ことばのひろば
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「ギルガメシュ叙事詩」が「もののけ姫」と関連があるって?「もののけ姫」は屋久島、「千と千尋の神隠し」は信州の遠山郷(霜月祭のあるところです)の自然をとったということは聞いていたし、実際行ってみて、神がかったところという印象をもった。でも「ギルガメシュ」からとったなんて知らなかった。実は宮崎駿の作品はよくわからない。何回も何回も見ている人からはあきれられそうだ。こどもたちが夢中になるのも、よくわからない。以下はJAのHPからのもの:『レバノンからシリア、トルコの山々はかつて、豊かなレバノン杉の森でした。「ギルガメシュ叙事詩」によると、レバノン杉の森はどう猛な森の神フンババが守っていて、人間は一歩も近づけませんでした。 ギルガメシュは森に遠征し、フンババを殺しました。以来、人間が自由に木を伐り出すことができるようになったといいます。乱伐が繰り返され、森は消え、文明は滅びました。今はハゲ山が連なるのみです。 まさに「山高(やまたか)きが故(ゆえ)に貴(たっと)からず 樹有(きあ)るを以(もっ)て貴(たっと)しとす」の感です。樹木は雨水を一旦貯え、少しずつ流してくれます。洪水防止や水源涵養など、私たちに計り知れない恵みと安全な暮らしをもたらしてくれます。水田にも同じような働きがあります。こういった働きを維持するためには、人が住み、手入れをしていかなければなりません。』エンキムドゥが「たたら場」のエボシ様、フンババがシシ神、首を落として桶に詰めるところまで同じ。ギルガメシュ叙事詩では、フンババが殺されたあと「ただ充満するものが山に満ちた」と書かれている。「もののけ姫」では、シシ神の体から流れ出たどろどろのものが山を焼き尽くす。 エンキムドゥは祟りで死にますが、エボシ様は、狼の神モロに片腕を食いちぎられる。どうしてJAのHPから引用したかというと、ラボの評議員である東京大学名誉教授の高橋裕先生は 国際連合大学 上席学術顧問(環境と持続可能な開発プログラム)・世界水会議(World Water Council)理事でもあられる。以前会議で隣席になった時は、この話を知らず、先生は講演で日本をまわっていられると聞いただけだった。水・森林・人というテーマで、チグリス・ユーフラテスやレバノン杉のことをお聞きしたいものだと思ったから。ラボの国際交流は幅広く奥深いものだと実感しています
2003/09/17
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