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2026.02.03
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カテゴリ: 子育て



このnoteを書こうと思ったきっかけは
Threadsに何気なく書いた、あの本音でした。

40歳を過ぎて
これからの働き方を考えることが増えました。

今は扶養内パート。
働きやすい環境で、人にも恵まれていて、
子どものことで休みやすい職場。

「ありがたい」って気持ちは本当です。


決められた年収をを超えないように
毎月数字を気にして
たった数百円の超過で夫の会社からもらえる
扶養手当を返金になった現実に
どこか虚しさも感じていました。

来年は長女が大学生。
このまま扶養内で働き続けて
本当に大丈夫なんだろうか。

そう思えば思うほど
「じゃあ私は何ができるの?」という答えのない問いにぶつかります。

特別なスキルも、誇れる経験もない。

でも、このまま何も変わらないのも苦しい。

Threadsに書いたのは
解決策でも前向きな宣言でもなく、
ただの正直な気持ちでした。

そして

「私も同じ立場です」
そんな声をいくつももらって
この気持ちは私だけのものじゃないと知りました。

このnoteでは
答えを出すためではなく
このモヤモヤを言葉にして
一度ちゃんと向き合ってみようと思います。

同じ場所で立ち止まっている誰かの
心が少し軽くなるような
そんな記録になれば嬉しいです。



第1章|40歳を過ぎて、急に現実が重くなった

40歳を過ぎた頃から
今まで見ないふりをしてきたことが
急に現実として目の前に現れるようになった。

特別な出来事があったわけじゃない。
大きな失敗をしたわけでもない。
ただ、年齢の数字が一つ増えただけ。

それなのに
「このままでいいのかな?」
という問いが、急に重くなった。

20代、30代の頃は
何となく、まだ大丈夫。
まだ若いし先がある気がしていた。
多少遠回りしても
「時間はある」と思えていた。

でも40歳を過ぎた今
同じ言葉がもう自分を励ましてくれなくなった。

体力も、正直落ちてきた。
無理がきかなくなって
疲れが翌日まで残るようになった。

それでも毎日は待ってくれない。
仕事、家事、子どものこと。
気づけば「自分のこと」は
いつも一番後回しだった。

将来のことも
前よりずっと現実的に考えるようになった。

老後のこと。
お金のこと。
そして、子どもたちの未来。

来年、長女は大学生になる。
その事実を考えるたび、
胸の奥が少しザワッとする。

今の働き方で
この先もやっていけるのか。
今の収入で
子どもたちの夢を支えられるのか。

「何とかなる」じゃ済まされない年齢に
気づいたら立っていた。

焦りがあるわけじゃない。
でも
見て見ぬふりはできなくなった。

40歳を過ぎて感じたのは
「終わりが近づいた」感覚じゃなくて
「このまま進む覚悟が必要になった」
という現実だった。

この章を書きながら、
同じように
「急に重くなった現実」を感じている人が
きっといると思っている。

それは弱さじゃない。
ちゃんと自分の人生と向き合い始めた証拠だと
今は思っている。




第2章|扶養内パートという“安心”と“不安”

