうか。どんな式典でも、趣旨を逸脱せず失礼にならないように言葉を選べば結局同じような文章になるのは良くある事で、だからこそスピーチの例文みたいなものに需要があるわけです。また、内心という他人に形が見えず数値化する事もできないものを、勝手に推し量って無関心だの誠意がないだの騒ぎてる人間の方がよほど人らしい心を失っていると思ってるのは私だけでしょうかね。誠意がなく無関心と言うのは、新聞で見た記事を鵜呑みにして前後の文脈やその場の雰囲気も知らないくせに「これで嫌いな奴を殴れる!!」とハシャギ倒す佐原さん含む限界おリベ様の生き様そのものですよ。
2023.09.05
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駅でよく見かける指名手配犯の人が、名乗ってすぐ死んだようですね。その生き様を称えて一曲歌わせていただきます。逃亡者ラップ(元ネタ:ONEPIECEの敗北者ラップ)何十年もの逃亡生活 世直しできず 王にもなれず 何も得ずしまいにゃしまいにゃセミ人間 桐島という名のセミ人間地上に出たら秒で死ぬ実に空虚じゃありゃせんか?人生空虚じゃありゃせんか?人間正しくなきゃ価値なし お前らテロ屋生きる価値なし桐島桐島逃亡者! 桐島桐島敗北者!テロ屋の大将敗北者!
2024.01.29
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知人が関わっている宇宙戦艦ヤマトの小説ですが、今度2巻が出る事になりましたので宣伝します。1巻の方も増刷がかかったそうなのでこれも売れて欲しいですね。宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 第2部 マリグナント・メモリー [ 塙 龍之 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/10/16時点)楽天で購入
2024.10.16
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東京地検の捜査が進み、鳩山首相や首相の実母、小沢幹事長を事情聴取しようという所まで話が進んできている民主党のカネの問題。これが自民党だったら、とっくの昔に内閣の二つや三つは崩壊していると思うのですが、これで平気とはさすが民主党。支持者からの甘やかされっぷりは半端じゃありません。 そんな甘やかす支持者の中でも特に酷い存在と言う事で、今回も最低人2838観察記、第九十五回です。悪い事をした子供は、良く「○○ちゃんだってやってるよ! ボクだけじゃないもん!!」と言う言い訳をしますが、実際の所こんなものは言い訳でもなんでもなく、悪い事は悪いわけです。 マーサ氏も必死に他人の悪事を拾ってきては、悪いのは民主党じゃないと言い張りたいようですが、そう言う態度が一番見苦しいのだと言う事に気づいてないのは哀れですね。 まして、自分の支持政党の悪事に目を瞑っているのであればなおさらです。と言う事で、まずはこちら。その話題を持ち出すとは何と言う自爆……な日記。 買収でしか衆議院議員になれない者が自民党総裁に。その買収議員が小沢幹事長を参考人招致とは。その前に千歳を参考人招致し、谷垣の議員身分の確認をすべきである。 >買収容疑で自民府議の弟逮捕(谷垣は買収で当選した)自民党議員は、最早買収無しでは当選できない どんだけ大事なのかと思ったら、ぐぐってみるとこの事件での現金授与は11000円だそうです。 自民・谷垣氏の選対幹部の弟、買収容疑で逮捕 >衆院選京都5区の有権者に金を渡し、同選挙区で当選した自民党の谷垣禎一氏への投票や票の取りまとめを依頼したとして、京都府警は31日、同府舞鶴市大内野町、無職千歳嘉四郎容疑者(71)を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。>発表によると、千歳容疑者は8月25日頃、同市内で男性2人に計1万1000円を手渡し、票の取りまとめなどを依頼した疑い。容疑を認めているという。(YOMIURI ONLINE:09年9月1日) めちゃくちゃチンケな事件ですね……この程度で連座制適用、谷垣氏当選無効という事はまず無いでしょう。もちろん、厳密に言えば金額が少なかろうが公選法違反なのは間違いないので、罰せられるのは当然ですが、普通もっと大掛かりで組織的な事件でなければ、警察は当事者を逮捕して終わりですし、こんな事で民主党も証人喚問だの言い出す事はないでしょう。 何故かと言うと、このレベルの話でも証人喚問だとか言い出したら、確実に自分に跳ね返ってくるからです。例えば、谷垣氏と同じ京都での事例。 民主・前原派の会社役員、飲食接待で買収容疑>衆院選京都2区の投票管理者の立場にあるのに、有権者を飲食接待し、同選挙区で当選した民主党の前原誠司氏への投票や票の取りまとめを依頼したとして、京都府警は31日、京都市東山区清水、会社役員田中博武容疑者(64)を公職選挙法違反(投票管理者による買収)容疑で逮捕した。>発表などによると、田中容疑者は、衆院選が公示された8月18日に東山区第6投票区の投票管理者に選ばれたが、同日午後10時頃、同区内の飲食店で、有権者9人に1人当たり約1400円の接待をし、前原氏への投票などを依頼した疑い。調べに対し、容疑を認めているという。(YOMIURI ONLINE:09年9月1日) 相手が九人だということ、逮捕されたのが投票管理者だと言う事を考えると、事例としては谷垣氏陣営の件より悪質……ではあるんですが、所詮金額で言うと13600円。この程度の事例は、ネットで検索をかければ自民、民主を問わず山のように見つかります。 あとは、これなんかもそうでしょうか。 北朝鮮のスパイ疑惑のある自民党元総理福田康夫を国会に参考人招致し、真相を詳らかにせよ!(自民党は北朝鮮のスパイを総理大臣にしていた) >福田首相の支部、朝鮮総連系企業から献金 >福田康夫首相が支部長を務める自民党群馬県第4選挙区支部が平成8年と15年に、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の同県高崎市のパチンコ店経営会社から、計20万円の寄付を受けていたことが21日、同支部の政治資金収支報告書などで明らかになった。 まぁ、パチンコ業界が北朝鮮と関係が深いというのはよく知られた話ではありますが、そこから献金を受ける=北朝鮮のスパイと決め付けるのは、在特会並みのデンパと言われても仕方ないですし、ましてこの手の件はやはり民主党にも山ほどある話です。例えば、石井一選対委員長はパチンコ業界の地位向上を図る「民主党娯楽産業健全育成研究会」の初代会長であり、現在はパチンコ・チェーンストア協会政治アドバイザーだったりするのですが。 癒着っぷりでは、福田元総理は石井氏の足元にも及ばないでしょう。さて、マーサ氏は石井議員や民主党娯楽産業健全育成研究会の議員たちを北朝鮮のスパイとして糾弾してくれるのでしょうか? こんな事でいちいち国会で論戦を繰り広げては、時間がいくらあっても足りませんし、重要課題を論じる事もできなくなります。だから、実態はどうあれ各党ともお互いに不問にしているわけです。 マーサ氏が千歳容疑者を招致しろと叫ぶのは自由ですが、それは間違いなく国会を混乱に落としいれ、重要課題を遅らせる愚行なので、結果としてマーサ氏の再就職はさらに遅れるでしょうね。それでも良いんなら構いませんが、マーサ氏は例によって民主党だけがクリーンだと思い込んでこう言う事を言ってるだけで、ただ単に何も考えていないだけですね。本当に脊椎動物なのでしょうか…… 他にも昔懐かしい、山本一太議員が補助金を奪い取ったとか主張するネタの日記(何と第一回の話題:1年半前)もあげて、必死に自民党は悪で民主党はクリーンな政党だと言ってますが、正直無駄な努力ですね。そんな事をしても、小沢氏や鳩山氏の疑惑は消えてなくなりはしないのですから。 と思ったら、その疑惑が煙だと言い出しました。 1月10日のサンデープロジェクトの郷原元検事の話で分かった事(新聞、テレビが記事を捏造し、小沢幹事長を犯罪者に仕立て上げようとした事)>いや、実に恐い話である。一部の新聞、テレビが一人を犯罪者に仕立て上げようとしても困難であるが、全新聞、テレビがタッグを組、検察の守秘義務違反の情報を利用し、更にその上に(4億円の記載が無かった)などと虚偽の記事を載せ、事実を捏造し、国民を騙し、一人を犯罪者に仕立て上げようとしたとき、これほど容易に犯罪者に仕立て上げられるものだとは。 なんでも、郷原元検事が2004年の官報に検察やマスコミが不記載と言っていた四億円がちゃんと載っている、と主張したとか言う話なのですが、この郷原氏の主張はよりによって朝日新聞に真っ向からブチ壊されていたりします。 土地購入の原資隠しか 小沢氏団体、銀行経由で4億円(朝日新聞:10年1月11日/WEB魚拓) この記事に載っている図がわかりやすいのでこれで説明しますと、郷原氏が官報に載っていると主張した部分は、04年の10月29日に小沢氏が陸山会に貸し付けたと言う黒丸6の4億円です。一方、検察が不記載として追求しているのは、その前日までに幾度かに分けて貸し付けられたと言う、黒丸1の「計4億円」の部分です。新聞記事で言うとこの部分ですね。 >関係者によると、陸山会は複数の銀行口座を保有。石川氏は04年10月28日までの数日間に、同会のいくつかの口座に数千万円ずつ分けて入金したうえで、ある一つの口座に集約させた しかし、この図を見ると四億円が小沢氏と陸山会と銀行の間を行ったり来たりしていて、やけに複雑な金の流れになっていますね。そりゃ、検察がマネーロンダリングを疑っても仕方ないでしょう。 また、郷原氏やマーサ氏はこの官報に載った四億円をもって、小沢氏にかけられた疑惑は検察(ついでに自民党)の捏造であり、小沢氏を陥れるための陰謀だと言うスタンスのようですが、そもそも小沢氏の疑惑と言うのは、この四億円だけではありません。軽くあげるだけでも 1.新生党、自由党など小沢氏が立ち上げ、解散した政党の資金(政党助成金=税金)を自分の関連政治団体「改革フォーラム21」に移して隠匿したのではないかと言う疑惑2.改革フォーラム21にやはり政治資金収支報告書に未記載の15億円が振り込まれ、新札切り替えに合わせて数ヶ月かけて小分けに出して引き出されていた件はマネーロンダリングではないのか、と言う疑惑3.小沢氏の秘書寮、いわゆる「小沢ハウス」を巡る不自然な資金の流れに関する、土地取引を介したマネーロンダリングではないのかと言う疑惑。4.西松建設、水谷建設などの建設会社からの不法献金と、その見返りとしてダム建設などで便宜を図った疑惑 等々あるわけで、たまたま一つに疑惑を否定できる材料が見つかった程度で小沢氏が純白だと主張するのは、単なる大馬鹿野郎でしかありません。まして、その材料が実は全く疑惑を晴らす役に立ってないとなれば。 さらにマーサ氏の小沢氏擁護はフルスロットルに入っていきます。 何故小沢幹事長は記者会見で明確に答えなかったか(幼稚園児の集団にあなたは真面目に政治を語りますか) 女性記者いやお譲ちゃんへ>先の民主党本部での小沢幹事長が明確に答えなかったと批判がある。では、あなたは(幼稚園児の集団に真面目に政治を語りますか) まぁ、マーサ氏がマスコミを幼稚園児扱いするのは勝手です。私も、日本のマスコミの質については希望的な感想を持ったことはほとんどありません。 しかし、小沢氏が「説明」する相手は、マスコミではありません。それを通して最終的な受け手となる国民全体です。マスコミだけを見て、背後の国民を見ていなかったとしたら、小沢氏は政治家としては大馬鹿野郎を通り越して単なる害悪以外の何者でもありません。 そして、それを許容するマーサ氏も、健全な批判精神を持たず、マスコミを鵜呑みにしない代わりに、小沢氏の言うことは無条件に信じているだけで、それは政治家に対する反応ではありません。 宗教です。 元々マーサ氏にとって、小沢氏は経歴を捏造してでも信じたい偶像であり、唯一神聖☆小沢一郎大権現如来だったわけで、昔に戻っただけなのかもしれませんが…… こういうのは退化としか言い様がありませんね。
2010.01.13
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二回別のネタが入りましたが、最低人2838観察記、再開の五十五回目です。 民主党の新代表選も終わり、マーサ氏はますます元気に妄言を書きまくっています。結局小沢氏は代表代行として幹部に残りましたしね…… と言った所で、まずはこちら。華々しく自爆、と言う話。 与謝野大臣が自民党政策の愚作ぶりを予算委員会で暴露 与謝野財務相が自民党の政策を愚策だと主張した、とマーサ氏は言っていますが、例によって議事録の一部だけ見て早とちりしているだけで、実際の与謝野財務相の発言を見るとなかなか笑える事態になっています。まずはマーサ氏の切り取った部分を引用してみましょう。 >与謝野国務大臣 目的や効果、財源確保などの観点から十分な検討が必要であると考えており、また特に、仮に安定財源を確保せずに実施すれば、将来世代に負担を先送りすることになり、施策の持続可能性や効果の観点からも、かえって問題が大きいのではないかと考えております。 では、実際の議事録から該当発言をトリミング無しで抜き出してみます。 衆議院予算委員会議事録 平成21年5月7日 第24号 >○与謝野国務大臣 子育て応援特別手当については、現下の不況下で全体の個人所得が減少しつつあることにかんがみ、幼児教育期の子供を抱える子育て世帯を緊急に支援するため、平成二十一年度限り、第一子まで拡大して実施することにしたものでございます。 したがいまして、今回の措置は、現下の厳しい経済情勢を踏まえた単年度の特別措置であり、こうした経済情勢のもとでの子育て世帯への支援として一定の効果を期待しております。 なお、例えば民主党の子ども手当のように、このような施策を恒久的に行うことについては、目的や効果、財源確保などの観点から十分な検討が必要であると考えており、また特に、仮に安定財源を確保せずに実施すれば、将来世代に負担を先送りすることになり、施策の持続可能性や効果の観点からも、かえって問題が大きいのではないかと考えております。 太字部分がマーサ氏の引用した部分です。これを見てもわかるように、与謝野氏が批判しているのは民主党の子供手当てです。自民党の政策ではありません。 しかもこの後、質問者の菅直人・民主党副代表が「政府の予算案は借金(国債)だから、将来負担と言う点では同じだ!」 と主張すると、与謝野大臣は「財源も示さない民主党案よりはマシじゃボケ」(意訳) と返して、あっさり菅氏の言い分を封じています。 国債は外貨建て・対外債務でなければほとんど問題にならないので、与謝野氏は強気です。国債=国民の借金と言う間違った論でしか責められない時点で、民主党の追求はどこまで行っても詰んでいるのですが、これについては後述。とりあえずここでは、またマーサ氏が稚拙なトリミングをしている事を笑えばOKです。 で、最初の日記を踏まえたうえで次の日記。お前が言うな、しかない話。 TBSがまた捏造!(朝ズバッから情報7daysまで報道番組は捏造で構成されていた。これでよく、官庁がどうの、民主党がどうの言えたものだ。) TBSを擁護する気はまったくありませんが、上の日記にもあるように、議事録を都合の良いように切り貼りして、なおかつ誰も議事録をチェックしない事を期待して民主党マンセーに持っていくマーサ氏には、TBSを捏造と叩く資格はこれっぽっちもありませんね。 >※ TBS報道は社会の害である。 と書いていますが、「政治について」トピックを私物化し、我が物顔でマルチポストを繰り返すマーサ氏も社会の害としか言いようがありませんね。こんなゴミ日記でもサーバやストレージの記憶領域を占有するのですから。 更に続けて短い日記ですが、やっぱり自分に都合のいい記事だけは信じます、と言う話。 1~3月期実質GDP、戦後最悪の年率15・2%減(自民党政冶を許容し続けた結果、ついにこうなった)(自民党は最早正常な選択が出来ない政党となった) 年率換算と言うのは、その四半期と同じペースでGDPが変動した場合の数字です。実際にはそんな事は有り得ないので、年率換算を持ち出すマスコミは、十中八九「大きい数字を出して読者・視聴者を煽りたいだけ」ですね。