2004年07月04日
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カテゴリ: 雑記
今更ではありますが「TROY」を見ました。


この映画ではギリシアの神々は人の形をしてはいっさい出てきません。あがめる敬うものとして名前だけが出てきており、すべて人間の事情で話が進み、神々は何もしません。

しかし、実際のイリアスは違います。
人間くさい神々の都合で戦いは進みます。ですから当然手も足も出しまくりです。もともとの発端もかなり人間くさいです。

結婚式に呼ばれなかった神様の一人(不和の女神エリス)がむかついた腹いせにトラブルを起こそうと「一番お美しい方へ」と書いた手紙と黄金のリンゴを送ります。それを見た3女神が私のものよ!とばかりに争います。
そしてその争いを収めるために、ゼウスがその黄金のリンゴの所有者をトロイの王子パリスが決めさせるように決めます。(ゼウスが面倒くさくなって、人間に押し付けた気がする、、、)
すると3女神はパリスの買収に走ります。
(美しさを競うはずなのに、、、)

連れ去ってトロイ戦争勃発です。

このように物語はひじょーに人間くさい人間模様(神模様?)が繰り広げられて進みます。
しかし映画ではすべて人間模様で表現されており、神模様はありません。アキレスが戦場に向かう理由も「歴史に名を残すため」であり、神々のためではありません。なんとなくかっこいいです。
この話のかっこいい役の二人、アキレス、ヘクトルは両者ともに「神が何してくれんねん!」という勢いです。
そういった意味ではうまくイリアスを現代にアレンジしており、思ったよりよかったです。(この手の作品は金がかかる割りに面白くないものが多く、正直あまり期待していなかったので、、、)
イリアスそのままではちょっと話にならないですからね。

私も、神様は見ているだけで何もしてくれないと考えることにしています。
正確には、
何もしないで祈るだけの人には少なくとも何もしてくれない、
がんばっている人にはご褒美をくれるかも
と考えて、日々がんばることにしています。


最後に
神話はもともと自然現象を神格化するために作られていることが多いと思います。
だからカップルで「あの星は、、、」なんてロマンチックに語るにはいい題材ですが、小説とは違いストーリー展開はまったく考えられていないので楽しんで読むにはつらいものです。

でも私は雑学好きなので神話は結構好きだったりします。
(神話好きな無神論者、、、なんか変なやつですね。)





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最終更新日  2004年07月05日 21時17分51秒
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