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ODAI 


4月


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9月


10月


11月 『ロイ編』


11月 「エドワード編」


12月


1月


2月


3月


ODAI おまけ「3と4の月の間」


大好き『鋼」サイト様紹介


素材サイトさま


スローライフ


Pa 1、『きっかけ』


Part 2 『再開』


Pa 3 『等価の練成 1』


Pa 4『等価の練成 2』


Pa 5、「 はじまり 」


Pa6、『二人の共同生活』


Pa 7、「約束」


Pa 8 『決意 1』


Pa 9『決意 2』


Pa 10 「受験勉強」


Pa11、「秘密」


Pa12 『アルフォンス 1』


Pa13、「アルフォンス 2」


Pa14 番外編?「素敵な休暇の過ごし方」


Pa15、ドライバーライセンス


Pa 16「エントランス・セレモニー」


Pa17「熾火」


Pa18 「学友」


Pa 19「過去に繋がるもの」


Pa20 「Calm a Holiday」


Pa 21 「 気づきの時 」


Pa22 「それぞれの想いの行方 act、1 」


Pa 23「それぞれの想いの行方act2」


Pa 24 「 それぞれの想いの行方 act3」


Pa 25 「それぞれの想いの行方 act4」


Pa26 「それぞれの想いの行方act5 」


S、P1 「隠し事」


S、P2 「すれ違いの時間」


S,P 3「互いの相手」


S,P4 「見えない影」


S,P5 「思惑」


S,P6 「波紋」


S,P 7「綻び」


S,P 8「蔦」


Pa 8-2 「蔦」


Pa 9 「束の間の時」


S,P 10 「標的」


S,P 11 「約束」


S、P 12「岐路」


S, Pa 13 「破綻の予兆」


S,P14「闇のかひな」


S,P15「闇のかひな  Pa2」


S,P16「闇のかひな  Pa3」


S,P 17「光の路」


S,P 18 エピローグ『連理の路』(完結)


番外編「偽装結婚」


SFT Pa1-1「遠距離恋愛の始まり」


SFT Pa1-2「遠距離恋愛の始まり」


SRT Pa2「貴方の傍に居る理由」


SRT p3「互いの環境」


SRT Pa4「特別講師」


SRT Pa5「標的の先」


SRT P5.5「標的の先~Spill talk~」


SRT Pa6「~The fun is the back~」


pa6 ~The fun is the back 2 ~


p6 The fun is the back 3


~The fun is the back 4~完結


The fun is the back 遊園地編・前編


  ~The fun is the back 遊園地編・後編


★スローライフEX


ODAI 『 17WORD 』


1、『視線』 エドワードver


1、『視線』ROYver


2、「縮まらない差」


『好き? or 嫌い?』


4、『睦言』


5、「背中」


6, 「温もり」  18禁


7、「企み」 Pa 1


7-2 「企み」 Pa2    *18禁


8、「誘惑」


9、口吻け 


10、太陽


11 「夢」


短編のコーナー


まやかしの恋の代償


『 駄目な男 』


『 駄目な男 』 ~ 扉の向こうで ~


『駄目な男』 act3「逢引」


『駄目な男』 act4「買物」


駄目な男  Act5「失われた心の欠片」


Stranger act1


Stranger  Act2 「完結」


『駄目な男』 act6「恋の障害物 1」


駄目な男  Act7「恋の障害物-2」


駄目な男  Act8「恋の障害物-3」


駄目な男・番外編「みんなのアイドル」


駄目な男・番外編「みんなのアイドル2」


inferiority complex  p1


inferiority complex p2


愛は勝つ!


愛香る


limitation


limitation2


罪作りな想い人


罪作りな想い人 完結


~ 好きなあの子を振り向かせる方法 1~3 


~ 好きなあの子を振り向かせる方法4・5 


limitation3


limitation4


limitation5


limitation6


好きなあの子を振り向かせる方法6~8


paradigm shift!1~6


paradigm shift!7~


H24,6/1 ロイの日企画「奇妙な贈り物」


at the Truth in the Mirror Image


ACT 1「邂逅」


ACT 2 「動き出す歯車」


act 3 「繰返される思い出」


ACT 4「交差 1」


Act4 「交差 2」


act4「交差 3」


act5 「ロイ・マスタング」


act6 「共棲」


act 7 「最善の果て」


act7 「袋小路」


拍手お礼文集


Jupiter


Mine ~無料配布小冊子~


素直になれなくて  act1


素直になれなくて act2


素直になれなくて act3


素直になれなくて(完結)


可愛いペット act1


可愛いペット act2


可愛いペット act3


貴方がライバル! 1~5


貴方がライバル! 6~8


貴方がライバル! 9・10


貴方がライバル! 11~14


貴方がライバル! 《完結編》


W`Dな男達 1・2


W`Dな男達 3・4


W`Dな男達 5・6


W`Dな男達 7・8


W`Dな男達 9


W`Dな男達 10


W`Dな男達 11


W`Dな男達 12


「         」


『      』


・・・・


.....