見事に煽られているマーサ氏は、口ではなんだかんだとマスコミ批判を書いていますが、結局 「民主党擁護・政府批判に使える記事は無条件に賛同」「民主党批判・政府擁護の記事には無条件でブチ切れ」 と言う、条件反射だけで行動しているのが丸分かり。この人は本当に知的生命体なのでしょうか。 なお、GDPは4月以降はプラスになると言うのが、民間エコノミストの平均的な予測になっています。 GDP、4―6月期にプラス転換へ エコノミスト予測平均 >内閣府の外郭団体である経済企画協会は18日、5月の「ESPフォーキャスト調査」を発表した。民間エコノミストによる4―6月期の実質経済成長率の予測は平均で前期比年率1.1%で、4月調査のマイナス1.5%からプラス成長見通しに転換した。内閣府が20日発表する1―3月期はマイナス15.9%で、予測通りになれば戦後最大の落ち込み幅となる。 >調査は4月30日から5月12日にかけて実施。37人が回答した。民間エコノミストの平均では実質経済成長率は4―6月期にプラスに転じた後、7―9月期が1.8%、10―12月期が2.4%へ上昇。その後は2%を下回る水準でのプラス成長が続く見通しだ。年度ベースでは09年度がマイナス3.9%、10年度がプラス0.6%となるとみている。 (NIKKEI.NET:09年5月20日) これを見ると、予測平均では年度ベースの変動は09年度がマイナス3.9%とありますね。年間に直して15.2%の第一四半期のマイナスが、第二四半期以降のプラスでかなり相殺されると言うのが、プロの見通しなのでしょう。逆に言うと、年率換算で煽ろうとするマスコミのアホっぷりが際立ちます。 こうした第二四半期以降のプラス成長予測は、政府の経済対策が効果を挙げるという見通しでもあります。第一四半期だけでマイナスだ戦後最悪だと叫び、政府批判に躍起になるマーサ氏は、自分こそ「正常な選択ができない」人間だと言う事を自覚すべきでしょうね。まぁ、それができるようならこんなアホ日記を書いたりはせんでしょうが。 上の日記について踏まえた上で、お次はこちら。そもそも理解する能力なんかないんだろうなぁ、と言う話。 自民党が問題の都市再生機構に1000億円を予算丸投げ この日記はほとんどが議事録の細野議員(細野豪志:民主党)の発言を引用しただけの代物です。これに限らず、マーサ氏の日記には民主党の議員が何かを言った、と言う事について書かれていても、政府側がそれに何と答弁したか書いてないと言うパターンの日記が非常に多いのですが、非常に不公平なやり方だと思います。 ある物事について考える時に、対立する二つの立場があったとして、どっちが正しいか見極めるのに、片方の意見しか書いてないようなものは役に立たない、と言う事がマーサ氏には理解できないのでしょう。 それ以前に、マーサ氏には「民主党議員の行動=絶対の正義」「自民党議員の行動=汚らわしい悪事」と言う強烈な思い込みによるバイアスがかかっていますので、自民党議員や政府要人の発言は、揚げ足を取れる部分しか引用しようとしません。今回も、細野議員の発言が妥当かどうか検証するため、金子国交相の発言を代わりに引用してみます。 衆議院予算委員会議事録 第25号 平成21年5月8日 >○金子国務大臣 最大の理由は、今度の経済不況、細野委員ももうよくおわかりのとおり、サブプライムという金融から始まったこと、特にその結果として、我が国でもファンドが投資してきたいわばこういう都市再生事業、これが一斉に海外に引き揚げるという結果を招いていること、その結果として、不動産市場に、都市開発事業におけるいわば金融の収縮が著しく起こっているということが、今回、経済対策として行われることであります。>そういう意味で、今御質問あった出資金一千億は何に使うのかということについて申し上げれば、事業費を全体で三千百億円、そのうちURを通じまして、事業費三千百億のうち出資金を一千億として、この頓挫している事業を支援するというものであります。>それから、二番目の御質問に対する、閣議決定を十九年にしたではないかと。確かに十九年に基準をつくりました。しかし、この十九年につくりました閣議決定、事業基準と言っていますけれども、事業基準を新たに閣議決定する必要はない。それは、ただし見直しはさせていただきます。>具体的に申し上げれば、基準の運用の見直しです。三年に限り、国または地方公共団体によるまちづくりに関する計画に位置づけられ、かつ民間による事業が頓挫している地区について、URが土地等を取得し、土地の集約、公共施設整備を行った上で民間に敷地を供給するという、いわば基準の見直しであります。十九年のこの閣議決定の範囲であります。 要約すると・経済不況で街づくりが頓挫している地区を救済するための資金である。・基準は平成十九年に作ったが、見直しをしないとは言っていない。 と言った所ですか。天下り先の機関に行く資金だからと条件反射的に反対だと主張している細野議員と、どっちがマシでしょうかね。私は意義ある資金拠出だと思ってますが。 マーサ氏がこの金子国交相の発言を引用しないのは、一方的に細野議員の主張だけを正しいと思い込んでいると共に、その思い込みを読者にも押し付けようというもので、繰り返しますがアンフェア極まりない態度だと思います。あるいは、金子国交相が何を言っているのか理解できないか。 実は両方なんじゃないかとも思いますが、皆さんはどうでしょうか。 ネタが多いので、第五十六回に続きます。
2009.05.21
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急に忙しい仕事に入ってしまい、気がつくと20日以上経っていましたが、久々に最低人2838観察記をつけたいと思います。 前の観察記をつけたころは一時的に民主党に幻滅したような事を言っていたマーサ氏ですが、結局「がんばれ民主党!」と言うブログタイトルに戻し、元の狂信者に戻ってしまいました。めでたくなしめでたくなし。書いてる事も相変わらずダメダメな事ばかりで、さっぱり変わっていないようですね。 それでははじめましょう。まずはこちらから。憎しみに目が曇ると常識が理解できなくなると言う話。 自民党の手先キャノン御手洗は言う(苦渋の選択で雇用調整を行っている。やむを得ない事情がある)と。 国民が民主党政権を作り、自民党に迫るのは大政奉還だけじゃない!当然封地返還も同様に迫る 自民党から毎年5000億円前後の税制優遇を受け、毎年3000万円前後の献金をしていた企業の派遣社員整理 なんか、いかにも大企業が献金をする代わりに税金を免除してもらっている、と言う裏取引でもあるような書き方ですが、ここでこれらの企業が受けている税金の減免措置というのは、いわゆる研究開発優遇税制です。 研究開発減税(研究開発促進税制)について 見ての通り、中小企業であっても研究開発を行っていれば、その分税金の減免措置が受けられます。これは日本企業の国際競争力を高めるための必須の政策であり、この政策をやたら敵視するのは共産党くらいのものです。まぁ、共産党の場合は「減免された分労働者に還元しろ」と言う主張なんですが、そもそも労働者に還元するための税制優遇ではないんですがね。 マーサ氏の場合は、良く調べもせずに「大嫌いな自民党に献金する企業の税減免措置=邪悪な行為」だとでも思ってるんでしょう。全く度し難い人ですね。 お次はこちら。無知が高度な話題に手を出すと、碌な目に遭わないと言う話。 麻生太郎のお馬鹿な宗教論(宗教では労働は罰発言) はいはい、また出ましたよ。マーサ氏の知ったかぶりが。キリスト教の話をしているようですが、マーサ氏はたぶん麻生氏がクリスチャンだって事を知らないんでしょうね。「労働は神に与えられた懲罰である」と言う考え方は、労働懲罰説といって、キリスト教では普通の考え方です。アダムとイブの楽園追放の際に、神がアダムに言った言葉を見れば、それが理解できます。 また、(神は)アダムに仰せられた。「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。 土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。 あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。」 (旧約聖書「創世記」) このように、キリスト教では労働は神が人間に対して原罪に対する懲罰として与えられたことが明記されています。麻生総理はクリスチャンなので、当然この事は念頭にあったでしょう。 宗教の七割が労働懲罰説を採っているという統計はたぶんないと思いますが、旧約聖書を共通の聖典とするユダヤ教とイスラム教は当然労働懲罰説ですし、仏教でも個人の悟りを最終目標とする上座部系では戒律で労働を禁じています。これは、労働が世俗の苦しみの一つであり、悟りを開くと言う事は、それからの解放を意味している事に由来します。四大宗教のうち、ヒンドゥーを除く三宗教に労働忌避の思想があることを見ると、七割と言うのもあながち間違いではない気はします。 一方、労働を懲罰ではなく神聖な事としてみる説もあり、労働神事説といいます。実は、神道が労働神事説をとる宗教です。神道の神々は最高神の天照大神も自ら田んぼを作ったり、機織りをしていたりして、労働を忌避する感覚がありません。 つまり、マーサ氏が馬鹿にした 「世界中、労働は罰だと思っている国の方が多いんじゃないの。7割ぐらいの宗教の哲学は労働は罰だからな」「我々は働くというものは正しいと思って育ってきた。(日本では)神々は働いていたんだから。神々が行うなら善行に決まっている」 と言う麻生総理の宗教観における発言は、非常に正確なものであり、本当にお馬鹿なのはマーサ氏であるということでファイナルアンサーです。 お次はこちら。何が問題なの? と言う話。 (子供を生んだから大臣)発言について(笹川議員は野田大臣に謝罪しろ!) 私は笹川総務会長の言う通りだと思いますけどね。 この発言、マーサ氏もマスコミも曲解して叩いてますが、笹川氏の言いたい事は「子供を産んだ人間でなければ少子化対策は出来ない」 ではなく 「子供を産んでない人が少子化対策大臣になったら、マスコミや野党はそれを理由に叩く」 です。今の揚げ足を取るしか能のないマスコミや野党の政治家を見ていると、全く持ってその通り、としか言いようがないと思いますがね。マーサ氏の反応自体、笹川氏の正しさを逆説的に証明してると思いますよ。どうせ何を言っても叩く気満々なんですから。 お次はこちら。世紀末荒野がお好みですか? な話。 暴動が起きる前に(自民党は当てに出来ない。ならば民主党は彼らの意見を聞け) そして国民は蜂起した(全国一斉労働放棄ストライキ)を実行せよ! 今こそ各ユニオンはいすゞ自動車栃木工場(栃木県大平町)に結集せよ!社員を救済すると共に、労働者の底力を自民党に突きつけろ! 労働者の底力と言うのは、数を頼みに暴力的に圧力をかける事ですか。そうですか。 暴動を起こすと脅して要求を通す事は民主的でもなんでもないし、今の日本人の民度をマーサ氏は何だと思ってるんでしょうかね? これらの記事を見てると、マーサ氏は自民党打倒のためなら暴動が起こっても構わんと思っているとしか見えないんですけど。いっぺん自分の支持している政党の名前を見直したほうがいいんじゃないんですかね? まぁ、マーサ氏の支持している「民主党」と言うのは、この世に存在しない、平行世界か妄想世界の超有能な民主党みたいですけどね。自民党の反対の事を言うのが対案と心得、それを実行したら日本発世界大恐慌のトリガーを引くことが理解できない自称金融の専門家とか、やたらと主意質問書を連発し政府の揚げ足を取ることと粗探しをすることが政治と心得ているチンピラのいる政党なんぞ爆弾抱かせてアフガニスタンの地雷原開拓にでも使えば良いと思います。 忙しさで気が立っていたのか、最後ちと乱暴な言い方になりましたが、正直民主党の対案とやらや国会運営にはうんざりさせられる事ばかりです。それを絶対正義と思っているマーサ氏にはもっとうんざりですが(笑)。
2008.12.08
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漆間巌・内閣官房副長官が西松建設の問題に関して「自民党議員に事件が波及する可能性はないと思う」と発言した事で、民主党や反自民党側のマスコミが勢いづいてます。元警察庁長官で司法官僚の頂点にいた人がこういう発言をする事は、「政府・自民党が検察と結託して国策捜査をした証拠」と言うわけですね。 最初から陰謀論を唱えていた鳩山由紀夫・民主党幹事長は大喜びでこの問題を追及すると息巻いています。「内閣のど真ん中と検察との間でやりとりがあった」政府高官発言で、民主・鳩山幹事長>西松建設の違法献金事件に関する捜査は、自民党議員に拡大しないとの見通しを示した政府高官が、漆間巌官房副長官であることを河村建夫官房長官が8日午前のフジテレビ系列の「新報道2001」で明らかにしたことについて、民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日、「やっぱり内閣のど真ん中と検察との間で会話のやりとりがあったとしか思えない。大いに問題がある。何らかのやりとりがあったと思われても仕方がない」と厳しく批判した。(産経新聞:09年3月8日) 一方、内閣や与党の要人もこの漆間発言には怒っています。漆間氏発言、閣僚も批判=鳩山総務相「強い怒り」>西松建設の違法献金事件の捜査が自民党議員には及ばないとした漆間巌官房副長官の発言について、10日午前の閣議後の記者会見で、閣僚から批判や苦言が相次いだ。 法相経験者の鳩山邦夫総務相は「国策捜査などあり得ない。他党に及ぶか及ばないかということが分かるはずがない」と指摘。「(発言には)強い怒りを感じた。わたしは(内閣と捜査当局の関係を)知っているだけに、極めて遺憾だ」と不快感を示した。 佐藤勉国家公安委員長は「誤解を引き起こしたことは事実。発言は慎重にすべきだった」と述べた。斉藤鉄夫環境相も「誤解を生みかねない発言」としたが、9日の参院予算委員会や定例会見での漆間氏の説明については「捜査情報などを知った上での発言ではないと納得した」と一定の理解を示した。 漆間氏の進退を問う意見は出なかった。甘利明行政改革担当相は「誤解と疑心暗鬼を与えた」として漆間氏を批判したものの、「辞任というところまでの必要性を感じていない」と語った。(時事ドットコム:09年3月10日) もっとも、政府・与党側は「誤解を招く発言」と言う批判で、辞任する必要はない、と言う立場ですね。私も漆間発言は誤解を招く内容……と言うより、マスコミがトリミングして誤解を招く内容に加工しやすい発言で、政府高官としては不用意だったとは思いますが、辞任を求めるような内容ではなく、むしろ正論だと思っています。それは発言要旨を見るとわかります。5日の漆間氏発言要旨 「波及する可能性ない」>自民党議員に事件が波及する可能性はないと思う。あの金額で違法性の認識を出すのは難しい。請求書でもあれば傍証の一つになるが、それだけで立件はないと思う。よほど証明できるものがないといけない。民主党の小沢一郎代表の件は、検察がもっと有力な証拠があるから立件できると踏んだのだと思う。(47NEWS:09年3月9日) 整理すると・今回の事件程度の金額では、違法性の認識を出すのは難しい。・請求書でも証拠としては不十分。・だから、自民党側の議員はそう簡単には立件されないだろう。・小沢代表の場合、よほどの証拠があったのだと思う。 と言った感じですか。 そんなに問題ある発言とは思えませんが。と言うか、問題初期に多かった「何故小沢氏だけ?」と言う疑問に対するパーフェクトの回答だと思います。まぁ、二階経産相にも問題が波及しそうな点で、自民党云々が余計な発言になってしまったのは問題だとは思いますが。 しかし、「自民党議員に事件が波及する可能性はないと思う」と言う部分だけに反応して、いかにも国策捜査の証拠のように扱うのは、アホの極みでしかないと思います。司法に対する政治の介入と言うのは、こういうのを言うのですよ。民主 検事総長の聴取検討>民主党の小沢一郎代表の公設秘書が逮捕された政治資金規正法違反事件で、参院民主党が「意図的な情報操作が行われている可能性がある」として、参院議院運営委員会に樋渡利秋検事総長を呼び、事情聴取を検討していることが9日、分かった。同党関係者が明らかにした。民主党に対し厳しい世論が形成され、小沢辞任論が一気に強まるのを牽制(けんせい)するねらいがあるとみられる。(Yahoo!ニュース:09年3月10日) 民主党は血迷ったとしか思えません。検事総長を呼びつけて、一体何を聞くつもりなんでしょうか? 国策捜査だったのかとか、情報が漏洩してるのではないか、とか聞くつもりでしょうかね。 そんな暇があったら、多くの国民が「納得していない」とアンケートで答えている小沢氏の問題について、納得できる説明を考えるのが先決でしょう。 この事件は小沢氏が起訴されるかされないかの問題ではありませんし、まして政権交代が成るか成らないかの問題でもありません。不明瞭な政治資金をいかに根絶するか、が今問われている問題です。 検事総長の喚問とか、どう見ても政治の司法介入としか見えない愚策を講じている間があったら、政治資金規正法をより厳密に改正する法案でも出すべきでしょう。民主党はパニックに陥って事の本質を見誤っているとしか思えません。
