テロリストとの死闘から二ヶ月。
国会議員たちが次々と衆議院棟・本会議場に着席していく中、来るべき事態をかすかに感知しはじめる井上。そして麻田内閣の行く末をマスコミが注視する中、いよいよ本会議がスタートする。だがその一方で、衆議院議員会館に人知れずテロリスト集団が到着していた...。(goo映画より)
オフィシャルサイト: SP 革命篇
昨日の日記にも書きましたが、
129分の上映中、息を吸いっぱなし、目を見開きっぱなし。
衝撃の連続でした。
でも、『野望篇』のときのような、予想しない扉が次々に、開かれていくというのとは違います。
撒かれていた謎や不穏な種が萌芽した、暗い箱の蓋がどんどん閉じられてゆくような感じです。
気がつくと、いつの間にか自分も、その箱の中に閉じ込められているのです。
いよいよ、あのことが!
あの人が、こんなことを!
映画の<見所>とも言えるシーンを、いくつもプロモーション番組や、スペシャルドラマで観てしまっているので、
[このあと、こういうことがおきるはず]
という予見が心のなかにあります。
サスペンスの展開、という点では、そういうものは無いほうがいいのかもしれませんが、面白さが半減するかというと全くそんなことはない。
どうして[こういうこと]の場面に到るのか、想像もできないからです。
想像する暇がない、驚きと緊張の連続なのです。
あの人が口にしていたのは、こういうことだったのか!
これって、どうして?
そしてそして、あの人は、あの人の…!!
寝惚けた日本を覚醒させる、という革命。
<安穏>の有り難さが見にしみている今の今、その言葉を聞くのはやや皮肉めいていますが、それをさて置いても、こうして恐怖と暴力で為す主張が、はたして新しいものを生むのか、という気持ちが湧いてきました。
加えて、崇高な目的の、根元にあるものと、果てにあるものが、私怨でいいのか、という気持ち。
おそらくこれも、製作の意図であったのだと思います。
それにしても、ほんとうに岡田くんはかっこいいです。
アクションはもちろん。
仲間に思いついた作戦を披露するときの、不敵でいたずらっぽい笑みも最高である。
重ねて申しますが、最高。 岡田くん最高。
そして、堤さんがまた、優しい微笑み、とぼけた表情、迫力漲る立ち姿から鬼の顔まで…。
物凄い俳優さんだと思いました。
プロモーションでは、その二人が並んで、インタビューの「この後は…」という質問に口をそろえて
「ありません。これで終わりです」
と言い切っていました。
だから、どういう結末に収束するのかと、それを知りたかったわけですが…
そうはならず…
世の中そうシンプルな構造ではない!ということですね。
まだまだ、まだまだ…
終盤ついうっかり、あの人のことまで疑ってしまいましたが、味のある口癖が減らない、いいひとみたいでした。
そうそう、野間口徹さん演じる公安の田中くんが、我が家では大人気なのです。
スペシャルドラマにつづいて、活躍してくれています。
彼のこの後も…
これで、終わりか。
終わりなのか。
『ジュリエットからの手紙』 2011.05.18
『かもめ食堂』 2011.05.01
『SP 野望篇』 2011.03.10
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