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2021.09.06
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カテゴリ: アニメのうんちく
スタジオジブリの大ヒット作「千と千尋の神隠し」
作中数多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、中でも謎の多いのが『カオナシ』でしょう。

カオナシとはいったい何者なのか?
何故金を出す事ができたのか?
何故喋る事が出来ないのは何故か?
何故銭婆のもとに残ったのか?

その答えを知るに為には、少しだけ宮崎駿監督の人生を振り返る必要があります。
あまり知られていませんが、宮崎駿監督は学習院大学出の超インテリだったのですが、過激な学生運動をやっていたので、一流企業に就職ができなくて、しかたなく東映動画に入りました。

そして、彼の師匠とも言える高畑勲の存在も忘れてはいけません。

宮崎駿にとって高畑勲は先輩であり、師匠であり、兄であり、戦友。
そして何でも知ってる仙人のような存在だったのだと思います。

そう言えば「千と千尋の神隠し」の中にもそんなキャラクターがいますね。
銭婆です。
ジブリファンの間では湯婆がプロデューサーの鈴木敏夫で、銭婆が高畑勲だと言われています。

さて、本題に戻りますが、カオナシはいったい誰を表しているのでしょうか?
カオナシは人とまともに千尋(女の子)や人と喋る事ができずに、他人の声(蛙の声)を使って喋り、ニセモノの金を出して人からチヤホヤされていました。
当時のオタクや引きこもりが、まともに人と話す事ができず、どこかで聞きかじった他人の言葉をさも自分の言葉のように語る。
プライドが高く、嘘で自分をよく見せる。
金を払う事でしか、他人に相手にされない人間でした。

宮崎駿はそんな人たちに「なんでもいいから作品を一つ作ってみたらいい」と言っています。

へたくそでも、不格好でもいいから、何かを作り上げる事によって考え方を変える事ができる。
それは「千と千尋の神隠し」のテーマでもある、仕事をする事によって人間的な成長をするというものとも通じています。

カオナシは銭婆からモノ作りを教えてもらい、へたくそですが千尋へのプレゼントを作って、すっかり社会復帰をはたしています。

その事から、カオナシは当時問題になっていた引きこもりの事ではないかと言われています。

それもあると思うのですが、カオナシは高畑勲と出会う前の宮崎駿の事だと思います。

理想を語って大人たちを馬鹿にして、何も成し遂げていないのに、不満ばかりを叫んでいた。
そんな中で会った高畑勲は、何でも知ってる、何でも教えてくれる、宮崎駿にとって数少ない尊敬できる大人だったのではないでしょうか。

もしも、あの時高畑勲に出会わなければ、宮崎駿はカオナシのままだったのかもしれません。

いかがでしょうか?
みなさんはどう思いますか?





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最終更新日  2021.09.06 19:25:08
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