なっし~の読書日記

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2007.03.15
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カテゴリ: 読んだこと
松本サリン事件で冤罪となった河野さん一家を事件後8年たって、3人の子供それぞれにインタビューをおこなったドキュメンタリー。

実際に犯人扱いされた父親は自分で何冊も本を出しているけれど、家族として、重病の母親と犯人扱いされた父親とのあいだで、子供たちがどう考えていたのかは私も気になってたので、読んでみました・・・

父親の河野義行さんが書いた本をすでに何冊か読んでいて、「人間ができてるなぁ」と感心していた私も、子供たちの父親に対するイメージを読んで、「ああ、やっぱり人間だから、弱いところもあるよね」と妙に納得。父親としても、自分の弱いところを見せることができるのは家族だけだったのだろうし・・・子供たちも、まだ若くて、そこまで父親の気持ちを推し量る余裕もなかっただろうし・・・大人だってあんな状況下にいたら人生狂っちゃいそうだもんね。

気になったのはところどころにインタビューアーとしての作者の主観的意見がでてて、それが3人の気持ちとかを推測して断定的に書いてあったこと。なんか読んでて、「何でこの人はこう決め付けてるんだろう」とか、「わたしだったらこういう仕草とか、発言を聞いてそうは思わないけど・・・」というところがあって、しっくりこないんだよね。それに、作者のその主観的な意見というのも、なんか、世間を片側からしか見ていない狭量さを感じさせられるし・・・

ドキュメンタリーなら、あくまでも、客観的にまとめたほうが良かったのではないかと思うけど・・・

調べてみたら、案の定、この著者はこの本以外には出版してなかったから、「書く」ということにおいてはやはりいまいちなんだろうね。

(と、私に推測されてどんな気分ですか?佐々木さん。)







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Last updated  2007.04.20 08:34:46


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