---


///


::::::


忘却の枷3


忘却の枷4


@@


忘却の糧 1


忘却の糧 2


忘却の糧 3


忘却の糧 4


忘却の行方


完結p1「夢の最果て」


完結p2「狩人と哀れな獲物」


完結p2「狩人と哀れな獲物 2」


販売本&通販情報


リンク


8月新刊情報~♪


10月新刊情報~♪


8/25 東京グッコミ受け取り希望ページ


Family's start act1 「出会い」


Family's start  act2「想定外」


  act3 「優秀なアシスタント」


act 4 「彼らの理由」


act5 「ロイの過去」


act 6 「前準備」


act7 「灯火」


act8「天風」


金猫の恩返し act1 好物(馴れ初め編)


金猫の恩返し act2 寝床の確保


金猫の恩返し act2-2 寝床の確保


金猫の恩返し act3 仮初の住処


金猫の恩返し Off本版1章


金猫の恩返し Off本版2章


金猫の恩返し Off本版3章


金猫の恩返し Off本版4章


金猫の恩返し Off本版5章


金猫の恩返し Off本版6章


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編1


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編2


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編3


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編4


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編5


~麗しの金獣~ 金猫の恩返し 番外編6


追跡者 1章


追跡者 2章


追跡者 3章


追跡者 4章


追跡者 5章


追跡者 6章


追跡者 7章


追跡者 8章


追跡者 9章


追跡者 10章


追跡者 11章(完結)


