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2010年11月17日
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なんといってもこのタイトル。
インパクトが絶大としかいいようがありません。
これほどネガティブなタイトルをつける作家もそうそういないでしょう。
そして、想像に難くないと思いますが、このタイトルこそが京極堂シリーズでいう「この世には不思議なことなど何もないのだよ」の決め台詞に相当するわけです。

とはいえ、これほどあまり印象がよくない台詞を決め台詞に使うのは、やはり一般的には良くありません。
この本には短編が6本収録されているのですが、「死ねばいいのに」という台詞をこれほど頻繁にいってよいものでしょうか?
そう思う人ももちろん多いでしょう。
しかし、ラスト(6人目)でワタライケンヤがこの台詞を何度も繰り返し様々な人に言っていた理由が分かります。
そう思うと、あぁ、なるほど、そういうわけだったのか、と個人的には納得がいきました。

わりとさくさくと読める文章なので、お時間があれば是非。
京極夏彦の心情描写の上手さが光っていると思います。





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最終更新日  2010年11月17日 16時39分43秒
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