扶養内パートという働き方は
私にとって「安心できる場所」だった。

子どもが熱を出したとき
学校行事があるとき
「すみません」と言えば休める環境。

早退や急な欠勤にも
嫌な顔をされることはほとんどなかった。

子どもを優先できる。
それは、何よりありがたかった。

「お母さんがそばにいる」
その時間を守れることが
この働き方を選び続けてきた一番の理由だった。

職場の人たちも本当にいい人ばかりで
だからこそ、気づけば10年も働いていた。

でも、その安心感の中で、
ずっと心のどこかに引っかかっていたものがある。

それは、
「このままでいいのかな?」という違和感。

扶養内だから
働ける時間も、稼げる金額も決まっている。

頑張りすぎないように。
超えないように。
増やさないように。

本来なら前を向くはずの「頑張る」が
ここではブレーキになっていた。

守られている。
でも同時に
見えない枠の中に
きれいに収まっているような感覚。

「これ以上はダメ」
「そこまでで止めて」

誰かに直接言われたわけじゃないのに
ずっとそう言われ続けている気がした。

生活は回っている。
大きな不満もない。
それなのに
心の奥では少しずつ息苦しさが溜まっていった。

安心と引き換えに
何かを諦めているような気がして。

それが何なのか
はっきり言葉にできないまま
ずっとここまで来てしまった。

扶養内パートは
私を守ってくれた。

でも同時に
「ここから先へ進むこと」を
怖くさせていたのも事実だった。



第3章|数百円超えて返金したあの日

それは、本当に些細なことだった。

たった数百円。
それだけの話。

でも、その「数百円」が
私の働き方を一気に虚しくさせた。

夫の会社の扶養手当には
「3ヶ月平均で◯円以内」という決まりがある。
年間130万円以内なら大丈夫
…それだけじゃ終わらない現実。

月ごとじゃなく
3ヶ月平均。

多くてもダメ。
少し残業しただけでもダメ。

毎月
電卓を叩いて
「今月はいくらまでなら大丈夫か」を確認する。

頑張ってるのに
素直に喜べない働き方。

去年の夏
ほんの少しだけ超えてしまった。

本当に、数百円。

結果、
夫のボーナスから扶養手当を返金した。

申し訳なさと
情けなさと
言葉にできない気持ちが一気に押し寄せた。

「私、何のために働いてるんだろう」

頭に浮かんだのは
その言葉だった。

頑張らないように頑張って
増えないように調整して
超えないように気を張って。

それでも
たった数百円で「アウト」。

働いた時間も
気を使った気持ちも
全部が無意味に思えた。

悪いことをしたわけじゃない。
ルールを守ろうとしていただけ。

なのに
まるで何か失敗したみたいな気分になった。

その日
「扶養内で働く」という現実が
初めて重くのしかかってきた。

数字に振り回される働き方。
自分の価値が、
金額だけで測られているような感覚。

この出来事がなかったら
私はまだ
「まあ、仕方ないよね」と
自分を納得させ続けていたと思う。

でもこの日
心のどこかで
はっきりと気づいてしまった。

この働き方
ずっと続けるのはしんどい。

そして同時に
「じゃあどうする?」という問いに
答えを持っていない自分にも気づいた。

だからこそ
この数百円は
私にとって大きすぎる出来事だった。



第4章|来年、長女が大学生になる

来年、長女が大学生になる。

その言葉を頭の中で繰り返すたびに
少しだけ胸がざわつく。

嬉しくないわけじゃない。
ここまで大きくなってくれたことは
本当に誇らしい。
しっかりした夢を持ちそれに向かって
進んでいる娘の姿はとても輝いて見える。

でも同時に、
現実的なことが一気に押し寄せてくる。

入学金。
授業料。
教科書代。
交通費。

今までとは桁の違うお金の話。

これまでは
何となく「何とかなる」で乗り切ってきた。
でも大学進学は
さすがにそうはいかない。

世帯年収のことを
初めて真剣に考えるようになった。

今の働き方のままで
この先もやっていけるのか。

扶養内で働き続けるという選択は
家計を守っているようで
実は限界もはっきりしている。

収入が増えないこと。
増やせないこと。

頑張っても
線を越えないように調整するだけ。

このままでは
見える未来があまりにも狭い。

焦りがないと言えば
嘘になる。

「間に合うのかな」
「今からでも、何かできるのかな」

そんな気持ちが
夜になるとふと顔を出す。

怖いのは
失敗することじゃない。

このまま何も変えずに
「やっぱり無理だった」と
後から思うこと。

扶養内という安心の中にいながら
同時に未来がぼやけて見える。

それが
今の私の正直な気持ちだった



第5章|スキルも経験もない私に、何ができる?

