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このように、日本年の追い風を受け、いけばなは、フランスで広く伝わってゆくことになるのですが、その、器ともいえるのが、パリ日仏文化会館。日本の文化を外国の人に知ってもらうのは、ここにゆけば、日本のことがわかるという大使館とは、違った民間ベースの機関があると文化の紹介は、非常にうまくゆきます。ロンドンで、そういう機関、建物が無いのが、残念ですが、この文化会館では、いまでは、池坊、小原、草月の3流派が、タームごとにデモ、展示などを定期的に行い、一週間にこの3流派のレッスンが、受けられるシステムになっているようです。私が、一人で始めた頃は、どのようになるかまったく五里霧中でした。
文化会館側は、公正を期すためにいけばなインターにげたを預けようとしたらしく、最初は、磯村館長のお部屋のいけばなを各流派で飾るということで様子を見られたようです。花をいけるということは、活けたら終わりではなく、メインティナンスもしないとならないし、花器の管理などの問題があります。
お花の世界は、個性が強い人が多いため、うまくやってゆくのは、至難の業。この人間関係が嫌になってやめる人は、意外に多いのです。
いろいろとあって、相談を持ちかけられ、やはり、最初は、日本人で、会館のことを理解してくれる人ということで、私が一人でやることになりました。
さあ、それからが大変。花器の調達、花器をしまうロッカーの調達、そして、システムの検討。日にちの決定、プログラムのことなど。広めるためには、毎週、決まった日にやらないとなりません。そして、最初は、そんなに人が来るとは思えない。そんなわけで、会場代を払っても、回収できる保障は、一切なし。そんなわけで、会館側は、一回ごとの支払いにするという。そして、毎回レセプションに今日は、何人かを確認しないとならない。
まったくの手探りの生け花教室が発足。そして、支部長から、まさかのやらないで欲しいとの依頼。どうする???
つづく。
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