2009.03.11
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引き続き、最低人2838観察記・第五十六回です。ここからは小沢氏辞任とは特に関係の無いネタを中心に扱っていきます。 まずはこちら。ちゃんと事情説明ついてるじゃん……という話。 自民党が根拠無しに毎年減税している(ナフサ減税)3兆円。国民から毎年徴収している消費税2兆6000億円 この日記は至る所に突っ込みどころがあります。普段はマーサ氏が引用している議事録そのものには大して瑕疵がなく、マーサ氏の感想や分析が間違っているのが定石なのですが、今回は議事録と言うか、藤末健三議員の発言自体が物凄く間違っています。順番に見ていきましょう。 まず「自民党が根拠無しに毎年減税している(ナフサ減税)」とありますが、根拠自体は藤末議員が述べています。 >そして、この三兆円の減税がなければ石油業界はほとんど利益が出ないんですよ、実は。毎年毎年、二年に一回、二年に一回、自分の業界が、もし減税措置がなくなったらもう崩壊するような状況。そして、ほかのあらゆる先進国は本則、基本的に課税しないようになっているんですよ。 ナフサは粗製ガソリンともいい、石油化学工業全体の原料として重要な物質です。このため、藤末議員が言うように、ほとんどの国ではナフサは免税製品として扱われます。ナフサに課税するということは、その国の石油化学産業の国際競争力を下げる事に他なりません。 日本では石油石炭税法により、ナフサにも課税されています。しかし、これでは日本の石油化学業界に与える影響が壊滅的なものになるため、租税特別措置法に基づき、ナフサを免税対象としています。ですが、この免税は永続的なものではなく、二年の暫定措置として扱われ、延長を重ねる形で運用してきました。 藤末議員が疑問に思っているのは、「ナフサ免税は恒久措置であるべきなのに暫定措置であること」であって、「自民党が勝手に減税している事」ではありません。それはこの部分でもわかります。 >この業界は本則に租税特別措置から移してくださいというふうにおっしゃっているわけですけれど、なぜ租税特別措置を繰り返すのか、もし分かるならば教えていただけませんでしょうか。>我が国だけがずうっと租税特別措置法というもので減税しているんですよ。何か異常だと思われませんか、大臣。 マーサ氏は「減税しているんですよ。何か異常だと思われませんか」の部分にだけ注目して、「ナフサ減税そのものが異常な事」だと勘違いをしています。藤末議員の主張を全く読み取れていません。タイトルでわざわざ消費税2兆6000億円を並べた所を見ると、ナフサ減税をやめれば消費税を払わなくて済む、とでも思っているんでしょう。全くアホの極みです。 しかし、藤末議員の主張にも致命的な間違いがあります。それは「ナフサ減税の規模が三兆円だと思っている」事です。実際のナフサ減税の規模は1100億円に過ぎません。 租特廃止で石化業界悲鳴 1100億円コスト増で国際競争力に暗雲 >税制関連法案の年度内成立が困難となり、石油化学メーカーから悲鳴が上がっている。国内石化業界の主原料であるナフサ(粗製ガソリン)は石油石炭税の対象だが、2年ごとの租税特別措置で免除されてきた。課税となれば、業界全体で年間1100億円の負担増となり、平成19年度経常利益見込み(計2700億円弱)の約4割が吹き飛ぶ。(農村ドットコム(元記事 産経新聞)08年3月20日) もちろん、1100億円でも石油化学業界にとっては致命的です。なぜ3兆円と間違えたのかは謎としか言いようがありませんが……いずれにせよマーサ氏がアホである事には変わりません。 さらにこの話題にはもう一つ日記があります。 自民党がナフサ毎年3兆円減税の見返りに石油業界から毎年2000万円の寄付を受取る >そこで、一般的なこととしてお聞きしたいんですけれど、政府から減税のメリットを受けている企業が政治、特に与党に寄附をする、どう思われますか、大臣は、このことを。 民主党が企業献金の全面禁止を主張しだしたのはここ最近の事ですが、藤末議員もそのことを踏まえて与謝野財務相に問いかけているようです。しかし、これに関しては与謝野大臣の切り替えしが完璧な論破になっていると思います。 >○国務大臣(与謝野馨君) 政治資金規正法のことは詳しく分かりませんけれども、政治資金規正法が禁止をしておりますのは、多分、直接的な利益を受けたところからの例えば寄附、例えば公共事業を受注しているという明らかな関係のあるところからあれしているので、減税まで話を広げますと、所得税減税があったときに個人寄附はいけないんじゃないかという議論ができるんじゃないかと思いますけれども。 良く企業献金は企業と政党の癒着だからダメだ、みたいな視点で批判が加えられますが、なら個人が減税等の見返りを期待して政党に献金を行うことは、悪ではないのでしょうか? 企業はダメで個人は良いとする理由は何か? と考えると、この与謝野氏の主張は正論極まりないと思います。 民主党は自民党が企業献金を多く受けていることから、小沢前代表が企業献金を受けてダメージを受けたことを逆手に、自民党も企業献金を受け取っているじゃないか、と企業献金そのものにダーティなイメージを植えつける事で、自民党を攻撃したいだけだと思います。 そしてマーサ氏は、ともかく出所はどうであれ、自民党が献金を受け取る事自体が許せないだけ。それは同じ議事録を基にしたこの日記にも現れています。 自民党の231項目の10億円以下の租税特措法適用業種から、細かく寄付を受取っている現状(減税してやるから寄付を出せ) なんというか、マーサ氏は「自民党が行う減税=献金の資金源を減税対象に作らせるため」もしくは「減税を受けた業界=見返りに自民党に献金を出す悪党」という思い込みでしか物を語っていないようですね。 租税特措法は個々の租税(所得税、法人税、石油石炭税など)の根拠法を改正するよりも、特措法によって減税や増税を調整するほうが、税法改正に置いて迅速な措置が可能になる、という理由で定められています。 そもそも、ある業種に関する減税と言うのは、競争力維持など、業種の保護を目的に行われることが大半です。減税か補助金かの違いはありますが、農家への補助金も同じ目的で行われているのですが、マーサ氏が補助金を批判しているのを見たことはありません。お金がもらえる分には構わないのかもしれません。あ、定額給付金は批判してたか。 それはさておき、租税特措法のデメリットとして、税に関する法根拠がわかり辛くなる他、条文が細かすぎて実際には運用されていない、または運用する意義が無いのに継続されているような税に関する特措が数多く存在する事が挙げられており、実の所藤末議員の指摘は、さっきのナフサ免税も含めてそう言うところを批判しています。 マーサ氏の引用部分のちょっと前を見てみましょう。 参議院財政金融委員会議事録 平成21年4月23日第16号 >○藤末健三君 これはちょっと非常に重要な議論でありますが今後させていただくとしまして、租特そのものの議論にちょっと戻らさせていただきたいと思います。 租税特別措置法、先ほど言ったナフサ原料については、例えばもう先ほど大臣が見直しの方向で行こうということをおっしゃっていただきましたので、是非やっていただきたいと思いますし、我々も政権を取らせていただければすぐに本則に返させていただくということはもう決まっております。>そこで、まず大臣にお聞きしたいのは、幾つか、もう非常に小さな規模、ほとんど使われていないような租税特別措置法がございます。(中略)>大臣はそのような税制についていかがお考えですか。使われていないし、特定の本当に小さなところだけにスポットが当たったような租特税制いっぱいあります。それについてどうお考えか、教えてください。 藤末議員は「租税特措法が細かすぎる」「特措法ではなく本則でやるべき」と主張しているのに、何故か「献金よくない」という問題をからめようとして、主張が変になっています。例えばこの部分。 >本来本則であるべきものがずっと何十年と租特でなされていると。そして、関係あるかどうか分かりませんけど、そういうところが寄附をされているという現状、事実があったという話。 関係あるかどうかわからないなら言うなよ、と思いますが。特措法で減税された業界が寄付・献金を行うのがマズイなら、本則でやったってマズイでしょう。正直言ってる事の焦点がちゃんとあってないと思いますね。 で、こういう主張を見て、何も考えずに「自民党へ献金がされている! 許せん!!」と頭がフットーするマーサ氏は、もうどうしようもありません。 と言った所で、定点観測です。2009年5月13日の「政治について」トピックは、100個中28個がマーサ氏の日記。重複投稿はありませんでした。マーサ氏が減ったと言うよりは、他の方がいっせいに小沢辞任を題材に日記を書いたのが原因のようですが、数が減るとちょっと清々しい気分になりますね。 信仰の対象がああなっても、やっぱりマーサ氏はマーサ氏でした。まぁ、小沢氏が物理的か社会的かはともかく(ふもっふ)しない限りは平気なんでしょうが…… 正直「もうどうにでもなーれ」とブログをたたむのを期待してたんですがねぇ……ということで、もう少しこのシリーズは続くようです。 はぁ……
2009.05.13
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昨日の日記で対テロ戦争におけるインド洋給油活動の重要性と、それを理解していない民主党の事を書きましたが、もう少し続けます。 インド洋における海上警備に関して、日本のタンカーが通るからその安全を守るためにも必要、という意見があります。これはこれで間違ってはおらず、実際海上警備に参加している艦艇によって海賊が八件摘発されています。 海賊拿捕など8件 海自補給の多国籍軍がインド洋で テロ抑止に貢献(産経新聞 07年9月12日) 摘発されたのは海賊で、テログループとは無関係じゃないか、と思われるかもしれませんが、テログループが捕まらない事自体、海上におけるテログループの活動を封じ込めている証拠だとも分析できます。 実際には海賊的な活動よりも、海を通してテログループに武器が渡ったり、その代金代わりの麻薬が拡散する事を防ごうと言うのが、インド洋における海上警備の目的です。タリバンはイランとは犬猿の仲であるため、陸伝いに武器を手に入れるのは難しく、パキスタンに海から運び込んだ上で、こっそりアフガンに持ち込むのが一番簡単な手段になっています。 従って、海に面してアフガニスタンに隣接するパキスタンの重要性がここでも浮上してくるわけです。 先の戦争の話ですが、日本が中国と戦っていた時に、日本は中国ではなく仏印(ベトナム)やビルマに侵攻したことがあります。これらの地域は「援蒋ルート」と呼ばれる国民党政府への米英からの援助を運ぶ輸送路になっており、それを遮断するのが侵攻の目的でした。 インド洋の海上警備というのは、これと同じく、アフガンでの直接的にテロ組織を叩く治安維持作戦(ISAF担当)とは別に、補給を断つ事でテロ組織の活動を阻止する目的があります。こういう間接的な作戦と言うのは一見して意味が無いように見えますが、直接作戦以上に重要な作戦です。 ですが、民主党幹部はやはり良くわかっていないようです。昨日紹介した朝日新聞の記事は8月30日のものでしたが、あれから半月経っても鳩山幹事長はこんな事を言っています。 鳩山・民主幹事長:民生支援案なら与党との協議応じる--海自給油継続問題で考え 民主党の鳩山由紀夫幹事長は16日のフジテレビの番組で、海上自衛隊のインド洋での給油活動の継続問題に関連して「戦争ではない、アフガニスタンを平和にするような方法であれば、協力する発想はある」と述べ、民主党が検討している民生支援策であれば、与党と協議する考えを示した。協議については「国民の注視の中で(国会の)委員会で議論するのが政党の話し合いだ」と述べた。給油活動に対しては「軍事活動で間違っている。戦争を応援する形での継続はあり得ない」と語り、反対だと強調した。(毎日新聞 07年9月17日) まず治安を回復してからでなければ、いくら民生協力をやってもテロ組織に標的を提供するようなものだ、と言う事は昨日も指摘しましたが、今回の鳩山幹事長の発言はより大きな問題を抱えています。それは、強調部分の「軍事活動だから間違っている」と断言した部分です。 対テロ戦争は戦争と呼ばれてはいますが、実際には大規模な治安維持活動です。イラクに関しては確かに今になって色々怪しい部分が出てきて大義が揺らいでいる面がありますが、アフガンのそれは揺らいではいません。タリバンはアルカイダとの一体化が進んだ危険な集団であり、これがアフガニスタンの支配権を握っているのは危険だ、という事については国際的に認められています。国連決議(決議1368号)も出ています。 だからこそ、ISAFにはイラクには反対したドイツやフランスをはじめとする40カ国近い国が参加しているのですが、この国際的にコンセンサスが出ている活動を鳩山氏は「間違っている」と言い切ったのです。それも理論的にではなく、「軍事活動だから」という理由です。 これには流石に諸外国も唖然としたのか、諸外国の駐日大使たちが行動を開始しました。 約10カ国大使が合同説明へ 海自の給油継続要請で インド洋での海上自衛隊による給油活動継続のため、アフガニスタンやインド洋に部隊を派遣している約10カ国の駐日大使が、与野党国会議員を対象にテロリストの海上阻止活動に関する合同説明会を計画していることが16日、分かった。米英両国に加えパキスタンやフランスなどの大使が参加する見通しで、国際社会一体の活動であることをアピールし、海自活動の継続を「説得」する場になる。 在京外交筋が明らかにした。日程が折り合えば10月上旬にも開催する方向で調整中。シーファー駐日米大使だけでなく、各国大使が一堂に会することで「米国が独自に始めた戦争」(小沢一郎民主党代表)との見方を取り除きたいとの思惑がある。 合同説明会にはこのほか、オーストラリア、カナダ、ドイツなどの駐日大使も出席する方向で検討しており、最終的には10カ国前後になる見通し。具体的なインド洋の活動に関しては、現地に駐留している米海軍幹部らが説明する方向で準備を進めている。外交筋は「どこまで軍事機密を出せるか分からないが、ある程度踏み込んで新しい情報を提示したい」としている。(東京新聞 07年9月17日) 大使たちが「「米国が独自に始めた戦争」(小沢一郎民主党代表)との見方を取り除きたい」と言っていることに注目です。普通「米国が独自に始めた戦争」と言う文脈で批判されるのはイラク戦争のほうです。要するに、彼らは民主党がイラクとアフガンを意図的にごっちゃにして批判し、政府攻撃の材料としている事により、自国の国益が損なわれる恐れがあることを警戒し、そういう行為をする小沢代表(=民主党)の国際問題に関するセンスを疑っています。 民主党がこれ以上国内政局しか見ていないような行動を続けるなら、民主党は国内政治で勝っても国際政治の場で公共の敵と見なされる恐れがあります。その辺の危機感を彼らは果たして持っているのでしょうか? 私には疑問です。
2007.09.17
