浦島太郎のつれづれ日記
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スーパームーンの昨夜、それとはまったく関係のないQさま3時間スペシャルとかいう番組で、葉加瀬太郎さんが音楽家に関するクイズをやっていました。息子はクイズ番組がとても好きで、そのうえクラシック音楽を聴くのが好きなので、この番組はとても楽しみにしていました。番組が進み、辻井伸行さんのコーナーが始まり、彼のピアノ演奏が流れると娘を遊ばせていた家内もその演奏の醸し出す独特のムードが気になったらしく息子と並んでテレビを真剣に観始めました。そして、いよいよリストのラ・カンパネラの演奏が始まりました。傍で見ていても息子と家内の緊張が高まっていくのがわかります。しかしながら、二人の緊張の理由を私一人だけが知りません。二人の緊張と興奮が最高潮に達しようとする時、息子と家内がアァーと同時にため息を洩らしました。何が起こったの。ただ1箇所?のミスタッチらしいのです。家内に言わせるとラ・カンパネラは誰が弾いても必ず何ヵ所かはミスタッチをするらしいのです。しかし、辻井伸行さんの演奏は音を探る雰囲気もまったく感じさせず、とても力強くそして何よりミスタッチなく演奏が進んでいったことに聴いていて緊張感がドンドン高まっていったのだそうです。そしてそのまま演奏も終盤を迎え、そのまま終えようかというところで1箇所外したことでため息が洩れてしまったということでした。一人だけ蚊帳の外だった私が驚いたのは、家内の興奮もそうですが、息子が家内と同時にため息をついたことです。息子も辻井伸行さんの完璧なタッチを感じ取っていたということなのです。息子と家内は、フジコ・ヘミングのラ・カンパネラと改めて聴き比べるために辻井伸行さんのCDを買おうかと盛り上がっていました。日本橋から200メートルほど下った江戸橋、こちらは日本橋とはうってかわって人通りが少ないのですが、ここから撮った写真に首都高との隙間に小さく日本橋の麒麟が写っていました。
Sep 29, 2015
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