不機嫌ノススメ
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エネコの幼稚園に今月の始めころから教育実習生が何人か来ていました。その中でエネコのクラスについたのは「りょうた先生」という背の高い男の人でした。毎日お迎えにいくと必ずと言っていいほど、エネコがりょうた先生にぶらさがっている姿を見ました。玄関までわざわざ「エネコちゃんバイバイ」と言ってお見送りまでしてくださっていました。昨夜エネコとお風呂に入っているときに「りょうたせんせい、あしたでおわかれなんだって。だからエネコ、おてがみかくね。」と突然言い出しました。エネコが自分から手紙を書くなんていうことは初めてです。「でも今日はもう遅いから、明日いつもよりも幼稚園に行くお仕度が早く終わったら書こうね。」と私は答えました。今朝は普段よりも30分も早くエネコは仕度が終わりました。毎日こうあって欲しいものだわ。エネコは可愛いメモ帳にこう書きました。 りょうたせんせいへ いつもあそんでくれてありがとう封筒にも「りょうたせんせいへ」ときちんと書いていました。夕方エネコをお迎えに行ったときはりょうた先生には私は会うことはできませんでした。帰りの車の中でエネコに手紙を渡したかと聞いたらエネコはポケットから紙を取り出して「りょうたせんせいにおてがみもらったよ。」と言って見せてくれました。そのあと「でもおわかれがさみしくて、エネコもりょうたせんせいもないちゃったの。」と少し照れたような表情で言いました。りょうた先生の心の中に少しでもエネコのことが残るといいなあと思いました。
2005年06月17日
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