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普段の私は陰謀論を排するのを基本に日記を書いていますが、たまには陰謀論じみた論調で日記を書いてみようと思います。というのも、本来は新聞など報道をソースに使うところですが、中国内部の問題というのは報道されず噂話レベルでしか聞こえてきませんので。 ということで、今回のテーマも尖閣漁船衝突事件ですが、これを中国の国内事情を背景にして見るとどうなるか、と言う観点で考えてみたいと思います。 中国は共産党一党支配体制なわけですが、この中国共産党にも派閥と言うものが存在し、当然のごとく派閥闘争が行われています。代表的なのが「北京閥」と「上海閥」。その名の通り、それぞれの都市を中心とする派閥です。……と言うと単純なのですが、実際の中国国内の派閥と言うのは、日本の自民党の派閥と異なり、利権と地縁が複雑に絡んでいるため、本当はここまで単純ではありません。たとえば、人民解放軍の軍管区や各省・自治区単位でも派閥がありますし、政治手法で内政を重視するか外征を重視するか、と言うレベルでも派閥があります。例えば、北京閥のトップである胡錦濤国家主席と上海閥のトップである江沢民前国家主席は、両方とも外征派と言う立場では一致しています。 また、共産党と人民解放軍もそれぞれひとつの派閥と考える事もできたりします。 とはいえ、一番規模が大きくて色分けが楽なのは北京閥か上海閥か、と言う区別なので、ここは単純化して考えます。歴史的に見ても、中国が分裂している時には南北に分かれるのが多いですしね。 さて、この両派閥ですが、その政治……と言うか利権獲得・維持の手法として、次のような特徴を持っています。 まず、北京閥。ここは現在の中国の統一を維持することを基本に置いています。外交的には、温家宝首相の個性もあって比較的対外協調的。とは言え、アフリカあたりでは貪欲に資源収奪を繰り広げているのを見てもわかるとおり、別に協調性のある良い子と言うわけではありません。あくまでも日米欧にとって付き合いやすい、と言う話です。 次に上海閥。こちらは現在の中国発展の原動力とも言える南部沿岸地域を地盤としていますが、そのため自分たちの利益が貧しい内陸部開発のために吸い上げられるのに不満を持ち、独立もしくは最高権力に返り咲くことで自分たちの利権を守ろうという立場。 対外的にも強硬派・武断的に臨む傾向があり、今回の漁船衝突事件やフジタ社員拘束に関しては、上海閥が裏で糸を引いており、かつ人民解放軍も一枚噛んでいると見られます。 前回の日記で、漁船の尖閣海域侵入は中国が日本の新政権の出方を見るために仕掛けたもので、ただし衝突に関しては予想外だったと書きましたが、ここに上海閥の差し金と言う要素を入れると、事態が整理されてきます。 中国では漁船も政府の強い影響力の下にあり、しばしば前回の日記に書いたような、外国に対する政治行動の一環を担って行動したりします。件の衝突漁船は福建省所属なのですが、福建省は上海閥の強い影響下にあり、もしここで上海閥が単なる海域侵入を衝突事件にまでエスカレートさせる事を望んだとすると……? まず、本来対日協調で行きたい北京閥に無理やり対日強硬姿勢を取らせることで、政治的に北京閥を追い込む事ができます。前回日記の通り、中国は基本的に反日世論が強いですが、上海閥の領袖である江沢民前国家主席の時代には、特にそれが進みました。ネットを扱える若い世代には非常に国粋的・反日的な連中がいて「憤青」(憤怒青年の略)と呼ばれています。日本で言えば「ネトウヨ」とか「酷使様」と揶揄される人々と鏡に映したような感じですね。 今日本国内で流れている「中国国内の反日世論」とやらは、実はこの憤青のものが非常に多く引用されていて、これが日本国内の反日世論を煽る結果になっています。その中には菅政権に対する不満となって現れているものもありますが、これも上海閥の狙いの一つ。 要するに、上海閥は菅政権が倒れて、小沢―鳩山路線が復活する事を望んでいます。反米親中路線を強めていた小沢氏が日本での実権を握り、日米関係が悪化すれば、上海閥は自らの勢力圏と看做す尖閣諸島、ひいては沖縄への進出を伺う事が可能です。 フジタ社員拘束事件もその一環で、実はフジタは小沢金脈の一環を構成しており、今回拘束された社員が中国に出張する理由となっていた化学兵器処理事業は小沢―鳩山派の利権の一つになっています。 この事件は拘束された場所が軍施設付近だった事でもわかるように、人民解放軍が主導しています。これによって対日関係が悪化すれば、特に日本との対決に必要な海空戦力の増強を訴えることができ、予算を獲得できるという狙いがあります。一方で、上海閥にとっては拘束事件を長引かせて最終的に日本側を「小沢氏の人脈に頼るしかない」と言う状況に追い込めれば、日本での小沢氏人気の復活と復権を援護する形にもなります。 が、こうした上海閥の狙いを真っ向からぶち壊したのが、実は仙谷官房長官であるようです。中国様に敬語を使うなど、半ば盲目的な親中派である仙谷氏。ぶっちゃけこの人は単なる愚か者であって、菅総理にとっても「反小沢」と言う以外には使いでのない人材だったりするのですが、今回の一件ではその愚かさが日本と北京閥にとってはプラスに働いたようです。 つまり、愛する中国様の怒りに震え上がった仙谷氏は、政治介入をしてでも船長の早期釈放を実現すべく行動に移ったわけです。実際には、温家宝首相の強硬発言と言うのは、中国国内向けに「北京はこれだけ日本に圧力をかけてますよ」と言うためのパフォーマンスでしかないのですが、仙谷氏にそれが見抜けるわけがありません。 一応当人は政治介入して無いと言い張ってますが、そんなの誰も信じてないというのは冷酷に世論調査にも現れてますね。 実際のところ、菅総理や前原外相は船長の扱いについて、「早期起訴の上、執行猶予付き実刑判決を出し強制送還」くらいの落とし所を考えていたようで、那覇地検、福岡高検もその路線で動いていたのですが、それが仙谷氏の暴走によってパーになってしまいました。まぁ、那覇地検が政治介入を窺わせる会見をしたのと、船長の扱いを処分保留としたのは、せめてもの抵抗でしょう。 たぶん、仙谷氏は小沢問題が片付いたら、この一件の責任を蒸し返されて、政権から叩き出されることになると思います。 ともあれ、船長釈放で北京閥(温家宝氏)も「政治的な勝利」を演出しやすくなり、上海閥がこれ以上暴れる前に事態を収拾するべく動けるようになりました。日本としても、完全に反日で対外強硬派の上海閥の勢力伸張は望む所ではないので、両者ともに内憂を抱えつつも手打ちに入りました……というのが現在の状況。 今後の展開としては、日中ともに沸騰した国民の感情を如何に宥めつつ、事態を着地させる落とし所を探っていくか、と言う事になります。特に対応を一手でも間違えれば、速攻で船長釈放の「勝利」など消し飛ぶ中国(というか北京閥)の対応は慎重なものになるはずです。フジタ社員がいまだ一人拘束されているのも、いざと言う時に日本に対して「もう少しこっちの面子が立つ何かを寄越してくれ」というための交渉材料なのかなと思います。例えば、例の衝突ビデオの公開停止とか。 これに関しては日本側も「何とか全員取り返しました」と言う形で世間を宥めるために、一人だけ拘束を「黙認」しているのではないか、と言う気がします。いずれにしても、日本と北京が上海閥と言う共通の敵を抱えているうちは、最終的な破局を避ける方向で行動していくでしょう。 で、日本の一般市民側としては、やたら反中を叫んでヒートアップするのは上海閥を利するだけで何の利益もない、と言う事を知っておくべきではないかなぁ、と思うわけです。少なくとも今の北京閥はまだ話の通用する相手ですが、上海閥にはそんなの期待できないのですから。憤青と同じレベルに堕しても良い事はありません。 まぁ……渋谷のデモなんかでも、暴徒化したり中国大使館に投石したりせず礼儀正しく終了したようで、それを憤青と同レベルと言うのもアレですが、ただ「マスコミが報道してくれない!」とか騒ぐのはどうかと思います。そもそもマスコミがその辺公平だったら、貴方がたがデモをやるような事態にはなってないと思いますよ。
2010.10.06
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イージス艦〈あたご〉と漁船の衝突事故があり、漁船の乗組員が行方不明になった事故から三日が経ちました。一刻も早く漁師の二人が救助される事を祈っています。 事故自体に関しては、まだ情報が少ないので何とも言えません。今後海上保安庁、海上自衛隊自身の調査によって真相が明らかとなり、海難審判の場で法的責任が問われる事になるでしょう。 さて、まだ真相が明らかにならないうちから、〈あたご〉、ひいては自衛隊を擁護する立場と批判する立場、双方から様々な意見が出てきているようですが、その中にはかなり的外れなものがあるように思います。 例えば、擁護? 側で漁船の方が一方的に悪かったのだと言う主張。こういうのは論外なわけですが、技術的な面から、漁船はレーダーに映りにくい、という主張をしている論者もいます。 「最新鋭のレーダーでも見つけにくい」 「世界の艦船」編集長 木津徹 http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080219/dst0802191042011-n1.htm しかし、これは事故を防げなかったと言う言い訳にはなりません。レーダーの不備を補うために、人間が自分の目で周囲を監視する……いわゆる見張り員がいるからです。もちろん〈あたご〉にも見張り員は乗っているのですから、レーダーの不備では言い逃れできません。 まぁ、こうした意見は「何故レーダーで漁船を見つけられなかったのか?」と言う質問に対する回答と言う側面もあり、必ずしも〈あたご〉を擁護しているわけではないと思います。 では、批判側を見てみると、多いのが「最新鋭のレーダーを搭載しているイージス艦が漁船一つよけられないで役に立つのか?」という疑問の形をした批判です。中には明確に「イージス艦なんか役に立たない!」と言い切っている意見も見られます。 これに関しては、上記のレーダーの技術面に関する主張が回答の一つになりますが、「役に立たない」という主張に関しては、それは無関係の事を無理やり結びつけた、ためにする批判でしかない、と私は考えます。 イージス艦と言うのは防空を主任務としており、上空の目標を探知する能力は極めて強力です。数百キロ先から発射されたミサイルを探知し、撃ち落すのがイージス艦の役割で、それは今回漁船を見落とした水上見張り能力の不備とは無関係です。 例えて言うなら、目が悪いからと言って嗅覚や触覚まで役に立たないと言うのは間違いである、と言ったところでしょうか。 まぁ、レーダーに機能別に違いがある、という事はあまり知られていない話ですし(私も昔は知りませんでした)、素朴な疑問という事で納得できるかもしれませんが、「漁船が悪い」というきめ付けと逆ベクトルでこれは酷すぎるだろう、と思ったのがこちら。 http://critic3.exblog.jp/8075175/#8075175_1 〈あたご〉が漁船を見殺しにした、むしろ積極的に殺しに行ったと決め付けています。停船した〈あたご〉から艦載艇を降ろして捜索に加わっていたことや、手空きの乗員が甲板上に出て、目視捜索に加わっていたのは見えなかったようですね。この人の文章を見ていると、漁船乗組員の安否よりも、自衛隊を叩ける事が嬉しくてたまらない、というようにしか見えないのは私の考えすぎでしょうか?
2008.02.20
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沖縄では米軍は道を間違えるのも軌道修正するのも不許可だそうです。 米軍車両 また学校侵入/うるま市 前原高校ロータリー 一周去る/生徒らけがなし【うるま】六日午後二時四十四分ごろ、うるま市田場の県立前原高校(大城順子校長、生徒数八百三十三人)の敷地に米軍車両とみられるトラックが侵入、ロータリーを一周して正門から同市安慶名方面に去った。車両侵入時、近くにいた男子生徒ら三人にけがはなかった。同市では七月十八日に同校から約六百メートルの県立沖縄高等養護学校に米海兵隊の装甲車が侵入、市議会が抗議決議をしたばかり。 県教育庁は七日にも那覇防衛施設局などに抗議するほか、同市議会基地対策特別委員会は同日に対応を協議する。 目撃した同校の平良智事務長によると、車両は白っぽいトラック。運転手ら二人はいずれも外国人で、車両ナンバーは「NAVY95 29619」と記載されていた。敷地内を回る際、車体が揺れたという。ロータリーの縁石などに車両が衝突した痕跡はなく、一分足らずで立ち去った。 市内の学校で相次ぐ車両侵入に、知念恒男市長は「事実関係を確認中」としながら「米軍ならば、市民感情を理解していない。ここを戦場とでも思っているのか」と厳しく批判。その上で「市としてできる限りの意思表示を行いたい」と述べ、米軍に厳重抗議する考えを示した。 一方、仲村守和県教育長は「沖縄高等養護学校への米軍の装甲車侵入に強く抗議し、再発防止を要請したところだ。度重なる許し難い暴挙に怒りを禁じ得ない」とのコメントを発表した。 那覇防衛施設局は、沖縄タイムス社の取材に対し「(車両が米軍のものかどうか)米軍に照会中」としている。(沖縄タイムス 07年8月7日)……これって、新聞で記事にするような事なんでしょうか? それはまぁ、沖縄が軍に対するアレルギーの強い土地である事は承知していますが、いくら学校の敷地内とは言え、軍用車両のUターンすら許さんと言うのは沸騰しすぎに思えます。 記事を見ていると「近くにいた男子生徒ら三人にけがはなかった」「敷地内を回る際、車体が揺れたという」 と書いてあり、いかにも危険な運転をしたように見えます。しかし、運転していた米軍兵士としても、安全確認くらいはしたと思うのですが。また、曲がっている最中に揺れないトラックがあるとは思えません。 さて、記事タイトルに「また」とあるように、先月も同じうるま市で米軍車両が学校敷地内に入った事があります。そのときの記事がこれ。 養護学校に装甲車 米軍侵入、Uターン【うるま】うるま市田場の県立沖縄高等養護学校(塩浜康男校長、生徒数124人)に18日午後、米軍装甲車1台が無断で侵入し、同校陸上部生徒20人が練習で走っているコース上でUターンを行っていたことが19日分かった。18日は宜野座村の特産品加工直売施設駐車場でも米軍装甲車が乗りつける事態が起きており、相次ぐ米軍車両による基地外施設の敷地内侵入に、日米地位協定に詳しい専門家は「(無断立ち入りは)地位協定でも許されない」と指摘し、関係者からも批判の声が上がっている。那覇防衛施設局が装甲車の所属について確認している。 装甲車が高等養護学校の校内に乗り入れたのは午後4時53―54分の間。上江洲交差点から田場交差点向けに進んでいたところ、装甲車は突然、正門から侵入。校内で後進や前進を繰り返して進路変更した。 同時刻は部活動の時間帯で、陸上部の生徒が練習で走っていた。装甲車が侵入したのは練習コースとなっていた場所で、生徒らと装甲車が接近する場面もあった。同校職員によると、装甲車が入った際に「陸軍が入ってきた」と生徒が訴えていたという。(琉球新報 07年7月20日) 記事内には「陸軍」とありますが、実際には海兵隊所属のLAV-25(いわゆるストライカー装甲車)だったそうで、海兵隊が抗議を受けてコメントを出しています。「海兵隊所属の軽装甲車がキャンプ・シュワブへ向かう途中、一台が方向を誤り、養護学校に侵入した。校内で方向転換して車列に戻った」「地域の方々、隊員の安全を最優先事項としている。県民の皆さまに不安をもたらす結果になったことを誠に残念に思う」(米軍広報) この時は海兵隊、今回はナンバープレートに「NAVY」とある事から海軍の車両なんでしょうが、琉球新報によると海兵隊が借り出して使用していたようです。 前回の養護学校での一件がちゃんと通達されていないのかな、と思いますが、道を間違えたのを修正しただけで 「市民感情を理解していない。ここを戦場とでも思っているのか」「度重なる許し難い暴挙に怒りを禁じ得ない」 と激烈な口調で抗議される、と言う事を米軍兵士が理解できるかどうか。普通はできないと思います。 「え……Uターンしただけでそんな極悪人扱いなの?」 と困惑しているのではないでしょうか。 地図を見ると、前原高校は交差点の角にあり、間違えて曲がった、あるいは直進したと言う事に気づいて切り返しやUターンをしようと思ったら、真っ先に目に付く場所です。