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2011年03月31日
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さて、2部の話。
2部は1部と一転、暗い話が続きます。
1部が楽しいだけに、本当に辛い。
2部は1部よりかいつまんだ感じで語ろうかと思います。

最初は慰問のシーンから始まる。
「赤とんぼ」を歌い出すと、兵隊さんも一緒に歌い出す、というシーン。
兵隊さんがどんなふうに舞台にいたのかは3階席だと分からなかったなぁ。
声だけなのか、それとも客席のほうで歌っていたのか。

慰問公演で兵隊さんたちに喜んでもらえることを実感したリュータン率いる宝塚の生徒と演出家たちは満州という遠い地へも赴く。

「もう思い残すことはない」と敬礼する青年。
しかし、実際はそうではなくて、誰もいない森の中でこっそりと泣いていたのだ。
・・・狼に身をさらしながら。
それを目撃するトモ。
トモもここで、「お母さん・・・!」と叫ぶんだよね。
初演ではこの台詞、なかったんじゃないかなぁ。
不安を取り除いてくれるもの、自分がどうしようもなくなった時に縋りたい相手・・・それが母親。
きっとこれは、兵隊さんにとっても同じで、懐かしそうに宝塚が好きだった母親の話をする。
もちろんもうすぐ命を失ってしまうという同じ境遇にいる二人だから共感し合ったのだと思うけど、今回のこの「お母さん・・・!」という一言を入れるだけで、さらに二人が強く引かれ合ったということをより明確に表現することができていたように思う。
再演のこういう細かな変更は本当に良いなぁ。
初演のトモは強がり過ぎてるんだよね、ココ。

唐突過ぎた感があり、私はトモの感情変化を追いにくかった。
でも今回の、強いトモでも“慰めてくれる存在”がほしいと思っていて、そうして出会ったのが兵隊の青年だった、という流れは本当に綺麗で、個人的には非常に納得できた。

こういったシーンがあった後の告白シーンは本当に泣ける。
自分の命がもう長くはないこと。
だからこそ、宝塚の舞台に立ちつづけようと決めたこと。

ここも少し演出というか振り付けというか、変わっていたなぁ。
トモがリュータンに、他の組子たちに受け入れられて、自分が孤独な存在ではないと知り、また、トモ自身も“ライバル”だった他の組子たちを“仲間”として受け入れるまでの過程がより丁寧になってたなぁ。

と、こんだけ褒めといてなんですが、リュータンの演技はまみさんよりわたるくんのほうが、ここは好きだったわ(笑)
というか、わたるくんのリュータンがこのシーンかっこよすぎたんだよね。
もちろん、まみさんもかっこいいのだけども、あんまりここで涙ぐまない方が私は好きなんだよね。
いや、まみさんもそんなめちゃくちゃ涙ぐんでいたわけじゃないんだけど・・・。

こうして満州の慰問公演から帰ってくるわけなのですが、その船で速水中尉がまた登場。
ここの坂元さんの演技が最高で・・・(笑)
速水さんこんなコミカルで良いのか?と思ってしまうくらいに。
でも、よく考えると速水さんってアメリカ出身でユーモアがある人なんだよね。
日本の軍人って感じの堅物では決してない。
で、前回も書いたけど、本当に歌がうまい。
母が「あの人が歌うと、タカラジェンヌ負けちゃうなぁ」って言ってたくらい。
これを見ると、タッチーが坂本さんを好きになるのが納得いくというものです。

で、日本に帰ってきて・・・
リュータンは影山先生の家へバレンタインチョコ・・・ならぬうどんを・・・(笑)
ちなみにここが真琴さんの一番のお気に入りらしいです。
ただ舞台をぎくしゃくした歩き方で横切るだけなんだけど。
おそらく、舞台を裏でセッティングするための、時間稼ぎのシーンなんだけど。
でも、印象に残るシーン(笑)

で、この後のリュータンさんがカワユス。
まじで乙女だもんなぁ。
「先生!」と呼びかける声裏返り過ぎwww
ぜったいわざとだろwwwww
真琴リュータンは低音ボイスが売りだから、いっそう浮くよな、これ。
リュータンに叱咤された影山先生が去った後に、いちいちものをいじったりするのもステキ。
羽織匂いすぎだしなぁ(笑)

で、こんなギャグシーン(褒めてます)の後に、トモの死。
ここはマジ泣きそうだった・・・。
いや、これはね、やっぱり生で見なきゃだめだと思った。
ゆりちゃんのもう意識が錯乱した感じの演技も非常にうまかったし、一緒に舞台を再現する真琴リュータンはかっこよすぎだし。
拍手したり、一緒に歌ったりする同期もいい。
みんな必死だからこそ、トモが死んじゃうのは辛い。
どうしようもないことって本当にあるんだ、って思ってしまう。
影山先生が黙ってこの様子を見てるのもいい演出。
みんな必死なのに、自分は何してるんだ、と奮起するきっかけになっただろうし、リュータンの強い優しさを再認識したんじゃないだろうか。

と、ちょっとここでまたもや筆を置きます。
続きは後日。





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最終更新日  2011年03月31日 17時35分23秒
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