40名程の小規模な発表会。
姪は中学生部門のトリをつとめた。
ほぼ毎日塾に行きながらそれと両立してのピアノ。
演奏したのはショパンのエチュード2曲。
練習時間がとれなかったにも関わらず...なかなか良く弾けていたと思う。
ピアノ教室のライバルである同級生のSちゃんのママからも
「すごくいい演奏だったわ~!○○ちゃん、オール・ショパン・プログラム
のコンサートが開けるのじゃない?」という最大限のお世辞もいただいた。
しかし今回のピアノの発表会、中学生の演奏が妙に少ない。
Sちゃん、姪っ子...あと2人。なんで~?
他の子の演奏も楽しみにしていたのにガッカリだ。
後で姉からその理由を聞かされちょっと複雑な心境に。
ピアノ教室で「上手い」とされているのはSちゃんとうちの姪っ子の2人である。
2人は本格的にピアノの道に進もうと考えているのでそのための特別なレッスンと
定期的なコンクールの出場...まぁそれなりに頑張っている。
何故他の中学生達が今回の発表会に出なかったか?
「Sちゃんと○ちゃん(姪っ子)が上手すぎて自分たちとは差がつきすぎている。
だから出る気がしない、今回の発表会は見送ります・・・」とあるお母さんを通じて
先生に申し出があったらしい。子供たち自身がそう考えているというよりも
その子供たちの母親らが「2人よりもいい演奏が出来ないのに舞台に立たせられない。」
そう考えているようだ。子供達の考えというより親の面子の問題ね。
あるお母さんは「うちの子も毎回コンクールに出ているのにちっとも賞がとれない。
あの二人は結果を残しているっていうのに...」と結果が残せない子供を
やめさせてしまった。そうして...ピアノで勝てないなら勉強よ!!
そういって地元の有名な進学塾に送り込んでしまった。
ちょっと、ちょっと~。。。そんなお母さん、どうかと思うよ~?
純粋にピアノを楽しめばいいじゃない?と私は思う。
Sちゃんも姪っ子もピアノの道を志してはいるがその夢が叶うかは分からない。
こんなことを言ってはいけないが現実問題...叶わない可能性のほうが高い。
You Tubeを見ても分かるようにピアノがちょっと上手い子なんて
世の中にはゴマンといる。でも2人はピアノが好きだから弾いている。
好きだからその夢に向かって努力する。
もしも夢が叶わなかったとしてもそれはそれでいいと思う。
好きなことに打ち込んでいた10代の...キラキラした時間というのは
確実に心に刻まれる訳でそれだけでも価値があると思うから。
中学生くらいの年代ってまだ自分の夢や目標を見出せていない子達が
大半なんじゃないだろうか。
(だからその時期に明確な目標や夢を持てただけでもすごいと思うのだ。)
親の面子とか体裁云々よりも好きなピアノをノビノビさせてあげようよ。
ピアノが好きで音楽を奏でられるということだけでも素敵じゃない。
一生懸命練習した曲を誰かに聴いてもらうという経験も貴重だ。
上手、下手は関係ない。
それくらい大らかな気持ちを持って子供を見てあげて欲しいものだ。
...と子供も居ない私はエラソーに思う。
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