前回の養護学校は角ではありませんが、学校の前後には装甲車が切り返しできそうな広い道がなく、路地ばかりなので、やはり目に付いたでしょう。 さて、Uターン(転回)に関して、道交法は次のように定めています。 第二十五条の二 車両は、歩行者又は他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、道路外の施設若しくは場所に出入するための左折若しくは右折をし、横断し、転回し、又は後退してはならない。2 車両は、道路標識等により横断、転回又は後退が禁止されている道路の部分においては、当該禁止された行為をしてはならない。 米軍車両は道交法の適用外ではありますが、それに照らしても今回の敷地内Uターンが重大な違法行為に相当するものには当たらないように思えます。私も車は運転しますが、こういう形でUターンしようと思ったら、やはり私有地は避けて公共施設や商業施設の入り口を使わせてもらっています。 養護学校の件は動画があるので見てみましたが、校門のところにちょっと入って出て行っただけで、どう見ても生徒に危害が及ぶような状況には見えませんでした。 どうも、こうした「事件」は、本来事件性のないものを、無理やり事件に仕立て上げて、反米軍感情を煽っているようにしか見えません。別に米軍車両が校内を走り回って生徒を追い回したり蹴散らしたりしたわけではないのです。 仮に米兵が気を利かせていったん車を降りて学校関係者に「すいません、Uターンしたいので敷地に入っていいですか?」と聞いたとしても、その時は 「米軍兵士、迷彩服姿で学校敷地内立ち入り」「米軍車両路肩駐車。交通に悪影響」 と言った感じで煽るだろうと思うのは、私の邪推しすぎでしょうか? なお、学校施設内への米軍立ち入りは日米地位協定違反の疑いもあるそうです。軍用施設間の移動で日本の公道を使うのはOKですが、公共施設に入ってはいけないのだとか。 そうだとしても、二分以内に立ち去っている今回のような事例を、青筋立てて追求しなければならないほどの重大な問題とみなせるかどうか、と言うとやはり疑問です。62年前ならともかく、今の米軍は別に一般市民を取って喰うわけじゃないんですから。 で、ちょっと気になったのですが、養護学校の件では、学校関係者が「子供がショックを受ける」と抗議したそうです。養護学校なのでデリケートな生徒さんもいると思いますが、沖縄在住者なら米軍車両くらい見慣れていると思うのですが、そんなのでPTSDを発症する心配をしなければならないんでしょうか? もしそうだとしたら、日頃から生徒さんたちは米軍に対してもの凄い恐怖感を刷り込まれるような教育を受けているんじゃないかと、別の意味で心配になるんですが。そんなんでは道も歩けないでしょうに……
2007.08.13
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麻生政権が発足しましたが、閣僚の顔ぶれを見ると、選挙向けの派手な人選ではなく、かなり実務的な人選だと思います。選挙なんかせずに長期政権を担うつもりで選んだのだと思いたくなるくらい。逆に言えば、麻生氏が政権を維持しようと言う意気込みは本物なんだろうと思います。 個人的には農水相に就任した石破茂氏に期待。石破氏というと防衛畑のイメージが強いですが、農水次官の経験もあり、元は農水畑の人。それに、防衛庁長官時代には装備品の調達方針をめぐって内局と大喧嘩を繰り広げており、自民党で一番官僚と喧嘩できる人です。そういう人を問題多発中の農水省に持っていくのは絶妙な人選だと思います。 世間では総選挙間近と言う空気が流れてますが、実際のところどうなんでしょうね。閣僚名簿見る限り、麻生氏は解散総選挙なんかするつもりは無いのではないか、と思います。何しろ、衆院で三分の二以上を確保しているにもかかわらず、参院とのねじれ現象でいろいろな事が進まないわけですから、仮に総選挙に打って出て郵政解散選挙以上の圧倒的な勝利を収めたとしても、ねじれによって政治が停滞する事は避けようがありません。 それなら、あと二年我慢して衆院の圧倒的多数を武器に何とか法案を通し、その成果を武器に参院の半数改選と同日の衆参同時総選挙に打って出る方が、勝算アリだと思います。 それはさておき、麻生政権に対抗して民主党も新マニフェストを出しました。先日の日記で旧マニフェストにツッコミを入れまくりましたが、今回もほぼ同様の内容なのでツッコミどころは変わりません。変わった部分はよりツッコミを入れるべき内容になっております。 何かと言うと、まず財源問題です。旧マニフェストでは十五兆円と言っていた政策財源が、今回は二十二兆円と五割近くも増えました。この時点で先のマニフェストの見通しの甘さについてどう考えているのかと思いますが、捻出手段についてはもっと酷くなっています。 小沢一郎代表によると、政策財源については「一般会計と特別会計を合わせた純支出二百十二兆円のうち、約一割にあたる二十二兆円を政策実行財源に組み替える」 のだそうです。一見成算ありそうに見えますが、はっきり言ってこの主張は詭弁以外の何物でもありません。 単純に二百十二兆円と言いますが、このうち約九十兆円は国債の借り換え金です。日本の国債残高は七百兆円くらいありますが、政府は毎年このうち九十兆円を返して、ほぼ同額を借りる、と言う事を繰り返しています。要するに、このお金は帳簿上には存在するけど、実体としては無いも同然のお金です。 かといってこれをなくしたら、日本政府はデフォルト、つまり債務不履行の状態になりますから、この時点で日本の経済的信用は壊滅し、景気もヘッタクレも無い状態に陥りますので、一円も減らせません。この時点で二百十二兆円の四割近くが動かせないお金と判明しました。さぁどうする。 動かせないお金は借り換え金だけではありません。約六十七兆円の社会保障費。これ削ると言ったら大暴動になるでしょうから、絶対に削れません。国債の利払い金十兆円もダメです。これをなくすと言ったら日本政府は借金を踏み倒す事になり、やはり信用が失墜します。財政投融資の原資十兆円。民主党はこの運用益を財源にすると言ってますから、原資を減らすのは出来ない相談です(ところで運用に失敗したら誰の責任?)。 この時点で、二百十二兆円中、約百七十七兆円が手をつけてはいけないお金だと判明しました。残りは三十五兆円ですから、二十二兆円を捻出するには七十パーセントくらいいろんなものを削減しなくてはいけません、と。はい、どう考えても不可能です。本当に(ry) この残りの三十五兆円の大半を占めるのは地方交付税交付金(約十九兆円)で、これは「地方の創意工夫で減らしてください」と言う事で民主党は四割近い削減を決めています。確か民主党は自民党の政策を地方切り捨てだと非難してたと思うんですが、どの口でそんな事を言うのかと小一時間問い詰めたい気分ですね。創意工夫の余地が無い自治体は破綻しろってことなんでしょうか。 問題ある構想は財源だけではありません。 とりわけマズイと思うのは、「霞が関改革構想」です。 1)首相のリーダーシップを確立するために、「内閣強化法」制定。党の幹事長を内閣府無任所国務相、政調会長を官房長官に指名し、官邸と与党を一体化。主要閣僚は官邸に常駐させ、官邸に結集した「政権チーム(=閣僚からなる政治チームとしての内閣)」が基本政策の企画立案を行う。霞ヶ関は細部の設計と、行政の執行に特化する。 2)政治家や民間人を各省庁の局長(約130名)に登用する「政治任用」の導入を目指す。 政権獲得後、事務次官や主要局長を務める官僚には、いったん辞表を提出させ、新政権の基本政策や運営方針に賛同する官僚だけを再任する。 これって三権分立の否定じゃないんですかね? 特に「事務次官や主要局長を務める官僚には、いったん辞表を提出させ、新政権の基本政策や運営方針に賛同する官僚だけを再任する」というのは無茶極まりない話です。民主党側が机上の空論を出して、それに官僚がプロの観点から反対を唱えたら、その人もクビになるんでしょうか? 民主党政権が自分の言う事を唯々諾々と聞くだけの人間を残し、反対する人間はクビにして、なおかつ政治家をお目付け役として送り込む……どう見ても独裁政権志向だと思うのですが。 というか、自分の言う事を聞くだけのイエスマンを増やすってのは、要するに民主党は最初から他人の意見を聞く気なんかない、と言う事ですよね。これが正しく機能するのは「民主党の大臣や副大臣等政策担当者は全員癒着・汚職等を起こさない清廉の士で、かつ彼らが立案する政策には一切の誤りがない」 と言う大前提が必要ですが、こんな馬鹿なことが実際に起きると信じているのはマーサ氏くらいなモンでしょう。そんな超人集団は人類史上にいませんでしたし、これまでも存在しえません。 そりゃ官僚側にも問題のある人はいるでしょうから、そう言うのを排除する仕組みは必要です。でもこれはそう言うのじゃないですよね? 二点見ただけでも、民主党のマニフェストは無茶苦茶です。特に二十二兆円の財源問題は正直腹に据えかねます。国民側はデカイ額を並べれば簡単に騙されると民主党は思ってんじゃないですかね? 有権者舐めんな。こっちにも考える頭はあるんだぞ。
2008.09.29
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北朝鮮が「人工衛星の打ち上げを行う」と発表した件について、政府は北朝鮮のロケット(ミサイル?)に対する「破壊措置命令」を出しました。これは自衛隊法82条の2第3項に基づくもので、次のような内容です。資料27 自衛隊法第82条の2第3項に規定する弾道ミサイル等に対する破壊措置に関する緊急対処要領 要約すると○対象となるのは 「弾道ミサイル」 「人工衛星打ち上げロケット」 「人工衛星」 「その他航空機以外で日本領内に落下する事で被害が生じると判断されるもの」○破壊(撃墜)する条件 「上記の物体が日本国内に飛来・落下し、人命・財産等に被害がでる恐れがある場合」 要するに、北朝鮮に限らず、他の国が打ち上げたものでも、それが何であれ「日本領域にそれが落下して被害を出す恐れがあるとき」は撃ち落す。ただ単に日本上空を通過して行く場合は撃ち落さず、レーダーで追跡する。と言うだけです。「その他~」と言う項目の存在を見ると、隕石なども迎撃対象として考慮しているように思えます。「破壊措置命令」と言う刺激的な名前のおかげで、右も左も「北朝鮮がロケットを発射したら問答無用で破壊する」と勘違いし、良いぞやれだの、けしからんやめろだの踊り狂っているようにしか見えません。もうちょっと違うネーミングはなかったのか…… ともあれ、北朝鮮が何をしたいのか良くわかりませんが、本当に人工衛星だとしたら、韓国に対して宇宙開発面での優位を喧伝するための、国威発揚のためのイベントでしょう。韓国も宇宙開発は進めていて、人工衛星打ち上げの実績もありますが、国内に宇宙基地がない(建設中)ので、ロシアに打ち上げを委託しています。 まだ国内に宇宙基地を持たない韓国に対し、自国領内から衛星を打ち上げる事で、北朝鮮の宇宙技術は韓国より勝っている! と言いたいのかもしれません。もっとやるべき事は他にあるだろうと思いますが。 なお、本当にロケットなら、打ち上げに失敗した場合変な所に落ちる前に自爆させる機能が付いているはずなので、日本領域に落ちて迎撃される前に、自爆する可能性もあります。 では、ミサイルだとしたらどうかと言うと、今回のロケット(ミサイル?)は三段式の新型で、ミサイルだとしたら二段式のテポドン2よりも長射程である事が予想されています。その実験をやりたいと言う事でしょう。人工衛星だと言い張るのは、カモフラージュである事になります。そんなカモフラージュをしても、北朝鮮が誰にも信用してもらえないのは、今回の騒動で明らかですが、はっきり言って自業自得です。これまでの行いが悪すぎますからね。 ただ、本当に弾道ミサイルかどうか見分ける方法もあります。着弾予想海域に北朝鮮の船がいるかどうか、を確認すればOKです。もしいれば、おそらくその船は着弾観測をして、ミサイルの精度や飛行距離を精密に見るための船だと思われます。 もっとも、前回北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」を行ったときも、着弾観測船がいなかったにも関わらず、日本政府はミサイル実験と断定していますが……北朝鮮も日本のH-2Aロケットを弾道ミサイルに転用できるとして「H2-Aロケットは軍国主義復活の策動」などと批判していますので、お互いに相手を全く信用していないだけの話でしょう。 もちろん、全世界レベルで見れば、北朝鮮のテポドン転用ロケットと、日本のH-2Aでは、後者のほうが無限大倍に信用されている事は言うまでもありません。 何で無限大倍? そりゃゼロには何を掛けてもゼロだからですよ。
2009.04.02
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安倍首相と民主党の小沢代表が、参院選を前に党首討論を行っていたそうです。 首相「実績問う」、小沢氏「逆転を」…参院選で党首討論 安倍首相と民主党の小沢代表は1日、都内のホテルで、学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が主催する党首討論に出席した。参院選の位置付けについて、首相は、経済成長や教育再生などの実績を問う考えを強調。小沢氏は参院の与野党逆転を実現し、政権交代可能な2大政党制を定着させたいとの意欲を見せた。 (読売オンライン 07年7月2日) 年金や財源についての応酬があったようですが、民主党のHPによると、小沢代表は次のような発言をしたようです。 小沢代表 安倍首相と討論で 議会制民主主義の定着訴え 特に、久間発言では、小沢代表は、ゲルニカ、ドレスデンでの無差別爆撃をドイツ、アメリカが戦後謝罪したことを挙げ、核兵器廃絶のためにも、広島、長崎への原爆投下についてアメリカに謝罪を要求すべきと主張。首相は、アメリカの核抑止力に頼っている以上要求できないと答えた。これに対して、小沢代表は、「言うべきことは言うのが本当の同盟関係だ」と首相を批判した。(民主党ニュース 07年7月1日:ウェブ魚拓) その詳細な発言内容は以下の通りです。 「アメリカは、・・・ドイツを攻撃するときにドレスデンの大空襲を行いました。これで一般人が多数死にましたが、これについてアメリカは謝罪しております。」「アメリカはドレスデン無差別爆撃についてドイツに謝罪を致しております。 ところが日本に対しましては、これは仕方がなかったんだ、原爆の投下は戦争を中止させるためにやむをえなかったんだと。 こういう主張を未だに繰り返しております。 今総理がお答えになられた通りのお考えだとするならば、アメリカに対してこれはおかしいじゃないかと、その意味においてはこの原爆の投下はまさに無差別爆撃の最たるものであります。 この事について謝罪を求める。そういう考えでアメリカといろんな機会に話し合うべきだと思いますけれども、総理いかがお考えでしょうか」 http://www.youtube.com/watch?v=JssgP-cNWk4&mode=related&search=(YouTube 党首討論動画3:40辺りから) ドレスデン爆撃についてアメリカがドイツに謝罪した……? それは初耳です。 ドレスデン爆撃は第二次大戦中の欧州戦線における都市爆撃で最大の死者を出した事で有名な爆撃で、死者は諸説ありますが推定三万~四万人と言われています。 ゲルニカに関しては、確かに98年にドイツ連邦議会がナチス・ドイツによるスペイン・バスク地方のゲルニカ爆撃に対する謝罪決議を全会一致で採択した、と言う事があったそうなので、公式に謝罪しているようです。 しかし、ドレスデン爆撃に関してアメリカが謝罪したという話は聞いた事がありません。調べてみたところ、イギリスのエリザベス女王がドレスデンの聖母教会が再建された際に、同地を公式訪問して謝罪をした、という記事が見つかりました。 小沢代表はこれを間違えたのかな? と思いつつ、その件について調べたところ、エリザベス女王は確かにドレスデンを公式訪問していますが、その際に述べられた言葉は 「ドレスデンの人たちの被った苦痛は理解しております。歴史に取り付かれず、そこから教訓を得ましょう」 という物であったという事です。