職人の技

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2005年06月10日
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カテゴリ: 清酒と肴
関東には、広島が酒の銘醸地とは知らない人が多い。全国清酒品評会(国税庁主催の全国新酒鑑評会とは別物)は明治40年に第一回が行われ、昭和の初め頃、広島の酒は上位に入賞していた。現在の吟醸酒の元である。当時、精米機が開発されたのも、西條(現東広島市)である。株式会社サタケは、現在、精米機の分野で、世界一のシェアを誇る。安芸津杜氏が、米を磨き、軟水で仕込んだ酒は評価が高かったようだ。

西條(東広島市)には、駅の周辺に八つの蔵があり、酒都西條との看板も見ることができる。現在でも、米の甘みを生かした旨口の酒が醸されている。

賀茂泉酒造さんは、昭和46年から、純米酒を販売しているお蔵である。当時は、アルコール添加だけではなく、糖類の添加も多かった。そんな中での、純米酒の発売である。困難も多かったと聞いた。最近は、酒が黄色みを帯びていても、変!と思う人は少なくなりつつあるが、当時は大変だったらしい。変色しているとか、悪くなっているのではないかなどと問い合わせが殺到したとのこと。酒屋からの問い合わせも多かったとか。

清酒が現在のようになるまで、いろいろな困難を乗り越えてきたことがわかる。

賀茂泉純米吟醸 緑泉本仕込み 1800ml賀茂泉純米吟醸 緑泉

賀茂泉純米吟醸 朱泉 720ml賀茂泉純米吟醸 朱泉

精白が少し違うようだが、旨みのある酒である。西條にいるときには、魚の粗を炊き、肴にしていた。もちろん、燗をつけてである。

賀茂泉 純米吟醸「山吹色の酒」1800ml賀茂泉「山吹色の酒」

土蔵での二年の熟成は、色も、味も、濃くする。土蔵での熟成である。西條は、真夏でも、32,3度の最高気温で、北関東に住む私にとっては、大した暑さではなかったが、西條に住む方々は、暑い!と大騒ぎをしていた。土蔵は暑さがこもらず、酒の温度が25度を超えるようなことはないと仰っていたのを思い出す。





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最終更新日  2005年06月10日 19時35分07秒
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