白昼夢 p1


白昼夢 p2


白昼夢 p3


白昼夢 p4


白昼夢 p5


白昼夢 p6


白昼夢 p7


久遠の輪舞(前編)1章


久遠の輪舞(前編)2章


久遠の輪舞(前編)3章


久遠の輪舞(前編)第4章


久遠の輪舞(前編)第5章


久遠の輪舞(前編)第6章


久遠の輪舞(前編)第7章


久遠の輪舞(後編)act1


久遠の輪舞(後編)act2


久遠の輪舞(後編)act3


久遠の輪舞(後編)act4


久遠の輪舞(後編)act5


久遠の輪舞(後編)act6


久遠の輪舞(後編)act7


久遠の輪舞(後編)act8本編完結編


extra Je te veuk 《貴方が欲しい》


愛に執心する運命ならば


 [Distance of love]] part.1


[Distance of love ]part.2


[Distance of love ] 3部完結


Forty Nine Days  p1


Forty Nine Days  p2


Forty Nine Days p3


Forty Nine Days  p4


Forty Nine Days p4 


Forty Nine Days p5 【来世編】


Forty Nine Days・来世編   sideーR


Forty Nine Days【完結】・来世編sideーE


百年続く恋 p1


百年続く恋 p2


百年続く恋 p3


百年続く恋 p4


百年続く恋 p5


百年続く恋 p6


百年続く恋 p7


Radiant,Ever Forever p1


Radiant,Ever Forever p2


Radiant,Ever Forever p3


Radiant,Ever Forever p4


Radiant,Ever Forever p5


Radiant,Ever Forever p6


Radiant,Ever Forever p7


Radiant,Ever Forever p8


Radiant,Ever Forever p9


Radiant,Ever Forever 番外編


~~~


~


二人の関係 1


二人の関係 2


二人の関係 3


二人の関係 4


二人の関係 5


二人の関係 6


二人の関係 7


二人の関係 8


二人の関係 9


二人の関係 10


二人の関係 11


二人の関係 12


二人の関係 13


二人の関係 14


二人の関係 15


二人の関係 16


二人の関係 17(番外編)


その他ジャンルの窓口


進撃の巨人入口


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2010年06月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

突発、最終話SSです。
特にネタバレは含んではいないつもりですが、
純100%を願っている皆様には、最終話をお読みになってから
読んで頂けるのをお薦め致します。

鋼最終話感想は、近日中に~。





●●● 「先駆けの道の終着点」 ●●●




――― なぁ・・・。あんたは知っているか?
    袂を分かつ前の、俺の願いを・・・―――


必死に望みを追いかけ続けていた頃は、アルと良く
「叶ったら何をするか?」に話を弾ませてみたりもした。
食べたい物・会いたい人・住みたい場所や行ってみたい土地。
そして――― 将来は、自分は何をしたいか。

アルと違って俺は、素っ気無く「叶った先のことなんて、わかんねぇ」と嘯いていたけど・・・。
本当は・・・。1つだけ。――― 願っていたことがあった・・・。


もうそれは過去のことで、今じゃない。

時は残酷に無情に過ぎ去って行き、心の奥底にそっとしまっていた願いなんて・・・。
――― 叶えることも出来ないほど、・・・・・・・遠くになってしまってる。

なぁ、あんた。
随分、遠くに行っちまった気がするけどさ。
その頃、俺は―――。

本当にその1つを未来に夢見てたんだぜ?










 *****


「ちょお!ちょおちょお~!!!
 酷いじゃないかよ! 俺は何もしてねぇーって言ってんだろ!?」

独房の中で大声で叫んでみたが、看守は聞き入れてくれる気は無さそうで、
身元の確認が出来るまでは取り合えません、と貸す耳を持ってくれない。


「はぁ・・・」

これ以上叫んでいても無駄かと、備え付けの簡素なベッドへ転がると組んだ腕に頭を乗せて
嘆息を吐き出す。

「ちぇっ」
舌打ちをしながら自分のトラブル体質を恨む。
兄弟で共に旅をしていた時には、どちらが悪いと責任を転換し合えたが
――― 生憎、今ではその言い訳は通用しない。
と云うことは、今のトラブルの数々はやはり自分が原因で、そうなると過去のモノまで
自分の責任に負わされそうな気がしてくる。

――― 結構上手く誤魔化してきたのにな・・・。

トラブルに慣れていれば、当然その後の対処方法も把握できている。
拘束や調書。身元確認をされる前にとんずらをこいてきたのだが、
・・・今回は出遅れた。

どうにも気に食わない奴の現行犯逮捕をするには、どうしても現場に居合わせた
(そう云うことにした)
エドワードの証言が必要になってくる――― そう云われて、証拠物件やら
その時の状況やらを克明に説明している間に・・・。

――― エドワードはどうやら、メンバーの一味ではないかと嫌疑をもたれてしまったようだった。

場慣れし過ぎているエドワードの言動に不信感をもたれても、それはごく当然で。
しかも証拠物件まで事件に遭遇した時に確保している――など、一般人では有り得ない。
軍属で所属していた頃に覚えた習性が仇と出たわけだ。


旅を続けている間にも、こんなことはちょくちょくと遭遇している。
それでも・・・元・国家錬金術師だったと言わないのは―― 大佐に迷惑が及ばないように。
そんなエドワードの気遣いからでもある。

1つ。また1つと階級を上げている相手は、もうとうに大佐などではなかった。
それでも思い浮かべる時は大佐と呼んでしまうのは、エドワードの習慣のようなものだ。

――― いや・・・。それ以上の階級になった彼を、呼んだことがないからなのか。


身元確認にはダブリスの師匠夫妻と、ピナコ婆ちゃんの連絡先を伝えてあるから、
そう時間も掛からず開放してもらえるだろう。
暢気なエドワードは深く考えることもなく、急に出来た空き時間を貴重な
睡眠時間に費やすことにしたのだった。




