LITTLE　KURT＆CORON

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January 10, 2013

プロの仕事

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お金を払って夕方引き取りでお願いしてきて。

仕事が終わって取りに行き、確認したら、「おお！」とちょっと感動。

磨り減ったかかとが変わっただけじゃない。
色がはげかけたつま先とか、ちょっと乾燥と手入れをしないからくたくた感が出てきた全体が
磨かれて、つやつやと光ってる。
心なしか靴が若返った気がする。

いつもこのお店で靴を直してもらうけど、いつもその仕事の丁寧さに感動する。

職人さんと私にしかわからない、プラスアルファがある。

うれしい。

だからいつも、「ありがとうございます」を何度も言ってしまう。
思わず笑顔になる。

職人さんの仕事場はちょっと奥まっていて、受付をしてくれるのは年配の女性の方なので、
直接お礼は言えないけど、本当はいつも面と向かって「毎回きれいにしてくれてありがとう！」
といいたい。人が履いた後の靴なのに、こうもきれいにしてくれてありがとうと。

もしかしたら「この靴は前も直したな・・」とか気づいてくれているだろうか。
とにかく私は、よそではなく、このお店でお願いしたいと思う。

靴は昔から、気に入ったものを長く履く。
幾つもとっかえひっかえ出来ないから、というのもあるけど、
自分が気に入った靴を長く履けるというのは、本当にうれしい。

もっと大事にしなきゃと思うんだな。

くたびれた靴がきれいに甦えらせてくれる事で、気持ちがアガる。
足元がきれいってやっぱり単純に、気持ちがいいことなんだな。

そして「まだうちに直してもらいたい靴があったな・・・」とまたお願いしに行くのを
楽しみにする自分がたりする。

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