心も身体も元気になろう

老人の口腔ケア


 現在はデイケアやデイサービスの利用者の中から希望者のお宅に訪問している先生に付いて歩いているので、物を噛めるようになった喜びを聞いたり、入れ歯作成してを入れた後で歩けるようになった話を聞いています。
 以前(介護保険が始まる前)勤めていた老人保健施設では、歯科医が出張してきて入所者と通所者に歯科診療を行っていました。現在はどのようになっているのかは判りませんが、当時は歯と日常動作の関連など考えても見ませんでした。
 前任地では口腔管理のできていない利用者がたくさんいたのですが、それに対して主任である看護師に報告しても、ろくな答えが返ってきませんでした。口臭がすさまじい便臭をしている利用者について報告しても、「○○さんは入れ歯やからしゃあないねん」という答えで済まされてしまいました。ケアマネの資格も持っているのに、すごいことを平気で言うなあと驚いてそれ以上話ができませんでしたが、今思うとすぐにそういう言葉が出てきたと言うことは、その看護師の本当の答えではなかったかもしれません。彼女のコム・ラグ(質問をしてからその質問に対する答えを返すまでの時間)は異常に長いタイプだったので、もしかしたらその続きに何か彼女なりの「本当の答え」があったのかもしれませんが。
 また、訪問歯科診療に関してはケアマネで理解している人がほとんどいないどころか、保険を扱う役所の人間でさえ理解していないことがあるという、非常に認知度が低く、ややこしい制度のようです。というのも、診療報酬の出所は医療保険なのですが、必要条件として「介護保険の認定を受けている人」、という制約があるのだそうです。なのでケアマネとしては、介護保険の範囲内で予定を組まないといけないと勘違いをしてしまうそうですが、介護保険は条件だけであって財源としては関係ないのだそうです。
ご注意:「治療」と「口腔ケア」は別行為となっていて、「口腔ケア」は介護保険適用となっているようです。)

 人は驚くほど簡単なことがきっかけとなって回復を見せることがあります。
 歯の健康や入れ歯のケアというのはもっと見直されてしかるべき物だと実感します。


2005/6/17の日記より

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