――― 鋼の・・・。鋼の。
    またこんな処で寝て・・・。休むなら私の仮眠室が空いている。
    そこに行って、ちゃんと寝なさい。―――


あいつはそう言って、いつも転寝している俺をあいつ専用のベッドに寝かしつけてくれた。
清潔なシーツからは洗剤の香りしか匂わない筈なのに、そこで寝るたびに俺は・・・。
辛くて・・・。切なくて・・・。少しだけ、嬉しかった。
――― まるで・・・あんたに包まれているような気がして・・・。




 *****

――― ふっ ―――

人の気配に眠りから起こされると、自分の目元が濡れているのに気づいて自己嫌悪してしまう。
いつまで自分は、こんな女々しい感情を持ち続けてている気なんだと。
自嘲気味に口の端を歪め、よいしょと態と大きな声を出して起き上がる。

そうやって元気な振りを続けていかないと、――― 駄目になってしまいそうで・・・。


カツカツと通路からの足音が響いてくる。
複数聞こえているから、自分の身元確認が終わったのだろうとベッドに座ったまま
鉄格子の向こうに目を向ける。


「―――!?」

自分の牢屋の前に立ち止まった相手を認めた時。
――― 心臓が止まるかと思った。


「やぁ、久しぶりだね、鋼の」

胡散臭いと良く言っていた表情を貼り付けた男は、まるでつい最近まで知己だった者のような態度で
親しげに声を掛けてくる。

驚き固まっている自分をよそに。

「ああ、彼は問題ない。私の方で保証するので、直ぐに釈放の手続きを取ってやってくれ」

軍の将軍にそう云われれば、下の者など否定などできようもないだろう。
慌てて走り去ろうとする相手に、ロイは「手続きが終わるまでの間、久しぶりに話したいのでね」と
相手から牢屋の鍵も貰い受ける始末だ。

器用な指が珍しく鍵を開けるのに手間取っている間も、エドワードは茫然と相手を見つめていたままだ。
漸く鍵を開け終えると、ロイは優美な動作で屈みながら中へと入ってくる。

「――― な・・・、なんであんたが・・・」

漸く出た声は驚きで掠れたままだが、エドワードの心情からすれば当然だろう。

「君は・・・。一体、何をやってるんだ」

飽きれたように吐かれた嘆息が、エドワードの感情に火を灯す。

思わず出そうになった反発の言葉は、急に引っ張るロイの行動で止まる。

「さっさと出るぞ」

不機嫌そうな声に表情。
ロイはそれ以上の言葉を告げるでもなく、エドワードを引きずるようにして牢屋から
あっさりと出て行こうとする。

「ちょ、ちょっと。・・・待たないとっ」

まだ看守は戻って来ていないのだ。ここで勝手に出たりしたら迷惑が・・・。

「手続きはホークアイ少佐が終わらせてくれる。
 こんな胸糞悪い場所に長居する必要は無い」

エドワードの心情を読んだかのように言い切って、ロイは問答無用でエドワードの手を引っ張ると
あっさりと牢屋の扉を越えてしまった。

引きずられるようにして歩いていく間、エドワードは相手との差を痛切に思い知らされる。
自分が喚こうが叫ぼうが越えられなかった扉を、彼は一言で越えていくのだ。

惨めだと自己を哀れむ気にはならないが、遠く・・・遠くなってしまったんだと
痛む胸の奥で再認識を呟いた。



 *****


憲兵所を出れば、お小言の一つや二つ貰って放免されると思っていたのに、
ロイはエドワードを自分用に取った宿舎へと強制的に引っ張っていく。

途中、懐かしい顔ぶれに挨拶もそこそこ部屋へと引きずられていったエドワードに、
何故か懐かしいメンバーは、ひらひらと手を振って笑って見送ってくる。

「いい加減、て、手ぇ離せって!」
今更逃げ出す気も無い。腹を括って叱咤を受けようと決めたと云うのに。

部屋に入りすぐさま施錠してしまってから漸く、エドワードの方へと向き直る。

「・・・そのぉ。―― 悪かったよ。迷惑かけ・・・っ!?」

謝罪の言葉は途中で途切れる。
振り向いたロイが、エドワードを固く抱きすくめてしまったからだ。

「た、大佐?」

思わず呟いた昔の懐かしい呼び名。

ふとロイの気配が緩んだと思うと、エドワードとの間も少しだけ隙間が出来る。

じっと自分を見つめている闇色の瞳に、エドワードは惚けたまま魅入るだけだ。
そんなエドワードにロイは小さく微笑むと。

「君がふらふらしている間に、私はもう大佐じゃなくなった」

からかい混じりの優しい声音に、エドワードはぼんやりと『そうだった・・・』と
頭の片隅で思い浮かべる。

「――― そんなに無防備な顔を見せないでくれ・・・。
 君は私の自制心をどこまで試す気だ」

苦しそうに呟かれた言葉に、エドワードは唇だけで何が?と返す。

こういう事だと囁くように告げられた言葉と共に、唇に温かい温もりを感じる。
1度、2度・・・。そして、3度。
啄ばむ様な優しい口付けは、エドワードの思考を溶かしていくようだった。

「いつ戻ってくるのかと思っていれば・・・。
 全然、戻る素振りもみせないどころか頼ることもしない。
 君にとって私は、―― そんなにちっぽけな存在なのか?」

哀しそうな表情を見せているのは・・・絶対に態とだ。
それなのに。まるで催眠術にでもかかったように、エドワードは誘導されるまま
首を横に振っている。

――― 違う。違うんだ・・・。
    ちっぽけな存在なのは・・・俺の方だ。

    あんたはもう、独りでも何でも出来る。
    もう・・・・・・俺が守ってやる隙間も無いほど・・・。

「ああ、すまない・・・。
 君を泣かせたかったわけじゃないんだ」

ロイの掌を頬に感じて、エドワードは漸く自分が泣いていることに思い至る。
ロイは嬉しげにエドワードの瞳から零れる涙を拭いてくれているのだ。

「――― 君が居るから・・・この国を守ろうと頑張れる。
 いつか・・・、いつか傍に君が居ると思うから・・・。
 未来を夢見て来れたんだ。

 もう・・・還ってきてはくれないか? 
 君の不在の時を――― これ以上、積み重ねたくは無い」


くしゃりと顔が歪む。唇は震えてばかりで、肝心な言葉の1つさえ返せないでいる。

なぁ? なのに何故あんたは、そんな俺の言葉が判るんだ?

嬉しそうな微笑を俺に向けて、あんたは俺に口付ける。何度も、何度も・・・。




――― あんたと同じ夢を見続けていたい。

たった一つの、大切な大切な・・・。
それしか思い描けなかった、俺の願い。








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Last updated  2010年06月11日 03時24分50秒
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