「じゃあ、何をする?」

ここまで考えて
必ずここで立ち止まってしまう。

このままじゃダメだと思う。
収入も増やしたい。

でも、
じゃあ私に何ができるのかと聞かれると
言葉に詰まる。

特別な資格もない。
胸を張って言えるスキルもない。
社会人として
ずっと最前線にいたわけでもない。

「私には何もない」
そうやって
一番最初に自分を否定してしまう。

周りを見ると
正社員でバリバリ働いている人。
扶養を抜けて
しっかり収入を得ている人。

年収の話を聞くたびに
羨ましさと同時に
自分の居場所がどんどん小さくなる。

「今さら無理じゃない?」
「もう40歳だし」
「ブランクも長いし」

頭の中では
できない理由ばかりが並ぶ。

挑戦する前から
失敗する自分を想像して
勝手に諦めてしまう。

それでも
不思議と消えない気持ちがあった。

このままでは終わりたくない、という気持ち。

収入のことだけじゃない。
「私も社会の一員として、ちゃんと役に立っていたい」
そんな思いが
ずっと心の奥に残っていた。

子どもたちに
「やりたいことがあるなら、やってみたらいいよ」
そう言ってきた自分が
自分自身にはそれを許していないことにも気づいた。

できるかどうかは分からない。
失敗するかもしれない。

それでも
考えるのをやめてしまったら、
本当に何も変わらない。

諦めきれなかったのは
きっと
まだ自分の可能性を
完全には手放していなかったからだと思う。



第6章|今の職場を嫌いになれない私

今の職場を
私は嫌いになれない。

人がいい。
本当にそれに尽きる。

困ったときに声をかけてくれる人がいて
子どものことで急に休むことになっても
「大丈夫だよ」と言ってもらえる。

この安心感が
どれだけありがたいかは
同じ立場の人ならきっと分かると思う。

10年も続けてこられたのは
この環境のおかげだ。

もし人間関係が悪かったら
とっくに辞めていたと思う。

だからこそ
「辞めたい」とは簡単に言えない。

でも
働き続ける中で
少しずつ感じてきたことがある。

それは
ここでこれ以上
何かが大きく変わることはない、という現実。

どれだけ真面目に働いても
評価が大きく変わるわけじゃない。

できることが増えても
任される仕事が増えるだけで
収入が増えるわけでもない。

「成長している実感」が
ほとんどなかった。

悪い会社じゃない。
でも
自分が前に進んでいる感覚もない。

安心はある。
でも
この先の未来が見えない。

この場所にいる限り
私はずっと
「扶養内で、調整しながら働く人」のままなんだと思うと
胸の奥が少し苦しくなった。

辞める理由はない。
でも
続ける理由も
「居心地がいいから」だけ。

それって
本当にこの先の自分のためなんだろうか。

答えは出ていない。
それでも
「嫌いになれないから動けない」
という自分の本音を
ようやく認められるようになった。



第7章|扶養を抜けた人たちを見て思うこと

正直に言うと
羨ましい。

扶養を抜けて
がっつり働いている人たちを見ると
まずそう思ってしまう。

年収の話を聞くたびに
「そんなにもらってるんだ」と驚く。
ボーナスの金額を聞いて
心の中で比べてしまう。

私はボーナスはなし。
もらったことがないこともないが、数千円。
向こうは、何十万、時にはそれ以上。

比べたって仕方ない。
そう分かっているのに
気づけば比べている。

「私だって頑張ってるのに」
そんな気持ちが
ふっと浮かんでは消える。

そしてすぐに
自分を責める。

子ども優先を選んできたのは自分。
扶養内を選んだのも自分。
今さら文句を言う資格はない。

そうやって
自分の気持ちを押し込めてきた。

でも
羨ましいと思う気持ちまで
否定しなくていいんじゃないかと
最近は思うようになった。

羨ましさの裏には
「私も、もう少し評価されたい」
「ちゃんと稼げる自分でいたい」
そんな素直な願いがある。

それを見ないふりして
いい母親でいようとするほど
心は苦しくなった。

人と比べて落ち込む自分は
弱いわけじゃない。

それだけ
ちゃんと現実を見ているということだと思う。

この章を書きながら
「私だけじゃない」と思える人が
きっといる。

比べて、落ち込んで
それでも前を向こうとしている人。

その気持ちは
決して間違っていない。



第8章|このままじゃダメだと分かってる

