CASIO MDH-515 MDラジカセ(発売日:不詳(おそらく1999年)) 」だ。このシリーズには、 MDH-505 、 MDH-507 、MDH-515(本機種)の存在を確認している。
今回、 MDH-515(本機種)の修理を依頼いただいたので紹介する。
[CASIO MDH-515 MDラジカセ]
■主な故障と原因
■修理
まず、CDトレーの開閉不良はゴムベルトの劣化か原因だった。これを製作・交換。
CD光ピックアップは、採用機種の少ない「SANYO SF-P101(15ピン)」だ。 当方では、CASIOの本シリーズと、PIONEER XR-A550MDでのみ、このピックアップを確認している。
一方、同一機種(CASIO MDH-515)でも、CD光ピックアップに「SANYO SF-P101N(15ピン)」を搭載した個体を確認している。製造時期によって異なるようだ。
今回は、ユニットごとこちらに交換して復旧を確認。
次はMDユニットを分解する。
本MDユニットには、MD検知スイッチが5個使用されている(下記の写真は4個が写っている)。
接点回復剤を使用しても写真左手3個の同スイッチが回復しないため、取り外して分解・清掃した。
清掃・研磨後は、 接点が輝いているのが分かる。
主基板にあった電気二重層コンデンサが劣化し、蓄電容量が極端に低下していたため、これを交換。
他多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。
--- 分解清掃修理した や や を出品中 ---
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