この言葉には謝罪というニュアンスはありませんよね? まして、アメリカが謝罪をしたり、ドイツが謝罪を要求したりという事はどんなに調べても無いようで、自民党の中川秀直幹事長は、小沢氏の発言を嘘だと言い切っています。 (党首討論)7月1日の小沢代表の質問は「ウソ」に基づく。だから、もう一度党首討論開催を 7月1日の党首討論の小沢代表から安倍総理への質問の中に、歴史的事実に反する「ウソ」に基づく質問があったからだ。これは小沢代表の質問の論旨の中核における「ウソ」である。それは、第二次大戦中のドレスデン爆撃について、米国がドイツに謝罪したということだ。小沢代表は、米国はドイツに謝罪したのに日本には謝罪していない、と安倍総理を問いただした。しかし、米国がドイツに謝罪した事実はないし、ドイツが米国に謝罪を要求しているということもない。7月1日の小沢代表の質問は「ウソ」に基づいている。他国同士の歴史の事実誤認は国際社会を生きるリーダーとしては問題だ。だから党首討論をもう一度開催して、「ウソ」を認めたうえで、党首討論をもう一度やるべきだ。今回のことは、政治家が付け焼刃で歴史問題を政治利用することへの戒めだ。ドレスデンの教訓は、謝罪を求めるのではなく、和解を進める、ということにある。小沢代表は、そうした世界各国の「和解」への努力を全く理解していない。そんなことで小沢民主党は21世紀の世界平和を本当に実現できるのであろうか。(中川秀直公式Blog 07年7月4日) 私は久間氏の原爆発言に関しては、柳沢厚労大臣の「産む機械発言」同様、発言全体の文脈を捉えず上辺だけで批判する、作られた失言だと思いましたが、小沢氏のこの発言を見て、その思いを確信しました。相手を批判する為なら嘘をついても構わない、と言うのであれば、小沢氏のやっている事はどこぞの国と大差がありません。 なお、ドイツがゲルニカ爆撃に関して公式に謝罪しているようだと書きましたが、ゲルニカ爆撃60周年に際して、当時のヘルツォーク独大統領からゲルニカに贈られたメッセージは、次のようなものだったということです。 「この残虐な行為の犠牲者は、非常な苦痛にさらされた。わたしたちはドイツ空軍による爆撃とそれが招来した恐怖をけっして繰り返さない。いま、両国民の間の和解と将来の平和を呼びかける」 エリザベス女王のメッセージに似ていますね。安倍首相は小沢氏の発言に対して 「謝罪せよということにエネルギーを傾けるよりも、核の廃絶に全力を挙げることが私たちの責務だ」 と答えていますが、戦争に関して謝罪しろというと大体不毛な話に終わりがちですので、勝者も敗者もこのくらい前向きな発言をしておくべきだと私は思います。
2007.07.05
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週に一度のお楽しみ、最低人2838観察記のお時間です。国会では二次補正の審議が始まりましたが、予想通り大荒れ模様。マーサ氏の文章もますます大荒れです。 まずはこちらから。またモロバレのトリミングですか、な話。西松献金裏金事件(西松建設社長を参考人招致し、総選挙前に自民党汚職議員を詳らかにせよ!) 西松建設の裏金問題の話に関して、二階俊博経済産業相を攻撃していますが、普通にニュースを見ている方なら、マーサ氏が引用している記事から一人の大物議員の名前が削除されているのは、すぐにお分かりですね。そう、マーサ氏にとっての神、聖☆小沢一郎大権現如来です。西松建設:裏金を違法献金の疑い 東京地検が幹部ら聴取>準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が海外から無届けで持ち込んだ裏金の一部を、OBが代表を務める政治団体を通じて複数の国会議員に献金していたことが、同社関係者の話で分かった。(中略)>同社関係者によると、営業担当幹部が95年、退職して政治団体「新政治問題研究会」を設立。解散する06年末までに、毎年総額1300万~7500万円を、自民党の二階俊博経済産業相や民主党の小沢一郎代表など与野党幹部の資金管理団体などに献金した。(毎日新聞:09年1月14日)マーサ氏の日記では、この部分はこう引用されています。>同社関係者によると、営業担当幹部が95年、退職して政治団体「新政治問題研究会」を設立。 >解散する06年末までに、毎年総額1300万~7500万円を、自民党の二階俊博経済産業相やなど与党幹部の資金管理団体などに献金した。「民主党の小沢一郎代表」が消されてますが、てにをはの整形を忘れているので、日本語が変になっています。 バカの極みです。 相変わらずトリミング大好きな割には工作が稚拙ですね。(ちなみに過去のトリミングの失敗例はこちらとこちら) ゼネコンを不倶戴天の仇敵のように憎悪してやまないマーサ氏は忘れたいようですが、もともと小沢氏は建設業界との関係が深い人で、地元岩手では小沢氏と関係の無いゼネコンはないとまで言われます。今回の西松建設の脱法的献金問題でも、金額では小沢氏とその政治団体がトップ。西松建設OB2団体 脱法的献金 4億8000万円(東京新聞:08年12月26日) この記事には表が付いていますが、小沢氏は二位の二階経産相の倍近い額を受け取っています。二階氏が汚職で逮捕されるとすれば、小沢氏はもっと危ないはずですが、マーサ氏は自分のブログで小沢氏の名前を消してしまえば、世間様の目が小沢氏から逸れるとでも思っているのでしょうか? そこまで自分には影響力がないって事を理解したほうが良さそうなものですが……と無理な要求をしてみます。 マーサ氏は崇拝する小沢氏の「罪」には見て見ぬフリをして、自民党だけを口を極めて罵倒していますが、自分のそういう態度が傍目にはどんな印象を与えるか、考えたことも無いのでしょう。まったく愚かな人です。 お次はこちら。日本と世界どころか、地元の地理すら分からないらしい、と言う話。松浪健太のせこい芝居(地元しか分からない松浪健太の事情) 引用している記事にもあるとおり、松浪議員と辻本議員は大阪10区が選挙区です。>馬鹿にしてはいけない、兵庫県民は他の地域と違う。この程度の(猿芝居)に騙されるほど馬鹿ではない! とエラソーな事をのたまっていますが、兵庫県民であるマーサ氏は大阪10区では投票できないので、マーサ氏自身がどれほどレベルが高かろうが無関係です。それとも、大阪は兵庫の一部だと思っているのでしょうか? アデン湾がわからないくらいは弁護の余地もありますが、これはあかんでしょう。 加えて、兵庫県民をレベルが高いと言い張る事で、相対的に他の地域・地方の人間を貶めているわけですが、こういう差別表現がナチュラルに出てくるあたりが流石です。 ところで、この記事を書いている私・ナナシィ1190は神戸市長田区生まれの元兵庫県民ですが、こんなハイレベルなアホが兵庫県民を名乗って自分を高みに置き、他人を貶す状況は兵庫の恥であり、非常に腹立たしいです。 お次はこちら。応援している党のほうがもっとヤバイと言う話。発覚自民党と暴力団の関係!(暴力団から自民党への献金詳細)やはり自民党は暴力団の為に便宜を図っていた!?大阪府警からの通報を無視し返金に応じず! 松浪健四郎議員が暴力団と関係が深い、と言うのは有名な話ですが、これはあくまでも松浪氏個人の話。松浪氏=自民党ではないのですが、一部の所業を全体のそれと混同するマーサ氏の癖は相変わらずです。 松浪氏程度のレベルなら、民主党にも暴力団との繋がりを疑わせる事件はいろいろあるわけでして。大串博志-Wikipedia>2007年(平成19年)6月 - 暴力団九州誠道会鶴丸組、鶴丸善治組長(68)の葬儀を訪れ、氏名と住所を記帳。香典1万円を出した。この不祥事の責任をとり、翌月には党県連代表を辞任した。暴力団幹部を買収容疑で逮捕>警察の調べによりますと住田容疑者はすでに逮捕された松山市内の無職の男性2人と共謀のうえ先月29日に行われた参議院議員選挙で愛媛選挙区に無所属で立候補した友近聡朗氏を当選させようとして先月中旬松山市内で知り合いの男女5、6人に友近氏への投票と投票の取りまとめを依頼しました。(RNB News Online:07年8月30日) さて、この友近議員の事件の背景としては、こういう事情があるようです。 【政治】 「民主党を支持せよ!」 暴力団・山口組、全国の直系組長に“民主党の応援”を通達…捜査当局も注目(ZAKZAK:元記事消滅のため、該当記事の2chスレトップ) どうやら山口組が民主党を勝手に支援する事にしたのは、共謀罪の導入を嫌がったため、と言うのが真相らしいのですが、これ一つとってもマーサ氏が言うような「やはり自民党は暴力団の為に便宜を図っていた」と言うのは大嘘だと言う事がわかります……というか何が「やはり」なのやら。最初から色眼鏡で見てるのがバレバレの表現ですね。 お次は相手を持ち上げたいのか貶したいのか、一体どっちなんだと言う話。 民主・鳩山氏「渡辺氏らと協力し倒閣」偽善公明党内閣を倒す(国民の望む事)渡辺議員に使い道無し!(島津は黙って国を固めたから徳川は手を出せなかったのだ) 渡辺氏を行政改革の柱とまで持ち上げておきながら、僅か三日で使えないとの手のひら返し。それに >政冶の根本は(信頼)である。民主党の支持者の大半(私も含めて)(民主党は絶対に裏切らない)と言う、私達国民と民主党の間に(信頼)があるから、民主党は支持を集めているのである。 とか書いてますが、民主党の政治家秘書の対応が悪かっただけで怒髪天に達し、民主党を潰せとわめき散らしたのもマーサ氏だったと思うのですけどね。この人は脊髄反射でしか生きてないんじゃないだろうかと時々思います。 ついでにまた歴史知識がデタラメなので突っ込んでおきますが、島津家は関ヶ原合戦後、国を固めて守りに徹しはしたものの、黙ってなどおらず、当主の島津義久は徳川家康と実に一年半に及ぶ和平交渉をしています。その中には、各地の東軍方武将に対し「義弘は、秀頼公に尽くさんとして西軍についたが、内府公(家康)に反抗しようという気はなかった」と言う書状を送ってとりなしを頼んだ、と言う事例があります。渡辺氏を島津にたとえるなら、今のマスコミに対して自分の立場を宣伝する、と言うやり方が正解です。 さて、定点観測です。2009年1月16日の政治についてトピックは、100個中34個がマーサ氏の日記。重複投稿は7組16個(3個重複2組)でした。ちょっとだけ減りましたが、また何か大きな事件があったら増えるんだろうなぁ(ため息) さて、ここのところやけにマーサ氏が関ヶ原ネタを出してきているので、たぶん司馬遼太郎の「関ヶ原」でも読んだんだと思いますが、この日記で裏切り者の代名詞としてマーサ氏が扱っている、藤堂高虎の名言で今回は締めてみたいと思います。 「常に良き友と話し、異見をも請け申すべく候。人の善悪は友によると聞こへ候」 マーサ氏には絶対到達できない境地ですね。
2009.01.15
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ちょっと間が空きましたが、第二十回の最低人2838観察記です。今回は節目の回数に相応しい大変動の回となりました。 何が大変動かと言うと、あの民主狂信者のマーサ氏が民主党にブチ切れるというビックリな現象が起きたことでしょう。マーサ氏のブログはかつては 「がんばれ民主党!(財界主導)自民党政冶から、(労働者主導)民主党政冶へ」 と言うサブタイトルを掲げていたのですが、今週からコレが大きく変わってこうなりました。「民主党を潰せ!国民の味方を装った(新官僚政治)を許すな! 」 がんばれから潰せへ百八十度の大転換です。一体マーサ氏はどうしてしまったのでしょうか……原因はどうやらコレのようです。 究極の選択自民党を捨てた。代わりに民主党の(新官僚政治)を受け入れるか(有権者はどこまで苦悩すれば良いのか) 有権者統制(総選挙に向けて) (松下政経塾)組の思い上がり議員を排除せよ! 民主党の(政権交代)はゴールかスタートか どうも、民主党の議員事務所に電話した時に、秘書の応対が悪かった事にキレた、と言う事のようで……なんて沸点の低い人なんだ…… まぁ、私はこの辺の民主党の議員なんて全く能力を信頼していない(特に長妻議員)ので、擁護するつもりなんてさらさらありませんが、流石にマーサ氏のブチ切れぶりには呆れると同時にこれらの議員に同情してしまいました。 狂信者はそれまで信じていた価値観に幻滅すると、手のひらを返したようにそれまで信奉していたものを攻撃しだす傾向があるとよく言われ、例えば戦後に共産国に捕虜・抑留されていた元兵士の中で、天皇陛下万歳と熱心に叫んでいた人ほど、共産主義万歳と転びやすかったそうですが、マーサ氏も狂信者の伝統(?)に則って行動しているようですね。 では、前置きが長くなりましたが、他の日記も見ていくことにしましょう。まずはこちらから。一行で否定できると言う話。 民主党提案の(高速道路無料化)はすぐに実行できる >そこで高速道路。遮音壁。そう、あの遮音壁に現在一部の地下鉄が採用している(動画CM)を誘致すれば良いのではないでしょうか。もちろん事故等を勘案した警察の指導の下ですが。 どう考えても事故が増えるだけなので、警察はうんとは言わないでしょう。以上終了。 お次はこちら。知人だからなんだってんだと言う話。 この同意人事はむちゃぶりでしょう。 >この(前田晃伸みずほフィナンシャルグループ社長)を一度検索してみて下さい。>みずほが(資本注入)した際、最早自民党の政冶団体化した全銀協会長を務め、(自民党に海外法人でも献金できるように)と迫っている御手洗の知人、この様な人物を同意する方が国民の不信を買うと言うものです。>断言する。絶対にあり得ない。 とりあえず、外国籍の法人でも献金できるように政治資金法が改正された時は、民主党も賛成したと言う事実は第九回で指摘済みですが、もう一回ソースを張っておきましょうか。 外資50%超でも献金0K 政治資金規正法を改正(47NEWS:06年12月13日)>外資系企業による政治献金の規制を大幅に緩和する改正政治資金規正法が13日午前の参院本会議で、与党と民主党などの賛成多数で可決、成立した。 この件に関しては、民主党(及びその支持者)がしたり顔で自民党を非難する資格はないし、そもそも外国籍法人が献金をして何が悪いのかと思いますがね。 まして、この提言をした人の知人と言うだけで、前田社長を罵倒するのは頭がおかしいとしか思えません。マーサ氏は個人の犯罪が九族全体に及ぶとした古代中国よりも物凄い感覚の持ち主のようですね。 お次はこちら。お前が言うな! としか言いようのない話。 この時期の党首討論は避けて欲しい((麻生)がうつるから) マーサ氏には色々と酷い侮蔑的発言の履歴がありますが、コレも酷いですね。 コレはマーサ氏だけでなく、あちこちのマスコミの報道にも思いますが、麻生首相が漢字を読み間違えたから何だと私は思ってます。まるっきり意味を取り違えた使い方をしてるならともかく、読み間違えてても意味はあってる使い方をしてるし。 そもそも、マーサ氏だって人の事を言えるほど立派な日本語を使ってるとは思えんのですがね。例えば上であげた日記の「この同意人事はむちゃぶりでしょう」と言う日本語も変ですし、漢字ではこういうのもあります。 何故麻生は急に強きに出るようになったのか(2年後消費税)民主党内部はもうバラバラ 「強気」くらい漢字で書け。 あと、マーサ氏の日本語で気になるのは、何故か鉤括弧を使わないところです。引用部分や会話部分など、普通は鉤括弧で囲む部分でも、絶対に丸括弧なんですよね。まぁ、どうでもいいですけど。 いずれにせよ、一国の首相を捕まえて病原菌扱いするようなマーサ氏には、他人の知性を云々するような資格がない事だけは確かでしょう。 お次はこちら。簡単に言ってんじゃねぇよ、と言う話。 自民党が取れない(消費税減税)と言う手法 消費税減税が定額給付金より手間が掛からない、と言う主張ですが、システム屋の端くれとして言わせてもらえれば、消費税減税のほうが手間が掛かります。 まず、全国の会計システムの消費税率を変えなくてはなりません。データベースの消費税マスタテーブルに入っている数値を変える程度で済むなら物凄い手間にはなりませんが、そうでないいちいち消費税率を計算している古いシステムの場合は、もっと大変です。 また、全国の価格表を一時的に減税に対応して書き換える必要もあるでしょう。印刷屋は儲かるかもしれませんが…… 高速道路の広告案といい、こういうコスト度外視の机上の空論を平然と持ち出してくるマーサ氏は、あるシステムを変更するのにコストが必要ないとでも思ってるんでしょうか。実際そういうクライアントがいっぱいいるIT業界の現状を考えれば、驚くほどの事でもないのかもしれませんが…… と言ったところで、定点観測です。 11月16日の「政治について」トピックは、100個中33個がマーサ氏の日記。重複投稿は8組16個でした。 と言う事で、侮蔑的な発言、差別的な発言の連発、妙な日本語、マトモに計算もせずに出す珍アイデア……民主党への狂信ぶりはちょっと醒めたらしいものの、やはりマーサ氏はマーサ氏でした。別に真人間になったわけではなく、勘違いして攻撃する対象として自民党だけでなく民主党も加わっただけっぽいので、今後も魅力的な観察対象として頑張ってくれる事でしょう。 別に頑張らなくていいけどさ(本音)。
