LavenderFaction

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April 25, 2004
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親父の話。

俺の親父は色が白い。
ついでにすね毛も薄い。
親父にとってそれらは長年のコンプレックスであったらしい。
温泉に入る時などはとても恥ずかしかったと聞いた事がある。
もしかしたら今でも恥ずかしいのかもしれない。

話しは親父が小学生だった頃にまで遡る。
ある日学校で健康診断があり保健室に集められた親父を含む生徒全員は順番に診断を受けていた。
そして親父はクラスメイトの中で一番最後に受診する事となった。


そして問題無く診断を終えた親父は他のクラスメイトが全員教室に戻った後の保健室の隅で1人着替えていた。
お医者さんや先生達は健康診断で使った器具などを片づけている。
すると生徒全員が教室に戻ったと思い込んだ先生達は名簿を見ながら雑談を始めた。
まさか生徒(親父)がまだ1人残っていて話しを聞いてるとは思わずに!

A「んー。あれだなー。この○○って生徒は色が白かっただろう。」
B「そうですねえ。」
A「こういう色の白い子ってのはあんまり長生き出来ないんだよな。」
B「そうなんですか?」
A「ああ。たぶん20歳まで生きられないだろうねえ。」
B「へえー。なるほどねえ。」

親父「エエー!!」

自分が長生き出来ないと言われているのを目撃してしまった親父!
大ショック!親父ショック!

親父「俺って20歳まで生きられないんだ・・・。」
小学生にして自分が長生き出来ない事を知らされてしまった親父。
その事を誰にも相談出来ずに悩んだ結果「自分は20歳まで生きられない人間だ。」とすっかり信じ込んでしまったらしい。


人格構成にどのような影響があったのかは知る由もない。
とにかくそうして親父は戦後の日本を生きたのであった。

そして20歳を過ぎたある日、
「あれ?俺って20歳過ぎても死んでなくね?」
と気付いた親父。
ようやくそこで先生達が話していた事は根拠が無く自分がちゃんと長生き出来るという事実を知ったのであった。

そんな親父も現在59歳。
すこぶる元気!
大丈夫!
その調子なら100歳まで生きられるよ!





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Last updated  May 5, 2004 01:02:05 PM
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