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05年ヴィンテージをもって引退されたジャッキー・トルショー氏のワインは、もうまともな値段では入手できなくなったようだ。尊敬する某氏のメールマガジンによると、大金持ちがオークションで(レジオナルにしては)相当高い金額でケースごと買っていったそうで。ブログを書いている方だったら、ぜひ顛末記をアップしてもらいたいところだ。 このブログを始めた理由は、2006年にブルゴーニュに旅行した際、情報を教えていただいた専門家のみなさんに結果報告をしたかったからだった。 それからわずか4年で、訪問記を書いたトルショー氏のワインは骨董品のごとき扱いを受けるようになってしまったようだ。手元のワイン(02-05まで1ケースぐらいしかない...)は、簡単には手がだせなくなってしまった。 読ませていただいているほかの方のブログによると、トルショー氏は「05は10年待て」とおっしゃっているようだ。それはそうだろう。 名残おしく感じながら、グーグル先生で検索をしていると、偶然、食べログで以下のようなコメントに出くわした。--------------------------------------------------小十 @ 銀座どら○(558) ←<一部伏字>( 20代後半・女性・東京都 / 標準点:3.5 )(中略)・2005 Bourgogne Jacky TRUCHOT(¥2,500円) (ブルゴーニュ ジャッキー・トルショー)あのぉ~・・・ハッキリ言ってこのワイン、不味いです。明らかに悪い乳酸菌の醗酵臭というか、酸っぱい匂いがします。普通グラスワインで出すなら味見くらいして、確かめないのかな? 一応次の鰻&魚に合わせて・・って話だったんですけどね。。。あり得ない・・・。このワインを出してくるコト。-------------------------------------------------- どんな状態やねん。 飲んでみたいな~。もったいない。 無理やり何か教訓を得るとすれば、20代後半の女性にトルショーのワインは飲ませない方がいいということですかね。よく分からないけど。
2010.09.25
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そういえば、ワインがきょう届いていたんだった。受け取った時も「あれ、誰の荷物が来たんだっけ」って感じだったし、さっきブログを書いてた時もすっかり忘れていたな。ルソーのクロドベーズ、ラヴノーの特級ふくめ五本。いったいいつ飲むのだろうか、自分に問いかけてしまう。拝啓、この手紙、で始まる歌のように、未来の自分に手紙を出してみたくなる。あなたはどこで、何の仕事をしながら、このワインを飲んでいるのですか、って。消費財として、ワインは禁欲的、アイパッドのようなガジェットは享楽的、現世利益的、という感じか。自分でも、この数年来なかったほど金銭感覚が変わっていると感じている。
2010.05.29
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最近、訳あってインターネットでワインを販売している国内や海外の店を検索しているが、実在するショップのサイトや、大手ポータルサイト系のネットショップで「これ、偽物じゃないの?」と考えさせられるワインをみつけた。 まず、ドメーヌ・ルロワのミュジニー1985年を販売している店があった。といっても生産者名が正確に「ルロワ」とは書かれていない。サイトには赤キャップのボトルの写真が掲載され、その意味では「ドメーヌ・ルロワ」で間違いはないと思うのだが、このドメーヌの設立年は1988年だ。ルロワの公式サイトhttps://www.domaine-leroy.com/homepage/ ネゴシアン「メゾン・ルロワ」のミュジニー1985年は実在するようなので混同されている可能性もあるといえばあるが、ワインは日本語で説明がなされ、赤キャップの写真が掲載され、どういうわけか写真では小さい方のラベルからヴィンテージが画像の加工により消去されている。 おかしなワインの売り方だが、この店を平気で登録している大手ポータルサイトは大丈夫なのだろうか。ポータルサイトには違反商品ではないかという連絡をした。 次はルロワほどではないが、結構有名な生産者のワインを探していて出会った。ボトルの写真が掲載され、オート・コート・ド・ニュイの赤ワインだが、この生産者のオート・コートは、この店以外だと白ワインしかネットで売られた痕跡がない。ワインのヴィンテージは数年前で、新たに畑を取得した可能性もあるが、生産者の公式ページがないので確かめようがない。書籍は参考にできる新しいものを所有していない。 トルショーさんのように2005年で終了だと思っていたら、一部の銘柄で06年のワインが生産され流通したというようなこともあるので、ゆっくり調べたいと思う。 日本に著名生産者のワインが入ってこなくなり、海外サイトに物色しに行ったりしているのだが、国内も海外も含め、昔の楽天市場のように安心してワインを買うことができなくなっているのが残念だ。
