数年ぶりに山田木綿織元さんへ出かけた。
新滝のわたり廊下の天井のれんを新調する為だ☺

くつろぎ宿は創業から間もなく20周年を迎えます。
元々、川沿いに立ち並ぶ二つの旅館を、渡り廊下を増設して繋ぎ、千代滝と含め三館でスタートしたのが20年前。
みんな旅館の名前に「滝」がつくので、「三滝さん」と呼ばれていました。
懐かしいな~!!
ある晴れた日♪

もうかれこれ6年ぶりの訪問。
こんなお姿になっていて驚きました!!
以前は、写真右手にある玄関が入口となっていましたが
現在は中央に見える暖簾をくぐり、店内へと入ります。
平成30年に新しいお姿に変わられたそう。
今は、七日町の街並み保存活動などもあり
当時の姿を再現される修繕が増えていて嬉しくなります♪
山田木綿織元は明治38年創業。
最盛期となる大正時代には、30軒を越える会津木綿工場があったのだとか。
現在は、市内に【山田木綿織元】さんと【(株)はらっぱ・原山織物工場】さんの2軒、会津坂下町の【会津木綿織元 IIE Lab. 工場直売所】さんの3軒のみとなっています。
店内に入ると

素敵なブティックになっていました♪
色とりどりの装飾品♪♪♪
心が弾みます😊
創業からの生地見本帳には200種類以上の縞柄が揃っているのだとか!
生成りに紺の模様が入った生地がほしいと伝えると
春になると生成りも織り始めますよ、と教えてくれました。
時代や季節に応じた会津木綿を製作しているそうです。
反物のストックを見せてもらいました♪

約50mの渡り廊下に、二本の会津木綿を渡らせるので90mが必要なので
新たに織って頂く事になりました。
今だと、約1ヶ月で完成するそうです。

天井のれんの他に、装飾用として
春らしい黄色と薄紫を購入させていただきました。
季節に応じて、色を選べるのも会津木綿のいいところですね。
そういえば、これだけカラフルな種類がある伝統織物も
珍しいのではないでしょうか。
それが、人気を博す理由のひとつかもしれませんね♪
なんと、赤、青、黄の3色の配合によって色味を調整し、何十種類もの糸を染分けているそう!!!
改めて、3原色の凄さに思い知らされました~!!💦

正面にもう一つ、出入口が見えますね。
昔、この場所は「染め場」として使用しており、
中庭に続き、作業をしていたそうです。
中庭の奥に見える場所が、また織り場となっています。
織り場の工場見学は、常時予約不要でご案内しているそうですので
ぜひ、昔懐かしい工場の雰囲気を楽しまれてはいかがでしょうか♪
今度は工場へも潜入取材したいと思います✨
新滝わたり廊下の変身もお楽しみに♪♪♪
住所:〒965-0044 福島県会津若松市七日町11−5
電話: 0242-22-1632
時間:9:00〜17:00(12:00〜13:00は昼休憩)
定休日:年中無休
※ 年末年始、冬季の土日祝など臨時休業をいただくことがあります。
工 場 稼働時間:8:30〜16:20(12:00〜13:00は昼休憩)
工 場 定休日:土日祝
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