③高橋啓介

③高橋啓介(たかはしけいすけ)

ここにいたって、あらためてひとつのセオリーを再認識。
私が好むストーリーは、圧倒的な魅力をもつひとりの主人公によるものではなくて、
複数の(しかも毛色のちがう)人物とエピソードで構成されているものだってこと。
(人が集まってるんだから当たり前か!)
そして、その中に「明」と「暗」の種類があれば、私は「暗」のほうにより惹かれること。

さて、ではさっそく。次は「イニシャルD」の高橋啓介です。
もちろん、例によって啓介が主人公ではありません。
主人公は藤原拓海っていう高校生だもん。

プロジェクトDっていう公道(峠ね)専門の遠征レーシングチーム。
拓海と啓介はそのドライバーなわけで。
拓海は父親とふたり暮らし、中学のときから家業の豆腐屋を手伝ってる苦労人。
一方、啓介はというと、病院長の息子、見るからにボンボンってやつかな。
で、どっちが「明」でどっちが「暗」かというと、はじめは啓介が明だと思ったのです。
なんていうか、存在感に「華」があったからね。
で、最近まで実は啓介の兄、高橋涼介がいいなと思っていたんだけど、うーん。
(涼介は確実に「暗」かも。妙に冷静な人なのよね)
最近はちょっと違ってきてしまったのです。

プロジェクトDで遠征をこなしているうちに、啓介の荒削りなところが補正されて、
闘争心全開のアクセルワークから一転「ガマン」することができるようになってから、
ちょっと大人になったっていうか、ググっといい味がでてきたかんじ。
しかもね、啓介だって、ちゃんと自分で車をいじるんですねーー。
22巻で対戦相手だった恭子のFDがスタート前に故障したとき、
インタークーラーのホース交換するの、タワーバーはずしてやってあげてたし。

私は、基本的に技術系の人に弱いみたいです(+_+)ナゼダロウ
だからついね、人を見るときに、顔はもとより、「手」を見てしまうんですよね。
どんなに口が達者でも、白魚のようなきれいな手をしている男の人のことは、
「?それ、なにができる手?」って理屈じゃなく思ってしまうのです。

うーん、啓介は、これからに期待です。
「華」をもったまま、さらに緊張感のある男に磨きをかけてほしいです。






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