刺繍大好き♪のぞみのステッチダイアリー

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2018.05.19
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カテゴリ: その他
月の世界には苦しみがなく、老いも死も訪れない。

一方の地球は花や緑や生き物に溢れて喜びもあるが、人々はエゴの固まりでそれ以上に悲しみや苦しみもある…

夕べ地上波で放送されたかぐや姫の物語を見て、ラストシーンでの月の使者とかぐや姫のやり取りとその場面で流れていた音楽が強烈に印象に残った。

月の使者はかぐや姫に、「清らかな月の都にお戻りになればそのように心がざわめくことはなく、この地で過ごされた穢れも拭えましょう。さぁ、早く参りましょう。」と声をかける。
かぐや姫は「この世は穢れてなんかないわ。彩りに満ちて、人の心も…」と言いかけるが、羽衣を掛けられた瞬間に地球での記憶を失い、月へと帰って行く。

音楽を奏でながら雲に乗って迎えに来た使者には喜怒哀楽の感情はなく無表情で、人間らしいかぐや姫とは対照的だ。
軽やかで明るい音楽だったのに、なぜかざわざわした。




映画は長くて途中で少しだれてしまったが、水彩画のような描写がよかった。

夕陽に照らされた竹林のシーンは、竹が淡いオレンジ色に染まって特に美しかった。

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月の衣をかけられたかぐや姫は地球での記憶がなくなってしまったはずなのに、月に向かう途中で振り返って地球を見たのも印象的だった。
月の都人の音楽が頭から離れない。

古典文学の方を読みたくなった。





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Last updated  2018.05.19 17:13:30


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