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2003年12月31日
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前回も書いた、私の正体を知っているある同業者が、 この日記が始まって

認めた。

「外注を使って仕事をするのはムシがよすぎる。社員を雇用して育てればいい」

 フリーランスの力を借りて仕事をすることを否定したら、編プロは成り立たな
い。ブローカーになりかねない微妙な問題も含んでいるが、編プロは人材派遣業
的側面を自らの業務のうちに必然的にもっている。固定費のかさむマンパワーの
常時維持を最小限に抑えることで、コスト的メリットをクライアントに提案でき
ることこそがその真骨頂だからだ。


にいい仕事をするとでもいうのか。

 ふふ。その理屈は、小学生にたくさんの小遣いを与えたら、大学生になれると
言っているようなものではないか。

 女性(とくに主婦)にチャンスを与えたい、という弊社の方針自体が気にくわ
ないというのなら、それはもう、外注だの正社員だのといった、採用の仕方の問
題ではないだろう。

 何よりも、その同業者は、かつてフリーランス時代の弊社の社長を外注で使っ
てきた事実をどう考えているのだろうか。

 話を戻そう。

 私の日記を読み、「なんちゃってSOHO」なんか使うからだ、という感想を持た
れること自体は、その限りで間違っていない。



 ただ、ではどこからが被害を与える「なんちゃって」で、どこからがそうでな
いのか、その「しきい値」というのを考えると、実は案外難しい。

 私がこの日記を始めた頃に書いたような一部の例は文句なしの「なんちゃって」だが、
そういうわかりやすい人は、さすがに弊社でも門前払いをさせていただいている。

 なにがしかの経歴や実績をもって仕事をしている「プロ」を名乗る人でも、い


 そう。今、これを読んでいる「売れっこ」で自信満々のアナタも、いつ「なん
ちゃって」に転落してしまうかもしれない可能性がある。
(もちろん私も含めて……)

 人間は間違いうるものだからだ。

「なんちゃってSOHO」というのは、きわめて演繹的な概念であり、これからもそ
の定義は「進化」する。その意味で、私たちは、つねに「なんちゃって」
になりうる危うさを抱えながら仕事をしているのではないだろうか。

結論

 これをやったら「なんちゃってSOHO」になるという指摘はできるが、「なんち
ゃってではないSOHO」という定義は不可能である。

 よって、「『なんちゃって』でないSOHOを使うべし」という指摘は、論理的で
ない。

 今年はこのへんで……。 来年もよろしくお願いします。





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最終更新日  2004年01月04日 14時12分09秒
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