2008.11.16
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「廃墟の主」「ブラック無頭」「独善」などと揶揄される興禅氏。しばらくなりを潜めていたようですが、ここ数日掲示板で活発な動きを見せています。 しばらく書き込むのをやめて己を見つめ直していたのか、その不毛極まりない思想にも変化がありました。悪い方向に。前はただ単に不毛なだけだったのですが、今では高濃度の重金属と毒性化学物質と放射性廃棄物で汚染された土壌に大量の塩と酸をぶちまけたような状態になっています。セミパラチンスク核実験場跡地のほうがまだ豊穣です。もはや、彼のところで実りある議論をするよりは、金星でワカメを栽培するほうが簡単だと断言したいくらいです。 そのどうしようもなさについて、さっそく見ていきましょう。>右の馬鹿な意見にはうんざりです。右翼ドグマに洗脳されている人の書き込みはお断りします。ドグマ:宗教的な教義・信念 転じて独断の意これは興禅氏の方にこそ当てはまる言葉ですね。自分とは異なる意見や耳に痛い忠告などを全て「馬鹿な意見」として葬り、己の世界にしがみつく様は、カルト教団の信者を連想させます。>もし私が日本を攻撃するとしたら、原子力発電所にミサイルを撃ち込みます。核などなくても日本は簡単に攻略できると思います。>列島を網羅する形で原発が並んでおり、その所在がことごとく筒抜けなわけですから、攻める側からすれば日本はすでに死に体です。そんな現状で、陸上自衛隊などが一体何の役に立つのでしょう。削除されてしまいましたが、私は彼の掲示板にこういう書き込みをしました。>戦争というのは、「敵の徹底的な殲滅」を目的として行われるのではありません。>「こちらの政治的要求を暴力によって相手に強引に呑ませる」ために行われるのが戦争です。 興禅氏にはこの書き込みの意味がまったく理解できなかったか、もしくは「原子力発電所にミサイルを撃ち込む」が標的の国に対する徹底的な殲滅戦を仕掛けることであることがわかっていないと思われます。更に言えば、そうした行為に向けられる国際社会の反応がどのようなものであるか、想像する力もないようです。 ひとたび原発が破壊されれば、大量の放射性物質が周囲にばら撒かれ、その影響は広範囲に及びます。チェルノブイリ原発の爆発事故の際、当事国だったウクライナだけでなく、周辺諸国……遠くは北欧に至るまでその影響が出たことは有名な話です。 興禅氏の発想はチェルノブイリを人為的に引き起こすようなものであり、そんな事をすれば、実行者は国際社会の袋叩きにあって滅び去るでしょう。>日本の兵隊は戦時中大層威張っていました。大陸では残忍な振る舞いをし(南京事件など)、沖縄戦では住民に自決を強要し、敗戦が決まるや否や日本人を放置して大陸から我先に逃げ帰りました。 根拠の怪しい南京事件はともかくとして、沖縄戦を出されると旧日本軍を擁護するのに苦しい部分はあります。日本軍の迎撃準備が間に合わなかったために、結局住民を巻き込む形での戦闘を余儀なくされ、多数の犠牲者を出したことは否めません。 しかし、日本軍は米軍の沖縄侵攻以前に戦闘が予想される沖縄本島南部地域の住民に対する避難勧告を出しており、決して県民の命を軽視していたわけではありません。この住民避難が間に合わなかった事や、米軍の圧倒的な攻撃(一畳分の面積に3~5発の砲弾が使用された)のために軍民を問わず犠牲者が出たと言うのが実像のようです。 また、巷間言われる「自決強要」に関しては、軍の命令による自決に対しては国家補償が行われたため、実際には強要されての自決ではないケースまで「強要された」という証言をした事件があり(曽野綾子氏の「ある神話の背景」等に詳しい)、どれが本当なのかわからないと言う問題もあります。「大陸から我先に~」に関しては、シベリア抑留などを見ても興禅氏の思い込みであるのは明白なので、論評にすら値しません。 そして、大戦中の日本軍を一般的な軍隊の実情と思い込んで>そんな日本の兵隊が信用できるはずはありません。昨日図らずも自衛隊隊員を名乗る者がこの掲示板で私に対して因縁をふっかけてきましたが、もし奴が本当に自衛官だとすると、人格的に欠陥があるとしか思えない奴が武器を扱っていることになります。これは恐るべき事です。何とかに刃物と言うでしょう。 と言うのに対しては、もはや呆れを通り越して真剣な怒りを覚えます。人間全てが興禅氏のように「過去に学ぶ」ということが出来ない存在であれば、何時までたっても軍隊と言うのは危険な存在であるかもしれませんが、現実はそうではありません。興禅氏に「奴」「何とか」呼ばわりされたCpt.hige氏を見れば、現在の日本を守っている自衛隊員の中に立派な人がいる事はわかります。私自身個人的に自衛隊員に数人の知己を得ていますが、皆日本の安全保障という問題について深い考えを持ち、「護民」という軍の目的を真剣に追求しています。「人格的に欠陥がある」のは、異論・反論に対して真剣に向き合う事が出来ず、相手を異常者扱いして逃げを打つ興禅氏のほうではないでしょうか? >日米安保など日本を守るためのものではなくアメリカの世界制覇のためにあるものです(条文には日本を守るなどとは一言も書いていません)。日本はただ利用されるだけです。 興禅氏が日米安保条約の条文を全く読んでいないことは、既に多くの方が指摘していますので、ここでは述べません。 >これを多くの国民が見抜けなければ、再び日本は戦渦に巻き込まれることでしょう。そして、陸上自衛隊が銃口を向けるのは、沖縄戦などで日本軍がそうしたように、一般国民に対してだという可能性もあるのです。 興禅氏には自分の知性で持って他人を測るなと言っておきます。今時自衛隊が一般市民に銃を向けるなどと真剣に危惧している人間はいません。>陸上自衛隊は廃止し、自然災害救助隊(当然武器は持たない)を設立するべきだと思います。 これが無意味なアイデアである事は、Kimdongsungさんとの意見交換で散々論じたので、今更何も付け加える事はありません。 最後に興禅氏に言うべき事があるとすれば、異論・反論に真剣に向かい合わず、罵倒で返し、自分の意に染まないものには「異常」「人格に欠陥がある」などとレッテル貼りをして侮蔑する己の行為は、自分で「伍長」と揶揄したヒトラーの行いそのものだということに早く気付いて欲しい、と言うことです。 そして、平和や戦争に付いて論じようと思う全ての人々は、是非彼を反面教師として、決して真似をしないでいただきたいと思います。
2005.06.07
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4月15日から始まった「後期高齢者(長寿)医療制度」が批判を浴びまくっています。野党は「現代の姥捨て山」と批判し、マスコミは生活が圧迫されると言うご老人の怒りの声をこれでもかこれでもかと取り上げており、いかにも酷い制度が始まったと強調しています。 しかし、後期高齢者医療制度はそんなにも酷い制度なのでしょうか? ちょっと基本的な所を押さえてみたいと思います。 なお、この制度は正式には「長寿医療制度」ですが、長い間「後期高齢者医療制度」として議論されてきたので、この日記では後者の呼び方を採用します。 後期高齢者医療制度は、これまで国民保険か、被扶養者の場合は扶養者が加入している健康保険に加入していた七十五歳以上の高齢者、あるいは六十五歳以上でも障害を抱えている高齢者を対象に、年金から保険金を徴収(天引き)して保険の財源とする制度です。要するに、今まではバラバラだった保険を一本化して、加入者が直接保険金を負担する形に変えた事になります。 実は、この形式自体は、保険の王道とも言うべきスタイルです。給付費と保険金の関係が直接見えるようになるからです。ただし、現状では高齢者の保険金負担は全体の一割程度で、五割が税金、四割が現役世代が加入している各種保険から資金を移転して賄っています。 天引きと言う言葉が独り歩きして、まるで負担が増大するかのような印象が持たれていますが、今までは加入者が個々に支払っていた保険料が自動的に徴収されるようになったと言う事で、実際には(まじめに保険料を支払っていた人なら)負担の重さはこれまでと変わりません。ただし、被扶養者の場合はこれまでより負担が増える事になります。 その割合は、全加入者千三百万人中二百万人。一応、今後二年間は支払額が大幅に軽減されるほか、低所得者の場合は段階的に減免を図るとしています。 病院の窓口で支払う本人負担は、これまで同様一割です。 ここまで見てくると、どこが「現代の姥捨て山」で「高齢者は早く死んでしまえと言う制度」なのか、私にはさっぱりわかりません。高齢者向けの保険を効率化したものに見えるのですが…… 確かに、保険料を天引きされれば、年金の手取り額は減ります。しかし、今までも受け取った年金の中から保険料を現金で支払っていた人が大半のはずです。私はサラリーマンなので、給料の中から健保や年金の額が天引きされて、手取りは減っていますが、普通これを誰かに搾取されたとか、サラリーマンは早く死ねという制度だ、とか言う人はいませんよね。いたら私はその人の正気を疑います。 どうもこの騒ぎを見ていると「今まで同様保険料を払いながら、さらに別の制度で年金から保険料を引かれる、保険料を二重取りされる」みたいな誤解が広まっているように思えます。 もともと後期高齢者医療制度自体は二年前から導入が決まっていました。それがいきなりこんな騒動になったのは、まず政府や関係官庁による周知徹底の不足、アピール不足があげられると思います。 加えて、福田政権になってから、急遽制度改革があり、負担軽減策が新たに盛り込まれた結果、関係機関全体に混乱が広がった事も、騒動の理由として挙げられるでしょう。 その混乱のために、保険証が届かなかったとか、制度自体を良く理解していないための誤解(保険料二重取り?)と言ったトラブルが起きているわけで、確かにこれは政府及び関係機関のミスであり、責められても仕方がありません。 しかし、混乱に拍車をかけているのが、これを機会と見て政府攻撃の材料に使っている野党及びマスコミだと私は考えます。対象となる高齢者の制度への無理解につけこみ、政府が高齢者を切り捨てようとしている! 制度を即刻廃止せよ!! と騒ぐ様は、とにかく政府の足を引っ張る事で利益を得よう、という自分本位のもので、実際に高齢者のためを考えたり、国の財政問題を解決しようと言う姿勢にはとても見えません。 しかも、確かに負担増になるケースがある事が、こうした主張に説得力を与えているから始末が悪いです。例えば、それまで国保に加入していた高齢者は、各自治体独自の国保向け医療費軽減策の対象となっていた人々がいますが、新制度加入に伴って、そうした軽減策の対象外となってしまうケースがあります。 他にも、六十五歳以上の障害を持つ人々が後期高齢者医療制度の対象となっているため、健常者より早く年金天引きの対象となり、同年齢の健常者と比較して見かけ上の年金手取り額が下がってしまう、などのケースです。 しかし、前者は新制度とのすりあわせを、各自治体が行う事で解決できる問題です。 後者に関しては、二重取り云々同様、制度が理解されていないために発生した誤解でしょう。いずれも制度が周知徹底され、関係各所がそれに向けて十分な対策を採っていれば防げた問題で、それ自体は国及び関係機関の手落ちです。ですが、それを国・政府が故意にやったかのように言い立てる野党やその支持者たちの主張は理解できません。 他にも、加入者が「かかりつけ主治医」を指定できる制度や、終末期医療に関する制度(いずれも任意)が強制と喧伝され、「患者が医師を選ぶ権利を奪う」「政府は高齢者を早く死なせようとしている」などという誤解がまかり通っているようですが、これも野党の主張によるものです。例えば、共産党は「しんぶん赤旗」でこの手の主張を繰り返しています。共産党は党員がHPやブログを持つ事を奨励してでもいるのか良くネット上でも見かけますが、ほとんど判で押したように「現代版姥捨て山」と書いているあたりが、かの組織の統制力を示しているようで面白いですね。 閑話休題。 ともあれ、確かに後期高齢者医療制度はその周知徹底不足や、七十五歳以上という、病気や怪我のリスクが極めて高い世代を対象とした保険制度が十分成り立つのか? と言う点で突っ込みどころ、疑問点がある制度なのは否めません。しかし、今後日本が少子高齢化社会に進み、何らかの形で医療費を抑制する必要がある以上、一つの取り組みとして容認しうるものだとは思います。もともと高齢者医療は時代に合わせて何度も改定されてきたものであり、もし時代にそぐわなくなれば、また新しい制度に切り替えれば良いだけのことです。 少なくとも、野党が中心となって喧伝する「高齢者切捨てのための制度」と言う主張には、まったく賛同できません。これに限らず、ある事柄に対して「マイナス面しかない」と言う極端な主張を行う事は、扇情的としか言えず、政治的主張に相応しくない下品なものだと私は考えます。
2008.04.24
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2001年に9.11同時多発テロが起きてから随分時が流れ、いい加減陰謀論にしがみついてる人も見なくなってきたなぁ、と思っていた昨今ですが、やっぱりこの人は陰謀論にどっぷり漬かっていました。 911真相究明国際会議 (ぼたんの花:09年11月30日) 私が陰謀論が大嫌いなのは、陰謀論者と称する人達の「自分たちだけが正しい答えを知っている」 と言う思い込みから来る、特有の傲慢さが鼻についてしょうがないからですが、ぼたんの花氏も一見腰が低そうに見えて、やっぱりどうしようもなく傲慢極まりない、陰謀論者特有の態度に染まっています。 と言う事で、今日は格好の教材を元に、陰謀論のよくない点について考えてみたいと思います。 >911事件、なぜ、私が、この事件にこだわるか。>それは、この911は米政府の(もちろん一部の人々)自作自演だという説を、”陰謀論”と馬鹿にして、取り合わない人が多いからです。もちろん私の肉親や友人までも。その人たちに何度か、話す試みをしていますが、『自分の考えが間違っていたかも』と思っても、今までの自分の意見や考え方を否定するのを、なぜか怖がっているように私には思えます。 陰謀論者の傲慢その1、自己の無謬性への確信。 自分の考え(陰謀論)が間違っているとは思いもせず、まして説得力が無いことすら気がつかず、自分の話に影響されて周囲の人が「自分の考えが間違っていたかも」と考えるに違いない、と言うこの増上慢は何なのでしょうか。 怖がってるとしたら、9.11陰謀説を頑なに信じ込んで、現実に目を向けようとしない氏のカルト的思考を怖がってるんだと思いますがね。 >この事件を解明して、米国に戦いを挑むためでは、まったくないのです。それは、民主的と思って行動している選挙など一つをとっても、自分が判断する材料に、これらのことが含まれるからです。例え、これが報道のようにイスラーム過激派の起こした事件でも、米国のインサイドジョブだとしても、武力で解決することには賛成しませんが、たった一度の人生で、ある悪意を持った一部の人たちに翻弄され、判断材料にしてしまうのは嫌なのです。 陰謀論者の傲慢その2、自分の正義への確信。 陰謀論を信じない常識的な人にとっては、ぼたんの花氏こそ「(アメリカへの)ある悪意を持った一部の人」に他ならず、訳のわからないことを言って人生を翻弄させてくる人なんですが。