2016.07.29
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カテゴリ: ◆感情




私が幼いころの母は編み物、洋裁、木彫り、絵画、生け花など

多彩な趣味を持っていて、どれも腕前は玄人並みでした。

姉とおそろいのワンピースを縫ってくれたり、手編みのセーターを

編んでくれたり、母なりの愛情表現をしてくれたと思います。


幼い頃の私は超人見知りで、毎日幼稚園に行くのが苦痛でなりませんでした。

大人になるにつれ、それはコントロールできるようになったけれども、

やはり今も既存のコミュニティーに属するのはとても神経を使いますし、

とにかくやっぱり...人見知りは治りません。(汗)


幼稚園バスを母と待っているとき、私はほぼ毎日泣いていました。

「行きたくない。ママとお別れしたくない。」などとメソメソしては

母を困らせていました。

肌寒くなって・・・母が編んだかぎ針で花編みをつなげた

(紺と黄色のお花モチーフを繋げてある)

大きな三角形のショールに一緒にくるまって、母と幼稚園に行く

バスを待っていました。

毎日毎日、愚図る娘を園に行かせるのに母はどれだけ苦労したでしょうか。

ホント、親泣かせやな、私。(苦笑)

その母の手編みの花モチーフを繋いだ大判のストール、

太い毛糸のボコボコとした質感、紺と黄色のコントラスト・・・

その色彩が今でも強烈に脳裏に焼き付いています。


母は80近いですが、とても若く見えますし、元気なのですが

年齢的なことを感じるとやはりいつまでそこに在ってくれるのか、

心配に感じてしまうことがあります。

そしていつも思い出すのがそのストールにふたり包まって、バスを待つ光景。


私自身、よく気が付くタイプで、良くも悪くも気が廻り過ぎているのを

自覚していて、母に対しては同じ女性として「もう!!」

とイライラしてしまうこともあったのですが、最近は

「元気で居てくれるだけで感謝だな。」と思うことが多くなりました。

どうしてだろう。

母の誕生日が近づいて来て、確実に「老い」と「タイムリミット」

を実感しているからかもしれません。


今更ながら、至らなさすぎる私ではありますが・・・

母への労りの気持ちが増していく今日この頃です。







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Last updated  2016.07.30 02:01:32 コメントを書く
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