耐震診断の現地調査の実施日に 調査結果の概要説明を受けました。あくまで調査の結果報告であり、耐震診断結果の報告ではありませんので、念のため。
■現地調査の結果
<室内>
<屋外>
<床下>
<小屋裏>
上記結果報告の多くは、築20年の住宅であることを考慮し、自分で想定していたとおりでした。しかし、2つ想定外のものがありました。
1つは悪いもので、コンクリート基礎に鉄筋が入っていなかったことです。
大学生の頃に授業で教わったのですが、コンクリートは圧縮には強が、引っ張りや曲げには非常に弱いと言う特徴があります。この弱点を補うため、引っ張りに優れた鉄筋と組み合わせ、鉄筋コンクリートとすることで優れた建材として用いると言うことでした。
なので、鉄筋の配されていないコンクリート基礎は、鉄筋コンクリートより何倍も強度が弱いのです。
もう1つは、土台に腐食が無かったことです。
我家はベタ基礎でなく布基礎なので、地面由来の湿気が多かった(※)ため、土台の腐食を予想していたのですが、幸いなことにありませんでした。最も腐食しやすい風呂場周りもまったく問題ないとのことで、こちらは嬉しい誤算でした。
さて、現地調査の結果は以上でしたが、耐震診断の結果はどうなるでしょうか。少々不安ですが、ちょっと楽しみでもあります。
(つづく)
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