「このままじゃダメだ」

その言葉が
最近よく頭に浮かぶ。

今の生活が
今すぐ破綻するわけじゃない。
毎日は回っている。

それでも
現状維持を続けることが
少しずつしんどくなってきた。

年収を超えないように調整して
増えない収入に慣れて
「仕方ない」と言い聞かせる。

その繰り返しに
心が追いつかなくなってきた。

じゃあ、変わればいい。
そう簡単に言えたら
どれだけ楽だろう。

扶養を抜ける。
働き方を変える。
新しいことに挑戦する。

どれも正しい選択に見えるのに
怖さが先に立つ。

今の安心を手放す怖さ。
失敗するかもしれない怖さ。
家族に迷惑をかけるかもしれない怖さ。

変わらないのもしんどい。
でも、変わるのも怖い。

どちらを選んでも、
楽な道じゃない。

だから私は
この間でずっと立ち止まっている。

決断できない自分を
何度も責めてきた。

でも最近
少しだけ思うようになった。

悩んでいるということは
もう現状に気づいているということ。

気づいてしまった以上
心はもう前に進みたがっている。

まだ一歩は踏み出せていない。
それでも、
立ち止まって考えている今は
無駄じゃないと信じたい。




第9章|「今すぐ答えを出さなくていい」と思えた理由

ずっと、
「早く答えを出さなきゃ」と思っていた。

扶養を抜けるのか。
このまま続けるのか。
何か新しいことを始めるのか。

どれか一つ
正解を選ばなきゃいけない気がしていた。

でも
考えれば考えるほど苦しくなった。

そんな中で
ふと気づいたことがある。

今すぐ
全部を決めなくてもいいんじゃないか、ということ。

一気に働き方を変えなくてもいい。
いきなり大きく稼ごうとしなくてもいい。

まずは
「このままじゃしんどい」と
自分が感じていることを認めるだけでいい。

考え始めたこと自体が、
もう一歩だと思えた。

今までの私は
何も考えずに扶養内で働いていたわけじゃない。
子どもを優先するために
必死に選んできた結果だった。

その選択は
間違っていなかった。

でも
状況が変われば、
考え直してもいい。

収入も、働き方も、
一生同じである必要はない。

そしてもう一つ
大きな気づきがあった。

「稼いでいる金額=自分の価値」
じゃない、ということ。

今までの私は
収入の少なさを理由に、
自分まで小さく見ていた。

でも
子どもを育てながら
家庭を回しながら
働き続けてきた時間は
決して無駄じゃない。

今すぐ答えが出なくてもいい。
今は
選択肢を探し始める時期。

そう思えたことで
少しだけ呼吸が楽になった。



第10章|同じ場所で立ち止まっているあなたへ

もしこのnoteを
ここまで読んでくれた人がいるなら
きっとあなたも
同じ場所で立ち止まっている人だと思う。

扶養内で働くこと。
収入のこと。
年齢のこと。
将来のこと。

頭の中では
何度も同じことを考えているのに
答えが出なくて
前にも後ろにも進めない。

そんな自分に
モヤモヤしたり
情けなくなったりしていないだろうか。

でも
ここまで読んでくれたあなたは
もう気づいている。

「このままじゃしんどい」
「何かを変えたい」

その気持ちが
もう動き始めている証拠だということに。

悩んでいる時間は
止まっているように見えて
実はちゃんと前に進んでいる。

考えることをやめなかった。
自分の気持ちから目を逸らさなかった。

それだけで
十分すごい。

すぐに大きな決断をしなくてもいい。
誰かと同じ道を選ばなくてもいい。

あなたのペースでいい。

このnoteは、
答えを渡すためのものじゃない。

「あなたの悩みは、
間違っていないよ」と
伝えたくて書いた。

もし今
少しだけ肩の力が抜けたなら、
それだけで、このnoteには意味があったと思う。

同じ場所で立ち止まっている仲間として
ここまで読んでくれたあなたに
心からありがとうございます。

そして
いつかそれぞれのタイミングで
また一歩踏み出せたら。

そのときはきっと
今のこの時間も
無駄じゃなかったと思えるはずだから。





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最終更新日  2026.02.03 15:29:58
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