2020.10.18
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カラダの変調でしばらくアルコールを控えている。 これを機に順不同で、いままで飲んで特に印象が良かったワインを挙げてみる。生産者の中でも安め、すそ物のワインが多い。アフィリエイトは生産者の説明のためで、銘柄は必ずしも一致していないし価格も妙に高いので気にしないで欲しい。・ドメーヌ・ルー・デュモン ブルゴーニュ・ピノノワール2017Koji et Jae Hwa Bourgogne Pinot Noir 2019 / ルー デュモン ブルゴーニュ ピノ ノワール 2019価格:60,000円(税込、送料無料) (2024/4/28時点) 楽天で購入 最近飲んだワインでは特に良かった。感動するほどではないが、非常に良くできていると感じ、あっという間に1本飲み干してしまった。ルー・デュモンは以前と比べると人気が高くなったが、まだ過小に評価されていると思う。ブルゴーニュ中心部のワインが多く、競争が多いからだろう。店で見たら買って、然るべき後に飲むべきだ。・マルク・ソワイヤール ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ2018ブルゴーニュ ブラン モノポール クラ[2020]マルク ソワイヤール(ドメーヌ ド クラ)(白ワイン)価格:11,000円(税込、送料別) (2024/4/28時点) 楽天で購入 ビゾのお弟子さんで安く入手できるというので試しに買って、セラーが満杯になったので仕方なく開けたらとても美味しかったワイン。既に人気が高くなって、いつでも買えるということはなくなった。今は楽天市場でオートコートドニュイはヒットしない。 自然派と呼ばれる生産者で感動した経験は多くはないが、このワインは良かった。もう1本試してみたドラクラのブルゴーニュ赤はつまらなかった。畑の差は大きいかな。 以下、特に解説しないがこれまでに飲んで印象深かったワインを挙げるとこんな感じ。どれも昔は今ほど高価ではなく、簡単に試せた。何か2004年が多いな。・ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ ボンヌマール2004【5月1日エントリーで最大P20倍】【4月・特価セール】【最安値・ポイント2倍】ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ [2017] ボンヌ・マール グラン・クリュ 750ml【WA96】【フランス】【ブルゴーニュ】【赤ワイン】(Georges ROUMIER)価格:296,000円(税込、送料別) (2024/4/28時点) 楽天で購入 東急本店試飲コーナーで1杯5000円弱だった。・ドメーヌ・セシル・トランブレイ ヴォーヌロマネ2004Cecile Tremblay Vosne Romanee Vieilles Vignes 2020 / セシル トランブレイ ヴォーヌ ロマネ ヴィエイユ ヴィーニュ 2020価格:140,000円(税込、送料無料) (2024/4/28時点) 楽天で購入 とあるワイン会で抜群でした。新酒で入ってきたころは1本5000円ぐらい。・ドメーヌ・ルロワ ブルゴーニュ2004Domaine LeroyBourgogne Rouge [2004]750mlブルゴーニュ・ルージュ [2004]750mlドメーヌ・ルロワ Domaine Leroy価格:858,000円(税込、送料無料) (2024/4/28時点) 楽天で購入 マダムがデクラッセした2004年だからこそ、自分で試そうと思って買えたワイン。1本で1万2000円くらいだった。ふだんワインなんか見向きもしなかった父親(昨年冬に他界)が「ちょっとだけじゃ分かんないな」と言い、もっと寄越せムーブをしたのが良い思い出。・DRC エシェゾー 2001【最大1,000円OFFクーポン★期間限定】ロマネコンティ エシェゾー 2001 ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ DRC Echezeaux フランス ブルゴーニュ 赤ワイン【お買い物マラソン期間★4/24 20:00~4/27 9:59】価格:798,000円(税込、送料無料) (2024/4/28時点)楽天で購入 初見の人が多いワイン会で手堅いものを、と持参したワイン。期待に応えてくれた。取得コストは1本で3万円ぐらい。個人的には過去最良のDRC。
2024.04.28
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