普通の人にとっては、陰謀論なんかを吹き込まれるのは迷惑以外の何者でもない、という事が正義を確信している人には理解できないのです。 >911を”陰謀論”として扱うことが、”自分は知的である”とでも思えるのでしょうか。 これ、陰謀論者に聞きたいのですが……9.11を「アメリカの陰謀である」と主張する事で、”自分は知的である”と思えるのですか? “稚的”とか“痴的”の間違いじゃないんですか? >私の拘りですが、いわゆる”こちゃまウヨク””ネットウヨク”と呼ばれる人たちが、この事件がインサイドジョブであることを理解できないことには、”仕方がない”と思えるのですが、いわゆる反戦運動や、その類の考えを持っている人たちが、この911を理解しない、理解できない、理解する努力をしない、ということが不思議であり、もっとも困ることだと思うのです。ある程度、深く知ろうとする努力は必要ではないでしょうか。 陰謀論者の傲慢その3、陰謀論を理解しない人間は馬鹿であると言う思い込み。 まぁ、ここが一番嫌な点であるわけですが……ぼたんの花氏は、自分の意見を理解できない人間を「こちゃまウヨク」「ネットウヨク」と馬鹿にしています。こういう差別的、嘲笑的なニュアンスの言葉を平然と使うのは、自分は9.11が陰謀である事を知っている特別な人間だからレベルが高いんだ、と言う思い込みが無意識にしろ意識的にしろ、ぼたんの花氏の中にあるからでしょう。 こういう言葉を使っておいて、ぼたんの花氏は陰謀論に反対する人々を説得する気があるのでしょうか? 相手を余計怒らせて、陰謀説から遠ざけるだと思うのですが。まぁ、説得する気なんて本当はなくて、陰謀論者同士の温い集まりに溺れていたいだけなのかもしれませんが。 そういう自分をレベルの高い人間だと思い込むのは、せめて「おこちゃまウヨク」くらいTYPO無しで書けるようになってからにして欲しいものです……いや、なってからでもして欲しくはないですが。 >イスラームの過激派はすることがあっても、聖書に手を置いて誓う米大統領は、そういうことはしない、というように洗脳されていることに気がついて欲しいのです。 ぼたんの花氏こそ、アメリカの大統領ならああいう陰謀を平然と企めるのだと主張する連中に洗脳されてると思いますが、まぁ気づかないんではしょうがないですね。 >もし、ある人が冤罪で収監されようとしているとしたら、『罪を犯したということは事実だが、相手のほうも悪い』という考えで支援しようとするのか、『罪を犯した、という検察側の証拠は、あまりにも不確かで、再度、検証する必要がある』として、支援してくれるのか、で、ずいぶん違ったものになるのです。 この辺になってくると、言ってる事が支離滅裂になって、だんだんわけがわからなくなってきます。「冤罪で収監されようとしている」人と言うのは、誰の事なのでしょう? アルカイダの事を言っているのでしょうか? そうだとしたら、私にはアメリカ、あるいはブッシュ大統領と言う被告を有罪と叫ぶぼたんの花氏の言動は、「あまりにも不確かで、再度、検証する必要がある」 と言うしかない……いや、検証の価値すらないほど不確かだと言うべきでしょうか? 私が思うに、9.11陰謀論者に説得力がない最大の理由と言うのは、上に上げた三つの傲慢の他に、彼らがアメリカの行為だと主張する 「でっちあげを根拠に相手を攻撃する」 と言うのが、他ならぬ彼ら自身の行為そのものだ、と言う事にあると思います。 にしても、9.11真相究明国際会議ねぇ……どういう人が行くのかわかりませんが、こういうものが存在する事自体、9.11の陰謀なんて無いという良い証拠だと思います。 何でかって? もし本当にアメリカが9.11みたいな陰謀を遂行できるほどのすごい国なら…… この出席者たちはとっくにこの世から抹殺されてるでしょうから。 いやぁ、自由と平和って素晴らしいですね。
2009.12.01
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関門海峡で海上自衛隊の護衛艦「くらま」と、韓国籍のコンテナ船「カリナ・スター」が衝突事故を起こした、と言うニュースがありました。事故発生から一日近くたって、だいぶ情報が整理されてきたようなので、日記にまとめてみたいと思います。 海自護衛艦と貨物船衝突、炎上し3人けが 関門海峡>27日午後7時56分ごろ、本州と九州の境にある関門海峡で、海上自衛隊の護衛艦「くらま」(艦長・柏原正俊1等海佐、5200トン)と韓国のコンテナ船「カリナスター」(7401トン)が衝突。双方が炎上した。防衛省海上幕僚監部によると、「くらま」の3人が負傷した。第7管区海上保安本部が業務上過失往来危険の疑いなどで調べている。 (中略)>「カリナスター」の韓国人の船長(44)は朝日新聞の取材に「前を走る船を追い越そうとしたときにぶつかった。前から(護衛艦が)来ているのはわかり、早めにかじを切ったがぶつかった」と話した。 >防衛省によると、両船はほぼ正面衝突だったとみられる。海保によると、海上衝突予防法で海峡の航行は「右側通行」と定められており、前方に相手船を発見した場合も互いに「右へ回避」が原則。だが、「カリナスター」は船首右側が損傷しており、海保は今後その経緯を調べるとみられる。関門海峡は大規模海難事故の起こりやすい「ふくそう海域」に指定されており、港則法の細則で追い越しなどは禁止されている。(朝日新聞:09年10月28日) 記事中にもあるように、海峡を通過する際は右側通行が原則となるため、西航する「くらま」は下関側、東航する「カリナ・スター」は九州側を航行する事になりますが、事故が起きたのは下関側の航路上でした。 つまり、「カリナ・スター」が追い越しを掛けようとして下関側の西行き航路にはみ出し、「くらま」と接近。しかも右に回避と言う原則を守らず、左に回避して右舷側に「くらま」が衝突した、と言う経緯になるようです。 新聞記事では「追い越し禁止」とありますが、関門海峡海上交通センターのHPを見ると、実際には必ずしも追い越し禁止ではないようです。ただし、極力追い越しは避けるように、と言う注意がなされていました。 速力は控えめに!~関門港内における航行速力について~> (2) 航路内で他の船舶を追い越す船舶へのお願い! >・ 追い越し直後の割り込み、減速は非常に危険なのでこのような航行は控えて下さい。 >・ 逆潮時、早鞆瀬戸水路付近海域では急激に減速する船舶が多数認められていることから、同航船が前方にいる場合このような船舶かもしれないとの前提に立って、極力、同航船追い越しを控えて下さい。 >・ 東航中、反航船がおらず、止むを得ず早鞆瀬戸水路付近海域で同航船を追い越すこととした場合、追い越す船舶の左側を追い越すようにして下さい。(関門海峡海上交通センター) 衝突現場はまさにこの一番危ない「早鞆瀬戸水路」の辺りでした。「カリナ・スター」は反航船(くらま)がいるにもかかわらず、あるいは気付かずに極力追い越しを避けるべき海域で無理な追越しをして、事故に繋がったようですね。 こうして見ると、明らかに「カリナ・スター」の方に大きな責任があるようですが、とりあえず政府は「くらまに落ち度は無かった」としつつも、どっちに責任があるとも言わない態度を取っています。 【護衛艦衝突・炎上】「総員配置で危険監視」防衛相>北沢俊美防衛相は28日午前、記者会見し、海上自衛隊の護衛艦「くらま」では事故当時、「海峡の一番狭い所を通るため、総員で配置についていた」と述べ、くらま側の見張りなど監視態勢に不備がなかったことを強調した。水路が狭く、航行量が多い関門海峡は危険海域にあたるため、通常よりも手厚く乗組員全員で警戒していたことが確認された。>北沢防衛相によると、事故直前に海上保安庁から「民間船が接近している」との連絡があり、くらまの柏原正俊艦長(1等海佐)が乗組員に退避措置を命じた。全隊員に退避命令を行き届かせるため、警笛などは鳴らさなかった。衝突回避に向け、くらまは逆進をかけたが、間に合わなかったという。>海上幕僚監部の事故調査委員会はすでに担当者を現地に派遣したが、海保の捜査が優先される。事故原因に関し、北沢防衛相は「海保の捜査に予断を与えるようなことを申し上げるのは控えたい」と述べるにとどめた。(MSN産経ニュース:09年10月28日) まぁ、相手が相手ですし、国際問題になりかねませんから、事故原因がはっきりするまではその路線で行くのでしょう。「あたご」事件の時に比べると、ゴタゴタもなくかなり落ち着いた対処と見えます。案外、こちらが悪くないと言う自信があるからこその余裕かもしれません。 一方、韓国サイドは日本に責任を押し付ける気満々です。 貨物船の船長「追い越そうと左にかじ」 関門海峡衝突 >福岡と山口の県境にある関門海峡で27日に起きた海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国船籍のコンテナ船との衝突事故で、コンテナ船の韓国人船長(44)が28日、朝日新聞の取材に対し、「前にいた船のスピードが遅く、追い越そうと左にかじを切ったら、(自衛隊の)船が来た」と語った。第7管区海上保安本部も同様の情報を把握。コンテナ船の無理な追い越しが事故につながった可能性があるとみて、業務上過失往来危険の疑いで同日、それぞれの船の現場検証を始めた。乗組員から事情を聴くなどして事故原因の究明を進める。 >コンテナ船の船長は28日朝、「前の船が、スピードが遅かった。前の船をよけようと追い越した」と追い越した理由を話した。 >一方、コンテナ船を運航する東暎海運(ソウル)の担当者は朝日新聞の取材に「船長からの報告書では、関門地域の管制室に前の船を右から追い越すと伝えたら、『左を追い越せ』と指示が出た。左に向きを変えたら、衝突した」。これに対し、7管幹部は「狭く湾曲した関門橋近くで追い抜きを指示することは、まずあり得ない」と話している。 一応、海保が誤った指示を出した可能性が皆無ではないので、韓国側が嘘をついていると決め付ける気はありませんが、元々海保が該当海域での追い越しを自制するよう求めている事や、「カリナ・スター」が海上交通法に反して右側からの追越を掛けようとしていた非常識さを考えると、どこに責任があるかはすぐわかりそうな気がしますね。 とりあえず、案外政府の(と言うか防衛省の)対応がマトモで、すぐに頭を下げるとか言う事にはなりそうも無いので、今後の展開を見守る事にします。一応、日本国内での斜め上な人達の行動を予測すると…… ・原因、責任がどうであれ、週間金曜日あたりに一方的に自衛隊を非難する記事や投書が載る。・それを鵜呑みにしてどこかのバカが自衛隊を非難する記事を書いて袋叩きにされる。 あたりですかねー。うーむ、外れる気がしない。
2009.10.28
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尖閣海域での衝突事件は、中国漁船の船長釈放を機に、一気に決着の方向へ向かいそうです。 この船長釈放を日本の政治的敗北と捉え、失望や怒りの声をあげる人も多いようですが、そもそもこの問題はアメリカが 「尖閣諸島は日米安保の範囲内」 と宣言した時点で、中国側の詰みであって、あとは彼らがいかに面子を保って撤退するか、という段階に過ぎません。 逆に言うと、日本側はこの問題でアメリカの協力が得られると言う言質をとった時点で戦略的に勝利なのです。まぁ、河北省で拘束された四人の身柄を取り返すと言う問題は残っていますが。 ここで発端となった衝突事件についてですが、恐らく船長は尖閣海域での操業を含めて日本を挑発する命令を政府から受けていたと思われます。 中国の遠海域進出の手口はお決まりのパターンがあり、まずその海域を勝手に中国の海だと宣言。そこへ漁船や資源調査船を送り込んで、周辺諸国との間に緊張を作り出します。 緊張状態がヒートアップし、相手国沿岸警備隊や海軍の艦艇が出てくると、漁業監視船や海軍を派遣し、相手が折れるまで圧力を加えます。しかも中国の場合、漁業監視船といっても退役した軍艦を改造したものもあったりして、小口径の艦砲や機関銃を装備。せいぜい放水銃くらいしか持っていない日本の漁業取締船とは全くの別モノです。 こうなると、アジア地域では中国に対抗できる軍事力(特に海軍力)を有するのは日本と韓国ぐらいしかないので、大抵の国は歯噛みしつつも引き下がるを得なくなります。実際、インドネシアでそのような事がありました。 2010年の6月、南シナ海のインドネシア領ナトゥナ諸島沖の同国EEZ(排他的経済水域)内で、中国漁船をインドネシアの沿岸警備隊が拿捕した所、中国は軍艦改造の四千トン級大型漁業監視船を派遣し、「漁船を解放しなければ攻撃する」「中国はここをインドネシアのEEZと認めていない」と無茶な通告を行いました。 この事件はにらみ合いの末にインドネシアが折れて、拿捕した漁船を解放。中国の圧力に屈した形になっています。 一方、韓国は割と平気で中国漁船を拿捕してたりします。一応米式装備の有力な海軍を持ち、中国も漁業監視船ごときではどうにもならないと知っているからでしょう。 さて、日本は憲法の縛りや国内に相当数存在する親中派政治勢力の活動により、中国に対抗しうる物理的力を持ちつつも、その行使には制限がかけられます。加えて、今回は政権交代と国内の政争(民主代表選)により、さらに普段より隙が大きくなっていました。 中国が今回の騒動を仕掛けた背景には、これを機に日本政府の今後の出方を探ろうと言う意思があったと見られます。 つまり、完全な親中派の前政権なら、放っておいても向こうから中国に擦りよってくる事が期待できたのに対し、今度の政権は仙谷氏など親中派を含みつつも、外交のトップは親米反中派の前原氏です。民主党政権が鳩山―小沢ラインを引き継いで親中路線を継続するのか、それとも自民党以来の親米路線に戻すのか? と言う点は、中国政府にとってはかなりの関心事でしょう。 それを見極めるための仕掛けが今回の騒動だった……と言いたい所なんですが、漁船が巡視船に衝突し船長が拘束されたのは、中国にとっても予想外の事だったような気がします。おかげで、中国としては態度を硬化させるしかなくなりました。何しろ中国は大国のメンツと言う厄介なものがありますので、絶対に内外に弱みを見せられません。 加えて、日本に謝ろうものなら、下手すると主要都市で反日意識が反政府意識に転化しての暴動が起きる可能性さえあります。今も中国政府は謝罪と賠償だとか、どこぞの斜め上半島じみた要求をしてきていますが、中国政府があそこまで高圧的なのは弱さの裏返しなので、適当に放置プレイしておくのが最善でしょう。そのうち言う事がなくなって黙りますので。 なお、中国政府がレアアースの対日輸出を止めると脅迫してきたと言うニュースもありましたが、あれは中国が本気で日本を怒らせないレベルで、なおかつ国内向けに「共産党政府は日本をこれだけ脅してますよ」と見せかけるためのポーズに過ぎません。 と言うのも、レアアースは日本国内では2年分の民間備蓄を確保している上、最近では代替素材の開発が進み、長期的には需要が低下していく傾向にあります。また、日本国内・周辺でも主に海底資源として有望なレアアース類の埋蔵が確認されてきており、はっきり言ってしまえば「レアアース止めるぞ」と言うのはさほど強力な脅しではありません。 また、レアアースの流通は中国政府ではなく、いわゆる資源メジャーと呼ばれる世界の大手鉱産企業が実権を掌握しているため、中国政府にできるのはせいぜい日本直行便の通関を留めるくらい。これも、メジャー側が「じゃあベトナムとかロシア経由で輸出するか」と考えたら、その時点でゲームセットです。 このように、今回の事件では実は日本が圧倒的に戦略的に優位に立っているのですが、それが活かされて無いように見えるのは、日本政府の行動が拙劣だからでしょう。 少なくとも菅総理と前原外相は比較的冷静だったのですが、親中派の要人(たぶん仙谷辺り)が那覇地検に責任をおっ被せる形で船長を釈放してしまったのは、どう見ても中国の圧力に屈しましたと言う印象しか与えません。 船長は今回の一件では小物に過ぎないので、何時までも拘留してても別に益は無いので、不起訴で放り出すのは構わないのですが、強制送還という形式くらいは踏まえるべきだろうと思いました。 と言う事で、今回の結論としては……「基本的には日本の勝ち。ただし宣伝戦では完敗」と言う所でしょうか。
2010.09.25
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